メンズ革靴の種類をチェック 普段履きにもビジネスにも!
革靴といってもデザインに種類があり、おもに「ストレートチップ」「プレーントゥ」「ウイングチップ」「Uチップ」「モンクストラップ」「ローファー」「デッキシューズ」に分けられます。それぞれにふさわしいシーンもありますので、違いをチェックしましょう。
ストレートチップ:幅広いシーンで使える定番のデザイン
ストレートチップは、つま先部分に横1本のまっすぐな線が入った革靴です。ストレート・トゥ・キャップと呼ばれることもあります。シンプルかつフォーマルなタイプなので、ビジネスシューズやドレスシューズに向いています。
横1本の線を入れることで、履きジワがつきにくく、きれいに使えるのが特徴。スタンダードな革靴を求めている方におすすめです。
プレーントゥ:つま先に飾りがないシンプルデザイン
プレーントゥはつま先部分にまったく装飾のないシンプルなタイプ。シンプルな分、フォルムのきれいさが目立つ革靴です。
ストレートチップと同じく、フォーマルシューズやビジネスシューズとして使用するのにぴったりですが、デザインによってはカジュアルに普段使いする方もいます。オンオフ兼用で使える、一石二鳥の1足です。
ウィングチップ:鳥の翼のような装飾がポイント
つま先部分に鳥の翼のようなW型の装飾が施されているタイプがウィングチップ。フォーマルな場やビジネスシーンにも対応可能な革靴ですが、装飾が多くカジュアルな印象があるため、大切なビジネスシーンでは避けるのがベターです。
一方、華やかなパーティーシーンでは、つま先の凝った装飾が上品によく映えるでしょう。
Uチップ:幅広甲高の人に履きやすい
足の甲からつま先部分にかけてU字の切り返しが入っているのがUチップです。つま先部分に空間を持たせやすいので、日本人に多い幅広甲高の方にも履きやすいのが特徴。全体的に丸みを帯びた革靴で、カジュアルな印象が強くなります。
Uチップによく似た種類として、Vチップがあります。VチップはUチップのUの字がV寄りになっているタイプの革靴で、よりドレッシーな印象を与えたいときにぴったりです。
モンクストラップ:スタイリッシュでカジュアルに履ける
モンクストラップは靴紐がついておらず、金具付きのストラップで留めるタイプのスタイリッシュな革靴です。靴紐付きの革靴よりもカジュアルな印象が強いため、普段使いにおすすめです。着脱がしやすいのもポイント。
モンクストラップは、2本のストラップで留められたものや、ベルト・金具がおしゃれなものなど、デザインのバリエーションが豊かで、コーディネートのアクセントになります。
ローファー:学生靴として定番のスリッポンタイプ
着脱しやすいスリッポンタイプのローファーは、中学生や高校生など学生時代に履いていた方も多いのではないでしょうか。モカシン縫いを施したカジュアルな印象のローファーは、大人の私服におしゃれさをプラスできます。
ローファーにはペニー・ローファーやタッセル・ローファーなどさまざまな種類があります。ふだんのコーディネートに合わせてローファーの種類もしっかりチェックしましょう。
デッキシューズ:マリンスタイルのコーディネートに
船の甲板で履くための靴として作られたデッキシューズは、靴底にラバーソールが付いていて滑りにくいのが特徴です。履き口にデザイン性があり、モカシン縫いが施されているのが一般的で、プライベート用の革靴として使用するといいでしょう。
春夏に合うデザインのものが多く、さわやかなマリンスタイルのコーディネートに合わせる革靴としてぴったりの1足です。
【ブランド別】メンズ革靴おすすめ21選 おしゃれ革靴を手に入れよう
ここからは、革靴メンズブランドとおすすめ商品をご紹介します。メンズファッションに合わせやすいカジュアルな革靴から、大人の魅力を引き出す人気ブランド、入門にぴったりのコスパのいい革靴など、バリエーション豊富にピックアップしていますよ。
REGAL(リーガル)
