フライパンの蓋を購入する前に
フライパンの蓋は最初からフライパンとセットで売られているものもありますが、蓋単体でもたくさんの種類の商品が販売されています。蓋のサイズや形状も豊富で、材質も、耐熱ガラスやステンレスなどさまざまです。そこで、フライパンの蓋を購入する前に、ご自宅のフライパンの使い勝手に対応できる蓋の選び方のポイントを知っておきましょう。
料理ライターの山田由紀子さんのアドバイスもご紹介しています。ご自宅のフライパンの蓋を選ぶ際は、参考にしてみてくださいね。
フライパン蓋の選び方
フライパンは、チャーハンや焼きそばを作る、肉を焼くなど日々の調理に欠かせない調理器具です。さらに、蓋さえあればフライパンひとつで炒めものから煮込み料理や蒸し料理などの調理ができて、料理の幅が広がります。ここではフライパン蓋の選び方を見て行きましょう。
主なポイントは下記の4つになります。
【1】蓋のサイズで選ぶ
【2】材質で選ぶ
【3】機能性で選ぶ
【4】メーカーで選ぶ
それぞれ詳しく解説していきますね。
【1】蓋のサイズで選ぶ
自宅で頻繁に使うフライパンにピッタリ合ったサイズの蓋を選びたいという場合には、購入前に使用しているフライパンの直径サイズをあらかじめ測っておく必要があります。その際は、フライパンの底を測るのではなく縁の内側の直径を測ってください。
また、サイズ違いのフライパンをいくつも使用しているなら、複数サイズに対応できるサイズフリーの商品を選ぶとよいでしょう。
【2】材質で選ぶ
フライパンの蓋は、さまざまな材質で作られていて、それぞれに長所や短所があります。材質・素材の特性を知り、使用されている材質で選ぶのもよいでしょう。
ガラス製品
ガラス製の蓋は、蓋全体がガラスかまたは、シリコンや金属などと組みあわせて、中心部分がガラスになっているものがほとんどです。蓋の中央部分が透明なので、調理中の食材の状態が蓋を開けずに確認できます。また、汚れが落としやすく清潔感があるのがメリットです。
ただし、衝撃には弱く重量があるため、取り扱いには注意を払う必要があります。
ステンレス製品
キッチン用品に多く使われているステンレスは、鉄を主成分とする合金です。酸性やアルカリ性に強いため、いろいろな調味料を使う調理器具の素材に適しています。「錆び(ステイン)ない(レス)」名前の由来通り、錆びにくく、さほど重くはなく丈夫なのが特徴です。
また、落下しても割れることはなく、汚れがつきにくく落としやすいので、手入れがかんたんな点もメリットです。
アルミ製品
アルミ製のフライパン蓋の大きなメリットは、軽さです。手軽に素早くフライパンの蓋を開け閉めできるので、調理がらくに行えます。また、安価で購入できるのも嬉しいポイント。
落下しても割れることはありませんが、油が馴染みにくいので焦げてやすい点を考慮しておきましょう。商品によっては、汚れがつきにくいように表面にコーティングが施されているものもあるのでチェックしてみるのもよいでしょう。
シリコン製品
シリコン製の蓋は、熱に強く柔軟性があり軽いので、取り扱いがとてもかんたん。フライパン蓋としてだけではなく、電子レンジでも使用でき、保温や保存する際のラップ代わりにもなり、とても便利です。
また、落し蓋として使う方も多く、さまざまなシーンに活用でき繰り返し使えるので、経済的な点も魅力です。大小さまざま、カラフルな商品も多いので、チェックしてみてください。
鉄製品
鉄製のフライパン蓋のメリットは、耐久性の高さです。鉄を使用した調理器具は、強火で使い続けても傷みにくく、油に強いので揚げ物調理に適しています。
