フローリングモップの選び方 使い捨てタイプや水拭きモップも!
まずは、フローリングモップを選ぶときのポイントをご紹介します。
【1】モップのタイプ
【2】柄のタイプ
【3】グリップ
【4】ヘッドのサイズ
【5】表面が凸凹しているヘッドだと掃除しやすい
【6】重さ
【7】水拭き用はスプレーボトル付きだと便利
【8】バケツ付きだと手を汚さず洗える
これらを抑えて、使いやすいフローリングモップを手に入れましょう。一つずつ解説していきます。
【1】モップのタイプで選ぶ
フローリングモップは、使い捨てシートタイプ、着脱クロスタイプ、モップ一体型タイプ、電動タイプにわけられます。それぞれの特徴を見ていきましょう。
使い捨てシートタイプ|後片づけがラク
ひとり暮らしや、スペースが広くない部屋の場合は、気軽に掃除ができるコンパクトな使い捨てシートタイプが便利です。使い方は、フローリングモップのヘッドにシートを取りつけて、汚れたら捨てるだけ。
後始末がラクなので、忙しくて掃除の時間があまりとれない方にも向いています。ドライタイプ、ウェットタイプ、ワックスタイプなどの種類があり、用途に合わせて選べます。
モップ一体型タイプ|広範囲のお掃除に
フローリングの部屋が多い場合、または掃除する範囲が広い場合は、大掃除などしっかり掃除したいときはモップ一体型タイプを選びましょう。一体型は、モップ自体を干して保管する場所が必要なので、保管場所を考えてから購入するとよいでしょう。
着脱クロスタイプ|くり返し使えて経済的
赤ちゃんやペットがいる家庭や、定期的に水拭きをしっかりおこないたい場合は、取り外して洗えるクロスタイプがおすすめです。洗えばくり返し使えるため、エコで経済的。
水で濡らせばウェットタイプとして、水拭きもできます。ただし、しっかり洗って乾かさないと、生乾き臭が発生しやすくなるので要注意。速乾性にすぐれたクロスを選ぶのもひとつの手です。
電動タイプ|力いらずで簡単に掃除ができる
電動タイプは、掃除機ではなかなか落ちないフローリングのベタつきや汚れの付着を綺麗にすることができます。また、自走式なので力を入れなくてもスムーズに掃除できるのがメリット。
製品によっては、1台で水拭きや乾拭きだけでなく、消毒やワックスがけも可能なものもあります。掃除の時間を時短で済ませたい方や、仕事と家事で忙しい方におすすめです。
【2】柄のタイプを選ぶ
フローリングモップの使いやすさは柄のタイプによっても異なります。代表的な3種類のタイプをご紹介しますので選ぶときの参考にしてください。
伸縮タイプ|長さ調節が可能
伸縮タイプは、接続部分を手で回すと柄の長さを自由に調節できるのがメリット。フローリング以外の場所を掃除するときにも、使いやすい長さに調節できるので便利。難点は使っているうちに接続部分がゆるんでグラつくこと。定期的にチェックして、グラつかないようにしてください。
ジョイントタイプ|収納に便利
ジョイントタイプは複数のパイプをつなげて長さを調節します。接続部分を回してパイプをつなげて固定する方式で、グラつくことなく使い心地のよいタイプです。
使用しないときはパイプを外してコンパクトに収納できるのが便利。ただし伸縮タイプのようにすぐに長さを調整できないので、自分に合った長さを確保できないこともあります。
一本柄タイプ|安定感が高い
一本柄タイプは接続部分がなく、長さの調節ができません。購入するときには自分の身長に合ったものを選ぶのがポイントです。身長に適した長さのものを探す必要があります。
接続部分がない一本仕様なので、力を入れてフローリングを掃除できるのがメリット。水拭きをしたいときやフローリングにこびりついた汚れを落とすのに適しています。
【3】グリップは握りやすいものを
フローリングモップは力を入れて掃除することもありますので、選ぶときはグリップにも注目してください。握りやすいグリップなら力を入れやすく、使い勝手もよくなります。
いろいろなグリップがありますが、しっかりとつかみやすいのはプラスチック製。疲れないのはクッション性のあるやわらかいグリップです。店頭でグリップを握ってみて、使いやすさをチェックしましょう。
【4】ヘッドのサイズで選ぶ
ヘッドのサイズもチェックすべきポイントです。15~20cm程度の小さいサイズは、届きにくい隙間やトイレなどの狭い空間で使いやすいです。また、厚みが3cm以下であれば、ソファやチェストなどの隙間下も掃除することが可能。
ヘッドの大きいものは広範囲で拭き取りができるので、リビングや寝室、廊下の掃除など広い場所の掃除に向いています。部屋の広さや家具の配置を考慮して、使いやすいサイズを選びましょう。
【5】表面が凸凹しているヘッドだと掃除しやすい
床のゴミや汚れをしっかり取りたいなら、ヘッドの裏面に凸凹のあるタイプを選びましょう。凹凸があることで床に密着しやすくなり、ホコリや汚れ、髪の毛などをしっかり絡めとることができます。
