マキベリーとは? マキベリーって何? どんな効果がある?
マキベリーは、チリ南部に自生している果実。その栄養価の高さから「スーパーフルーツ」として近年注目を浴びています。見た目はブルーベリーに似ていますが、実のサイズは4~6mmほどと小さめ。味もブルーベリーのような甘酸っぱさが特徴です。
マキベリーはポリフェノール、鉄分、食物繊維、カルシウム、ビタミンCなどが豊富。とくに、ポリフェノールの含有量が高く、比較するとアサイーの5倍、ブルーベリーの14倍といわれています。また、ポリフェノールのなかでも、強力な抗酸化作用がある、「デルフィニジン」が多く含まれていることでも知られています。
眼精疲労や便秘の改善、血行促進やアンチエイジングなどにも効果があるといわれており、美容や健康のために取り入れる人が増えています。
マキベリーとアサイーの違い 似ているようで別物です!

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スーパーフルーツとして知られるマキベリーとアサイーは、見た目は似ていますがさまざまな違いがあります。アントシアニンが豊富なマキベリーは、見た目も似ていることからパタゴニアン・ブルーベリーと呼ばれることも。食味がいいのも特徴です。
アマゾンが原産地のアサイーは、実はベリーの仲間ではありません。ベリーのような甘味や酸味がほとんどなく、クセのない味です。アントシアニンのほか、鉄分が豊富で貧血をおさえるために食べる人もいます。
マキベリーの選び方 ポイントをおさえよう!
まずはマキベリーの選び方をチェックしていきましょう。
ポイントは下記の通り。
【1】形状
【2】マキベリーの含有量
【3】有機栽培認定やオーガニック認証
【4】価格
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】パウダーやカプセルなど形状で選ぶ
現在、日本の市場ではマキベリーをパウダー状にしたものや、カプセル・タブレット状にしたものが多く販売されています。マキベリーを選ぶときには、自分にとって摂取しやすい形状を選ぶようにしましょう。
マキベリーをフリーズドライしたパウダータイプは、スムージーやヨーグルトに使えてとても便利。朝はマキベリーとともにスタートしたい人にぴったりです。
カプセル・タブレット状に加工されたマキベリーのサプリメントは、どこでも手軽に摂取できるのが魅力。移動やオフィスで疲れを感じたときに飲むといった使い方もできます。
【2】マキベリーの含有量が多い商品を選ぶ
日本スーパーフード協会が発表した2018年下半期「ビューティスーパーフードランキングTOP10」では、1位に選出されたマキベリー。ポリフェノール含有量の高さで注目されています。なかでもアントシアニンのデルフィジニンがたっぷり。
アントシアニンをしっかり摂取したいなら、ぜひマキベリーの含有量をチェックして選んでください。
【3】有機栽培の認定やオーガニック認証を受けている商品を選ぶ
マキベリーは南米チリの、ヒマラヤやアルプスに匹敵する山並みを望むパタゴニア原産のスーパーフルーツ。パタゴニアで育つマキベリーは、実は野生種で人工的に栽培されていないとても希少なフルーツです。
一年中西からの強風がふく環境のなかでたくましく育ったマキベリーは、ブルーベリーよりも豊富なポリフェノールを含みます。たっぷりと自然の恵みを受けた、有機栽培の認証やオーガニック認証を取得済みのマキベリーを選ぶといいでしょう。
【4】継続しやすい価格帯の商品をチェック
毎日どれだけの量を摂取し、1カ月あたりのコストがいくらかかるかチェックして選ぶことが大切です。タブレットやカプセルは個数がはっきりしているので計算しやすく便利。パウダータイプは内容量をみて、何日分に相当するか自分なりに算出しましょう。
月々のサプリメントのコストがあまり高額になると続けるのがたいへんになるので、コストも意識して選んでください。
【料理ライターからアドバイス】続けやすいものを選びましょう
希少な野生品種であるマキベリーを、毎日のケアに取り入れたい場合、生の果実は出まわっていないので、パウダーやサプリメントなどを利用しましょう。
選ぶ際は、粒やカプセルを飲むのが苦手な方や、ベリーの味を楽しみたい方はパウダーを。忙しいなかでも手軽に抗酸化力の高いスーパーフルーツをとりたい方は、サプリメントが合うでしょう。
結果を実感するためには、毎日適量を続けてとることが大切です。
マキベリーのおすすめ17選 美味しく栄養補給!
ここからは、マキベリーのおすすめ商品を紹介します。すでに解説した選び方を参考にしながら、継続できるマキベリーを見つける参考にしてください。
▼マキベリーのおすすめ12選【パウダータイプ】
まずは、アレンジしやすいパウダータイプのマキベリーからおすすめ商品をご紹介します。
生活の木『有機マキベリー100%パウダー』は、実をタネごとパウダー状にしているので、マキベリーの栄養を丸ごととれるのが魅力。