ステンレス製品などよりは錆びやすいのですが、適切で正しいお手入れをすることで錆は防げ、きれいな状態を持続できます。きれいな状態を維持するには、調理後すぐに汚れを落とすのがポイントで、長期的に使用できるのが魅力です。鉄製フライパン蓋には、ガラス窓つきやコーティングがされたものもあります。
【3】機能性で選ぶ
フライパンの蓋は、サイズも大小いろいろあり、素材もさまざまで特徴が異なります。さらになかには、便利機能が付いているフライパン蓋もあるため、ここでは、付随している機能を見て行きましょう。
自立式タイプ
調理中に、フライパンの蓋を一時的に開けた場合、蓋をどこに置いたらよいか困る、という、多くの方が悩む使用中の蓋の置き場所。作業台が汚れているときや蓋が熱くなっていると、蓋を開けたけれど、蓋を直に置くのは避けたい場合があります。そんなときに、役に立つのが、自立できるフライパン蓋です。近年は、蓋のツマミ部分がハンドルタイプで、持ち手がスタンドになっている商品が数多く販売されています。
自立式タイプなら、そのままいつでもどこでも直置きできるので便利です。また、スペースも取らず衛生的。多くの企業が、自立式タイプの蓋を提供していますが、それぞれ素材や形状も違い蓋本体の重さも異なります。そのため、自立した際の安定感や使い勝手はさまざまです。
折りたたみ式タイプ
従来の、フライパン蓋や鍋蓋は、鍋のツマミや持ち手が飛び出しているので、重ねて収納することがかなり困難でした。しかし、昨今はツマミや持ち手部分が改良されて、折りたたみ式タイプのフライパン蓋が登場しています。
同じ様に、持ち手部分だけでなく、フライパンの蓋本体も重ねやすいよう考慮されている商品も出てきています。収納に重点を置くなら、蓋本体の形状も見ながら選ぶとよいでしょう。
フックにかけられるタイプ
フライパンの蓋は、形状的に重ねて収納するのは難しいのですが、フックにかけられるタイプも登場しています。フックにかけられるタイプは、軽い素材を使用した重量の少ないフライパン蓋に多く見られ、壁のフックが収納場所です。すぐに使えて、使用後は壁にかけておくだけなのでとても便利。
また、フックにかけられるタイプのフライパン蓋は、壁にかけてキッチンのインテリアにもなります。見せる収納として、スタイリッシュでおしゃれなデザインのものや、カラフルな色彩のアイテムを選ぶのも楽しい作業です。
多機能タイプ
フライパンの蓋には、各社が工夫を施し、さまざまな便利機能をそなえている商品があります。フライパンの蓋に水挿し口がついていて、蓋を開けずに水を足せるアイテムや菜箸、お玉を置けるものなどはとても便利です。
フライパンを鍋と同じ様に蒸し料理や煮物などに使うことが多いなら、蓋本体か中央部分のガラス窓に蒸気孔のある商品を選ぶのがよいでしょう。蒸気孔のあるものは、調理中にフライパン内の蒸気を逃すため、フライパンのなかの曇りを抑えます。それぞれの機能をよく確かめ、使い勝手のよいものを選びましょう。
ドーム型と傾斜のあるタイプ
ガラス製のドーム型や蓋の上部に傾斜をつけたフライパン蓋は、水滴がフライパンに流れ落ちるので蒸気でなかが曇るのを抑えられます。蒸気孔のある蓋と同様に、ドーム型や傾斜のある蓋は、蒸気が停滞しにくい構造なので、調理中のフライパンのなかが見やすくなります。
調理中にフライパンのなかの状況を確かめながら料理をしたい方には、ドーム型のガラス製フライパン蓋や傾斜のある蓋が向いています。また、蓋に蒸気口があるかどうかも確認しましょう。
【4】メーカーで選ぶ