50年以上の歴史を誇るシューズブランド『REGAL』。もともとは1880年にアメリカで誕生し、その後、現クラレス社と契約を結び、『日本製靴株式会社』として、日本人の足に合うシューズ作りを続けてきました。
クオリティの高い素材と品質を保った、信頼のジャパンメイドにこだわったブランド。履き込むほどにフィット感の高まる、追求された快適性が魅力です。
ロングノーズラストの大人顔スリッポン
シンプルなミニマルデザインに仕上げたレザースリッポン。紐なしタイプですので、革靴ながらさっと着脱ができるのも魅力です。
エッジの効いたロングノーズのシルエットと、ネイビーカラーのライニングがポイント。柔軟性のあるソフトなモールドソールと、ホールド感を備えたフットベッドインソールを採用し、快適なはき心地を実現しています。
Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)
英国靴の聖地であるイギリス・ノーザンプトンにて、1879年に誕生。創業以来、熟練の職人たちの高い技術により、美しさと機能性を徹底的に追求した理想のシューズを世に送り続けています。120年の歴史を経ても変わることのない、靴作りの哲学を感じることのできるシューズブランドです。
日本人の足にぴったりフィットするカントリーブーツ
不揃いのシボが特徴のスコッチカントリーグレインレザーを使用した、伝統的な英国の雰囲気を感じさせるブーツ。通常の本革に比べ、表面に傷がつきにくく、目立ちにくいのも嬉しいポイントです。
踵まわりやアーチ部分のサイズを狭くしてフィット感を高めた、日本人の足に合うように開発された木型を採用。さらに、グリップ性にすぐれたダイナイトスタッド・ソールを組みあわせていますので、シーンを選ばずアクティブに活用することができます。
CHURCH’S(チャーチ)
1837年に、靴作りの町として名高いノーサンプトンにて誕生したシューズブランド。チャーチのウェルト・シューズは、グッドイヤー・ウェルト製法により作られ、1足あたり250にもおよぶ工程を重ねて仕上げられています。
確かな技術と品質の高さを誇り、正統派の英国靴として不動の地位を確立。007のジェームズボンドも愛用していることでも知られています。
ドレスとカジュアルをほどよく融合
ファッション性の高いウイングチップシューズは、ちょっとした遊び心を取り入れたい方にぴったり。無骨な印象のエッグトゥが男らしさを漂わせながらも、パンチングやギザギザのピンキングデザインにより、シャープすぎないカントリーシックな佇まいに仕上がっています。
スマートな見映えの内羽根式のフラットウェルトに、ボリュームのあるトリプルソールを合わせることで、ドレッシーになり過ぎずカジュアルスタイルにも合わせやすいテイストに。デイリーからフォーマルまで幅広く活用できます。
Berwick(バーウィック)
1991年にスペイン南東部の街、アルマンサで創業。厳選された素材とすぐれたクラフトマンシップにより、英国のクラシカルさとイタリアやフランスの色気を絶妙に融合したデザインが生み出されています。ヨーロッパをはじめ、世界中のファッショニスタたちから愛され続けている注目のブランドです。
雨の日にも履ける万能ローファー
気品溢れるドレッシーさと気取らない愛おしさを兼ね備えた、シンプルなローファーです。丸みのあるラウンドトゥが、クール過ぎず、カジュアルコーデにも使いやすい面持ちに仕上がっています。
アッパーにはスペイン『ピクーサ社』の、ほどよい艶感と透明感が魅力のコーティングレザーを採用。ビブラムソールを合わせることで、雨の日にも快適な履き心地を実現しています。カジュアルコーデをすっきり大人顔にまとめてくれるレザーシューズです。
Paraboot(パラブーツ)
