種類が豊富!冷凍チャーハンの魅力
手軽に食べられる冷凍食品のなかでも、食事や小腹がすいたときにぴったりな冷凍炒飯(チャーハン)。スーパーだけでなくコンビニでも取り扱われており、種類も豊富にあります。有名店の味を再現したものや変わった味わいのものもあり、迷ってしまうほどです。
冷凍されているのでべちゃっとしてしまいそうですが、近年はパラパラした食感の本格的な商品がたくさん登場しています。調理も簡単なものが多いので、忙しい方や時短したい方の強い味方です。ぜひこの記事をチェックして、「うますぎる!」と思える冷凍チャーハンを見つけましょう!
冷凍チャーハンの選び方
冷凍チャーハンは手軽に調理できるので、昼食や夕食、お弁当などでも活躍してくれます。具材も定番ものから変わり種、ボリュームあるものまで、豊富な種類が販売されています。
この記事では、冷凍チャーハンの選び方をご紹介します。ご自分や家族の好みのものを選んで、調理の時短に役立ててくださいね。
ポイントは下記。
【1】好みの食感で選ぶ
【2】チャーハンの味付けで選ぶ
【3】入っている具材で選ぶ
【4】調理方法で選ぶ
【5】アレンジができるかどうかで選ぶ
【6】用途や食べる人数に合う内容量を選ぶ
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】パラパラ?しっとり?好みの食感で選ぶ
チャーハンといえば、お米がパラパラしたものをイメージする人も多いことでしょう。種類が豊富な冷凍チャーハンには、パラパラとした仕上がりになるものもたくさんあります。そのほかにもしっとりと水分を含んだものもあり、好みの食感から選ぶことができます。
さっぱりと食べたい人はパラパラ系を、コクのある味わいを楽しみたい人はしっとり系を選ぶとよいでしょう。
【2】チャーハンの味付けで選ぶ
冷凍チャーハンは味もさまざまなものがあります。ベーシックな醤油ベースのものは好みが分かれにくく、あっさりした味わいが特徴。種類も豊富にそろっているので、どの味にしようか迷ってしまったら、醤油ベースを選ぶのがおすすめです。
醤油よりあっさりしたものを求めるなら海鮮チャーハンを選んでもよいでしょう。エビなどの魚介類と一緒に楽しめます。濃いチャーハンが好みの人は、ビビンバ味やガーリック系、XO醤などが使われたものを選ぶのもおすすめです。
【3】入っている具材で選ぶ
冷凍チャーハンに使われている具材は商品によってさまざまです。よくあるのが焼豚チャーハンなど、豚肉を使用したチャーハンです。ほかにも牛肉やホルモン、海鮮や野菜を使ったものなどがあります。
たくさんの具材を使ったものは食べ応えがあり、栄養面が気になる人にもぴったりです。栄養の偏りが気になる人は、五目以上の具材を使ったものを選んでみてください。
【4】調理方法で選ぶ
冷凍チャーハンの調理方法には、大きく分けると「電子レンジ調理」と「フライパン調理」があります。電子レンジ調理でできる商品は、温めるだけでおいしいチャーハンができあがるので、忙しいときにぴったり。
フライパン調理は、お米への熱の入り方がレンジとは異なるので、パラパラに仕上がります。本格的なパラパラした食感を楽しみたいなら、フライパンで調理できる商品を選ぶのがおすすめです。
また、お弁当にあたためたチャーハンを入れると時間が経つごとに味が落ちてしまいます。お弁当には自然解凍可能なチャーハンを選ぶとよいでしょう。
【5】アレンジができるかどうかで選ぶ
しょうゆベースの冷凍チャーハンはアレンジしやすい
そのままでもおいしい冷凍チャーハンですが、家庭だからこそアレンジしてみるのもおすすめです。
冷凍チャーハンでアレンジしやすい商品は、しょうゆベースのチャーハンです。かに玉をのせ、あんをかけて天津飯風にしてみたり、野菜をもっと食べたいと思ったら、レタスなどの野菜をプラスしてみるのもいいですね。青じそをトッピングすると、和風でさわやかなチャーハンになりますよ。
ビビンバなどは、チーズをトッピングしてみたり、明太子などを入れるのもおいしくておすすめです。
【6】用途や食べる人数に合う内容量を選ぶ
一度開封すると、冷凍焼けなどの味の劣化やほかの食材のにおい移りが気になりますので、なるべく一度に食べきれるサイズをおすすめします。シーンによっては人数や内容量もかわっていきますので、おおよその内容量をご紹介します。
1人前なら「200g」前後
ひとりで食べる予定なら、1食分サイズがおすすめです。封を開けたままの状態で長く保存していると、劣化する可能性があります。おいしく食べきるためにも、消費する頻度や人数に合ったサイズの商品を選びましょう。
また、食器いらずで袋のまま食べられる商品もあります。食べ終わったら袋を捨てるだけなので、洗い物もなくラクです。
おなかいっぱい食べたいときや家族で食べるときは「400~600g(2~3人前)」
人数の多い家族の場合、一気に何食分も使用することもあるでしょう。そういった場合は、業務用など大容量の商品がぴったりです。また、大容量だとコスパがよいので、その点もおすすめのポイントです。
通常の一食分では物足りない、おなかいっぱいに食べたい!という方にもおすすめです。
冷凍チャーハンおすすめ16選
冷凍チャーハンの選び方のポイントをふまえて、おすすめの冷凍チャーハンをご紹介します。味も具も食感も商品ごとに特徴がありますので、自分にぴったりの冷凍チャーハンを見つけてください。
大阪王将の3種のチャーハンが楽しめる
エビ塩、炒め、カレーの3種のチャーハンが楽しめるセットです。炒めチャーハンには九州産黒豚チャーシューを使い、パラパラ食感の本格チャーハンに仕上げられています。カレーチャーハンには20種以上のスパイスを使用。
ふわふわの卵と大きめの焼き豚がよく合います。さっぱりとした塩味とエビのうまみが食欲をそそるエビ塩チャーハンは、クセになる味です。
やみつき感のある冷凍チャーハン
電子レンジでかんたん調理ができる、マルハニチロの冷凍チャーハンです。お皿を用意しなくとも袋がお皿になるので、洗いものも増えずに便利!
