「XO醤」のおすすめ商品の比較一覧表
XO醤とは? チャーハンや野菜炒めに!
XO醤のはじまりは1980年代、香港ペニシュラホテルで広東料理のレストランシェフが考案したと言われています。熟成年数が長く、ブランデーの最高級の等級であることを示す「extra old」が由来。
原料はそれぞれメーカーによって違いがありますが、干し貝柱や干しえび、金華ハムなどの高級食材が惜しみなく使われているのが特徴。ペースト状にした高級調味料で、チャーハンや野菜炒め、スープなどを作るときによく使われます。
最近では具材の大きいものが多く、おつまみやご飯のおともとして楽しめるタイプも話題になっています。
XO醤の上手な選び方 料理研究家に取材
XO醤は産地や具材の大きさなどの違いによって、味や食感が異なります。さまざまなXO醤のなかからどうやって決めればいいのかわからない人のために、ここではXO醤を選ぶときのポイントを紹介します。
XO醤の種類は産地で異なる ポイント1
まずはじめに、XO醤の産地を確認しましょう。どこで作られたものかによって使われている具材や、辛さなどが大きく異なります。産地はおもに「日本」「香港」「台湾」です。ここでは、XO醤の産地ごとの違いや特徴について紹介します。
日本人になじみやすい「日本産」
本場でつくられたXO醤のなかには、日本人の好みが分かれやすい、辛味などのパンチが強いものもあります。そのため最近では、日本人向けに作られた日本産のXO醤も登場するようになりました。
味は本場のXO醤に比べてマイルドで食べやすいのが特徴。また、国産野菜などを使用した変わり種もあり、その土地ならではの食材を使用した旨みたっぷりのXO醤も製造されています。
本格中華を楽しめる「香港産」「台湾産」
XO醤は、いつもの料理に少し入れるだけで、あっという間に本格中華の味に仕上げてくれるのが魅力です。
とくにXO醤の発祥地である香港では、多くの飲食店がその店独自のXO醤を作っているほど。それだけに、日本で手に入る商品も味の幅が広いです。お気に入りのものがみつかれば、おうち中華の味がぐっとレベルアップするでしょう。
具材選びでは「大きさ」がポイント ポイント2
具材の大きさも見ていきましょう。XO醤は調味料や隠し味として使えるペーストタイプのものが主流でしたが、最近ではゴロゴロと具材が入っているものも登場しています。ここでは、具材のサイズによってどのような楽しみ方ができるかを紹介していきます。
大きい具材はそのままおつまみに
ゴロゴロとたくさんの大きな具材が入っているタイプのXO醤は、そのままでおいしいおつまみや箸休めになります。また、豆腐やキュウリにのせるだけでかんたんに一品料理ができるのも便利です。
ご飯のおともとしても絶品で、卵かけご飯に混ぜても贅沢な味わいに仕上げてくれます。
小さい具材は料理の決め手に
ペーストタイプや具材が小さめのXO醤は、調味料として使うのに向いています。野菜や豚肉と一緒に炒める「XO醤炒め」が代表例のひとつ。
料理に用いる素材の食感をいかしつつ、XO醤の旨味も加えたいというときは、ペーストタイプか具材が小さいタイプを利用するといいでしょう。
変わり種を見つけて楽しむのもあり
XO醤は干しえびや金華ハム、干しホタテといった素材をメインに使用していますが、なかにはカラスミなど少し変わった素材を使用しているXO醤もあります。
とくに、日本産のものでは国産野菜を使用しているなど変わり種タイプも。いつも使っているXO醤がある方は、ときには異なる素材を使って作られたXO醤を試してみると、新しい魅力に出会えるでしょう。
辛さを選ぶときは「好み」と「使い方」 ポイント3
XO醤はそれぞれ辛さが異なります。本場の香港産や台湾産の場合、事前に確認しておかないと辛すぎて食べられない、ということもあるので注意しましょう。
XO醤を選ぶときには、どのように使うかイメージしておくことと、自分の好みの辛さに合わせることがポイントです。では、詳しく見ていきましょう。
ディップソースとして使う場合
野菜などをつけて食べるディップソースとしてXO醤を使う場合、「ある程度の辛み」があるタイプがいいでしょう。野菜や白身魚など淡泊な食材につけて味わうので、適度にアクセントがあるとより食べやすくなるでしょう。
ただし、食材と一緒にダイレクトに口に入ってくるので、辛いのが苦手という人はマイルドなタイプからチャレンジしてみてくださいね。
ご飯にのせて食べる場合
ご飯にのせて食べる場合は、甘味と辛味のバランスがいいものや、辛味がややひかえめなXO醤がいいでしょう。そのため、まずは日本産のXO醤から探してみることがおすすめです。
もし、予想以上に辛くて食べられないという場合には、卵かけご飯に混ぜて食べると辛味がマイルドになりますのでお試しください。
高級ブランドという選択肢も ポイント4
XO醤はもともとホテルレストランから誕生したという背景もあり、日本でも中華料理店が生産・販売しているXO醤もあります。そのなかでも名店と呼ばれる店が作るブランドXO醤は、原材料に高級食材をふんだんに用いています。