フライパンの蓋を購入する際は、信頼のおける店舗で選ぶ。または、人気の高いメーカーや自宅で使用しているフライパンのメーカーに合わせるなどの方法があります。ここでは、チェックしておきたい人気メーカーや店舗をご紹介します。
T-fal(ティファール)
ティファールは、世界で初めてふっ素樹脂加工のフライパンを発明した調理器具メーカーです。新しい発想でキズや汚れに強く、さらに熱にも強いコーティングが施したアイテムなど、技術革新にも力を注いでいます。
なかでも、取っ手が取れるシリーズの製品は、かたづけにくいフライパンや鍋、蓋を重ねてスッキリ収納できるのが魅力です。デザインも洗練されていて、取っ手が取れるので調理してそのまま食卓に出せるなど、使い勝手もすぐれています。蓋だけでも購入は可能ですが、ティファール製品の長所を活かすなら、セットで使用するのがよりよいでしょう。
IKEA(イケア)
今から80年ほど前にスウェーデンの町でカタログ通信販売業として誕生したイケア。現在は、世界中の人々に家具や家庭用製品全般を「手ごろな価格・デザイン・心地よさ」で届けていることで知られています。
北欧テーストのオシャレなキッチン用品に興味がある方には、イケアの商品が向いています。イケアのフライパン蓋は、使い勝手を考慮したオシャレでシンプルなデザインが多いのが特徴です。イケアのリアル店舗は、全国どこにでもあるわけではありませんので、公式の通販サイトをチェックしてみるのもよいでしょう。
NITORI(ニトリ)
ニトリは、全国に店舗を展開しているので、足を運んだことがある方も多いのではないでしょうか。多彩な事業を手掛けているニトリは、インテリアやホームファッションに強いイメージですが、食器やキッチン用品なども豊富です。もちろん、フライパンの蓋も、さまざまなアイテムが多彩にラインナップされています。
フライパン蓋は、400~1,300円以内とコスパのよい値段設定が一押しポイントです。店舗数も多く、通販でも購入できるのでチェックしてみるとよいでしょう。
その他、ホームセンターなど
デザイン性より実用性に重点を置く方なら、カインズやコメリ、ビバホームなどのホームセンターで選ぶのもよい方法です。お試しに購入してみたくなる安価な商品から、すぐれた機能性を備えた高価な商品まで多数取り扱っています。
また、各々のホームセンター独自のプライベートブランド商品も販売されているので、良品を見つけるのもよいでしょう。また、プライベートブランド商品のなかには、かなり価格をおさえたものもあるのも一押しポイントです。
フライパン蓋はサイズ合わせが重要 料理ライターがアドバイス
フライパンの蓋をすると、蒸気や熱を逃さないので、食材に火が通りやすくなり、ふっくらとおいしく仕上がります。また、油はねを防いで安全に料理をするのにも役立ちます。選ぶときは、フライパンのサイズに合っていて、密封できるかどうかが重要です。
購入前にフライパンのサイズをきちんと測りましょう。複数のフライパンを持っている方は、サイズフリーか大小2つほど購入するのがおすすめですよ。
フライパンの蓋のおすすめ商品をご紹介
▼人気メーカーのフライパン蓋おすすめ7選
ここからは実際にフライパンの蓋のおすすめ商品をご紹介していきます。まずは人気のあるティファール・IKEA・ニトリなどのメーカーを厳選した商品です。
ティファール『フライパンカバー』は、ガラス窓があるので、蓋を開けずに、調理中の食材を確認でき、焼き過ぎや蒸し過ぎなどの失敗を防げます。自炊を始めたばかりで料理に慣れていない方でも安心です。

幅広いサイズに使えるマルチなフライパンカバー!
