ベビーチェアはいつからいつまで必要?
◆いつから:6カ月頃
◆いつまで:3歳~4歳頃
ベビーチェアは、赤ちゃんがお座りできるようになったタイミング(およそ6カ月)で用意してあげるのがおすすめです。その時期は、ちょうど離乳食が始まる時期でもあります。食事の時に座って食べる習慣をつけるためや、パパやママが家事をしている間に座らせておくために、ベビーチェアがあると大変便利です。
ベビーチェアはいつまで使用する?
ベビーチェアは、一般的には乳児期から4歳児ぐらいまで出番のあるアイテムです。ただし、大きくなってくると、ローチェアやテーブルチェアはサイズ合わなくなるため、長く使いたいということならハイチェアを選びましょう。
ベビーチェアとしてだけでなく、キッズチェア、そして大人が座れるダイニングチェアとしても使える商品もあります。そういった商品をあらかじめ選んでおけば、使用期間を気にせず長く使えます!
>>>助産師からのワンポイントアドバイス
ひと口にベビーチェアといっても、離乳食専用の1歳までのもの、3歳までのもの、小学生から大人になっても対応できるものなど、種類は実にさまざまです。
世界的に有名なSTOKKE(ストッケ)の『トリップトラップ』をはじめ、多くの名作家具が生まれた北欧では、「たとえ少々値段が高くても、よい家具を手に入れて、長く大切に使い続ける」という考え方が主流。近ごろは、日本にもこう考える人が増えてきているように思います。
ベビーチェアの選び方
助産師の浅井貴子さんへの取材をもとに、ベビーチェアを選ぶときのポイントを解説していきます。
ポイントは以下の4つになります。
【1】種類
【2】素材
【3】安全性
【4】機能性
上記のポイントを押さえることで、お子さんや生活スタイルに合ったベビーチェアを選ぶことができます。
ぜひ参考にしてみてください。
【1】ベビーチェアの種類は3つ! それぞれのメリット・デメリットは?
ベビーチェアには、「ハイチェア」「ローチェア」「テーブルチェア」の3種類があります。
それぞれのメリット・デメリットを比較して、ぴったりのものを選んでいきましょう!
ハイチェア|耐荷重性が高く長く使える
【メリット】
◆耐荷重がある
◆長期間使える
◆大人と同じ目線で食事ができる
【デメリット】
◆転倒に要注意
◆大きくて場所を取る
◆持ち運びに不向き
【こんな人におすすめ!】
◆ダイニングテーブルで食事をしている
◆子どもが大きくなるまで使用したい
◆置くためのスペースが十分にある
ローチェア|持ち運びしやすくお手ごろ価格
【メリット】
◆コンパクトで場所を取らない
◆転倒の危険性が低い
◆安価なものが多い
【デメリット】
◆ダイニングテーブルでは使用不可
◆高さ調節できるものが少ない
◆使用できる期間が短い
【こんな人におすすめ!】
◆ローテーブルで食事をしている
◆購入費用を抑えたい
テーブルチェア|移動や持ち運びに便利
【メリット】
◆コンパクトで手軽
◆持ち運び・移動がしやすい
【デメリット】
◆使用可能なテーブルが限られる
◆固定が甘いと転倒の危険性あり
◆使用できる期間が短い
【こんな人におすすめ!】
◆帰省先や外出先でも使用したい
◆使わないときは収納しておきたい
>>>助産師からのワンポイントアドバイス
ライフスタイルによって、おすすめのベビーチェアは変わります。基本の考え方としては、テーブルと椅子で食事を摂っている方はハイチェア、ちゃぶ台やローテーブルの方はローチェアを選ぶといいでしょう。
最近は、幼稚園や小学校に入っても使えるハイチェアタイプを選択される方が多いです。
【2】素材は「見た目」と「手入れのしやすさ」を左右する
赤ちゃんの肌に直接触れ、体重を預かるベビーチェア。素材も気になりますね。
素材ごとの特徴とメリット、デメリットをみていきましょう。
木製|頑丈でおしゃれ!
【メリット】
◆自然素材としてのあたたかみ
◆頑丈さとデザイン性を両立
【デメリット】
◆水や湿気にはあまり強くないため、汚れたときに丸洗いは難しい
◆比較的値段が高い
ポリプロピレン製・ABS樹脂製| 軽くて洗いやすい
【メリット】
◆強度、弾力性、耐衝撃性が高い
◆軽くて動かしやすい
【デメリット】
◆耐荷重が低く、木製に比べて安定性に欠けるものも
ポリウレタン製|やわらかく、座り心地重視の方におすすめ
【メリット】
◆ふんわりとやさしい触感とクッション性
【デメリット】
◆劣化しやすい素材で、クッション性は徐々に失われていく
【3】「耐荷重50kg以上」だと倒れにくく安全面が◎
ベビーチェアの上で赤ちゃんがじっとしていることは少なく、立ち上がったり、よじ登ったり、のけぞったりと、常に動き続けます。足が細く耐荷重の値が小さいパイプチェアなどは赤ちゃんのちょっとした動きで倒れやすく、転落や転倒などの危険がともなうので注意が必要です。
一方、耐荷重が高く椅子自体が重たいものは、転倒しにくいため安全面ではすぐれています。一般的に、耐荷重が50kgを超えるものだと倒れにくいとされています。
【4】あると便利な5つの機能をチェック!
