ダンベルラックの選び方
まずはダンベルラックの選び方をチェックしていきましょう。おもなポイントとしては下記の3つになります。
【1】ダンベルラックを置くスペースのサイズを確認
【2】ダンベルラックの耐荷重を確認
【3】収納するダンベルの数や大きさを確認
元アスレティックトレーナー・林本 直さんのアドバイスもご紹介していますので使い勝手のいいダンベルラックを選ぶために参考にしてみてくださいね。
【1】ダンベルラックを置くスペースのサイズを確認
ダンベルラックには床に置くタワータイプのものや棚に置けるコンパクトなものなどさまざまなタイプのものがあります。ダンベルラックの購入を検討する際には、まずラックを設置するスペースの大きさを確認しましょう。
実際にダンベルラックを置くスペースの幅や奥行き、天井までの高さなどをチェックするだけでなく、実際に目に触れ、手に取りやすい場所であるか、また生活動線の妨げにならない場所であるかについても確認しておくといいでしょう。
【2】ダンベルラックの耐荷重を確認
ダンベルラックを選ぶ際には、ラックの耐荷重を確認することも必要です。1~2個程度のダンベルであればそれほど心配はいりませんが、さまざまな重さのダンベルをいくつも収納する場合には、ラックの強度と耐荷重の確認が欠かせません。
ダンベルラックには、200kg以上の重さにも耐えうるものもあるので、今後ダンベルやほかのトレーニンググッズを増やす予定があるのであれば、耐荷重の高いものを選んでおくと買い替えなどが不要になります。
【3】収納するダンベルの数や大きさを確認
ラックのタイプによっては、収納できるダンベルの数が限られているものがあります。ダンベルを置く場所がくぼみになっている場合は、ラックのなかでゴロゴロと動くことがなく、安定していますが、くぼみの数しかダンベルが置けません。
収納部分がフラットになっているタイプであれば、詰めてダンベルを収納すればある程度の数が収納できるでしょう。しかしスペースに対してダンベルが少ないと、ラックのなかを移動し、地震の際やなにかがぶつかった際にダンベルが落ちることもあります。
手持ちのダンベルや、今後増やす予定があるかについても確認して、ラックを選ぶといいでしょう。
ダンベルラックは安全性が最優先! 元アスレティックトレーナーがアドバイス
ダンベルラックを選ぶポイントは、以下の3つです。
・収納スペース
・耐荷重
・ダンベルの数や大きさ
特に重要なのが、耐荷重やバランス。耐荷重を超えるダンベルを乗せると壊れてしまったり、バランスが悪いと地震で倒れてしまったりする可能性があります。ダンベルが足に落ちる、転がって人に当たるなどのリスクがあるので、安全性を最優先にダンベルラックを選びましょう。
ダンベルラックおすすめ12選 元アスレティックトレーナー・林本 直さんと編集部が選んだ
ここまで紹介してきたダンベルラックの選び方を踏まえて、元アスレティックトレーナー・林本 直さんと編集部で厳選したダンベルラックを12点紹介します。棚に収納できるコンパクトなものから、さまざまなタイプのダンベルが収納できるタワータイプまで各種紹介しています。気になるものがあればぜひ検討してみてください。
シンプルで多機能なCAP Barbell『ダンベルラック』。ダンベルだけでなく、ケトルベルやメディシンボールの収納にも対応しています。ダンベル以外にも収納したい器具がある人におすすめです。

シンプルで多くのアイテムを収納可能
シンプルな2段式のラックです。主張しすぎることのないコンパクトでシンプルなつくりながら、136kgの重さに耐えられる設計になっています。1段に5~6本のダンベルを収納することができるので、自宅以外のジムや店舗でも使えます。
ダンベル以外にもケトルベル、メディシンボールなど、さまざまなトレーニングアイテムを収納可能です。
エービースポーツの『ダンベルラック』は、縦に伸びる2本の柱に各10個のダンベルを収納できるため、スペースが限られる人におすすめです。デザイン性が高いことも、トレーニングのやる気を高めてくれます。

ダンベルを見せつつ機能的に収納
緩やかな弧を描きながら、合計10ペア、20個ものダンベルを収納できるタワー型のダンベルラックです。スリムなボディに多くのダンベルを収納できるので、ジムや店舗でもおしゃれにダンベルを収納できます。
本体は132cmの高さがあるので、取り出しやすい高さに、いつも使うダンベルを収納すると使い勝手がいいでしょう。
本格的なホームジムを作りたい方におすすめなのが、MATRIXの『ダンベルラック』。安定感が抜群なので、10本のダンベルを安全に収納できます。ジムにも置かれている本格的なラックです。

