今年のトレンドアッシュカラーとは? 髪色迷子にならない!
髪色にくすみ感を取り入れるときに欠かせない、寒色系のアッシュカラー。やや青みのあるくすんだ灰色が、髪色にこなれ感をプラスしてくれます。2023年のアッシュは、暗髪に透明感をプラスするカラーが人気なんです。これからの時期にぴったりなアッシュカラーをピックアップしたので以下のカラーをチェックしてみてくださいね。
【2023年トレンドアッシュカラー】
◆垢ぬけ叶うミルクティーアッシュ
◆透明感と柔らかさを出すアッシュグレージュ
◆女性らしさと落ち着いた雰囲気を引き出すアッシュブラウン
◆色落ちも楽しめる、ラベンダーアッシュ
アッシュ系ヘアカラーの選び方
それでは、アッシュ系ヘアカラーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】ヘアカラーのテクスチャー
【2】アッシュの色味
【3】明るさ(トーン)
【4】トリートメントや美容液入りかどうか
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ヘアカラーのテクスチャーをチェック
市販のセルフカラーのヘアカラー剤には主に「泡タイプ」と「乳液タイプ」、「クリームタイプ」などがあります。
▼泡タイプ
「泡タイプ」のメリットはブロッキングの必要がなく、ムラなく染めやすいのでセルフカラーに慣れていない方におすすめ。前回のカラー後に生えてきた、根元部分だけを塗りたいときに塗り分けができないのがデメリットです。
▼乳液タイプ
「乳液タイプ」は髪の量が多い方、髪が長い方でも、くし型のノズルで髪をとかすようにつけられる商品で、ムラなくつけやすいのがメリットです。液だれに注意してつけましょう。
▼クリームタイプ
「クリームタイプ」は、薬剤が密着しやすいためしっかり染まり、液だれしにくいのがメリットです。髪の量や長さによってはムラになりやすいので、セルフカラーに慣れている方におすすめ。根元だけ染めたいときにも使いやすいです。
【2】アッシュの色味をチェック
アッシュとひとことで言っても、色味や明るさでニュアンスが変わってきます。アッシュとは「灰色」を意味し、灰色がかった色、くすみカラーを指すことが多いです。
市販のアッシュ系ヘアカラーにもバリエーションが多くあり、ベージュ系(グレージュ)、ブラウン系、ピンク系、ブルー系、オリーブ系などがあります。
好みの色を選ぶのも良いですし、自分のパーソナルカラーが分かっている方は、パーソナルカラーに合った色を選ぶと、肌の色などにマッチして見えるでしょう。
仕事柄などの事情であまり色味を大きく変えることができない方でも、グレージュやブルー系のカラーを使えば、髪色に透明感を与えることができます。
この記事の後半でも、さまざまな色味を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
【3】明るさ(トーン)をチェック
自分で髪を染めることで一番難しいのが、自分の髪の色で染めた場合に、どのような色に仕上がるか想像しにくいことかもしれません。
基本的には色見本を参考にして明るさを選ぶことになりますが、黒髪の方はアッシュ系だと染めても変化を感じにくい商品もあるので、黒髪用のヘアカラーを選ぶとよいでしょう。
商品によっては、髪が暗い色の方が使用した場合の色見本と、ブリーチをしている髪が明るい人が使用した場合の色見本があるので参考にしてみてください。
白髪が気になる方には、白髪染めをしながらアッシュ系の色に染めるタイプの商品もあります。アッシュ系の色は大人世代でもトライしやすいカラーも多いので、気軽にチャレンジしみてください。
【4】トリートメントや美容液入りかどうかチェック
ヘアカラーを使う際、気になることのひとつが髪へのダメージです。髪の毛を染めるとダメージは避けられませんが、多くの市販ヘアカラー剤にはトリートメントや美容液が一緒に入っています。カラー後のケアができる商品を選びましょう。
ヘアカラーによるダメージをケアする成分が配合されているだけでなく、保湿をしたり、つやを出したりする成分も配合されていることが多いので、セルフカラー後に使うとカラーも持ちにもつながります。カラー後は必ず、すぐに使ってみてくださいね!
市販のアッシュヘアカラーのおすすめ商品
それでは、おすすめの市販のアッシュヘアカラーをご紹介いたします。
▼おすすめランキング5選|コンシェルジュ厳選
▼おすすめ5選|ブリーチなしのタイプ
▼おすすめ商品の比較一覧表
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめランキング5選|コンシェルジュ厳選
ここからは、コスメコンシェルの中島さんがおすすめするアッシュ ヘアカラーをランキング形式でご紹介します。セルフカラー初心者の方が使いやすい泡タイプや、ブリーチしている方向けの商品もピックアップしているので、ぜひチェックしてみてください。

黒髪から透明感のあるニュアンスカラーへ
リーゼ泡カラーのデザインシリーズは黒髪専用でアッシュ系のカラーが多くあります。このブリティッシュアッシュは透明感を感じる色合いで黒髪からイメチェンしたい方におすすめです。
濃密の泡が髪に密着しやすく、根元から毛先まで薬剤が行き渡ります。毛髪保護成分も配合されていて、きしみ感もなくしっとりした仕上がりです。
※この商品は医薬部外品です。
1位に選んだ花王の『リーゼ(Liese) 泡カラー ブリティッシュアッシュ』は、初心者でも使いやすい泡タイプ。発色も良いのでイチオシです!

