【65インチ以上】液晶テレビを選ぶ4つのポイント
一度は大きな画面でテレビの映像を観てみたい、そう思ったことありますよね? それと同時に、「部屋に置けるのか?」といった悩みも起こってきます。
65インチテレビのサイズは、幅約143cm・高さ約80cm・対角線は165.1cmとなっています。また、重さが平均約25kg前後。モデルによっては40kg前後のものまであり、1人で持ち運ぶには困難な場合もあります。
ここからは、65インチテレビの選び方のポイントについて解説していきます。
【1】テレビの種類(液晶・有機EL)で選ぶ
現在販売されている大型テレビのパネルは、4Kパネルが主流で、液晶と有機ELの2つの種類があります。それぞれメリット・デメリットなどの特徴がありますので、参考にしてみてください。
コスパ重視なら「液晶テレビ」がおすすめ
4K液晶テレビのディスプレイは、偏光フィルター、ガラス、RGB液晶パネル、バックライトといった複数の層からなっており、バックライトで白色光をパネルに透過させて映像を映し出すしくみになっています。
また、斜めから見ると色が変わって見えたり、暗い部分が実際よりも明るく見えてしまう「黒浮き」といった現象が起こるデメリットがあります。
ただしその分、価格はお手頃となっているのも特徴です。
画質重視なら「有機ELテレビ」がおすすめ
有機ELテレビは、ガラスとRGBカラーフィルターのみで構成されており、パネルにRGBの光を放つ素材が配置されています。そのため、液晶テレビと比べてスリムで、さらにバックライトが不要なため黒浮きの心配がなく、より鮮やかな黒色を表現することができるのが特徴です。
ただしその分、ラインナップがまだ少ないため、価格は高めになります。
【2】解像度で選ぶ
そもそも画素とは、光の三原色(赤・緑・青)のドットをひとつのまとまりにしたセルのことを指します。4Kテレビは、フルHDの4倍の画素数で、1画素あたりの面積も狭いため、粗くなりにくいのが特徴です。
65インチテレビは、この画素数3840×2160の4Kに対応したモデルが主流となっています。
【3】録画機能の有無を選ぶ
テレビを購入する際、録画機能を内蔵か、外付けでつなぐモデルか、録画機能の有無も確認してみてください。
内蔵HDD録画や内蔵ブルーレイ録画など録画機能を内蔵したモデルなら、テレビまわりの配線もなくスッキリさせることができます。
対して、外付けのHDDレコーダーをつないだ場合、配線などのわずらわしさはありますが、大容量HDDなどが選べ、容量を気にせず録画できます。
【4】対応するVODサービスで選ぶ
最近では、多くのモデルにNetflixやHulu、AmazonプライムといったVOD(動画配信)サービスに対応したモデルがラインナップされています。対応しているVODサービスは、メーカーごとに異なりますので、どのサービスに対応しているかなども確認しましょう。なお、YouTubeは無料で利用でき、「Android TV」内蔵モデルであれば、ほとんどのVODサービスに対応しています。
また、なかには、リモコンにNetflixなどのボタンが設置してあるモデルもあり、地上波の番組からワンタッチでかんたんにVODに接続することができます。
大型テレビのさらに詳しい選び方
大型テレビの基本的な選び方のポイントは次の7点。
・サイズ
・パネルの種類(液晶/有機EL)
・4K放送チューナー内蔵か
・サウンド機能
・無線LAN内蔵か
・「倍速液晶機能」付きか
・録画機能付きか
詳しくは下記の記事で紹介していますので、こちらもチェックしてみてください。
【65インチ以上】液晶テレビのおすすめ4選
ここからは、65インチ以上の液晶テレビのおすすめ商品をご紹介します。
表示遅延のタイムラグなく遊べるゲームモード搭載
65型と大画面ながらリーズナブルな価格を実現しているmaxzen製の液晶テレビ。パネルはVA式の直下型LEDバックライトを搭載しており、HDR10、HLGという2つのHDR方式に対応。地上波デジタル、衛星デジタルのそれぞれにWチューナーを搭載するなど、隙のない装備です(4Kチューナーは未搭載)。
特徴的な機能としては「ゲームモード」を搭載。液晶テレビにありがちな、入力タイミングと画面の反応にわずかなラグが発生することを極力減らし、ダイレクトな入力感を実現します。放送よりもゲームやPCの4Kコンテンツの表示を重視したいという人にとっては、かなりお買い得と言えるでしょう。
REGZAの2021年モデル
4Kチューナー内蔵で2021年発売のREGZA(レグザ)最上級モデル。AI技術を活用した新映像処理エンジン「レグザエンジン Professional」搭載で、従来機種よりもさらに高画質になりました。
見逃した過去番組がみれる「タイムシフトマシン」機能がついているので、急なお誘いや録画予約を忘れてしまった場合でも焦ることはありません。毎日忙しくてなかなかテレビが観られない方にも、ぴったりの1台です。
現行のディスプレイ技術である量子ドットLED技術
現行のディスプレイ技術である量子ドットLED技術を採用することによって、これまでの一般的な液晶よりもさらに広い色域を表現可能な液晶テレビです。
さらに、テレビ用のAndroidを搭載することによって、テレビを直接ネットに接続してNetflixなどをはじめとしたウェブ配信サービスを利用できるという点も魅力です。
映像と音が一体化する没入感が得られる
認知特性プロセッサーXRを搭載した、有機EL65インチテレビです。XRは映像だけでなく音の信号処理も可能になったため、より自然に感じる映像と音のサラウンド、定位性を両立させました。独自設計により従来の有機ELパネルよりも発光度が高く、コントラストの高い映像も楽しめます。Google TVを搭載しているため、豊富な動画や作品のなかから好きなものをすぐに選んで視聴できます。
「65インチ以上液晶テレビ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 大型テレビの売れ筋をチェック
楽天市場での大型テレビの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
スマートスピーカー対応モデルが便利
Amazon AlexaやGoogle Homeなどのスマートスピーカーに対応したモデルなら、リモコンを使わず音声でテレビの操作をすることができるので便利です。
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8畳以上のお部屋が理想
65インチテレビを置くのに適したお部屋の広さは、8畳以上です。適正な距離を保つことは、目に負担をかけない意味でも重要で、各メーカー下記のような推奨する視聴距離の基準を設けています。
・フルHD:視聴距離2.2m以上
・4Kテレビ:視聴距離1.2m以上
上記の基準は、65インチテレビの推奨視聴距離で、8畳以上のお部屋の場合になります。お子様がいらっしゃるようなご家庭では、なおのことこれらの基準を守って検討する必要があります。
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