1908年に小さな靴工房からスタートした、創業100年を越えるフランスの老舗シューズブランドです。のちに、ブラジル・パラ港から出荷された天然のラテックスを用いてラバーソールの自社生産を開始。高級紳士靴ながら、本格的な登山靴のような堅牢な作りが特徴です。スタイリッシュなファッション性と、長時間履き続けても疲れにくい快適性を両立した名靴を作り続けています。
雨の日にも安心な撥水性の高いリスレザー仕様
チロリアンシューズの代表作といえるこちらのモデル。Uチップ形状の厚みのある縁取りや重厚感のあるフォルムで、タフな男らしさを漂わせながらもクラシカルなディティールデザインを施し、カジュアルにもきれいめにも合わせられる仕上がりに。
アッパーには、オイルを染み込ませることにより、すぐれた撥水性を発揮するリスレザーというオリジナルレザーを使用。ハンドメイドを極めた工程により、心地よいフィット感と実用性の高さを実現した逸品です。
KLEMAN (クレマン)
1946年に創業されたフランスのCLEON社のミリタリースペックの安全基準をクリアした、ワークラインのシューズブランド。1988年よりスタートし、デザイン性だけでなく、実用的な機能性にもすぐれているのが特徴です。フランス製にこだわり、高い技術と品質を誇りながらも、手に取りやすい高いコストパフォーマンスが魅力。
ボリューム感のあるチロリアンシューズ
ぼってりとしたボリューム感のあるシルエットが特徴的な、男らしさと可愛さを兼ね備えたチロリアンシューズ。重厚感があり、足元の存在感を放ちつつも、シンプルでどんなコーディネートにも合わせやすいのが魅力です。
ゴム仕様の厚めのソールを採用することで、濡れた場所でも滑りにくいグリップ感のある履き心地を実現。きれいめスタイルからカジュアルコーデまで幅広く合わせられますので、重宝する一足です。リーズナブルで、気軽に手に入れられるのもうれしいですね。
カジュアルコーデにもぴったりなUチップシューズ
クラシカルなUチップデザインと、ほどよいカジュアルさを感じさせる丸みのあるフォルムが特徴の、5アイレットのレザーシューズ。シャープな印象とあたたかみのある雰囲気が好バランスな、品のある一足です。
雨水などが入り込みにくく滑りにくいラバーソールを採用し、耐久性・機能性にもすぐれています。なめらかでマットな質感のリアルレザーは、履き込むほどに足にやわらかく馴染み、時間とともに愛着の深まるアイテムです。
CHEANEY(チーニー)
1886年に、グットイヤー・ウェルト・シューズの生産地として名高いノーサンプトン州の郊外、デスバラーで設立。1896年に現在の工場に移転し、以降レザーのカッティングからファイナルポリッシュまでの全工程を、当時から続く自社工場で行っています。
伝統的な製法を受け継ぎつつ、新しいセンスとトレンドをうまく取りいれたシューズ作りが特徴。高いスキルを持つ職人が多くの時間と労力をかけ、ていねいに作り上げた逸品が揃います。
歴史のあるミリタリーラストを採用
革靴ならではの味わい深さを楽しめる、手の込んだ一足。本国ではミリタリーラストとも呼ばれている、かつてイギリス軍に供給していたこともある歴史のある木型を使用しています。
アッパーには、傷や汚れに強いグレインレザーを採用。キャップトゥのように見えるつま先部分には、イミテーションのツインステッチを施し、レザーも色味も深くグラデショーンさせることで、渋さのある風合いを演出します。荒れた路面や濡れた地面でも滑りにくい、厚めのコマンドソールで、アクティブシーンでの着用も安心です。
カントリーシックでカジュアルコーデに好相性
カジュアルコーデの足元にぴったりな、トラディショナルな外羽根フルブローグモデルです。無骨な男らしさを感じさながらも好バランスなフォルムや穴取りの大きなブローグ、頑強なグッドイヤーウェルト製法、独特なスプリットウェルトなど、細部の仕様にこだわったカントリーシックな一足。
アッパーには大粒のシボが特徴のカントリーグレインレザーを使用し、傷や汚れ、水漏れなどに強いのも魅力。アウトソールには雨にも対応できるコマンドソールを採用し、ヘビーユースにも耐えられる仕様になっています。