液だれしにくいミルクタイプでつややかな仕上がり
とろみがある乳液タイプで液だれしにくいです。手で揉み込むので、十分な量を使ってムラなく染め上げられます。明るさレベルが5段階中の3で、暗い髪の色でも深みのあるアッシュに、自然光で透け感のある発色です。
パッケージにもとの髪の明るさからの仕上がりのイメージが見られるので、通販サイトで購入するときは色味をチェックしてみてください。
※この商品は医薬部外品です。
ダリヤ(DARIYA)の『パルティ(Palty) カラーリングミルク 魅惑のアッシュ』は、暗い髪の色の方で色味のニュアンスを変えたい方におすすめ。ミルクタイプですが、こっくりした液で密着しやすいです。

明るい髪をイメージどおりの髪色に
髪が明るい人用でしっかり発色するので、ブリーチ済みの方におすすめのヘアカラーです。乳液タイプと泡タイプのいいところ取りで、乳液を髪の根元につけてのばし、毛先まで塗ってから揉み込むと泡立つのでムラなくつけられます。
髪が明るい方にはキレイなグレージュに染まりますが、髪が暗い人にはあまり変化が感じられないことがあるかもしれません。
※この商品は医薬部外品です。
ホーユー(hoyu)の『ビューティーン(Beauteen) メイクアップカラー モノトーングレージュ』は明るい髪の方におすすめ。 おしゃれなグレージュに仕上がります。

ツヤのある軽やかなアッシュに
ミルキーヘアカラーの全13色の中でも一番人気のカラー。明るさレベルが6段階中の6と「とても明るい」レベルですが、黒髪の方でもそこまで明るくなりすぎないので、チャンレンジしやすいアッシュです。
ロングの方は1箱だと足りずにムラになってしまうこともあるので2箱準備しておくと良いでしょう。ダブルオイル処方で輝きのある仕上がりに。
※この商品は医薬部外品です。