世界中の施設や家庭で使用されているメーカー
世界100カ国のホテルやジム、家庭で使われているブランド「マトリックス」製品はコスパにすぐれていながら、耐久性や機能性に定評があるものばかり。こちらのダンベルラックは、5ペア10個のダンベルを収納可能。計算された角度でダンベルが収納できるため、取り出しや交換時にかかる手首への負担を軽減しています。
またダンベルを置くクレードルが独立しており、ダンベル同士がこすれたり、キズをつけたりする心配もなくスムーズに取り出せる余裕があります。
シンプルなデザインで使いやすい
ブラケット鋼管製でシンプルなデザインのダンベルラックです。2個のダンベルを収納できてダンベルの重さは50kgまで対応しています。高さは10cmほどなので、テレビ台や収納棚に載せても、さっとダンベルを取り上げやすいのが特徴です。
固定ダンベルや可変式ダンベル、ゴム引きダンベルやメッキダンベルなどダンベルの種類は問わず、どのようなダンベルを収納することができます。
ダンベルが取り出しやすい角度で収納できる
スチール製の3段ラックになっています。複数のダンベルがあってもしっかりと収納できます。また2本のレーンは11cmの幅があり、人間工学にもとづいて前傾よりに作られているので、目当てのダンベルを取り出しやすいのが魅力です。
合計400kgまでのダンベルを収納できるので、自宅だけではなく、ジムなどでも重宝します。
かがまなくてもダンベルが取り出せる
自宅でもトレーニングできるホームマシンを作り続けているBOWFLEXの1090i、560i、および552iのダンベルに適合するダンベルラックです。人間工学にもとづき、かがまなくてもダンベルが取り出せるため、足腰や背中に負担をかけません。脚がハの字になっているので、重いダンベルを載せてもしっかりと安定します。
BOWFLEXの可変式ダンベル向けに作られているスタンドのため、複数枚のプレートをつけたままでもしっかりと収納可能です。
MENCIRO『ダンベルラック』
頑丈な鋼管で作られたフレームが三角構造になっているため、250kgまでのダンベルをしっかりと収納できるダンベルラックです。上段と下段の位置がずれているためダンベルが取り出しやすいですがスモールジムや自宅でも邪魔になりません。
本体カラーは黒ですが、耐久性のある粉体塗装となっているので、金属製のダンベルなどが当たったり、こすったりしてもキズが目立ちません。
プレートやトレーニングギアも一緒に収納
63cmの高さにダンベルを2個収納できるダンベルラックです。腰を落とさずにダンベルが取り上げられるのが特徴です。またダンベルを置くスペース以外に、傾斜のついた棚が2つついているので、可変式ダンベルのプレートを置いたり、グローブや汗拭き用のタオルなども合わせて置くことができます。
グレードの高いスチールを使用しているので、高重量のダンベルをしっかりと支え、キズや腐食にも耐える高い耐久性があり、ジムや体育館、店舗などでも長く使えます。
さまざまな重さのダンベルを収納可能
3段式のダンベルラックです。上段には1~4kgのダンベルを、中・下段には5~10kgのダンベルを収納できるように作られています。金属製のダンベルにキズをつけないように、ラバー製のアブソーバーがついているので、気持ちよくダンベルを取り出したり、収納したりが可能です。
合計15ペアのダンベルを収納できるので、ジムなどに設置しても活躍します。15ペアは多いと感じる方には2段式・10ペア用のダンベルラックもあるので、所持しているダンベル数に合わせて選ぶといいでしょう。
ケトルベルやバーベルのプレートも収納できる
2段式のシンプルでコンパクトなダンベルラックです。段の幅が高く、段の位置もスライドした状態になっているため、下段には、ケトルベルやプレートなど大きなアイテムを収納することも可能です。
本体はスチール製となっており、各段の底はラバー製になっているため、金属性のダンベルや塗装されたダンベルを傷めることはありません。
自宅でもダンベルをおしゃれに収納
卓上や棚の上にダンベルをおしゃれに見せる収納したいならば、こちらのラックがおすすめです。コンパクトなダンベルを合計3セット6個収納できるので、家族の分も合わせて収納できます。
上段には~1kg、中段に~2kg、下段に~3kgのダンベルを収納すると、安定して使えます。現在使っているダンベルの重量を確認してから購入を検討するといいでしょう。
ハの字設計だから取り出しやすい
トレーニングアイテムとして人気のフレックスベルのダンベル専用ダンベルラックです。脚やダンベルを置く部分がハの字になっているので、重いダンベルを収納しても安定し、取り上げるときにも自然な姿でダンベルを取り上げることができます。
成人男性がかがむことなくダンベルを取り上げられる高さなので、思い立ったらすぐにダンベルトレーニングがはじめられます。
台座をボルトで締めるだけでラックが完成するので届いたらすぐに使えるのもうれしいところです。
「ダンベル ラック」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ダンベル ラックの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのダンベル ラックの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
その他のトレーニンググッズ記事はこちら 【関連記事】
ダンベルラックでおしゃれで機能的な収納を
ここまで、元アスレティックトレーナー・林本 直さんと編集部によるダンベルラックの選び方とおすすめ商品をご紹介してきました。ジムに置いていそうな本格的なものから、見せる収納ができるタイプまでさまざまなものを紹介しています。
扉がついた棚などに収納してしまうとどうしてもトレーニングもおっくうになりがちです。ダンベルの見せる収納で、いつでもダンベルが目につけばトレーニングも開始しやすいでしょう。ぜひ機能的でおしゃれなダンベルラックを活用して、トレーニングを楽しみながら続けていってください。
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了徳寺大学健康科学部卒 元日本体育協会公認アスレティックトレーナー&NSCA-CSCS。大学日本代表選手(ゴルフ、ビーチバレー)のトレーニングコーチや、ラグビーチームのトレーナーを経験。現在はサプリメントインストラクターを取得し、ライターをしながらオンラインでボディメイクを指導している。