既存品によりさらに軽量になったガラス窓のついたアルミ製の蓋です。アルミ部分には、樹脂加工が施されているので、汚れが落としやすくお手入れがかんたんで、きれいな状態をキープできます。
また、24~30cmまで幅広いサイズのフライパンに対応できる点や握りやすい形状の取っ手が魅力です。自立できるスタンドつきなので、立て置きができます。
バタフライのように2つのツマミが折りたためる
インジニオ・ネオ シリーズ専用のガラス蓋ですが、単体でも購入できます。バタフライのように平らに折りたためて、重ねてスッキリ収納できるのが一押しポイントです。
蓋のサイズがフライパンと合わないと蓋が損傷することもあるため、最初にサイズを確かめましょう。フライパンと蓋がセットではない場合、フライパンの縁の内径のサイズに合う蓋を選ぶのが基本です。
蒸気孔つきのガラス製フライパン蓋
蓋全体が透明なガラス製なので、蓋を開けなくても、調理中のフライパンのなかが確認できます。また、蓋は水滴が流れやすいドーム型なので、蒸気のくもりが少なく、ついている蒸気孔が吹きこぼれをおさえます。
ティファールの取っ手がついているフライパン26cm・27cmと家(おうち)なべ26cmに対応しているガラス蓋です。ティファール以外のフライパンに使用する場合は、サイズが合うか確かめましょう。
キッチンのあらゆるシーンで活躍するすぐれもの
イケアのすべてのフライパンや鍋に対応できるシリコン製の蓋です。フライパンや鍋の蓋はもちろん、電子レンジ、コンロ、オーブン、冷凍庫、冷蔵庫でも使えます。
食器洗い機で洗えるので、いつも清潔な状態で使用できるのも魅力です。また、ラップやアルミホイルのかわりにもなり、何度も繰り返し使えるので経済的にもすぐれています。
北欧テーストの洗練されたデザインが魅力!
中央のガラス部分の周りに幅広の金属製の縁取りがされているスタイリッシュなデザインが、イケアらしくオシャレな蓋です。2種類のサイズのフライパンや鍋に対応しているので使い勝手もよいでしょう。
また、ガラス製なので、蓋を開けなくても調理中の状態を確認できるのがメリットです。直径23cmの一回り大きなサイズも販売されています。
油を使う料理すべてに使用可能です!
天ぷらやから揚げなどは、おいしくいただくのですが、調理する際に油が飛びはねるのは阻止したいものです。ニトリの油はね防止ネットは、油を使う料理をする際に、飛びはねる油を防ぐために使います。網状なので蒸気を通し、揚げ物に蓋をして使用可能です。
蓋をすることで油が飛び散るのをカットするのですが、茹でた食材が落ちないように、湯切りにも活用できて便利です。
自立式タイプ+フックにも掛けられます!
26cm・28cm・30cmに対応可能な仕様なので、3つのサイズのフライパンと鍋の蓋として使用できます。中身が見えるガラス窓がついている点や、自立式タイプなので調理中のちょっと置きができるのも嬉しいポイントです。
また、フックにかけることもできるので壁にかけるだけで、かたづけもかんたんに済ませられます。ただ、食洗器は使用不可です。
▼1,000円以下のフライパン蓋おすすめ5選
続いて、1,000円以下で購入できるリーズナブルなフライパンの蓋を紹介していきます。
パール金属 『オイルパートナーシリコーン加工窓付パンカバー24~28cm用』は、手頃な価格とお手入れのしやすさがおすすめポイントです。蓋は油はねがよくつくので、汚れが落ちやすいと助かりますね。

ワイドなガラス窓がついてお料理をサポート
蓋本体のアルミ合金には、フッ素樹脂をまとわせているで、汚れが落ちやすくお手入れがかんたんです。また、ついているガラス窓が大きいので、フライパンのなかの調理状況が全体的に見ることができます。
3サイズのフライパン兼用で使えるので、24~28cmの間の大きさの違うフライパンを複数持っている方におすすめです。フックがついているので、吊り下げて収納できます。
油汚れもサッと落ちるフッ素樹脂加工!
