便利なオイルスクリーンとは? 蒸気を逃して油をキャッチ!
オイルスクリーンとは、油料理をするときにおこる油はねを防いでくれるキッチングッズ。ステンレス製のものが多く、鍋やフライパンにフタのようにかぶせて使います。ガラスのフタなどと違い、網目状になっているため蒸気を逃がすことができ、水滴が油に落ちる心配もありません。
また、揚げ物の油切りや洗った野菜の水切りなど、油はねを防ぐ以外の使い方も。そんな便利なオイルスクリーンの特徴と選び方をご紹介します。
オイルスクリーンの選び方 網目のこまかさもチェック!
オイルスクリーンの選び方には、いくつかのポイントがあります。ここからはポイントを詳しく説明します。ポイントは以下の4つです。
【1】サイズ
【2】持ち手の長さ
【3】網目の細かさ
【4】収納時に吊り下げできるか
上記のポイントを押さえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。ぜひ参考にしてみてください。
【1】使いやすいサイズのものを選ぼう
オイルスクリーンは鍋やフライパンに合わせたサイズを選びましょう。フタのようにかぶせて使う場合は、鍋やフライパンの直径にぴったり合ったものを選ぶのがベスト。一方で、片手で持ちながらシールドのように使う場合は、大きめのものを選ぶと広範囲で油を防いでくれるので使い勝手がいいでしょう。
小さすぎるとフライパンのなかに入ってしまい、料理に触れてしまうことがあるので購入前にサイズをチェックしてくださいね。
【2】持ち手の長さは15㎝程度が目安
製品によってオイルスクリーンの持ち手の長さは異なります。用途に合わせて、自分が持ちやすいものを選ぶとよいでしょう。
使いやすい長さとしては、15cm程度が目安。あまり短いものだとオイルスクリーンを置いたり外したりする際にやけどの危険性が高まるので、選ぶ際に参考にしてみてくださいね。
【3】網目はこまかいほど油をキャッチ
網目のこまかさもチェックしましょう。目のこまかさをあらわす単位にメッシュというものがあり、オイルスクリーンであれば、50メッシュの網を採用したものは油を通しにくく、使用に安心感があります。
ただし、網目がこまかいほど鍋やフライパンの様子が網目越しに見にくくなることも考慮しておきましょう。
【4】収納時に吊り下げできると便利
揚げ物をする鍋と同じぐらいの大きさがあるオイルスクリーンだと、収納場所に悩む方もいるでしょう。その場合、フックにかけられると吊り下げ収納ができます。使いたいときにサッと取り出すことができ、乾かしながら収納できるので、一石二鳥です。
鍋やフライパンに合ったサイズのものを! 柄の長さも要チェック! 料理家からのアドバイス
揚げ物の調理には「油はねが怖い」「コンロまわりが汚れるのがイヤ」という声があがります。そんな悩みを解消してくれるのがオイルスクリーン。揚げ物だけでなく、カレーやパスタソースなどを温めたときのはねも防ぐことができます。
オイルスクリーンは、鍋やフライパンの大きさに合わせて選びましょう。鍋の上に置いて使うのであれば、ぴったりか、やや大きめを。また、揚げ油のはねが怖いという人は、柄が長めのものを選ぶのが安心です。
オイルスクリーンおすすめ10選 手ごろな価格の商品から高品質のアイテムまで
それではここから、オイルスクリーンのおすすめ商品をご紹介していきます。安価なものから高品質のものまで幅広くセレクトしてみたので、ご自身に合ったものを探してみてくださいね。
お手ごろ価格ながらも機能性の高いタマハシ『天ぷら名人 油はね防止ネット(TM04)』。木製の柄が持ちやすいうえにおしゃれなのも魅力です。
工房アイザワ『キッチンネット F 大(70307)』は作りがしっかりとしているので、油はねを防ぐだけでなく、力のかかる裏ごしや水切りもバッチリ。フッ素樹脂加工がされていて、汚れも落ちやすく衛生的です。
IKEA(イケア)『STABIL(101.658.49)』は柄がなく、鍋のフタのような形をしています。つまみの部分は折りたためるので、収納しやすいのが魅力。大きめのフライパンにおすすめです。

見た目もおしゃれで握りやすい木製ハンドル
持ち手が木製になっているオイルスクリーン。メッシュ部分のサイズは25cmと29cmがあり、お手持ちの調理器具に合わせてどちらかを選んでもいいです。また、手ごろな価格なので両方買って使い分けるのも◎。
しっかりとした持ち手で、つかみやすく滑りにくいのがポイント。見た目がおしゃれなものをお探しの方にもぴったりです。吊るしての収納は難しいので、キッチンの隙間に収納してくださいね。

老舗こだわりの品質と機能美
工房アイザワは新潟県・燕市の老舗キッチン用品メーカーで、機能美にすぐれた製品を数多く製造しています。こちらのオイルスクリーンは編み目がこまかく弾力性もしっかりあるのが特徴。油はね防止のほか、ジャガイモなどの裏ごしや冷凍食品の解凍など、幅広い用途で使用できます。
フッ素樹脂加工されているのでお手入れもカンタン。19cmと23cmのどちらも使いやすさバツグンです。
使いやすさを考慮したシンプルなデザイン
新潟県燕市の家庭用品メーカー、佐藤金属興業の商品です。使いやすさにこだわったシンプルなデザインがポイント。ネット部分の直径は29cmと24cmの2種類があります。
余計なパーツがついていないので、ほとんどの鍋やフライパンに使用できる点もうれしいですね。オイルスクリーンをはじめて購入する方にも向いているでしょう。
機能的でコスパよし!