Alden (オールデン)
マサチューセッツ州ミドルボロウにて1884年に創立された、アメリカの靴文化を象徴する老舗シューメーカー。アメリカントラッドの長い歴史とともに歩んできたシューズがもつ唯一無二の存在感と履き心地が、世界中の人々に愛され続けています。 厳選した最上級の素材を使用し、コンフォータブルなフィット感を完備。革新的で快適な履き心地を誇る、至高のシューズブランドです。
紳士靴の要素を絶妙に取り入れたワークブーツ
重厚感のあるワークブーツに、スタイリッシュな紳士靴のスタイルを絶妙なバランスで取り入れた、きれいめにもカジュアルにも合わせられるレザーシューズ。オールデンならではの高品質なレザーにより、上質感の漂う小粋な大人っぽさが感じられます。
無骨なブラックレザーのアッパーに、ホワイトカラーのステッチがアクセントになっています。アウトソールのヒール部分は張り替えやすく作られているため、長く愛用することが可能です。
スーツからカジュアルまで幅広く対応
グッドイヤーウエルト製法でつくられた、耐水性・耐久性にすぐれた強固なモンクシューズ。雨の日にも縫い目から水が入らず、天候を気にせずスマートに着用できます。
紐なしのベルトタイプですので、靴紐を結ぶ手間やほどけてしまう煩わしさがなく、着脱もらくらく。スーツスタイルの足元からカジュアルコーデのアクセントまで、幅広く活用できます。
JALAN SRIWIJAYA(ジャランスリワヤ)
テデ・チャンドラによってインドネシアで創業された靴工場JALAN SRIWIJAYA(ジャラン スリウァヤ)。もともとは、外国人向けのミリタリーブーツを手掛けていました。
その後、息子ルディ・スパーマンが靴の聖地であるイギリスで修行をし、2003年にシューズブランドとして設立。フランスでも革靴の生産を学び、アウトソール以外をハンドメイドで作る『ハンドソーンウェルテッド製法』での靴作りも可能に。熟練の職人による高い技術を感じられるブランドです。
実用性を兼ね備えたストレートチップシューズ
ナチュラルな丸みを帯びたエッグトゥが特徴の、トラディショナルなストレートチップシューズ。ブリティッシュ・テイストのクラシカル感と、愛おしさが感じられる一足です。
アッパーにはフランス製の上質なカーフレザーを使用し、アウトソールの縫いつけ以外を手作業で行う、昔ながらのハンドソーン・グッドイヤーウェルテッド製法によって作られています。さらに、グリップ力と耐摩耗性にすぐれたダイナイトソールを採用し、ドレッシーなデザインながら実用性も完備した高スペックなアイテムです。
耐水性の高いダイナイトソールを使用した牛革革靴
つま先部分に装飾のないプレーントゥシューズは、シンプルで大人なデザイン。つま先に丸みを帯びた外羽根式の牛革革靴は、高級感がありながらふだんのコーディネートにも取り入れやすいアイテムです。
ダイナイトソールは、レザーソールよりも耐水性が高く、滑りにくいのがポイント。天候に左右されることなく使用できる革靴です。
Cole Haan(コールハーン)
コールハーンは、1928年にアメリカで設立されたブランドです。シューズをはじめ、バッグや帽子、アクセサリーなど幅広いラインアップを展開しています。「良いものだけを提供する」という意志でつくられたこだわりのシューズは、品質が高く洗練されたデザインが人気。
また、メンズ以外にもレディース・キッズも展開しており、家族でお揃いもできます。
スエード生地がおしゃれ! スリムなシルエット
革靴に定評のある、コールハーンのローファーです。やや細身のシルエットで、甲が深めのデザインの為、スーツスタイルにもピッタリ。ドレッシーなレザーアウトソールとスエード生地もオシャレです。
EVA製のフットベッドで履き心地も快適。耐久性、グリップ力と柔軟性を兼備しています。快適さと機能性を伏せ持つ一足です。
歩きやすく履き心地のよいローファータイプ