また、掃除中にシートやクロスのズレが気になる場合は、固定方法に注目。クリップなどでしっかり固定できるタイプなら、シートの取りつけに多少手間がかかるものの、ズレたり外れたりしにくくなります。
【6】重さもチェックしよう
フローリングモップをよく使用するご家庭は、選ぶ前に重さをチェックしてください。頻繁にモップ掛けする場合は、1kg以内の軽いものが扱いやすいです。重たいと腕に負担がかかって、モップ掛けするのが面倒になりがち。
ただしヘッドが軽すぎても、力を入れにくくなるというデメリットも。使い方を考えて、フローリングモップの重さに注意して選びましょう。
【7】水拭き用はスプレーボトル付きだと便利
フローリングをしっかり水拭きしたいときは、スプレーボトル付きが便利です。柄の部分にスプレーボトルが付いており、屈まなくても立った状態で水や洗剤をスプレーできます。
手元のレバーを引くだけでスプレーできるので、面倒な手間が省けて時短にもなります。汚れやすい場所を掃除するときに適しています。
【8】バケツ付きだと手を汚さず洗える
キレイに掃除するにはモップを水ですすぐ必要がありますが、汚れたモップを触るのは不衛生かつ手間がかかりますよね。そんなときに便利なのが、バケツ付きのフローリングモップ。
レバーを踏んだりポールを押し込むだけなので、手を濡らさずに洗えて脱水もできます。しっかり水拭きしたいときも、ラクに掃除ができます。
人気メーカーの商品をチェック! 代表的な商品を紹介
おすすめ商品の前に、とくに人気の製品についてご紹介します。
クイックルワイパー(花王):定番の大ベストセラー商品!
クイックルワイパーは1994年の発売以来、累計2,000万本を売り上げたベストセラー商品。フローリング仕様にする住宅が増えたことも人気商品となった一因です。
クイックルワイパーの登場により、それまでしゃがんで水拭きしていた苦労が解消されました。2つの繊維層の間にポリプロピレン製のネットを挟み込むという方法や、伸縮性の柄を取り入れたのもクイックルワイパーです。今なおフローリングモップの代表的商品となっています。
スコッチ・ブライト(3M):マイクロファイバーのクロスが自慢
スコッチブライトシリーズのモップは、マイクロファイバーを使用した専用クロス付き。2種類のファイバーでホコリだけでなくがんこなこびりつきも取れる製品です。
ヘッド部を立てると家具や家電の隙間の床も隅までキレイに掃除ができ、クロスを折り返せば側面まで使えるのでとても便利。伸縮式のハンドルで使いやすい長さに調節可能で、ラクに掃除ができます。
フローリングモップのおすすめ タイプ別に紹介!
ここからは、おすすめのフローリングモップを紹介します。タイプ別にラインナップしているので、気になるものからチェックしてみてください!
こちらからすぐチェック!
▼おすすめ5選|使い捨てできる便利な「シートタイプ」
▼おすすめ5選|床の水拭き掃除に使える「モップタイプ」
▼おすすめ8選|くり返し使える「クロスタイプ」
▼おすすめ2選|力いらずで掃除できる「電動タイプ」
▼おすすめ5選|使い捨てできる便利な「シートタイプ」
まずは使い捨てできる「シートタイプ」からご紹介。お掃除ブロガー・よしママさんのおすすめ商品も載せていますので、ぜひ参考にしてみてください。

ナチュラルなデザインで部屋に馴染む
天然木とステンレス素材のワイパーはデザイン性が高いので、使いやすい場所に設置しても部屋のインテリアの邪魔をせず空間に馴染みます。プラスチック製品と比較して適度な重みがあるので、床からヘッドが浮くことなく力を入れずにスイスイとフローリングを掃除できます。
ワイパーの柄はフラットになる構造なので、厚さ3cmの隙間まで入り込み汚れを絡めとります。市販のシートをヘッドとベースの間に挟んで固定するだけなので、指先を挟む心配もありません。
丈夫でたわみにくいからしっかりと拭ける
ハンドルが太くて丈夫なので、力を入れて拭き掃除をしてもたわみにくく、掃除がしやすいです。ヘッド部分は熱可塑性ゴムを採用しているので、劣化しづらいのが特徴。掃除場所に合わせてパイプの本数を変えてジョイント可能なので柄の長さを調節できます。
ヘッドは可動性が高く小回りがきき、ジョイント式のため、力を入れてもハンドルが縮むことがありません。フローリングやテーブル、椅子の脚周り、階段掃除にも向いています。
諦めていた隙間も奥までしっかり掃除ができる
ヘッドの厚みがわずか1.6cmなので、従来品では届かなかった家具や家電の隙間もしっかり掃除ができます。スムーズにシートの着脱が行えて、凹凸のあるダイアモンドパターンの独自の薄型両面ヘッドが360度全方向で汚れをキャッチするので、シートを余すところなく使えます。
カチッとしまる安心ジョイント機能を搭載しており、柄の本数を付け替えることで好みの長さに調節可能。ソフトグリップを採用しているので、握りやすく滑りにくいです。
安価で丈夫な製品!