豚カルビ肉、キャベツ、卵、玉ねぎ、青ねぎを使用し、黒コショウと隠し味の鶏ガラスープでおいしく仕上げています。
「あおり炒め製法」でパラッとふっくら
広東料理の有名店「赤坂璃宮」のオーナーシェフが監修した冷凍チャーハン。「あおり炒め製法」によって、パラパラ感とふっくら感を両立させた仕上がりとなっています。具材は、焼豚、卵、ねぎの3種類。特製ダレで焼き上げたこだわりの焼豚が、味のアクセントです。
具材も味つけもオーソドックスな冷凍チャーハンなので、お子さんから年配の方まで世代を問わず食べやすいのではないでしょうか。

売り上げ1位の実力派王道チャーハン
SRI(全国小売店パネル調査)冷凍調理・炒飯カテゴリー部門売り上げNo.1(2001年3月〜2019年2月)の実力派商品です。
100%北海道産のお米を使用していて、レンジ調理でも一粒一粒パラパラした食感です。ゴロゴロと入った濃い味付けの焼豚は、クセになります。極めつけに、焦がしねぎ油がさらにおいしさを引き立てます。
全体の味付けも濃いめでバランスがよく、フライパン調理でレタスをプラスしてもおいしいですよ。ぜひ、アレンジ調理も試してみてください。
お店の本格的な味を家庭で楽しめる
「大阪王将」の人気の炒めチャーハンが、冷凍食品で手軽に家庭で楽しめるようになりました。ふわふわ卵と、やわらかい九州産黒豚チャーシューが入り、ダシの旨みや香ばしい香りが食欲をそそります。お米はふっくらしており、香ばしさと旨みが口のなかにふわっと広がります。
プロの味を、個包装のままレンジ調理が可能。外でごはんを買うと量が少なかったり、多かったりと調整が難しいですよね。そんなときこちらの商品は毎回好きな分だけ温めて食べられるので、便利ですよ。

にんにくたっぷり! パンチの効いた大盛チャーハン
黒のパッケージが目を引く、味の素から発売されている『ザチャーハン』。内容量も600gで食べ応えがあります。この分量だとご家族で食べるとき、たのもしい量ですよね。
焦がしにんにくのマー油と、葱(ネギ)油の香ばしさがお米に染み込み、お店で食べるチャーハンにもひけを取りません。にんにくの香りが、さらに食欲をそそりますので、餃子などと一緒に食べるのもおすすめです。
電子レンジ調理で、このレベルを手軽に食べられるのはうれしいですね。
たっぷり1kg入った業務用
味の素の五目炒飯がたっぷり1kg入った業務用の商品です。自家製の焼き玉子、直火炙り豚肉のほか、ねぎ、にんじん、たけのこを使用しています。ふっくらパラっとしたごはんを、飽きにくい醤油ベースで味付けしています。
家庭では出しにくい誰にでも好まれる味。家族や仲間など複数人で食べても、少量ずつを何度か食べても楽しめます。
こだわり製法の業務用チャーハン
お店で使われる中華鍋の温度(250℃以上)を再現。新製法「三段階特許製法炒め工程」を採用した業務用のチャーハンです。新工程の採用で、醤油にコクと香ばしさをプラスしています。生ネギと炒めたネギの両方を使用しており、ネギの香ばしさを存分に楽しむことができます。
1kgとたっぷり入った業務用サイズ。家族や仲間とシェアしても、少しずつ温めて食べても自由に使えます。
※Amazonは1袋、楽天市場は2袋の価格です。
「冷凍チャーハン」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 冷凍チャーハンの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでの冷凍チャーハンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
冷凍チャーハンのかんたんアレンジレシピ
冷凍チャーハンははじめからおいしく味付けされてあるので、手軽にアレンジが楽しめます。「冷凍チャーハンが余ってしまった」「そのまま食べるのに飽きてしまった」という方のために、ここからは冷凍チャーハンを使ったかんたんアレンジレシピをご紹介します。
卵を追加のちょい足しで彩りや味わいをアップ!
