フラットテーブル型のメリットとは?
フラットテーブルの電子レンジとは、庫内にターンテーブルがなく平らな形状で、庫内全体にマイクロ波を拡散することで食品を温める電子レンジのこと。
ぐるぐる回らないので、これまで入りにくかった四角い弁当や大き目の皿などが使えてとても便利ですよ。また、電子レンジは食材の飛び散りなどで汚れてしまいますが、ターンテーブルが付いていない分、フラットテーブル型はお手入れが簡単なのも特徴です!
ターンテーブル式と比べると比較的値段が高めなのですが、近年では1万円代の商品やおしゃれなデザインなども出てきており、一人暮らしや新生活などでの利用もおすすめですよ。
フラットテーブル型の電子レンジの選び方
フラットテーブル型の電子レンジの基本的な選び方のポイントは下記。
【1】庫内容量
【2】最高出力・温度
【3】扉の開閉方向
【4】操作性
これらのポイントを押さえて、自分が使いやすい製品を選びましょう。
【1】庫内容量で選ぶ
電子レンジの容量は、使う人数や置く場所のサイズに合わせて選ぶようにしましょう。一人暮らしの方が使う場合は18L以下、家族で使う場合は23L以上がおすすめです。
単に温めるだけであれば単機能タイプ、調理でも利用する場合はオーブンレンジタイプやスチームレンジタイプにしましょう。調理に使える機能が増えるほどサイズが大きくなる傾向があるため、電子レンジを使う範囲も考えておく必要があります。
【2】最高出力・温度をチェック
出力の大きさを表すW(ワット)数は、製品によってさまざまです。目安として、温めるなら500・600Wほど、解凍であれば200Wほどがスタンダード。
食品をあたためる場合、出力が大きくなるほど早く温めることができます。ごはんなどを短時間で温めたいというなら、700W以上の出力に対応した商品を選ぶといいでしょう。
【3】扉の開閉方向をチェック
左右に開閉する「横開き」と、上下に開閉する「縦開き」という2パターンがあります。置き場所に影響するので、使いやすいタイプを選ぶようにしましょう。
冷蔵庫の上に設置するなら、横開きがおすすめ。高い位置で使うとなると、縦開きの場合、扉が邪魔になって食品を出し入れしにくくなってしまいます。利き手なども考慮に入れて選べるといいですね。
【4】操作性をチェック
単機能電子レンジの操作には、ボタンで操作するものとダイヤルをまわして操作するものがあります。それぞれの特徴をチェックしていきましょう。
【ボタン式】
「自動温めモード」を搭載した製品もあり、出力や時間を設定しなくても自動温めボタンをワンタッチするだけで適度な温度に仕上げてくれます。都度、温まり具合をチェックする必要がないので、とても便利な機能です。
【ダイヤル式】
出力と加熱時間を設定するタイプの商品。シンプルな操作性で機械の操作が苦手な人でも簡単に扱えます。
どのように電子レンジを使用したいのかを考慮して、自分にあったタイプを選びましょう。
フラットテーブル型の電子レンジのおすすめ16選
ここからは実際にフラットテーブル型の電子レンジをご紹介していきます。
こちらからすぐチェック!
▼おすすめ5選|安い
▼おすすめ3選|一人暮らし
▼おすすめ8選|人気・高機能
▼おすすめ5選|安い
まずは2万円以下で購入できる安い製品をご紹介していきます。なかには1万円以下のものもあるので、チェックしてみてくださいね。
自動温め機能が便利!
シンプルで大きくなったボタンで、誰でも簡単に操作できる単機能電子レンジ。弁当などやピザなど、大きめな食品も出し入れしやすいフラットテーブルで、掃除もラクラク!
ごはんやおかずなどから出る蒸気を検知することで、出力や時間を設定しなくてもワンタッチで自動的に温められますよ。
おしゃれ&900Wの高火力で便利!
オシャレなミラーデザインを採用した電子レンジです。湿度センサーを搭載しており、自動で温めることができるので便利ですよ。
900Wの高出力インバーターは非常に使いやすく、スピーディに温めることができるので、忙しい朝などにとても役に立ちます。コストパフォーマンス重視で電子レンジを選びたいという人にもおすすめです。
シンプルでリーズナブルなモデル!