甲部分のタッセルがアクセントになっている、カジュアルなデザインのローファータイプ。牛革を使用し、手作業で作られた本格的な革靴なので、ローファーのなかでも安っぽく見えないのが特長です。
靴紐やストラップに縛られることなく、着脱しやすいのがポイント。履き心地もゆったりめで、長時間歩くとき用の1足としても重宝する革靴です。
TEXCY LUXE(テクシーリュクス)
スポーツ用品を販売するアシックス商事から2009年に誕生したのがTEXCY LUXE。スポーツブランドの知見を活かし、スニーカーのような履き心地のビジネスシューズを展開しています。日本人の足に合った革靴を選べるのは日本のブランドを選ぶメリットです。
本格派の革靴なのに価格を抑えたコストパフォーマンスの高さが魅力。職人の手仕上げで本物志向の革靴を追求しています。
革靴とは思えない履き心地と軽さで人気のシューズ
人気紳士靴ブランドのテクシーリュクス。本革使用ながら、スニーカーのような履き心地と軽さが特徴で、値段が比較的安いのもポイントです。
『TU-7774』はシンプルなストレートチップのデザインで、ビジネス、冠婚葬祭問わず幅広い場面で活躍します。ライニング材には抗菌繊維を採用しており、一日中快適な靴内環境を保ちます。
長時間歩いても疲れにくい軽量タイプの革靴
靴紐がなくベルトで留めるタイプのモンクストラップ。ベルトには3つの穴があいているので、甲の高さに合わせて大きさを変えることができます。アッパーには伸縮性のゴアを入れていて着脱もしやすいのがポイントです。
ソールはクッション性があり軽量なので、長時間歩いても疲れにくくビジネスシューズとしてもおすすめです。
Dr.Martens(ドクターマーチン)
イギリスで誕生したドクターマーチンは、はじめワークブーツとして作られました。そこからアーティストやミュージシャンの間で流行。おしゃれな存在感を放つデザインが現在でも人気となっています。
ドクターマーチンの定番といえば、黄色いステッチの入ったブーツでしょう。機能面では、ソールに空気を含み、衝撃を吸収するエアクッションソールを使用しています。
ホワイトカラーのサイドゴアで足元にインパクトを
インパクトのある革靴がほしいという方にぴったりな、ドクターマーチンの定番サイドゴアブーツ。真っ白なスムースレザーと、ウェルトに施されたイエローステッチがアクセントになり、圧倒的な存在感を放ちます。
洗練されたスタイリッシュなファッション性がありながらも、長時間の着用でも足が疲れにくい、快適な歩きやすさを両立してくれるアイテムです。
黄色いステッチがシンプルコーディネートと相性○
黄色いステッチにエアクッションソールを使用した、ドクターマーチンのスタンダードな革靴です。革靴自体がおしゃれなので、シンプルなコーディネートのワンポイントとして使えます。
カラーはブラックとチェリーレッドの2色展開。他人とは違う革靴を探している方には、チェリーレッドで個性をアピールするのもおすすめです。
CLARKS(クラークス)
1825年にイングランドで誕生したクラークス。これまでになかったドレスシューズと作業靴の中間であるデザートブーツを作ったことで、カジュアルシューズを確立させました。
現在でも主力商品はデザートブーツで、やわらかなアッパーと歩きやすいクレープソールが人気となっています。そのやわらかで包み込むような靴の製法は革靴にも活かされ、快適で歩きやすいのがポイントです。
抗菌・防臭・通気性ばっちりのインソール付き
周りに装飾や切り返しのない、シンプルなスリッポンタイプ。アッパーの両サイドにゴアがついていて、着脱も手間取らずかんたんに使用可能です。
スリッポンでカジュアルな印象ですが、素材に高級感があるので大人な雰囲気の革靴。インソールには抗菌や防臭、通気性がよいオーソライトを使用し、履き心地のよさを実感することができます。
衝撃吸収力が高い自然な履き心地の1足
