「偏光サングラス」のおすすめ商品の比較一覧表
偏光サングラスとは? 釣りなどのアウトドアや車の運転時に活躍!
渓流や海などで行う釣り、ランニングや野球の守備時などのスポーツを行う際、まぶしさを防いでくれる偏光サングラス。レンズに反射光をカットする特殊なフィルムを入れていることで、まぶしさで見えなかったものもはっきりと見えるようになります。
UVカットサングラスとの違いは?
UVカットサングラスとは、その名の通りUVつまり紫外線をカットしてくれるもの。対して偏光サングラスは、まぶしさの原因となる乱反射光を特殊なフィルムでカットするものになります。
なお、UVカットサングラスでは乱反射光の光を抑えることはできませんが、偏光サングラスにはUVカット使用のレンズにすることが可能です。
偏光サングラスのメリット・デメリット クリアな視界が手に入るが、車のナビは見にくくなる
偏光サングラスのメリットとデメリットをご紹介します。
偏光サングラスのメリット
偏光サングラスのメリットは、クリアな視界を得られることです。偏光サングラスではない普通のサングラスでは水面や路面のギラつきが邪魔になりますが、それらをクリアにして見やすくなります。
またフロントガラスの写り込みなども軽減できるので、運転中もらくです。そのほかのメリットは、ギラギラした雑光を取り除いて目の疲れやストレスを軽減できることでしょう。
偏光サングラスのデメリット
偏光サングラスのデメリットは、液晶画面が見にくく感じる場合があることです。スマートフォンやカーナビの液晶画面には偏光フィルターが採用されているためで、偏光サングラスを外すか液晶の明るさを調整する必要があります。
また、熱や水に弱い点もデメリットです。強い熱が加わったり、長時間レンズが水に浸かると変形することがあります。釣りやマリンスポーツでは注意が必要でしょう。
偏光サングラスおすすめ11選 トップブランドからお手頃価格まで
ここからは、偏光サングラスのおすすめ商品をご紹介していきます。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 偏光サングラスの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での偏光サングラスの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
偏光サングラスの選び方 4つのポイントで比較
さまざまなシーンで活躍してくれる偏光サングラスの選び方をご紹介します。
機能で選ぶ
偏光サングラスはファッションアイテムでもありますが、選ぶときは目を守る機能についてチェックする必要があります。
可視光線透過率をチェック
レンズがどれだけ光を通すかを示す割合を可視光線透過率と呼びます。この値が低ければ低いほど光をカットしてくれますが、低すぎると視界を確保できないので注意が必要。
日差しが強い日中に明るい視野を確保するなら、可視光線透過率20%前後のものを選ぶとよいでしょう。
紫外線から守るためにUVカットも重要
環境の変化にともない紫外線量が増加しており、皮膚がんなどの病気との関連性が指摘されています。また、紫外線は皮膚だけでなく眼にも悪影響を及ぼします。
紫外線から目を守るために、UVカット機能は必須。紫外線透過率が1%を下回るものを選ぶとよいでしょう。
光のカット具合に影響する偏光度も忘れずに
偏光サングラスを選ぶときの重要なポイントに「偏光度」があります。水面の反射光、紫外線や照り返しなど、目にとって有害な光をカットしている割合を数値化したものが偏光度です。
数値が高いほどカット度合いが大きくなり、目の疲労度が軽減できます。偏光度の数値の高さは99%までなので、それに近い数値のものを選んでください。
高性能の偏光サングラスはほとんど99%ですが、リーズナブルなもののなかには数値が低いものがあります。
レンズのカラーで選ぶ
通常のサングラスであれば、好みのレンズカラーを選ぶ場合が多いと思いますが、偏光サングラスは色によって効果が変わるので、シーン別に最適なレンズカラーをご紹介します。
日差しが強いなら「グレー系」
