回転モップがあれば床拭きも疲れない!
回転モップとは、柄付きモップと専用バケツがセットになった掃除グッズのこと。バケツのなかにモップを入れ、回転させてモップを洗浄・水切りする仕組みです。遠心力を利用して回転させるためしっかり脱水でき、水がはねにくいという特徴があります。フローリングの拭き掃除のほか、畳の掃除やタイル面の掃除などにも活用できます。
モップ部分が自動で回転する電動モップはより少ない労力で床掃除をすることができます。しかし機械なので重たくサイズも回転モップと比べて大きいものが多いです。
回転モップの選び方
整理収納アドバイザー2級・佐倉玖弥さんに取材をして、回転モップの選び方のポイントを教えていただきました。ポイントは以下の5つです。
【1】タイプ
【2】水切り方法
【3】付属のバケツの層
【4】性能
【5】耐久性
上記のポイントを押さえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。ぜひ参考にしてみてください。
【1】回転モップのタイプから選ぶ
回転モップには手動と電動タイプがあります。それぞれにメリット&デメリットがあるので特徴を見ていきましょう。
電動の回転モップは細かいホコリもキャッチ!
電動の回転モップは手動の回転モップに比べると重たいことがデメリットになります。しかしボタンひとつでモップが回転してくれたり、水拭きから空拭きに変換してくれたりします。手動で面倒だった部分がボタンひとつで切り替えできるので労力の面では電動回転モップが一歩リードします。
ただ、モップの面積が主導の回転モップに比べ小さいので掃除をするときに動かす面積は多くなるかもしれません。
手動の回転モップは軽くて掃除しやすい
手動の回転モップは電動モップと比べて軽いので掃除がしやすいのがメリットです。またカラフルでおしゃれなデザインが多いので子供も楽しくお手伝いしてくれるかもしれません。ただし、バケツに水を入れるため重たくなり、移動するのは少々労力がかかるでしょう。
【2】回転モップの水切り方法から選ぶ
回転モップの水切り方法には、「足踏み式」と「手回し式」の2種類があります。それぞれ特徴やメリットが異なりますので、使用しやすい方式を選びましょう。
「足踏み式」は足で踏むだけで水切りができる
足踏み式は、バケツに設置されているペダルを踏んで水切りする方法。足でペダルを踏むと水切り用のカゴが早いスピードで回転し、モップを水切りさせる仕組みです。遠心力を利用して水切りするため、水が周囲に飛び散りにくく、しっかり水切りできるという特徴があります。
また、手が汚れにくく衛生的というメリットもあります。一方で、片足を使ってペダルを操作しますので、重心が片足にかかるという側面があります。
「手回し式」は手で押し込んで水切りする
手回し式は、回転カゴにモップを入れ、柄の部分を持って上下に押し込むことで水切りする仕組みになっています。足踏み式同様、手が汚れにくいという特徴があります。
モップを押し込む手の力を利用して水切りカゴを回転させるため、腕力が必要な場合も。メーカーによっては、高齢の方や女性が使用しやすいよう、軽い力で水切りできる製品もリリースされていますのでチェックしてみてください。
【3】付属のバケツの層にも注目!
回転モップのバケツ(層)には、二層式と一層式の2タイプがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
一層式はコンパクトで収納に便利
一層式は、洗浄と水切りをひとつのバケツでおこなうタイプ。モップをバケツの下側で洗浄し、そのまま上に引き上げて水切り位置で回転させて水を切ります。二層式は横に長く、場所を取るという特徴がありますが、一層式はコンパクトな形状なので収納スペースを増やしたくない場合に適しています。
二層式はしっかり水が切れる
二層式は、洗浄する部分と水切りする部分が分かれているタイプです。バケツになっている部分で洗浄し、別に設置された回転カゴを回転させて水切りします。その分サイズが一層式よりも大きくなります。
【4】モップの性能も確認する
モップの特徴もチェックしましょう。柄の長さの調節機能や交換用モップの有無、モップの寿命に着目することがポイントです。
柄の長さが調節できると使いやすい
回転モップのなかには柄の長さが調節できるタイプがあります。柄の長さが調節できると、手の届きにくい高い場所や狭い場所を掃除する際に便利です。
使う人の身長に合った長さに調節できるため、大人から子どもまで幅広く使用可能。また、柄が収縮することでコンパクトに収納できるメリットもあります。ジョイントタイプや分解できるタイプがありますので、使うシーンや収納スペースに合わせて選びましょう。
なお製品にもよりますが、柄の長さが収縮する幅の目安は約30㎝です。
交換用のモップがあると長く使える
交換用のモップヘッドは、モップが消耗して使えなくなったときにすぐに交換できるというメリットが。掃除する場所や汚れの状態によってモップを使い分けることも可能です。
目安としては、2~3枚常備しておくと洗い替えもでき、長い期間使用できるでしょう。回転モップのなかには交換用のモップヘッドがあらかじめ付属されている製品もありますので、事前に確認してから購入しましょう。
【5】定期的に使うならモップの耐久性も大事
回転モップを頻繁に使用する場合は、モップの寿命にも着目しましょう。長く使い続けるためには、破損・劣化がしにくい製品を選ぶこともポイントです。回転モップのバケツや柄の部分、カゴやパーツに使用されている材質をチェックし、耐久性のある材質を用いた製品を選ぶとより長く使用することにもつながります。
実店舗がある場合は購入前に製品を見に行ったり、ネット通販で購入する場合は使用者の口コミを参考にしたりという方法もあります。
回転モップ【電動タイプ】おすすめ3選
整理収納アドバイザー2級・佐倉玖弥さんと編集部がおすすめの電動タイプの回転モップを厳選しました。早速見ていきましょう。
回転モップ【手動タイプ】おすすめ8選
整理収納アドバイザー2級・佐倉玖弥さんと編集部がおすすめの手動タイプの回転モップを厳選しました。早速見ていきましょう。

「回転モップ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 回転モップの売れ筋をチェック
楽天市場での回転モップの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
操作性や使うシーンなどを考慮して選ぼう
手を汚さず、立ったままでモップの洗浄・水切りができる便利な回転モップ。床掃除のほかに、窓や玄関の掃除にも使用できます。ふだんの掃除はもちろん、大掃除の際も役立つでしょう。
回転モップにはさまざまな種類がありますので、操作性や使うシーンなどを考慮して選ぶことがポイントです。自分の使い方に合った回転モップを選んで、家やオフィスの掃除に役立ててください。
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家事の課題解決へ一歩踏み出す暮らしライター。 学生時代に、和裁・洋裁・料理など、家庭経営一般をみっちり学ぶ。 その中で、家事のおもしろさに気付き、暮らしを楽しくする資格を取得。 掃除、片付け、洗濯、料理、ガーデニングなど、日々の雑多な家事のお悩み解決のためのノウハウを執筆している。 目指すゴールは「楽してきちんと快適に!」