本革を使用したベッケンレースは、艶のあるシンプルなタイプで、カジュアルからセミフォーマルまでさまざまなシーンに対応可能です。私服やスーツの色味によってはダークタンのカラーを選ぶと、よりカジュアルでおしゃれな印象になります。
インソール内蔵のオーソライトは衝撃吸収もばっちり。軽量で柔軟性のある革靴は、自然な履き心地で1日を過ごすことができます。
「革靴 メンズ」のおすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトの人気ランキング 革靴 メンズの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの革靴 メンズの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
メンズ革靴の選び方 革靴初心者必見! かっこいいシューズを選ぼう
ここからは、メンズ革靴の選び方をご紹介します。ダサいなんて言わせない、TPOに合ったおしゃれでかっこいい革靴を選びましょう。
フォーマルかカジュアルか、羽根のタイプで選ぶ

出典:マイナビおすすめナビ
靴紐を結んで履く革靴には、「内羽根式」と「外羽根式」の2種類があります。フォーマルシーンかカジュアルシーンか、どちらで履きたいかによって羽根の種類を選びましょう。
フォーマルシーンなら「内羽根式」
靴紐を結ぶ羽根部分が、甲の内側に付いているのが「内羽根式」です。19世紀末の英国で室内の正装時に使われたのがはじまりといわれ、現在でもフォーマルシーンに向いた革靴となっています。
羽根が内側に縫い付けてあるため、少し自由度は少ないですが、急な冠婚葬祭などに対応できるよう1足持っておくといいでしょう。
カジュアルシーンなら「外羽根式」
内羽根式とは反対に、羽根部分が縫い付けられず甲の上に乗っているのが「外羽根式」です。内羽根式よりもカジュアルな印象で、どんなコーディネートにも合わせられるのが特徴です。
羽根の部分が縫い付けられていないと、靴紐で自由に調整できるので、足の大きさに合わせてゆったりと履くことができます。甲高の人でも歩きやすい1足でしょう。
使いまわしを重視するならシンプルなデザイン&ベーシックな色を
コーディネートのしやすさを重視するなら、シンプルなデザインを選ぶのがベターです。定番の黒や茶系の革靴なら、スーツでも普段着でもどんなスタイルにもマッチしやすく、足元をすっきりとまとめてくれます。シルエットの種類によっても大きく印象が変わりますが、カジュアルコーデにも合う使い勝手のよいタイプをセレクトしてみましょう。
サイズ選びも重要

出典:マイナビおすすめナビ
革靴のサイズ選びは、スニーカーなどほかの靴のサイズとは異なる場合があります。自分の足にしっかりとフィットする革靴のサイズを把握することが大切です。
革靴を履く際には、捨て寸と呼ばれる、1cm〜1.5cmほどのつま先部分の余裕が必要になります。足の指が先端にあたっている場合は、もう1サイズ上のものを試してみましょう。いつも購入するサイズ表記とは異なる場合も多いので注意が必要です。
快適な履き心地の革靴を選ぼう
メンズ革靴は、デザインだけでなく履き心地も重要です。
滑りにくいソールなら安定して歩ける
雨や雪の日に道が濡れていると、滑りやすく危険です。革靴を選ぶときは、靴底に滑りにくい加工が施してあるものだと歩きやすいでしょう。
とくにラバーソールを使用している革靴は滑りにくくなっています。ただし、革部分よりも通気性が悪く、蒸れやすいところもあるため、履いたあとはしっかりと乾かすよう注意してください。
汗やニオイには蒸れない通気性の高い素材を
革靴は履き口が狭く、汗や湿気などで蒸れやすくなりがちです。とくに、ビジネスシーンでは長時間履きっぱなしのことも多いので、においが気になる場合は通気性の高い素材を使用した革靴を選ぶといいでしょう。
