「ダックワーズ」のおすすめ商品の比較一覧表
ダックワーズとは? フランス発祥でアーモンド風味のメレンゲを使った焼き菓子
ダックワーズとは、フランス発祥のアーモンド風味のメレンゲを使った焼き菓子のこと。日本では、小判型のメレンゲクッキーになめらかなクリームがサンドされたものが一般的です。外はさっくり、なかはしっとりとした口当たりいい食感がたまりません。
甘さも控えめで、ふんわりとアーモンドの風味を感じることができるおしゃれなお菓子。紅茶やコーヒーとよく合います。ギフトや手土産にもおすすめです!
ダックワーズの選び方 生地やクリーム、食べ応えをチェック!
ここからは、ダックワーズを選ぶときのポイントをご紹介します。こちらを参考に好みのものを選んでみてくださいね。
「生地」のタイプで選ぶ
ダックワーズは、使われる生地の材料によって味わいが変わります。そのときの用途や好みに合わせて選んでみてください。
シンプルでスタンダード 老若男女問わずに食べれる!
ダックワーズの基本的な材料は卵白、アーモンドパウダー、薄力粉、砂糖です。
ダックワーズの独特の食感を生むのが、焼く前にふりかける粉砂糖です。オーブンのなかで溶けて表面のザクッという食感が生まれ、アーモンドの香ばしい風味が口いっぱいに広がります。
最近ではさらに進化したダックワーズが生まれており、薄力粉の代わりに米粉を使ったものや、大麦入りで素朴な味わいをたのしめる健康志向のダックワーズも人気があります。また、抹茶やココア入りの生地もあり、さまざまなバリエーションのなかから選ぶことができるようになりました。
高級感ある洋酒入り 大人なスーツとして!
ダックワーズのなかには、チェリー酒やラム酒などの洋酒を使用しているものもあります。クリームに風味付けで使用したものや、洋酒に漬けたドライフルーツを使用したものがあり、ほのかに感じる洋酒の風味に、高級感が感じられる大人のスイーツです。
ただし、アルコール度数はそれほど高くなくても洋酒を使用しているので、アルコールに弱い人や子どもが誤って食べないように注意が必要です。
「クリーム」のフレーバーで選ぶ
ダックワーズは、バターを使っていないシンプルな味わいの生地だからこそ、合わせる素材が生きるお菓子です。
中のクリームは、もともとはプラリネというアーモンドのペーストを使ったバタークリームが基本ですが、シンプルなクリームに、ラムレーズンなどのドライフルーツが入ったものもあります。さらに抹茶、キャラメル、コーヒー、チーズ、イチゴ、和風きなこ、ピーナッツ、チョコレートなど、さまざまなフレーバーのクリームも存在します。
ご当地ダックワーズなどもありますので、召し上がるかたの好みに合わせて選ぶことができます。数種類のダックワーズを詰め合わせたセットなら、いろいろな味を楽しめるので、気になるかたはチェックしてみてください。
アーモンドと相性のいい「チョコレート」 プレゼントにも
ダックワーズにはアーモンドパウダーが使用されています。そのアーモンドの香りと相性がいいのが「チョコレート」。アーモンドチョコレートが好きな方であればそのおいしさをイメージするとわかりやすいかもしれません。
アーモンドの何とも言えない香ばしい香りとチョコレートの濃厚でまろやかな甘みがマッチしているので、プレゼントとしてもおすすめですよ。
「フルーツフレーバー」は食べやすい 子供から大人まで人気
いちごやりんごなどのフルーツのフレーバータイプは子供から大人まで食べやすい定番ですよね。ほのかに酸味もあり、口の中でフルーツの爽やかな香りがはじけるのが特徴です。
ダックワーズの場合は生地はシンプルなもので、中のクリームのみにフレーバーが足されているものもあれば、生地にフルーツフレーバーが練りこまれてるタイプもあります。
お好みのフレーバーを探して、この機会にぜひ購入してみてくださいね。
「和風フレーバー」は和菓子好きの方に 年配の方も喜ぶ
和菓子好きの方にプレゼントを考えているのであれば、抹茶風味などの「和風フレーバー」の商品がおすすめです。抹茶を使用しているタイプであれば香りが広がり、大人のスイーツとしてぴったりです。コーヒーや紅茶はもちろん、緑茶にも合うので年配の方にも喜んでいただけるでしょう!
「チーズ風味」はおつまみにおすすめ 濃厚なコクが病みつきに
濃厚なコクを味わいたい場合はチーズを使用されている商品を選んでみましょう。チーズクリームがたっぷり使われている商品であればお茶菓子としてはもちろん、ワインなどと相性がいいのでおつまみとしても楽しめますよ!チーズの濃厚さとダックワーズの甘さがマッチする商品をぜひお試しくださいね。
ボリュームで選ぶ
軽い食感が特徴のダックワーズですが、「もう少し食べ応えがほしい……」という方は、ドライフルーツ入りや米粉を使ったものなどがおすすめです。
ドライフルーツ入りは食べ応え抜群! 1個でも満足感アップ
ダックワーズはフワッと軽い食感がうりで、何個でも手が伸びてしまうお菓子ですが、もう少し食べごたえのあるものとして選ぶなら、ドライフルーツ入りのものがおすすめです。なかのクリームに合わせてサンドされているのは、ラムレーズン、リンゴ、白桃、チェリーなど。果肉がごろごろと贅沢に使用されています。
ラムレーズンは大人の味わいで、リンゴや白桃は噛みごたえもあり、1個でも満足感がアップ。また、米粉使用のものはもっちりとした食感で、ヘルシーながらしっかりと堪能することができるのでおすすめです。
もっちりした食感が好みなら米粉使用のものを ヘルシーなのでおやつにも! 食べすぎ注意
小麦粉とアーモンドプードルのサクサクとした食感がダックワーズの魅力のひとつですが、もっちりとした食感が好きな人は米粉を使用したものを選んでみましょう。表面はサクサク、なかはもっちりと2種類の食感を楽しめます。小麦でつくられたダックワーズとの違いを感じながら食べるのもよいでしょう。
食べ応えがありつつもヘルシーなので、おやつや小腹がすいたときにもぴったりです。
ダックワーズおすすめ6選 抹茶やラムレーズン入りも!