種類や素材が決まったら、あると便利な機能についてもチェックしていきましょう。
テーブル付き
小さいうちは大人と同じテーブルには手が届かないので、ベビーチェアに座って食事ができるテーブル付きのものは人気があります。
コップがこぼれにくいドリンク置き場があったり、テーブルは取り外して丸洗いできたりすると、食事用のチェアとしてはとても便利です。
ベルト付き
ハイチェア、ローチェアでは、子どもの身体を固定するベルトがあるかどうかもチェックすべきポイントです。とくにハイチェアは、落下防止になるので、安全のためにもベルト付きを選びましょう。
ベルトは食事のときに汚れやすいので、取り外して洗いやすいかどうかもチェックしたいところです。
高さの調節ができる
ベビーチェアを長期間使用するには、座面や足板の高さの調節が必要となります。高さが合わないまま使用し続けると、姿勢や噛む力の発達に支障をきたすことも。
なお、調節できる部位や段階数など、機能の充実度は商品によってさまざまです。どのくらいの期間使用したいのか、どの程度細かく調節したいのかなど、希望に合うものを価格との兼ね合いで選ぶようにしましょう。
>>>プロからのワンポイントアドバイス
将来的に子どもが大きくなり本人の好みも出てくることを考えて、色やデザインがシンプルで、身長や体重、足の長さにもフレキシブルに対応できるものを選ぶという視点も大切です。
折りたたみできる
ベビーチェアは、コンパクトに折りたためる機能がついたものもあります。使わないときに収納したり、室内の複数の場所で使用したりするならチェックしておくとよいでしょう。
ベビーチェアの人気ブランド
ベビーチェアを販売しているメーカーついていくつかご紹介します。機能やコンセプトなどを参考に商品を選ぶ参考にしてください。
KATOJI(カトージ)
カトージは赤ちゃん用品を幅広く取り扱っており、自社で作った製品だけでなく、海外の製品なども取り扱っています。使う人が今使いたい製品を提供し、使い人側に立った考えで対応をしてくれます。
また、カトージはアフターフォローも充実しています。買ったに困りごとがあっても相談ができるのは、選ぶ際のポイントになるでしょう。
Stokke(ストッケ)
ノルウェーに本社のあるストッケは世界でブランド展開する企業で、家具やアクセサリーなどのベビー用品を多く取り扱っています。赤ちゃんのときから大人になるまで使えるベビーチェアを開発したことで話題となっています。
人間工学や育児の専門家などの意見を取り入れ、赤ちゃんにとっても使い勝手のよい製品を生み出しています。
大和屋
大和屋は赤ちゃん向けのさまざまな製品を多く手掛けている日本のメーカーです。ベビーチェアもいくつか種類があり、成長や使う目的別で選べます。ベビーチェアをより使いやすいようにするためのクッションなどといったアイテムも取り扱っています。
日本の育児方法や環境などを考えて、親が必要にしているものと赤ちゃんが必要としているものを理解してものづくりをしています。
ベビーチェアおすすめ9選【ハイタイプ】 長く使えるタイプや専用クッションも!
長く使えるベビーチェアを探している人におすすめ!
◆工具なしでラクに座面や足置きの高さを変えられるのが特徴
◆座面は3段階、足置きは5段階で調節できる
◆股ベルトバックルは、安全性の高いYKK仕様
◆テーブルを使わないときは、ぐるっと後ろに回して収納すれば省スペースに
◆ガードを外せば大人も使えるチェアに
コンパクトに折りたためるから収納場所にも困らない
◆2ポジションテーブル採用により、子どもの成長に合わせて背もたれの位置を調節できる
◆対象月齢が6カ月~最長60カ月と長く使える
◆じじ・ばばのお家用のセカンドベビーチェアとしても便利
◆股ベルトのバックルを外せばテーブルを後ろに回せ、チェアとしてだけでも使える
洗練されたデザインと機能性がママ達から高評価
◆洗練されたデザインで使いやすさも抜群
◆トレイと5点式ベルトが最初から付属している
◆工具不要で組み立てられ、汚れても拭き取りしやすい
◆子どもが快適に食事ができる足置き付き
◆成長に合わせて高さが調節できる

おしゃれなカフェにいるようなハイチェア
◆クッション性のある布で座り心地がよい
◆5歳まで長く使えるから安心&高コスパ
◆フレームと座面のカラーの組み合わせが豊富!