人気のピンクアッシュには、ヘンケルジャパン(Henkel)の『フレッシュライト(FRESHLIGHT) ミルキーヘアカラーピンクアッシュ』を選びました。
▼おすすめ5選|ブリーチなしのタイプ
ここからは、ブリーチをしていなくてもできるアッシュ ヘアカラーを5つご紹介します。アッシュ系は黒髪に透明感を与えてニュアンスを変えたり、軽く見せたりすることができるのがメリット。
後半の2商品は、白髪が気になり始めた方にも黒髪と一緒に自然に染めることのできる商品を選びました。
落ち着きのある色味につや感をプラス
青みのあるアッシュで透明感を出したい方におすすめです。髪の色が暗い方は大きく色味が変わるわけではありませんが、透け感を与えて軽やかな印象になります。ふんわりとした泡タイプでセルフカラーに慣れていない方でもムラになりにくいのもポイントです。
シャンプーの後に使うアフターカラー美容液をつけて乾かせば、ツヤツヤでうるおいを与えてくれます。
※この商品は医薬部外品です。
光と影で印象の変わる2wayカラー
明るい髪の方も使えますが、黒髪用のヘアカラーです。クールアッシュは青みがかっていてスタイリッシュな印象を与えてくれるでしょう。やや明るさもあって日が当たると透明感を感じ、影になると深みがでる色合いに設計されています。
毛髪保護成分である水解シルク液と軟質ラノリン脂肪酸が配合されており、なめらかでしっとり感のある仕上がりです。
※この商品は医薬部外品です。
肌になじんで自然な透け感
乳液タイプですが、トリートメントのような固さのテクスチャーで、手で塗り広げても液だれしにくいです。また、こっくり感があるため薬剤が髪に密着しやすくキレイな発色が期待できます。
髪の赤みを落ち着かせて、透明感のあるこなれカラーにしたい方におすすめです。アーモンドオイルやグレープシードオイルがうるおいも与えてくれます。
※この商品は医薬部外品です。
白髪も黒髪もまとめておしゃれなカラーに
白髪が気になり始めたけど、おしゃれなカラーも楽しみたい方におすすめの商品です。このシリーズは日本人女性のために開発されたカラーで、気になる白髪と黒髪をなじませてくれます。ヌーディアッシュは赤みを抑えて、透明感を感じる色味です。
カラーリング後のヘアパックには植物性のオイルが配合されていて、つやのあるなめらかな髪へと導いてくれます。
※この商品は医薬部外品です。
もこもこの弾力泡でムラなく染まる
白髪用のヘアカラーです。泡タイプなので初めてのセルフカラーをする方にもおすすめ。アッシュブラウンは赤みを抑えて、クールな印象に近づきます。
1液と2液を混ぜて軽く振ったらボトルから泡になって出てくるので、手順も簡単。泡がいき渡ったら根元までもみこむようにすると、ねっとりとした泡になり密着力が増します。
※この商品は医薬部外品です。
▼おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ヘアカラーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのヘアカラーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【Q&A】セルフカラーに関する気になる疑問にお答え
セルフカラーで上手に染めるコツは?
市販のカラー剤を買うときに気を付けたいのは、1箱で使える量です。セミロングで1箱という商品が多いので、ロングの方は2箱買った方がよい場合が多いです。必ずチェックして購入してください量が十分でないと、ムラの原因になります。
泡タイプのものなどはブロッキング不要で、全体になじませやすくなっていますが、乳液タイプやクリームタイプの場合は、なるべくブロッキングすることをおすすめします。
慣れていないと、時間がかかってしまうこともありますし、ブロッキングをしていたほうがスムーズに塗布でき、ムラなくキレイに染めることができます。
カラー剤をつける前はブラッシングをしておくことも大切。からまりがあるとムラができてしまったり、余計にからまったりしかねません。
セルフカラーはしっかり準備をしてから始めることが大切なので、はじめて自分で染める方はこのあたりを意識して進めてみましょう。
市販のヘアカラーの使用頻度は?
市販のヘアカラーの場合、1ヶ月程度で落ちてきたと感じる方が多いようです。1ヶ月に約1㎝髪が伸びるので、根元も気になってきますよね。
サロンでのヘアカラーの場合は、1.5~2ヶ月でリタッチをおすすめされる場合が多いですが、市販のヘアカラーを1ヶ月ごとに行うとダメージも気になるところ……。
ブリーチしている方や明るい色の方ほど根元が気になると思いますので、その場合は1.5ヶ月~2ヶ月ごとに根元だけリタッチしてみてはいかがでしょう?
髪全体を染めたいときは泡タイプが便利ですが、リタッチであれば、クリームタイプやマスカラタイプが便利です。
全体をセルフカラーするのであれば、髪の毛のダメージを考えると、2~3ヶ月に1回がおすすめです。暗めのカラーであれば、そこまで根元も目立たないはずですので、根元が気になるタイミングで再度セルフカラーをしてみてください。
色を長持ちさせるコツと普段のケア
市販のヘアカラーは、サロンでのカラーより早く色が落ちてきてしまうと感じている方も多いでしょう。できることなら、できるだけ色を長持ちさせたいですよね。
カラーも持ちを良くさせるポイントは、カラーをしたその日にシャンプーは使わないこと。髪の毛にしっかり色を定着させて、翌日からカラーケアシャンプーやトリートメントを使いましょう。
カラーケア用のシャンプーやトリートメントはカラーでのダメージをケアしたり、コーティングして色の流出を防いでくれたりすることが期待できます。
また、シャンプー後は、髪を濡らしたままにせず、早めに乾かすことも大切です。カラー剤は熱に弱いため、髪を洗うときの温度もぬるめに、ヘアアイロンも温度を低めに設定することをおすすめします。
【関連記事】市販のヘアカラーをチェック!
市販のヘアカラーでニュアンスヘアを楽しもう!
サロンでカラーをするのが費用的に難しい学生さんや、なかなかサロンに行けない場合には、市販のカラー剤がとても便利です。最近は、カラーの種類も豊富なので、色を選ぶのも楽しみのひとつ。
アッシュ系は、明るい髪の方が落ち着いた色にしたいときや、暗い髪の色の方がニュアンスを変えたり、透け感を出したりしたいときにぴったりのオシャレカラーです。
手頃な価格でできるので、今までチャレンジしたことのないような、ピンク系アッシュやラベンダー系アッシュなどにトライしてみてはいかがでしょう?
髪の色を変えるだけで、気分が変わったり、ファッションの幅も広がったりすることも多いもの。ぜひ、自分の好みにぴったりのカラーを見つけて楽しんでみてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
ブログやSNSでおすすめのコスメを発信していく中で、正しい知識をつけたいと思い、日本化粧品検定1級やコスメコンシェルジュの資格を取得しました。 現在は美容ライターとしても活動中。「プチプラ」から「デパコス」まで、いろいろなコスメを試すのが好きで、大人の女性に美容を楽しんでもらえるような発信を心がけています。