アッパーやソールの皮質・材質によって、蒸れ対策を講じている革靴がたくさんあります。お気に入りの革靴にはインソールで対応してもいいでしょう。
防水性や撥水性があれば雨の日も快適
ビジネスシーンで使用する革靴は、雨の日でも快適に過ごせるよう、防水性や撥水性の加工を施したものを選ぶのがおすすめです。とくに、ゴアテックスは防水性が高い素材です。
革靴以外でも、お気に入りの靴に防水加工を施したいときは、防水スプレーを使用するのもいいでしょう。水の浸透を防ぐだけでなく、汚れ防止にも役立ちます。
革靴の素材もチェック
レザーシューズのなかには、本革でつくられたものと、合皮や人工皮革でつくられたものがあります。
長く履ける靴を探している人は「本革」を
長く履き続けられる革靴を探している人は「本革」がおすすめです。牛革や馬革で作られた靴は、使うたび自分の足になじんでいくのを感じることができます。履きジワや艶などの経年変化を楽しめるのもポイントです。
耐久性が高く、高級感のある本革ですが、その分日々のお手入れは欠かせません。自分に合った相棒のように思い、革靴を育てるつもりでつき合っていきましょう。
価格が低いのは「合皮」や「人工皮革」
本革よりも安価で手に入れることができるのが「合皮」や「人工皮革」の革靴です。安っぽくみえるイメージがあるかもしれませんが、最近では質感のいい合皮や人工皮革の革靴も販売されています。
お手入れはかんたんですが、耐久性に劣るので、長期間履くよりははじめての1足にチャレンジするようなお試し用として購入するといいでしょう。
エキスパートからのアドバイス
いろいろなタイプの革靴がセレクトされていますが、大切なのは組み合わせ。スーツで履けるものもあれば、カジュアルかジャケット&パンツならOKというものも。その靴が生まれた背景や世界観を理解して、自分のスタイルや好みに合ったものを選ぶようにしましょう。つねに清潔感のある足もとを意識して!
メンズ革靴のお手入れ方法は?
革靴を長く使い続けていくには、日々のブラッシングと月に1回のていねいなお手入れが欠かせません。
まず日々のお手入れとして、革靴を履いた日にはブラッシングをし、気になるところを柔らかい布で拭くようにしましょう。
次に、月に1回のていねいなお手入れとして、いつもと同じようにブラッシングと拭き取りからはじめます。クリーナーをつけて汚れを拭き取ったら、クリームを塗って革靴に栄養を与えていきます。最後にブラッシングして完成です。
靴紐の通し方は?
靴紐の通し方にはさまざまな種類があります。革靴の紐の結び方としてスタンダードなのは、シングルという形です。ほかにはスニーカーによく合うパラレルやハイカットシューズに向いたアンダー・ラップなどがあります。
靴紐の通し方によって見た目が変わることはもちろん、歩きやすさや緩み方も変わってきます。革靴を履いている最中、どこか違和感を覚えたら、靴紐の結び方を変えてみるのもいいでしょう。
メンズ革靴でビジネスもカジュアルもおしゃれに!
この記事では、メンズ革靴の選び方と人気ブランド、おすすめ商品をご紹介しました。自分の好みにあった革靴の種類をセレクトしてみましょう。シンプルでベーシックなデザインを選べば、汎用性が高く、幅広いコーディネートに活用できますよ。製法にも着目して、比較検討してみてください。
耐久性やフィット感も確認し、自分の足にぴったりあったサイズ選びが重要です。お気に入りのメンズ革靴を見つけて、足元をおしゃれにアップデートしましょう。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
1982年より㈱ワールドフォトプレス社の雑誌monoマガジン編集部へ。 1984年より同誌編集長。 2004年より同社編集局長。 2017年より同誌編集ディレクター。 その間、数々の雑誌を創刊。 FM cocoloへの情報提供、執筆・講演活動、大学講師、各自治体のアドバイザー、IDSデザインコンペティション審査委員長などを現在兼任中。