「味を変えて楽しみたいけど、あれこれ調理するのはめんどう……」、そんなときにぴったりなのが、手間いらずのちょい足しアレンジ。冷凍チャーハンにフライドガーリックや、解凍した冷凍枝豆、納豆などをトッピングするだけで味変が楽しめます。
冷凍チャーハンにボリューム感が欲しいときは、ピザ用チーズを乗せる方法もあります。チーズのコクとうま味で満足感が得られますよ。
また、卵を追加することでさらに満足感もアップします!作り方は簡単。薄焼き卵を作り(味付けは不要)お好みの冷凍チャーハンに乗せてオムライス風に仕上げます。卵の甘い風味が加わってやさしい味に仕上がりますよ。
ほかの冷凍食品をプラスして手軽にガッツリチャーハンに
食欲旺盛な方にぴったりな、冷凍から揚げを使ったボリューム満点のアレンジチャーハンです。
作り方は、できあがった冷凍チャーハンの上に、電子レンジで温めた冷凍から揚げをのせてマヨネーズをかけるだけ。から揚げを2~3等分にカットして、細口のマヨネーズで飾ると見た目が華やかになります。ガッツリ食べたい気分のときや、食べ盛りの子供のお弁当に入れるなど、ぜひ試してみてくださいね。
電子レンジとフライパン調理はどちらがおいしいの?
冷凍チャーハンのパッケージ裏側を見ると、電子レンジ調理とフライパン調理どちらも可能であると表示されている商品が多いです。どちらもおいしく食べられますが、少し食感が異なる仕上がりに。
電子レンジは内側から熱が加わるのでパラっとした食感に仕上がります。フライパンは外側から熱が加わるので香ばしい香りが楽しめます。手間や好みに合わせて調理方法を考えるとよいでしょう。
冷凍チャーハンを電子レンジでおいしく作るコツ
冷凍チャーハンを電子レンジで温めたときに、部分的に凍ったままだった経験はありませんか? 受け皿が回転するターンテーブル式の電子レンジでは、加熱ムラが起こってしまうことがあります。
冷凍チャーハンをターンテーブル式の電子レンジで温めるときは、お皿に盛ったあと、中心部分に穴を開け、ドーナツ型にして加熱するのがコツ。そうすることで全体へ均一に熱が伝わりやすくなり、加熱ムラが起こりにくくなります。
冷凍チャーハンをお弁当に持っていくとときの注意点
冷凍チャーハンは大人でも子どもでもおいしく食べられる工夫がされている商品が多いので、お弁当に持っていきたい方も多いですよね。冷凍食品だからこそ、どのように持っていくのが一番いいのかが悩みどころ…せっかくお弁当として持っていくのであればおいしい状態で食べたいですよね。
冷凍食品の中には、冷凍したままお弁当に入れ、自然解凍させお昼には食べごろ!という商品もあります。しかし冷凍チャーハンの場合、ゆっくり常温解凍させてしまうと水分が出て水っぽくべちゃべちゃしてしまう可能性があります。その結果「まずい」と感じてしまうことも。
お弁当に冷凍チャーハンを持っていく場合は、一度加熱してからお弁当箱に入れるようにしましょう。食べる直前にラップをせずに電子レンジでチンすると余分な水分が蒸発しパラパラのおいしいチャーハンが味わえるので試してみてくださいね。
料理家からのアドバイス
いろんな冷凍チャーハンを食べ比べてみよう!
冷凍チャーハンは、各メーカーがご飯のパラパラさや味付けなどにこだわって作っていますので、ご家庭で本格的なおいしさを気軽に楽しめます。
種類が豊富だからこそ、これだ! と思える商品と出会えたらうれしいものです。ぜひいろんな冷凍チャーハンを食べくらべてみてください。
チャーハンの素などおすすめ記事もチェック!
頻繁に食べても楽しめる好みの冷凍チャーハンを楽しもう
冷凍チャーハンには、味や具の種類だけでなく量や食感なども異なるたくさんの種類があります。ベーシックな醤油味のチャーハンでもメーカーによって味や具の食感などが異なるので、そのなかから好みのものを見つけるのはたいへんかもしれません。
まずは、この記事でご紹介した選び方やおすすめ商品などを参考に、好みの冷凍チャーハンを探してみましょう。
記事内のECサイトや市販で買える商品から、セブンイレブン、ローソンなどのコンビニで買える商品、業務スーパーやトップバリュなどスーパーで買える商品まで、おいしい冷凍チャーハンの商品バリエーションはたくさんあります。いくつかにしぼって食べ比べするのもいいですね。
自分ひとりだけでなく、家族や仲間と楽しみたいなら大容量タイプも検討してみてくださいね。
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栄養士免許取得後、食品会社に勤務。プライベートブランド商品の開発過程に携わる。 その後、料理研究家のもとで修行後、栄養士、料理家として独立。 現在は、自身のスポーツ経験、栄養士の知識を活かし、 スポーツ専門学校でスポーツ栄養学の講師や、CM、書籍、雑誌、料理教室等を開き、多方面で活動中。