うえで紹介したダックフワーズの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品を紹介します。


懐かしく素朴な味の大麦を使ったダクワーズ
こちらは食物繊維が豊富な大麦を使った「ダクワーズ」です。香ばしく焙煎してある麦こがしを使用しているため、メレンゲとの相性もよく、ナチュラルなおいしさ。定番のプレーンと人気の宇治抹茶の2種類が楽しめる詰め合わせがおすすめです。
大きめのふんわりした生地は国産大麦を使用し、プレーンのクリームはアーモンドと香ばしい麦こがしの素朴な味わい。宇治抹茶はそれほど抹茶がきつくなく、ほのかな苦味とやさしい甘さに仕上がっています。
どちらも日本人好みの味わいで、普段ダックワーズになじみのない方でもおやつとしておいしくいただける和風のダックワーズです。ダイエット中の方にもおすすめします。
2010年のモンドセレクションで金賞受賞、第25回全国菓子大博覧会で「名誉総裁賞」を受賞している実力派です。
コーヒークリームと完熟レーズンの絶妙なハーモニー
炭焼きコーヒークリームと完熟レーズンがサンドされた、モンブランのダックワーズ6個入りの詰め合わせです。しっかりと泡立てたメレンゲに、イタリアシシリー産のアーモンドプードルを混ぜ合わせて焼き上げています。生地には粉糖をまぶして焼き上げることで、ダックワーズ独特の食感に仕上がります。そこに炭焼きコーヒークリームと、天日干しで作られるカリフォルニアレーズンをラム酒に漬け込み熟成させ、ふっくらとした味わい深いレーズンをサンドしています。
外はサクッと中はしっとりふんわり食感とアーモンドの風味が、コーヒークリームとレーズンの組み合わせにベストマッチ。さまざまな食感がやみつきになる大人の味わいです。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ダックワーズの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのダックワーズの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
サクサクしっとりのダックワーズの作り方 【意外と簡単に作れる!】
外はカリっと、中はしっとりでアーモンドの香がおいしさを引き立ててくれるダックワーズ。購入するのはもちろんですが、自分でも作れたら自慢できちゃいますよね。ここでは簡単にダックワーズのレシピを紹介します。
用意する材料はこちら
■アーモンドパウダー
■粉砂糖
■薄力粉
■卵白(約3個分)
■砂糖
■ピーナッツバター
■キルシュ
アーモンドパウダー、粉砂糖、薄力粉はふるいにかけておきましょう!卵白に砂糖を2回に分けて加え泡だて器でツノが立つまで泡立てて硬めのメレンゲを作ります。ふるいにかけた粉類を加えゴムベラで泡をつぶさないようにサックリと混ぜ合わせましょう。それを型に流し1㎝程の厚さに絞り出して形を整えましょう。生地の上に粉砂糖を茶こしでふりかけオーブンで焼き上げます。その後生地を冷ましておきましょう。
クリームはピーナッツバターベースが美味しく簡単にできますよ。常温にもどしたピーナッツバターに粉砂糖を加えて混ぜ合わせます。風味付けにキルシュを加えて冷ました生地にサンドして完成です!
作り方をもっと詳しく知りたい方はしたのレシピ集もぜひチェックしてみてくださいね。
『ダックワーズとブッセ』
アーモンドパウダーをたっぷり焼き込んだリッチなダックワーズと、ふわふわの親しみやすいブッセ。似た材料と作り方で、食感や味わいが全く違う人気のお菓子の作り方をていねいに説明してくれます。ダックワーズなんて難しそう…と思っている方も、ぜひ一度試してみてください。
>> Amazonで詳細を見る『有名パティスリーの焼き菓子』
こちらは、どちらかというとお菓子作りが好きな上級者向けのレシピ本。各地の人気パティスリーが作る評判の焼き菓子を詳細なレシピとともに紹介しています。ダックワーズは、有名パティスリー「グラン・クリュ」のレシピ。それ以外にも、クッキー、バターケーキ、カヌレなどの本格レシピが80個も載っています。
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自分用やお土産としても最適なダックワーズ
日本でダックワーズが作られるようになり、40年近くが経ちました。職人さんたちの努力によって、今では結婚式の引出物や、焼き菓子の詰め合わせなどでよく見かけるようになったダックワーズ。食感の軽さと上品な甘さは、日本人にも好まれるお味です。
現在のダックワーズは、バリエーションの豊かさから、焼き菓子として定番の地位を築き上げています。ご当地もののダックワーズも登場し、ますますお土産の定番となってくるのではないでしょうか。
コーヒー、紅茶、日本茶にもよくあいますので、この機会にいろいろなダックワーズをお試しくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
結婚後かねてから大好きだったお菓子・パンの研究をスタート。 専門書を片手にお菓子を作り続け、パティシエの講習会にも参加し、独自のレシピを開発。1998年よりお菓子・パン・料理教室を主宰。 スィーツファンを集めて都内の有名パティスリー巡りやフランスへのスィーツツアーを定期的に開催する一方で、毎年フランスで研修を重ね、リッツエスコフィエやベルエコンセイユで本格的に学ぶ。 現地のパティシエやマダムからの取材をもとにプロのテクニックと家庭菓子への造詣を深める。著書多数。