お値段ははりますが、これを使うことでそれぞれの店の味に近づけることが魅力です。そのため、本格的な料理を作ってみたい人や、料理好きへのプレゼントには、ブランドもののXO醤を選ぶという選択肢もあります。
XO醤初心者は「少量」から購入しよう ポイント5
XO醤の辛さはブランドや商品によってさまざま。具体的な辛さ表記はされていないので、はじめて購入するときは少し悩んでしまうかもしれません。
瓶に詰められた大容量タイプから、小さいサイズのものまで容量も多種多様なので、はじめて購入する方は少量タイプのものから試してみて、自分のお気に入りを探してみるのがいいでしょう。
具の大きさや原材料にこだわって選びましょう 料理研究家のアドバイス
料理研究家&食専門ライター
XO醤に用いられる旨み素材は、干し貝柱、干しエビ、金華ハムが代表的ですが、元々定義がないものだけにバリエーションが多いんです。それもあって、可能なら原材料表記を確認して味の傾向を推測するとよいでしょう。
また、調味料として加熱使用することが多いなら、具が小さめで均一に混ざっているもの、そのまま薬味やつまみとして味わいたいなら、具それぞれの質感があって油分が少なめのものを選んでみてください。
XO醤のおすすめ9選! チャーハンやスープ、焼きそばにも!
ここからは、XO醤のおすすめ商品を紹介します! 本場のXO醤だけでなく、変わった素材を使用した日本産のXO醤も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
料理研究家&食専門ライター
石渡商店『気仙沼旨味帆立とコラーゲンのXO醤』は我が家の定番調味料のひとつです。気仙沼産ホタテを使った干貝柱の上品な旨みを軸に、いくつもの素材の風味をフカヒレコラーゲンが見事にまとめた完成度の高い味わいは、幅広いジャンルの料理に利用価値大。
『海鮮』と銘打っているだけに、李錦記『海鮮XO醤』は魚介の旨みが凝縮した商品です。塩焼きそばや野菜スープなどの隠し味に使うと効果絶大ですよ。
老騾子(ロウバ)の「朝天」シリーズの調味料はどれも味のインパクトが強いのですが、『朝天XO醤』も例外ではありません。乾貨(海産物の乾物)の風味が鮮烈で、少量加えるだけでも料理が一気に本場風の味わいになりますよ。

石渡商店『気仙沼旨味帆立とコラーゲンのXO醤』










出典:Amazon

李錦記『海鮮XO醤』






出典:Amazon

老騾子『朝天XO醤』






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ユウキ食品『XO醤』

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李錦記『海鮮XO醤(チューブ入り)』






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前田農園『果菜XO醤』

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エバラ食品『業務用 XO醤』






出典:楽天市場
李錦記『香港XO醤』

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Shin Rong『からすみ XO醤』






出典:楽天市場
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする XO醤の売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでのXO醤の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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自分の料理スタイルに合っているもの
この記事では、XO醤の選び方とおすすめの商品を紹介しました。辛さや具材の大きさによって違いがあるXO醤は、自分の好みや使い方によって選ぶことがポイントです。自分の料理スタイルに合っているものや、魅力を感じたXO醤を選んでみてくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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紙媒体およびwebで食関連記事を執筆するほか、食物学専攻の学生時代から継続している料理研究および多くの料理人や飲食店、生産現場を取材してきた経験を生かして食品メーカーや飲食店などにレシピ提供・メニューアドバイスを行っている。 また、毎日のように取り寄せる食品・調理関連品の中から厳選した「価値あるお取り寄せ情報」を限定読者に発信していたが、近くブログとして公開予定。