こちらのモップは、シンプルかつスリムなデザインが特徴。ヘッド部分の「ロック」と「解除」をうまく使い分けることによって、天井やソファーの下などどんな場所も簡単に掃除できます。水拭きにも乾拭きにも対応している使い勝手の良さもポイント。
収納の際には場所を取らないので、一人暮らしの方にもぴったりと言えるでしょう。
▼おすすめ5選|床の水拭き掃除に使える「モップタイプ」
続いて、水拭き掃除におすすめのモップ一体型タイプをご紹介します。

その場で洗浄と脱水が可能!
使用後のモップの汚れを落とすのは意外と大変な作業ですよね。こちらのモップは、付属品のバケツにて洗浄と脱水を行うことができます。その場で全てのステップが完了するので、何度もモップを洗わないといけない場面などで活躍するでしょう。
操作もペダルを踏むだけなので、手が汚れることもありません。外でも中でも使えるので、1台持っておくと便利ですよ。
360度自由自在に動く
矩形のヘッドは360度自由自在に可動するので、広い場所も狭い隙間や角も余すとこなく掃除でき、まるで掃除機をかけたような仕上がりです。ハンドル上部はクッションスポンジ設計なので、滑りにくくしっかりと掴めます。
従来のモップよりも軽量かつ長さ調節ができるので、性別年齢を問わず使えます。丈夫で柔らかな綿糸クロスなので床材を傷めず、さらに乾拭き水拭きの両方で使用できます。ヘッド部分は洗濯機でも洗えて手入れが楽なので、毎日使おうと思えるモップです。

▼おすすめ8選|くり返し使える「クロスタイプ」
つづいては、くり返し使えて経済的なクロスタイプの商品を紹介します。


▼おすすめ2選|力いらずで掃除できる「電動タイプ」
「フローリングモップ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする フローリングモップの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのフローリングモップの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
フローリングモップと掃除機がけの正しい順番とは? 基本を確認!
フローリングの掃除は、【フローリングモップ→掃除機→水拭き】が正しい順番です。またモップ掛けの前に、棚や照明器具のホコリを取り除いておきましょう。手始めに上から下へホコリを落としてから、掃除をするのが基本です。
事前にホコリを落としたら、まずはフローリングモップでから拭きします。次に、掃除機を使って取り切れなかったホコリや汚れを吸い取りましょう。仕上げにモップで水拭きすることで、こびりついた汚れもキレイに取れます。
目的と使用頻度に合わせて選びましょう お掃除ブロガーからのアドバイス
節約お掃除ブロガー
ひとり暮らしで、乾拭きがメインの場合は、定番の使い捨てシートのタイプがおすすめです。ウェットシートを購入すれば水拭きもできます。
子どもや赤ちゃんのいるご家庭や動物を室内飼いしている家庭は、何度も洗って使えるタイプがおすすめ。スプレーで濡らすタイプは中性洗剤も入れることができますので、キッチンの油汚れや廊下の皮脂汚れ、動物の汚れもしっかり掃除できます。
一体型はフローリングの広い部屋を一気に掃除するのに便利で、大掃除でも活躍するでしょう。もちろん乾拭きモップとしてふだん使いもできますので、状況に応じて使い分けてください。
そのほかのお掃除グッズもチェック! 関連記事
フローリングモップを使っていつでもキレイに! 使う環境に合ったアイテムを選ぼう
おすすめのフローリングモップをご紹介してきました。人気メーカーの商品をはじめ、タイプ別おすすめのフローリングモップをを取り上げています。それぞれに特徴があるので、使う場所や目的に合わせて選んでください。
上で紹介した商品以外にも、ダイソーをはじめとする100均や、ダスキンなどでレンタルできたりとフローリングモップもバリエーションが豊かです。
選び方についても詳しく解説しているので、購入前の参考になるでしょう。最後にフローリングモップと掃除機を使う順番やコツについても触れていますので、目を通してみてくださいね。
フローリングのある住宅を快適な住環境にするには、フローリングモップは欠かせません。身長に合った使い勝手のよい製品を探してみてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
元小学校家庭科教諭のよしママです。 子どものハウスダストアレルギーをきっかけに掃除にはまりました。根っからのケチで追求しだすととまらない性格を生かして^^掃除、洗濯、節約ネタをブログで発信しています。よろしくお願いします。