軽量で、対応できるフライパンが26、28、30cmの3サイズなので、とても使い勝手のよい商品です。フッ素樹脂加工が施されているので油汚れもサッと落ち、洗いやすくお手入れがらくな点も一押しポイント。
ただ、3サイズ兼用なので、フライパンの形状によっては本体より蓋がはみだすことや、適合しない場合もあることも知っておきましょう。
安定感のあるツマミでちょっと置きしましょう
刃物で名前が知られている、貝印のフライパンの蓋です。24〜28cmのフライパンに対応しています。アルミ製なので、軽くて錆びにくいのが特徴です。
また、シリコーンポリエステル塗装が施されているので、汚れやニオいがつきにくく、油汚れなどは落としやすくなっています。持ちやすく、転がらない安定したツマミがついているので蓋は自立して、ちょっと置きができます。
いいとこ取りしたステンレスアルミ三層鋼
16cmと18cmのステンレスアルミ三層鋼片手鍋と両手鍋兼用の蓋です。収納しやすいように蓋をできるだけ平坦なフォルムにしてあります。
ステンレスとアルミや鉄を組み合わせた材料が三層鋼です。ステンレスは、酸に強くキズや錆びにも強いという特徴があります。反面、熱伝導率が悪いので、熱が伝わるのを早くするために熱伝導率のよい鉄やアルミと組み合わせて作られている蓋です。ステンレスアルミ三層鋼のフライパンや鍋、蓋は、それぞれの金属の長所を合わせた特性を持っています。
8サイズすべてが超リーズナブル!
割れにくい全面強化ガラスの蓋です。14cmから28cmまでと、豊富なサイズバリエーションが特徴です。どのサイズもすべてとても、リーズナブルに購入できるので、自宅にあるフライパンや鍋の蓋の予備として用意して置くのもよいでしょう。
ガラスなので調理中の食材の状況が見え、蒸気孔もついているので、蒸気を適度に逃し、吹きこぼれも防げます。
▼おすすめのフライパン蓋10選
最後は、さまざまな特徴のあるフライパンの蓋をご紹介していきます。
アイリスオーヤマ『KITCHEN CHEFダイヤモンドコートパンガラス蓋26cm』は、選びやすい豊富なサイズ展開が魅力。蓋の周囲がシリコン樹脂なので、ピタっとしめられて、蒸し焼きなどが上手にできます。

5つのサイズから選べます
「ダイヤモンドコートパン」は、ハンドル着脱式のIH用フライパンです。着脱式なので取っ手が外せますが、マルチハンドルをつけた状態でも、同シリーズの蓋はピタッとしめられるのが魅力です。
16cmから28cmまでの5つサイズがあり、フライパンや炒め鍋に合わせて選べます。2cm違いのサイズがそろっているので、自宅で使っているフライパンに合うサイズも見つけやすいでしょう。
蓋本体が強化ガラス製なので、蓋を閉めたままでなかの様子が確認できます。
フライ返しやトングも置けてスーパー便利
蓋のツマミ部分にお玉や菜箸、トングなどのキッチンツールが置ける、便利機能がついているガラス蓋シリーズです。サイズバリエーションが豊富で、14cmから32cmまであるので、大小さまざまなサイズのフライパンや鍋に対応できます。
蒸気孔もついているので、吹きこぼれることもなく、蓋を開けなくても、調理中の食材の仕上がり具合が確かめられます。
シンプルで使い勝手がよく機能性も高い!
約15年前から販売されているロングセラー商品にふさわしく、シンプルで無駄のないスッキリしたデザインが目を引きます。自立式タイプのフライパンカバーなので調理中に立てておくことができて便利です。また奥行きの幅も短いのでスペースも取らずスッキリと収納できるのが魅力です。
素材は、ステンレスとガラスしか使っていないので高級感もあり、丈夫で錆びに強く色移りや臭いに悩まされることもありません。
オーブンや電子レンジにも使える優等生!