◆インテリアに合わせて、自分の好きなデザインにしたい方におすすめ
きちんと座って食事をさせたい方に!
◆前後にスライド可能なテーブル付きで、赤ちゃんのお腹近くまでセッティングOK
◆赤ちゃんが立ちあがりにくい設計
◆食事中動いたり脱走したりしやすい子どもに
◆汚れても水拭きでサッと掃除できる
大人まで長く使えるベビーチェア
◆ニューボーンセットやベビーガード、クッションを使うことで生まれてすぐから使用OK
◆耐荷重は、ベビーチェアの中でも最大の110kg
◆身長や足の長さに合わせて、座面と足板が自由に変えられる
◆骨盤が立ちやすく姿勢も安定しやすいと多くのママから指示
◆重たく頑丈なので使う部屋は一定に!
木馬としても使えるハイチェア
◆木馬としても使えるハイチェアの「バンビーニ」シリーズ
◆4段階調節が可能で、お座りできるようになった赤ちゃんから大人まで使える
◆長く使えるハイチェアを探していて、ユニークさを求める人に
使いやすさが魅力!折り畳み式のハイチェア
◆簡単な操作でコンパクトに折りたためる
◆付属のテーブルは着脱可能!
◆足板の高さ調節ができないが、腰がすわった頃から5歳頃まで使用OK
人気のIKEAからも!組み立てが簡単なハイチェア
◆とにかく安い! ベルトもしっかりついている
◆シンプル設計で掃除がしやすい。汚れても隅々まで拭ける
◆分解、組み立てがラク。実家に1台置いておきたい人におすすめ!
ベビーチェアおすすめ3選【ロータイプ】
ローチェアの代表格
◆保育園でも多く使われている
◆見た目がとにかくかわいい
◆軽くて持ち運びが便利
◆3,000円前後とお手ごろな価格がポイント
◆座面は人工皮革のようなやわらかい素材でできており、座ったままうたた寝してもお尻が痛くならない
座り心地のよいローチェア
◆パパやママに抱っこされているかのような心地よい「ハグカーブ」が魅力の
◆段階のリクライニング機能がついていて、成長段階に合わせて角度調節OK
◆耐荷重は70kgとしっかりしているので、大人が座っても大丈夫なほど!
世界中で大人気! 人気の秘密は見た目だけじゃない
◆世界130ヶ国以上の国々で愛されている定番ローチェア
◆Instagramには「#バンボデビュー」などとタグ付けされた赤ちゃんの画像が多数投稿
◆やわらかな素材、お手入れしやすい表面加工
◆対象月齢が14ヶ月頃までと短いので、乳幼児期のチェアデビューに
ベビーチェアおすすめ3選【テーブルタイプ】 移動がかんたん!
フットレストつきで安定感ばつぐん
◆フットレストつきで、安定した姿勢を保てる
◆子どもが足をばたつかせて困っているというパパやママに
◆生後5カ月から3歳ごろまで使える
◆成長に合わせて座面やフットレストの位置を3段階で調整OK
折りたためて持ち運べる!
◆洗えるシートが魅力
◆両肩ベルトと腰ベルトで子どもをしっかりホールドし、立ち上がりを防ぐ
◆使用可能なテーブル厚は2~9cm。一般的なテーブルなら取りつけ可能!
お出かけに便利な収納袋付き!
◆ドリンクホルダーつきのテーブルとセット
◆脇のハンドルを回転させるだけでテーブルへの取り付け完了!
◆テーブルもシートも取り外して洗える
◆収納袋もついているので持ち運びにも便利
おすすめ商品の比較一覧表 ベビーチェア
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ベビーチェアの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのベビーチェアの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
お風呂で便利なベビーバスチェアやバウンサーはこちら!
【最後に】助産師からのアドバイス
生活スタイルに合わせて選びましょう
ベビーチェアを購入するタイミングは、離乳食が始まる生後半年前後がおすすめです。
ふだん座卓で食事をしているご家庭はロータイプのものを、テーブルで食事をしているご家庭はハイタイプのものを選んでください。
STOKKE(ストッケ)のように新生児から使えるオプション品があるものは、離乳食の開始を待たずに早めに購入を検討してもよいでしょう。
最近は、よいものを長く大切に使うご家庭が増えてきています。ベビーチェアを選ぶときは、お子さんが成長してからも使えるものを選ぶのがおすすめです。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。