520・400・200Wの3段階でダイヤル調整し、食材を加熱するタイプの電子レンジです。横幅が27cmと広めで、フラットテーブルなので、大きい弁当などの出し入れもラクラク!
光るタイマーで直感的に使えますね。全国どこでも利用できるヘルツフリー仕様。
シンプルな操作性で忙しいときにも便利
温め、解凍、煮込み設定ができる単機能電子レンジ。忙しいときには「あたためスタート」ボタンを押すだけで、500Wで1分間の加熱ができるので便利です。
タイマーは最大15分まで設定が可能。「煮込み」の場合には30分まで設定できます。庫内はフラットタイプになっていて、吹きこぼれなどの汚れも布巾でサッと拭き取ることができます。
便利な時短ブースト機能付きのシンプルレンジ
食品を入れて扉を閉め「あたためスタート」ボタンを押すだけで、飲み物やご飯を自動で温める機能を搭載しています。
「時短ブースト」機能により、忙しい朝や時間がないときでもスピーディに温めることができますよ。出力は900・600・500・200Wの4段階で切り替えられます。
▼おすすめ3選|一人暮らし
次に一人暮らしにおすすめの庫内容量が小さいタイプの商品をご紹介します。18L以下のものをラインナップしています。
レンジ音まで楽しめる商品!
レンジの下部にスピーカーが付いていて、モード選択ダイヤルをまわすと、アコースティックギターやドラムの奏でるサウンドが流れるバルミューダのおしゃれなオーブンレンジ。
毎日使うオーブンレンジなので、必要な機能をすばやく扱えるよう、複雑な操作は一切なく、誰でも簡単に使えるような設計になっています。
「らくチン!センサー」で、ワンタッチ自動温め!
出力や時間を設定しなくても、ワンタッチで自動的に温められる「らくチン!センサー」を備えている製品。食材を温めることで生じる蒸気量を検知し、自動的に最適な状態に温めてくれます。
汚れてもサッと拭けるワイドでフラットな庫内や、光るバックライト液晶で、くっきりと見やすいのも高ポイント!
センサーでムラなく、おいしく仕上げる!
温めムラを防ぐ技術に優れているのが特徴です。表面温度を測る「赤外線センサー」、1,000Wから100Wまでを自在に切り替える「インバーター」、適切な出力でコントロールする「加熱制御プログラム」を搭載。
これらにより、ムラなく、スピーディに、おいしく仕上げられますよ。マットな質感でキッチンまわりになじみやすいおしゃれなデザインなのも高ポイント!
▼おすすめ8選|人気・高機能
最後に、人気の高い高機能なモデルをご紹介します。
フルオートで、おいしく調理
300度の高火力で食材を即座に加熱することで、パンをふっくら焼いたり、外はカリッと中はジューシーな肉を焼いたりすることができます。高性能ながら、奥行きが39.9cmと薄型なので、キッチンにもすっきり収まりやすいですよ。
いろんな食材を並べるだけで自動的に調理できる「石窯おまかせ焼き」や、汚れが付きにくい「とれちゃうコート」などにも注目!
野菜たっぷりの副菜や煮物が、ワンボウルで簡単に
「やみつき野菜4分」機能を搭載しており、下ごしらえした材料を耐熱ガラス製ボウルに入れたら、後は温めるだけ。ササッと一品料理が作れますよ。
煮物やパスタもこちらのオーブンレンジで10分加熱するだけで、あっという間に完成するので忙しい人にはお勧めの商品です。パンやクッキーなど、休日のお菓子づくりにもぴったり。幼いお子さんがいてもチャイルドロックで安心して置いておけます。
おいしく仕上げる機能が満載!
シンメトリックなデザインで、おしゃれな雰囲気が魅力のオーブンレンジ。グリル料理を時短で仕上げる「芯までレジグリ」機能や、温度ムラを防ぐ「うきレジ」など、おいしく仕上げる機能を多々搭載しているので、使い勝手はいいはずです!
また、100~250度の温度で使えるオーブン機能を備えているので料理レパートリーの幅も広がります。コンパクト設計なのも嬉しいポイント。
食品の重さにあわせてオートで調理
重量センサーで重さをはかり加熱量を算出するタイプのスチームオーブンレンジです。
テーブルプレートは汚れても外して洗えるので、清潔に使い続けられますよ。
下ごしらえして冷凍したおかずをオートで解凍、焼き上げたり、油を使わずに炒め物を作ったりすることも。コスパに優れた製品です!
