そのままでも料理にも！ 食材に絡んで旨味アップ『カスピ海ヨーグルト』クリーミーな食感を検証レビュー

とろりとしたねばりが特徴の『カスピ海ヨーグルト』。「クセがなくクリーミーで食べやすい」といった評価がある一方、「独特な食感が苦手」といった悪い口コミまでさまざまです。今から購入される方にとっては、悪い口コミがあるとちょっと不安ですよね。

今回は、実際に『カスピ海ヨーグルト プレーン』を食べて、その美味しさを検証レビューします。 料理にもアレンジしたので、食べたことがある人もない人も、ぜひ参考にしてみてください。

『カスピ海ヨーグルト』の独特なねばり。これはクレモリスFC株という乳酸菌が発酵中につくり出すEPSと呼ばれる糖成分がもとになっています。クレモリスFC株、EPSともに生きて大腸まで届き、働いてくれると考えられています。

一般的なヨーグルトに見られる発酵が進んだ際に出てくる乳清（ホエー）が出にくく、酸味も穏やかでまろやかな味が特徴です。その理由として、ねばりをつくり出す3億個のクレモリス株の中から酸味が優しい菌を厳選したからだそう。だからこそ、とろ～りまろやかな味が長持ちするようです。

『カスピ海ヨーグルト』のルーツは、ヨーロッパ黒海とカスピ海に囲まれたコーカサス地方のジョージア（旧グルジア）。この地域は四季があり、100歳を超えるお年寄りが元気に暮らしている世界屈指の長寿国だそうです。

その生活習慣に着目して研究を始めると、自家製ヨーグルトを料理などにも使って積極的に摂取してることがわかりました。フジッコによって、その集められたヨーグルトの菌種の中からクレモリス菌FC株が分離・純粋培養され、この『カスピ海ヨーグルト』が誕生しました。

ここでは、実際の評判や口コミについて良し悪し含めてご紹介していきます。購入を検討されている方にとっても参考になるのではないでしょうか。では、さっそく見ていきましょう！

「生乳100％と書いてあるのに生乳の味がしない。」「酸味も風味もなく、不思議な感覚。」といった、味にインパクトがないというコメントが多くありました。ヨーグルト感を主張しない単調な味わいのようです。

「クリーミーさがやみつきになる。」「酸味がなく食べやすい。」といった意見が。ねばりが苦手な方がいる一方で、それが逆においしく感じられる方もいるようです。

ではここからは実際にパッケージを開けてすくった感じや何も加えない場合の味、ソースやフルーツをあわせたアレンジの試食、また料理に使ってみた感想をご紹介します。

原材料は生乳のみ。たまにヨーグルトを固めるために寒天やゼラチンが使用されている製品も見かけますが、そのような添加物は加えられていないようです。

コーカサス地方から持ち帰ったクレモリス菌が使用されており、これが独特のねばりをつくり出す主役。パッケージにも記載されています。

蓋を開けると、『カスピ海ヨーグルト』のねばりの楽しみ方が記載されています。

また、大容量タイプのヨーグルトって案外ずっしりと重みを感じるもの。握力が弱い小さなお子さんやお年寄りの方でも持ちやすいように、握りやすく手にフィットしやすい外装になっています。パッケージからも消費者目線に立った優しさを感じられますね。

開封してみると一般的なヨーグルトと変わらず白い見た目です。ヨーグルトは乳酸菌の発酵が進むと、乳清（ホエー）と呼ばれる濁った水のようなものが表面に出てきます。

こちらは商品を購入してから1週間ほど経過していますが、乳清は見られません。やはり、ねばりのおかげで出にくくなっているのかもしれませんね！

スプーンですくってみると、糸を引くような感じでヨーグルトがとろ～りとしています。見た目から、味まで濃厚そうな雰囲気が漂ってきますね。

先ほどのスプーンですくった状態からそのまま試食してみました。口の中にもったりと絡む食感があります。酸味は強くありません。

でも、たったひと口だけなのに舌の上にどろっと乗っかる感じは一般的なねばりのないヨーグルトを食べ慣れている筆者には違和感がありますね。濃厚さはあまりほかのヨーグルトと特に変わりありませんでした。

どんなヨーグルトにも合うはちみつですが、もちろん『カスピ海ヨーグルト』にも合います。もともと酸味が穏やかなので、はちみつの味がより際立ちました。食べやすく優しい味わいです。

フルーツソースをかけてみました。ねばりととろみがあるためか、どうしてもヨーグルトの味が勝ってしまいます。ヨーグルトの味は苦手だけど健康の為にフルーツソースをかけて食べている……という方には少々抵抗があるかもしれません。

シリアルにかけて朝食として食べるという方もいるかと思います。ヨーグルトがしっかり絡み、もったりとしたねばりがあるので満腹感がより感じられます。酸味も強くないのでシリアルの味がしっかり感じられました。朝食に物足りなさを感じている方にもおすすめな食べ方ですよ！

バナナを加えてみました。意外にもヨーグルトのねばりによってバナナと絡まず、別々に食べている感覚になります。食物繊維と乳酸菌で健康には良いかもしれませんね。

ヨーグルトの酸味が穏やかなので、もっと酸味が欲しいという方にはおすすめです。りんごの優しい酸味が一般的なヨーグルトに近い味わいに近付けてくれますよ！

タルタルソースのカロリーを抑える際に、マヨネーズの分量を減らしてヨーグルトを混ぜたりしますよね。でもその場合、ヨーグルト特有の水っぽさが出てしまうのが難点。

いつもと変わらないだろうなと思いながら作っていると……意外にもマヨネーズにしっかり絡み、水っぽさもなくなりました。とても美味しいタルタルソースができました！

さらに、『カスピ海ヨーグルト』を使ってタンドリーチキンを作ってみました。タルタルソースを作った際にも、ヨーグルトが具材と絡んでくれたように、鶏むね肉と調味料にもしっかり絡みました。焼いた際にでる水っぽさもなく、お肉にソースが絡んだ状態で焼くことができ、きれいで美味しそうな見た目で仕上がってくれました。

タンドリーチキンを作った際に、ヨーグルトを合わせたソースがポロポロと分離することがあるのですが、それが気になる方はこの『カスピ海ヨーグルト』を使用するのがおすすめですよ！

実際に『カスピ海ヨーグルト』をさまざまな食べ方をしてみて分かったことは、酸味が穏やかでねばりがあるからこそ、料理にも使いやすいということ。

今回はスイーツは作りませんでしたが、卵や牛乳などの水分が多めの具材とも絡みやすいでしょう。

もったりとしたねばりと口の中で絡む食感は慣れていないと違和感がありますが、ほかのヨーグルトでは決して味わえません。濃厚さはほかと比べて変わりありませんが、食感にインパクトがあって一度食べたらやみつきになります。

『カスピ海ヨーグルト』にはほかにも『カスピ海ヨーグルト 脂肪ゼロ』のタイプや、牛乳から家庭でヨーグルトが作れる『菌種セット』が販売されています。お子さんとヨーグルト作りを楽しむのにもおすすめですよ！

Amazon、楽天市場でのヨーグルトの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

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