レンズカラーがグレー系の偏光サングラスは自然な感じの視界で見ることができ、裸眼に近い見え方になります。また目が疲れにくいというのが特徴。車の運転、日差しの強い日中のおでかけなど、普段使いに便利です。
はじめて偏光サングラスを使う方にはグレー系が適しています。通常のサングラスに近い色合いなのでかけやすいでしょう。
マリンスポーツなら「赤色系」
赤色系のカラーレンズの特徴は、見ている物体の輪郭がくっきり見えること。偏光サングラスをかけるとなんとなくぼやけて見えるという方は、赤色系のカラーレンズを選んでください。
赤色系のカラーレンズは海面や水面のギラつく反射光をカットするので、マリンスポーツや釣りなどアウトドアファンの方に向いています。赤色系にはブラウン、セレン、コパーなどいくつか種類があり、お好みで選べます。
夜間の外出には「グリーンやイエロー」
グリーンやイエロー系のレンズカラーの特徴は、視界が明るくなること。偏光サングラスに限らずサングラスをかけると薄暗くなる視界が気になる方におすすめです。
朝方や夕方、夜間などで運転する機会が多いなら最も力を発揮してくれますが、ほかの偏光サングラスと比較して若干目が疲れやすいというデメリットがあります。
レンズの素材で選ぶ
シーン別に最適なカラーをご紹介しましたが、素材もいくつかの種類に分かれるのでご紹介します。
高級感があり傷がつきにくい「ガラス」
ガラス製のレンズは一般的に使われています。ガラスの特徴はゆがみにくく、キズがつきにくいという点。
ただし、重いので長時間かけていると疲れやすく、落とすと壊れやすいという面もあります。持ち運ぶときはハードケースが必要です。
普段使いにガラスのレンズがいいのは、高級感があって服装などに合わせやすいから。スポーティーな偏光サングラスが苦手という方に向いています。
お手入れかんたんなプラスチック
ガラスには及びませんが、プラスチックのレンズも一般的に使われている素材です。特徴は軽くて扱いやすいことで、お手入れもかんたん。
ただし、熱に弱くゆがみやすいという特徴もあります。車を運転する方は長時間車の中に置いておくのは要注意。値段的にリーズナブルなものが多く、普段使いに重宝します。
軽くて衝撃に強い「ポリカーボネイド」
新しい素材として注目されているのがポリカーボネイト。軽いのに衝撃に強いという特徴があります。そのためスポーツ用の偏光サングラスに使用されることが多いです。
デメリットは、ほかの素材よりもゆがみやすいこと。その点だけ気をつければ、衝撃に強いのでソフトケースに入れて持ち運びできます。いろいろなシーンで使える素材です。
長時間かけるなら、フレームの付け心地も重要
偏光サングラスを選ぶときに見逃しがちなのが、つけ心地です。とくに長時間かけたままにすることが多い方は、つけ心地に注目して選んでください。
つけ心地でポイントになるのがフレームです。フレームが重いと顔に負担がかかって疲れます。偏光サングラスの人気商品は重さが20~30gが主流です。選ぶときは本体重量を確認し、実際にかけてみて負担の少ないものを選びましょう。
つけ心地を重視するなら、耳にかかるテンプル部や鼻にかけるノーズパッドにも注目してください。
度付きメガネと併用できれば、ストレス軽減
日常的にメガネを愛用している方なら、いちいちサングラスと取り替える作業は面倒に感じるでしょう。
メガネの上から着用する「オーバーグラスタイプ」、レンズのうえに装着する「クリップオンタイプ」は、そんなストレスが軽減できるので、検討してみましょう。
レンズの交換機能があると使い分けが可能に
偏光サングラスを使うシーンによっては、天候や周囲の状況に合わせてレンズを交換できるものがおすすめ。たとえば晴れの日や光が強めのときにはグレー系、曇りや雨の日など光が弱いときはグリーン系などに交換できると便利です。
とくにフィッシングが好きな方は、レンズ交換できるものが適しています。水中にあるものを見ながら釣りをする場合はオレンジ系がぴったりです。
コーティングされていると寿命長持ち
偏光サングラスのレンズはコーティングされているものが多いです。レンズのカラーにこだわるときは、コーティングにも注目して選んでください。