フライパンの蓋としてだけでなく、さまざまなシーンで活躍するシリコンキッチングッズです。落とし蓋として使う方も多く、用途はいろいろで、一枚あると何かと役にたちます。下は-40℃から高温の250℃まで使用可能なので、冷凍庫から電子レンジでも使えて便利です。
耐久性にすぐれた品質の高いシリコン樹脂を採用しているので、環境にもやさしく、繰り返し使えるので経済的です。
スキレットはカバー(蓋)とセットで使いましょう
スキレットが野外でよく使われるのは、一般的なフライパンよりも蓄熱性や熱伝導にすぐれているという理由からです。もともと、スキレットは食材を煮たり焼いたり、蒸すなど多くの料理に使用できる万能な調理器具です。
また、蓋を使うことで料理の味が一段とアップし蓋があると、スキレット料理のバリエーションが広がります。蓋をすれば、オーブン料理がかんたんに楽しめるので、本体をお持ちなら、スキレットカバーは、ぜひ購入するとよいでしょう。
調理中にちょこっと置きができる自立型タイプ
24~28cmのフライパンに対応できるフライパンの蓋です。自立型タイプの蓋なので、立てておけて調理中にも置き場所に困ることはありません。フッ素含有のシリコン加工でコーティングされているので、汚れが落としやすくお手入れもかんたんです。
蓋の中央部分にガラス窓がついているので、蓋を開けずに調理の流れが把握できます。
お手入れ簡単折りたたみスタンド式フライパンカバー
持ち手になるハンドルが折りたためる「折りたたみスタンド式」のフライパンの蓋です。ハンドルを少し引き上げれば、蓋が自立するので収納にも便利で、調理中に置き場所に困ることもなくなるでしょう。
また、アルミニウム部分がフッ素樹脂でコーティングされているので、油汚れなどはかんたんに落ち、後片付けがらくに済みます。
いつでも清潔にお料理ができます!
和平フレイズの「ゼンコウキン」シリーズのアイテムは、蓋本体の外側や持ち手などに抗菌加工が施こされています。食べ物が直接触れる内側のコーティングだけでなく、手が触れるハンドルや外側まで抗菌加工してあるスタンド式の兼用蓋です。
18~20cmのフライパンに対応できます。また、本体の素材がアルミニウムなので、軽くて使い勝手がよいのも高ポイントです。
機能性と便利さを求めるならコレ!
蓋をしたまま水差しができる便利機能と、自立式機能がついている全面強化ガラスのフライパン蓋です。全面ガラスなので調理中にフライパンのなかの様子が分かり、持ち手ハンドルで蓋本体が自立するのでちょっと置きができます。
また、蓋を閉めたまま水を加えることができるので、油ハネを防げるなど、機能性の高さが魅力です。
ドームの達人は料理の助っ人
フライパンだけでなくグリルパンなどにも使用できる、耐熱ガラスの蓋です。一般のガラス蓋より重い分、密閉性が増し、食材がふっくらジューシーにできあがるので、煮込み料理やグリル調理をする際に重宝します。
また、ドーム型なので蒸気でなかが見えづらくなることもなく、食材の様子をたしかめながら調理できるのが嬉しいポイントです。高さのある食材の調理もできます。
「フライパン蓋」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする フライパン蓋の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのフライパン蓋の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
フライパンの蓋やフライパンなどに関する記事をお探しならこちらもチェック!
キッチンの導線や作る料理を考慮して選ぼう
フライパンの蓋には、いろいろな材質が使われ、フライパン本体に使用されている素材も、さまざまです。ですが、蓋の材質と本体の素材との相性は、あまり考慮しなくても問題はありません。
自宅のフライパンに合ったサイズ感や作る頻度の高い料理に合っているかどうかなどを考慮して選ぶのがよいでしょう。機能的にすぐれたフライパン蓋も数多いので、ぜひ本記事を参考にして使い勝手のよい商品をみつけてくださいね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
栄養・健康関連のコラム執筆やレシピ作成、栄養監修、食生活アドバイスなどを中心に活動するフリーランス管理栄養士。 短大卒業後、栄養士として給食会社で社員食堂や寮の献立作成、給食管理を行う。その後、病院で栄養管理、栄養指導、調理などの業務に従事。在職中に管理栄養士免許を取得。 出産を機にフリーに転向し、保健センターなどで栄養指導・食事相談を行うほか、料理教室や発酵食づくりのワークショップを主催。