やわらかな酸味で、素材の風味づけに
ハーブのある暮らしを提案する生活の木が手がける、フリーズドライしたパウダータイプのマキベリー。マキベリーの実をタネごとすべてパウダー状にしたものです。
鉄、カリウム、マグネシウムなどもたっぷり含むマキベリーは、やわらかい酸味があり食味もいいので風味づけにもぴったり。マキベリー初心者のために、お試しサイズの30gも販売されています。
USDAオーガニック認証のマキベリーパウダー
サンフードスーパーフーズでは有機JAS認証・米USDAオーガニック認証を取得しています。113gパックの原産地はペルー、 227gパックの原産地はチリです。
1回あたりティースプーン2杯分・約6gの摂取が目安。ヨーグルトやスムージーにすると摂り入れやすいです。ビューティー・ヘルスサポートとしてぜひ役立ててください。
原料はペルーの大学薬学部で粉末の規格検査済み
スーパーフードが注目される以前から、南米大陸のナチュラルフードを開拓し日本に紹介しつづけているラティーナ。こちらはマキベリーを丸ごと粉砕したパウダータイプの有機マキベリーで、JAS認証を取得済みです。
このマキベリーパウダー摂取の目安は毎回小さじ1杯程度。風味に甘みがあっておいしいので、ジュース、スムージー、豆乳、牛乳に混ぜて楽しみましょう。
アメリカUSDA認定原料のみを使用したパウダー
アメリカUSDA認定のマキベリーを100%使用したパウダー。手摘みした野生種のマキベリーをフレッシュなままフリーズドライし、タネも丸ごと粉砕したパウダーです。
パタゴニアの厳しい気候と強力な紫外線に対抗するために、この地域のマルベリーはアントシアニンを豊富に含んでいます。スムージーやジュースに混ぜて毎日摂取したいですね。
世界が認める高品質のマキベリーを使用
有機栽培とフェアトレード製品を販売するエンジェルビーン。こちらは日本・米国・欧州の3地域で、オーガニック認定を取得済みのこだわりマキベリー。欧米との取引で重視される英国BRC認証も取得、食品衛生HACCPを導入した工場で生産されるなど、世界の基準に対応しています。
できるだけ熱を加えず、野生種有機マキベリーの恵みをたっぷり味わってみましょう。
▼マキベリーのおすすめ3選【サプリメント】
続いては、忙しい方でも気軽に摂取できるマキベリーのサプリメントをご紹介します。
1日1粒飲むだけで忙しさに負けずキレイになれる
マキベリーと必須脂肪酸を含んだサプリメント。体内で合成されず、食事から摂取しなければならない必須脂肪酸をたっぷり含むアマニ油、エゴマ油をプラスしました。
テレワークでパソコンやスマホの使用時間が増えている人にもおすすめ。毎日のビューティー・ヘルスサポートとして役立ちます。
国内加工されたマキベリーサプリメント
1袋で30日分のマキベリー粒が入った、アントシアニンを気軽に摂取できるサプリメント。国内工場で製造され、徹底された品質管理を行なっているので安心です。
美容をサポートしてくれるビタミン類、鉄分、マグネシウム、カリウムもたっぷり含まれています。持ちやすく、飲みこみやすい粒の大きさがうれしいですね。
▼マキベリーのおすすめ2選【液体タイプ】
最後はスイーツにかけたり水で割ったりして美味しく摂取できる液体タイプのマキベリーをご紹介します。

生活の木『ハーブコーディアル』
「マキベリー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする マキベリーの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのマキベリーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
マキベリーに関するQ&A よくある疑問にお答えします!
ここからは、マキベリーを買おうと考えている方が抱きがちな疑問にお答えします!
▼マキベリーはどこで売っている?

マキベリーは成城石井やコスメキッチンなどで販売されているようです。お近くに店舗が無いという場合は通販を活用しましょう。Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、さまざまなマキベリーの商品が販売されています。
▼マキベリーの副作用って?

マキベリーの副作用については、明確な情報がありません。ただし、アレルギーをお持ちの方や妊娠中・授乳中の方は念のため医療機関に相談するといいでしょう。
なお、マキベリー以外の成分も配合したサプリメントについては、過剰摂取が体調不良につながる可能性があります。決められた正しい摂取量を守るようにしましょう。
▼マキベリーの食べ方を教えて!

パウダータイプのマキベリーは、食べ方のアレンジが自由自在。ヨーグルトにかけたり、アイスやチーズケーキに混ぜたりしても美味しく食べられます。凍らせたフルーツと一緒にミキサーで混ぜれば、手軽で美味しいスムージーも!
ただし、加熱により栄養素が失われてしまいやすいので、マキベリーのパワーを生かすならクッキーやパウンドケーキなどの焼き菓子よりも、冷たい食材と合わせて使用するのがおすすめです。
そのほかのスーパーフルーツに関連する記事はこちら 【関連記事】
マキベリーの成分でイキイキとした毎日へ いかがでしたか?
マキベリーの栄養素について調べると、ポリフェノール含有量の高さや、抗酸化力を示すORAC(オーラック)の数値に驚かされます。ただフレッシュなマキベリーの果実と、加工されたパウダーやサプリとでは栄養価は同じではありません。
とはいえ、ほかのフルーツよりすぐれた栄養素を含んでいるため、スーパーフルーツとして注目されています。
イキイキした毎日を送るために、ぜひ希少なマキベリーを役立ててください。
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栄養・健康関連のコラム執筆やレシピ作成、栄養監修、食生活アドバイスなどを中心に活動するフリーランス管理栄養士。 短大卒業後、栄養士として給食会社で社員食堂や寮の献立作成、給食管理を行う。その後、病院で栄養管理、栄養指導、調理などの業務に従事。在職中に管理栄養士免許を取得。 出産を機にフリーに転向し、保健センターなどで栄養指導・食事相談を行うほか、料理教室や発酵食づくりのワークショップを主催。