多機能なミドルクラスのオーブンレンジ
ダイヤルでメニューや温度、時間を調節できるといった使い勝手のよさが魅力的な本製品。調理機能も充実しており、パスタも煮物も10分待てば完成するメニューを搭載しています。
解凍時には、全体に満遍なくマイクロ波をらせん状に放射するので、ムラを抑えて解凍できるのも嬉しいポイントです。
好きな食材をならべるだけで本格料理もラクラク
うまみや水分を閉じ込めながら、350度の圧倒的な火力で食材を素早く加熱する石窯ドームを採用したプレミアムモデルです。
センサーの質が高く、庫内1024カ所と空間をくまなく検知して、食品の量と温度を正確に把握することができます。ムラのない温めや調理が可能になっていますよ。
「IoLIFE」アプリを連動させて使ったり、「石窯おまかせ焼き」で本格料理を簡単に作れたりするのも嬉しいポイント!
精度の高い赤外線センサーを搭載!
精度の高い「赤外線センサー」を搭載しており、食べごろの適度にやわらかいアイスにしたり、扱いやすいやわらかいバターにしたりすることもできます。
「ノンフライ調理」に対応しているので、から揚げやフライものをオイルレスでヘルシーに調理可能。石窯ドームオーブンを採用しており、100~250度で利用できますよ。
うまみを閉じ込め、表面はこんがり、中はジューシー
最高1,000Wの大火力で、スピーディに加熱するコンベクションオーブンレンジです。「熱風旨み焼き」機能を搭載しており、牛肉や豚肉、鶏肉のうまみを閉じ込めつつ、皮はカリッと肉はジューシーに仕上げられます。
メニューの幅が広がる「ヘルシーシェフアプリ」や掃除の手間を省ける「お手入れコース」などで、毎日気分よく調理ができるはずですよ。
【比較一覧表】料金などを比べる
【ランキング】通販サイトの最新人気! 電子レンジの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの電子レンジの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【Q&A】よくある質問
まわらないフラットテーブル型の電子レンジは温まらない?

ムラなく食材を温められると人気のフラットテーブル型ですが、温まらないという声もちらほら。その原因として、食材の温度を測るセンサーに問題があるかもしれません。センサー性能は高く食材の温度を正確に測ることができますが、センサー性能がイマイチだと食材が温まらないということも。
本記事では、シャープやパナソニックなどの人気メーカーのアイテムをご紹介しているのでチェックしてみてくださいね。
【フラットテーブル型の電子レンジのおすすめ商品はこちら】
安いフラットテーブル型の電子レンジが欲しい。おすすめの商品は?

【フラットテーブルの電子レンジの比較一覧表】で、おすすめ商品の価格を見比べることができます。アイリスオーヤマや山善などのアイテムであれば、1万円台で購入できるモデルもありますよ。
使いたい機能が搭載されているかをチェックして選んでみてくださいね。
電子レンジは何年ぐらいで買い換えるのがよい? お役立ちコンテンツ

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一般的に家電の寿命は7年~10年ほどと言われていますが、電子レンジは年数のほか、温めで使用した「回数」で寿命がくると言われています。1分、2分の温めでも10秒の温めても同じ1回となりますので、短時間加熱を何回も使っているほうが寿命が短くなります。
電子レンジの心臓部分ともいえる「マグネトロン」という部品を交換して使い続けることもできますが、まずは7~10年程度使ってみて、部品交換のメンテナンスコストと買い換えコストを見比べて判断するとよいでしょう。
今では月額で家電製品の10年間保証サービスなどもありますので活用してみるのもよいかもしれません。
【関連記事】そのほかの電子レンジはこちら
【まとめ】エキスパートのアドバイス
フラットテーブル型の電子レンジはたくさん販売されていますが、使いやすさのほか、使用頻度や家族構成などによって、容量や機能を選ぶようにしましょう。一人暮らしはシンプルな機能、家族で使う場合はいろいろなメニューができたり、時短機能が付いていたりすると便利ですよ。
ぜひ、この記事を参考に電子レンジを選んでみてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
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