生活雑貨やキッチン用品を手がける日本メーカー、アイメディアのオイルスクリーンです。メッシュ部の直径30cm、持ち手の長さは15cmと使い勝手がいいサイズ。薄いのでちょっとした隙間などに収納できます。持ち手をフックなどにかけても◎。
こまかいメッシュとネット部分にもステンレスの軸があり、強度が高いのもポイント。機能的なうえにコストパフォーマンスも高い商品となっています。
しっかり油を防ぐ! 目のこまかい50メッシュ
金属加工の町として有名な新潟県・燕市で作られている製品。目のこまかい50メッシュなのでしっかり油をガードしてくれます。
収納時は、持ち手もしくは反対側についた吊り下げ用フックで壁にかけられます。またはお皿と一緒に重ねて収納することも可能。頻繁に揚げ物をする方や、油を最大限に防ぎたい方にぴったりです。
3サイズ展開で幅広い用途で使用できる
19cm、23cm、29cmの3サイズから選べるオイルスクリーンです。お手持ちの鍋やフライパンの大きさによって、また揚げ物や炒め物などの料理に合わせて使い分けができるのが魅力。
油はね防止用としてはもちろん、裏ごしをする際にも使えて便利です。19cm・23cmは24メッシュ、29cmは50メッシュと目のこまかさが異なるので購入の際はご注意ください。
こまかなメッシュで揚げ物・炒めもの・ソースにも
食器と調理道具の専門店であるプロキッチン。調理器具や小物、パーツ類などを集めた自社ブランド「プロキッチン道具街」からの商品です。こちらのオイルスクリーンを使うと、こまかなメッシュ状の網により水蒸気のみが飛ばされるため、揚げ物がカラッと仕上がります。サイズは29cmと大きめなので、中華鍋での調理にも対応。
軽くて扱いやすいのも特徴で、揚げ物だけでなく炒めものやパスタソースを作るときの油やソースの飛び散りも防げて、重宝しますよ。
低価格で高品質な万能ツール
こちらのオイルスクリーンは持ち手のステンレスワイヤーがネット全体を支えるデザインなので安定感があります。頑丈さもあり、手に持ってかざして使用する際もグラつきません。
ソースやカレーなど、とろみのある料理の飛び散りも防止し、湯切りにも便利。低価格で高品質な製品を提供していることで知られるニトリによる、信頼性が高く万能使いができるキッチンツールです。
使いやすさを重視したシンプル設計
新潟県三条市から高品質なステンレス製品を全国に届けている高儀の商品。キッチン道具においては、使いやすさと機能性を重視しているのが特徴。こちらのオイルスクリーンはシンプルなデザインで扱いやすくなっています。
サイズは29cmと少し小さ目の25cmのものがあり、揚げ物の油はねとともにコンロまわりの汚れもしっかり防いでくれるでしょう。
持ち手長さ・編み目のこまかさともに最適
新潟県・燕市に本社を構えているミネックスメタル。ザルやメッシュボールなど、高品質なステンレス製キッチン用品を多く取り扱っています。
こちらのオイルスクリーンは直径が29cmで50メッシュというこまかい網なので、油はねをしっかり防いでくれます。また、持ち手の長さは約18cmほどあり、握りやすいのもうれしいところ。
「オイルスクリーン」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする オイルスクリーンの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのオイルスクリーンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
エキスパートのおすすめランキング オイルスクリーンのTOP3はこれ!
ご紹介した商品のなかから、料理家の河野真希さんがおすすめする商品ランキングを発表します。オイルスクリーン選びの参考にしてみてください。
2位 Tamahashi(タマハシ)『天ぷら名人 油はね防止ネット(TM-04)』
Tamahashi(タマハシ)『天ぷら名人 油はね防止ネット(TM-04)』
1位 プロキッチン『オイルスクリーン(EB0241400)』
プロキッチン『オイルスクリーン(EB0241400)』
そのほかの記事も参考に!
オイルスクリーンで油をキャッチ
オイルスクリーンおすすめ10選をご紹介しました。最後に選び方のポイントをおさらいです。
使いやすさを考えて、手持ちの鍋などにあるサイズのものを選びましょう。持ち手の長さも要チェック。網目はこまかいほど油をキャッチしてくれます。あなたにぴったりのオイルスクリーンを見つけてください。
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料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。 流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 簡単&時短料理が学べる『料理教室つづくらす食堂』主宰。