大人ニキビに悩んでいる人はどのくらいいる?
今回、マイナビニュース・ウーマンの20代~40代の女性会員450人に、現在・過去含めてニキビに関する悩みを聞いたところ、20代が1番多く、81.3%の人が「現在悩んでいる」と回答。次いで、30代は49.3%、40代は36.7%と、年齢とともに、悩んでいる人の割合が減少していることが分かります。
年代による違いははっきりしていますが、これは、ニキビの原因であるお肌の皮脂の分泌が、年齢を重ねる毎に落ち着くためです。しかし、油断は禁物。30代、40代でもニキビができることはあり、できたニキビが治りづらくなっていきます。
今できているニキビに対して、対策とケアをしっかり行うことが重要です。
ニキビができる原因は?
出典:マイナビおすすめナビ
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ニキビは、10代にできるものを「思春期ニキビ」、20代以降にできる吹き出物を「大人ニキビ」と言います。
思春期ニキビは過剰な皮脂の分泌が主な原因で、毛穴が詰まり、アクネ菌などニキビの原因菌が繁殖してニキビとなってしまいます。
一方、大人ニキビは、20代前半頃までは思春期ニキビと同様に、皮脂の分泌も原因の1つですが、主に乾燥、ストレス、寝不足、ホルモンバランスの変化、自律神経の乱れなどいろいろな要素がニキビができる原因となります。
ニキビにやってはいけないことTOP3
出典:マイナビおすすめナビ
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ニキビができる要因は1つではなく、さまざまな要素が重なって発生するもの。その考えられる要因すべてを正すのは難しいものです。
そこで、まずはニキビができたときにニキビ対策の両方の観点から、「とくにやってはいけないことTOP3」をアルバアレルギークリニックの続木康伸院長に教えて頂きました!
【第1位】保湿ケアを怠ること
「ニキビ肌にはあえて何もしない方がいい」ということを聞いたことがあるかもしれませんが、ニキビがある時も「保湿」は重要です。乾燥した肌はバリア機能が低下し、ニキビの原因になることがあります。肌のターンオーバーを正常に保つためにも、適切な保湿ケアが必要です。
【第2位】メイクをしたまま寝てしまうこと
肌は夜の間に修復と再生を行うため、化粧をしたまま寝るとそのプロセスが妨げられ、毛穴の詰まり、肌荒れ、皮膚炎、肌のくすみなどを引き起こす原因に。健康な肌を維持するのが難しくなります。したがって、夜はきちんと洗顔をして化粧を落とし、肌の健康を守ることが重要です。
【第3位】偏った食生活・生活習慣・ストレス
スイーツやお菓子だけの食事は、栄養バランスの偏りを招き、ニキビの悪化につながることがあります。また、ストレス、生活習慣が乱れることで、皮脂の分泌量を増加させる原因となり得ます。ストレスを軽減するライフスタイルの改善、リラクゼーションや十分な睡眠をとることを意識することも大切です。
ニキビにやってはいけないこと7選
ほかにも、ニキビにやってはいけないことは多々あります。ひとつずつ紹介していきます!
1.洗いすぎや洗浄力が強い洗顔料
過度な洗顔は肌を傷つけ、必要な水分や油分を奪います。洗浄力が強すぎるクレンジングや洗顔料の使用は、肌の乾燥を引き起こす原因になります。
2.思春期ニキビと同じケア
大人ニキビは、思春期ニキビとは異なる要因(ホルモンバランス、ターンオーバーの乱れなど)で発生します。過度な洗顔や間違ったスキンケア方法は、大人ニキビの悪化につながるため、年齢に応じた適切なケアが必要です。
3.季節によるスキンケアの変動
乾燥する季節だけでなく、年間を通じて適切なスキンケアを心がけることが大切です。紫外線が強い春や、汗や皮脂の分泌が多い夏も注意が必要です。
4.長時間のメイク
長時間メイクをしたまま過ごすことは、毛穴の詰まりや汚れの残りにより、ニキビの発生を促すことがあります。適切なメイク落としを心がけましょう。
5.マスクで隠す
マスクを使ったニキビ隠しは、蒸れと刺激によりニキビが悪化する可能性があります。特にアゴや口周りのニキビは、ムレによって雑菌が増加し、繰り返しや跡を残す原因になることがあります。
6.ファンデーションの塗りすぎ
パウダーファンデーションは毛穴を詰まらせ、リキッドファンデーションの油分はニキビを悪化させる可能性があります。塗りすぎのほか、ファンデーションでニキビを隠すこともNGです。
7.髪や服による刺激
ニキビを覆うような髪型や服装は、ニキビに刺激を与え、悪化の原因になることがあります。摩擦を与えないことを意識しましょう。
【年代別】ニキビの実態をアンケート調査!
20代、30代、40代の女性に「ニキビ」についてアンケート調査をしました。
年代別にニキビができる原因を解説したり、スキンケアに費やす金額データをまとめています。気になったらぜひ以下の記事をチェックして!
医師からのアドバイス
ある程度のニキビであれば、自宅での対応でよくなることも多い状態です。しかし、ニキビが長期間治らない場合や、症状が悪化している場合は皮膚科の受診をお勧めします。特に、炎症を伴うニキビ、痛みやかゆみが伴う場合、またはニキビ跡が残る可能性がある場合には専門的な治療が必要になることがあります。
正しい知識で早めの予防とケアを! 編集部からひとこと
10代・20代をピークに、年齢とともにできにくくなる傾向にあるニキビですが、ケア方法を間違えると悪化する可能性もあります。
ニキビケアの方法だけでなく、ニキビにやってはいけないことを把握しておくこともニキビ対策につながります。今回、アルバアレルギークリニックの続木康伸院長に教えてもらった、ニキビにNGなことを参考に、少しでもニキビができにくい環境作り&対策をしていきましょう。
◆アンケート情報
調査時期:2023年11月17日~11月20日
調査対象:マイナビニュース・ウーマン会員
調査数:20代~40代の女性450名
調査方法:インターネットアンケートフォーム
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