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電子レンジの寿命は何年?買い替えサインや故障の前兆は

電子レンジの寿命は何年?買い替えサインや故障の前兆は
電子レンジの寿命は何年?買い替えサインや故障の前兆は

本記事はプロモーションが含まれています。2024年08月16日に記事を更新しました(公開日2021年02月16日)

現代の日本人の生活に欠かせない家電の電子レンジ。素早く食品を加熱でき温かい料理をいつでも食べられるため、突然使えなくなってしまうと日常生活に支障が出ることも。

この記事では電子レンジの寿命について解説します。買い替えのサインや故障の前兆を知っておくと、突然使えなくなってしまうトラブルを防ぐことが可能です。自分が使っている電子レンジの様子がおかしいと心配な人も、ぜひ参考にしてください。


マイナビおすすめナビ編集部

担当:その他
花島 優史

モノ以外のサービス全般を担当。趣味~実用系のサブスクをはじめ、日常生活を快適かつ豊かにするおすすめ情報やハウツー情報までをカバーしている。

電子レンジの寿命は何年?

 

電子レンジの寿命は10年前後とされています。電子レンジはマイクロ波を放出して食材を温める家電です。そのマイクロ波を出す部品「マグネトロン」の寿命が1,000~2,000時間とされており、年数に換算すると約10年となります。

電子レンジを1日に使う回数によって寿命は前後しますが、約10年経過すると寿命を迎えるということを覚えておきましょう。

電子レンジの買い替えサインとは?怪しい6症状

ここでは、電子レンジを買い換えるサインを紹介します。

【1】いままでより温まらない
【2】途中で止まる
【3】異臭や異音がする
【4】火花のようなスパークが出る
【5】ボタンや画面が操作できない
【6】電源が入らない


それぞれ詳しくみていきましょう。

【1】いままでより温まらなくなる

パスタ Pixabayのロゴ
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稼働はするのに温まっていないのは電子レンジが寿命を迎えている可能性が高いです。買い替えの目安として覚えておきましょう。

いつもと同じ使い方をしているのに今までより食品が温まらなくなったという場合は寿命がきているサインです。温めにくくなっても「まだ使えるから大丈夫」と使い続けてしまうとさらなる故障の危険性を高めてしまいます

一方で、少ししか温めていないのに食品が異常に温まっている場合もよくありません。火災が発生するおそれもあるので温めに異常を感じたら素早く買い換えるようにしましょう。

【2】途中で止まるようになる

温めている途中で急に一時停止するなど作動が止まってしまうことも買い替えのサインです。停止や取り消しボタンを押していないのに電子レンジが止まる現象は正常ではありません。

「何度も温め直せば大丈夫」というように使い続けてしまうと急な故障の原因となります。途中で止まるようになった電子レンジをもっている人も早めの買い替えがおすすめです。

【3】温め途中で異臭や異音がする

女性の耳 Pixabayのロゴ
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異音や異臭は異常発生のサインです。そのまま使用をし続けるのは危ないので買い替えましょう。

電子レンジの寿命が近づくと異音が起こるケースがあります。温め時には電子レンジの内部モーターが動くので、多少の音が発生することは一般的ですが、「ガリガリ」や「キー」という異音が聞こえると注意が必要です。また、テレビなど周囲の音が聞こえなくなるほどの異音も気をつけましょう。

さらに、金属が溶けたようなにおいや焦げ臭い異臭を感じる場合も買い替えのサインといえます。

【4】火花のようなスパークが出る

火花 Pixabayのロゴ
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火花が発生するようになると故障している可能性が高いといえます。すぐに使用を中止してください。

食品を温めている最中に火花のようなスパークが発生するケースも買い替えのサインです。ただし、下記のような現象でスパークが出るのは寿命サインとは異なります。

・電子レンジの排気口がふさがっている
・アルミホイルやスプーン、フォークも一緒に温めた
・水分がない食品を温めた
・金粉や銀粉塗装の食器を温めた

上記のように間違った使い方をしたときにも火花は発生します。もし、上記以外で火花が出たらすぐに停止ボタンを押してコンセントを抜いてください

【5】ボタンや画面が操作できない

操作 Pixabayのロゴ
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ボタンやタッチパネルの不具合も電子レンジではよく発生します。ひんぱんに起こるようなら買い替えを検討しましょう。