可視光線透過率が高いのはマルチコーティングのもの、レンズがキズつきにくいのはハードコーティング、外側から目が見えるのを防ぎたいならミラーコーティングが適しています。
レディース向けのかわいいデザインも
偏光サングラスはスポーティで男性的なイメージがありますが、なかには女性をターゲットにしたおしゃれでかわいいデザインのモデルもたくさんあります。
レディース用の偏光サングラスを選ぶのなら、かけたときにソフトな印象になるデザインがおすすめです。丸形のフレームなら見た目にもやわらかいイメージで、おしゃれ感を出せます。
人気ブランド・メーカーをチェック! 釣りやドライブ、タウンユースでも活躍
偏光グラスは多くのメーカーから販売されており、それぞれ機能面やファッション面で個性が異なります。選ぶときに迷ってしまったら、ブランドで選ぶのもポイント。
ここでは、釣りに強いブランドや、ファッション性を重視したブランドをかんたんに紹介します。
釣りをするならダイワやタレックスに注目
釣りをするときは、はっきりとした視野を確保しないと、釣果も期待できません。釣りのシーンで頼りになるのが、釣り用品で知られるダイワやシマノのサングラス。
ダイワは偏光レンズの有名メーカーであるタレックスのレンズを使用しているものもありますので注目です。
ファッション性を重視するならオークリーやレイバン
やはり、サングラスにファッション性を重視したいという方は、オークリーやレイバンを選んでみるとよいでしょう。オークリーには、個性的なアイテムが多いのが特徴。
また、レイバンは多くの芸能人が着用していることでも知られています。
サングラスの基礎知識 寿命を延ばす、長持ちさせる
偏光サングラスを長持ちさせて寿命を延ばす方法についてご紹介します。
その1:お手入れ方法
偏光サングラスだけでなくメガネ全般で大事なことは、レンズの拭き方です。誰でもレンズが汚れたときは拭きますが、使用するのはセリート(メガネ拭き)ではないでしょうか。メガネを購入したときに付属としてついてくるので多くの方が使います。
ポイントは拭き方で、いきなりレンズを拭くのではなく、水洗いします。なぜならレンズには目に見えないこまかな砂やほこりが付着しているので、>いきなり拭くとレンズにキズがつきやすい
その2:意外と知らない、正しいたたみ方
偏光サングラスを長持ちさせるには、保管の仕方も重要です。メガネを外すとき、ほとんどの方は何気なくテンプル(つる)をつまんでたたんでいることでしょう。このたたみ方が大切なポイントです。
メガネのつるは、左からたたむように作られています。付属のケースはぴったり収納できるように作られており、右からたたむと収まりが悪く、フタを閉めるとメガネが変形しやすいのです。
つるの部分をつまんでたたむ方が多いですが、メガネの枠の部分をしっかり手で支えてたたむのがポイントです。またケースに保管するときは、セリートを底に敷き、レンズを下向きに収めてください。
そのほかのサングラスもチェック!
紫外線が気になるならUVカットとの組み合わせを選ぼう プロダクトコンセプターからのアドバイス
編集者/プロダクトコンセプター
「偏光レンズ」というのは、わかりりやすく言うと、まぶしさの原因となる乱反射光を特殊なフィルムによってカットするもの。一方「UVカット」はその名のとおり、UVつまり紫外線をカットするもの。
偏光レンズだからUVケアは安心というわけではありません。偏光レンズ+UVが現時点では完璧な組み合わせです。
偏光サングラスで目を守ろう!
偏光サングラスのおすすめ商品をご紹介しました。
偏光サングラスを選ぶときは、目を守ることを重点に、可視光線透過率やUVカットに注目したうえで、シーンに応じた色やタイプを選ぶことがポイント。あなたがほしい偏光サングラスを選んでみてくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
1982年より㈱ワールドフォトプレス社の雑誌monoマガジン編集部へ。 1984年より同誌編集長。 2004年より同社編集局長。 2017年より同誌編集ディレクター。 その間、数々の雑誌を創刊。 FM cocoloへの情報提供、執筆・講演活動、大学講師、各自治体のアドバイザー、IDSデザインコンペティション審査委員長などを現在兼任中。