電子レンジに搭載しているボタンや画面が操作できない場合は買い替えのサインです。多機能な電子レンジほど故障する確率も高くなります

よく利用するボタンではなく、ふだん使わないボタンが操作できないケースは「あんまり使わないボタンだし、もうちょっと使おう」と思いがちです。しかし、電子回路やファンモーターが故障している可能性が高いので早めの買い替えが適しています。

【6】電源が入らない

電源ボタン Pixabayのロゴ
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電源が入らない現象は電子レンジが異常な状態です。電源プラグやブレーカーを確認しても電源が入らないなら故障しています。

電子レンジの電源が入らないケースも寿命の可能性が高いです。まずは、電源プラグを一度抜き差ししたりブレーカーが落ちたりしていないかを確認してください。もし、どちらも異常がない場合は電子回路基板の故障が考えられます。

故障の具合によっては修理することも可能です。しかし、数万円という費用が発生することもあるため、新しい電子レンジに買い替えを検討しましょう。

故障の原因は?電子レンジの寿命を長持ちさせるために

電子レンジの寿命を伸ばすなら、故障の原因を避けることが必要です。次の4つの対策を実行しましょう。

電子レンジはこまめに掃除をする

 

電子レンジは食品の油や調味料などが飛び散りやすい構造です。汚れがついている状態だと内部のセンサーが反応しないケースがあります。また、汚れを放置するとサビとなり寿命を縮めてしまうことも

ターンテーブルや庫内の飛び散りカスはしっかり拭き取ってください。掃除を毎日できない人は最低でも週2〜3回ほどの頻度でおこないましょう。

アルミホイルを使用しない

アルミホイル Pixabayのロゴ
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アルミホイルなど金属を加熱するのは危険です。取り除いてから温めるようにしましょう。

食品と一緒にアルミホイルを加熱してしまうと、火花や煙が発生する原因となります。アルミホイルなどの金属は電子レンジが発するマイクロ波(電波)のエネルギー吸収率が高く、速いスピードで活発に。この活発化によって装置がダメージを受け電子レンジの寿命が縮まります。

アルミホイルをはじめ、スプーンやフォークなどの金属をよけてから食品を温めるようにしてください。

食材を入れないで加熱しない

電子レンジとキッチン Pixabayのロゴ
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電子レンジは温める対象物が必要です。空焚きはしないようにしてください。

食材や食品を入れずに電子レンジを稼働させてしまうと寿命が速いスピードで縮まるケースも。電子レンジのマイクロ波は吸収する対象物がないと不安定になりやすい性質です。また、マイクロ波を放出する内部装置のマグネトロンの劣化を早めてしまい寿命が短くなります。

最近では時短のためにあらかじめ空焚きする人も増えていますが、電子レンジの寿命を縮めてしまう行為なので注意してください。

水分の少ない食材は加熱しすぎない

落花生 Pixabayのロゴ
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温めるとおいしい食材でも水分が必要です。オーブン機能に切り替えるなど工夫しましょう。

水分量が少な過ぎる食品や食材の温めは発火や煙の原因となります。これらも電子レンジの寿命を短くしてしまう要因です。にんじんやごぼうなどの根菜類、落花生など水分量が少ない食材を温める場合は、別途で水を用意して一緒に温めるようにしましょう

水と一緒に温めるときは重量で加熱時間を決めるセンサー機能は使わず、手動で温め時間を設定してください。

買い替えの目安は8年

電子レンジの寿命は10年前後ですが、買い替えは8年を目安としてください。各メーカーは電子レンジを発売したあと、部品を約8年間保管しています。そのため、10年以上経つと修理自体できない可能性が高いです。

電子レンジを購入する際、オプションでつけられる補償は3年や5年です。それ以上年数を重ねると補償外となり実費で修理する必要があります。「修理代が新品と同額の値段だった」というケースも見られるので、8年経過した電子レンジは買い替えがおすすめです。

電子レンジの買い替えの参考に 【関連記事】

故障する前に買い替えて便利に使いましょう

本記事では、電子レンジの寿命や買い替えのサイン、故障の原因などを紹介しました。買い替えのサインは6つあります。気にせず使い続けてしまうと火花や煙が発生し火災など大きなトラブルの原因となるので注意が必要です。

電子レンジの寿命を伸ばすためにはふだんから対策をしましょう。また、8年過ぎた電子レンジは修理の部品が取り寄せできなかったり、補償期間の対象外で高額な修理代が必要になったりします。故障して利用できなくなる前に買い替えて電子レンジを便利に使うのがおすすめです。

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