「サックス用リード」のおすすめ商品の比較一覧表
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商品名 |
Vandoren(バンドーレン)『アルトサクソフォンリード トラディショナル 硬さ:2』
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Vandoren(バンドーレン)『テナーサックスリード トラディショナル 2.5(SR2225)』
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D'Addario(ダダリオ)WOODWINDS 『レゼルヴ アルトサクソフォン 3(DJR1030)』
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Legere(レジェール)『Reeds シグネチャーシリーズ Eフラット アルト サクソフォン シグネチャーリード 2.5』
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Vandoren(バンドーレン)『ジャバ テナーサクソフォンリード 2.5(SR2725)』
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Vandoren(バンドーレン)『V21 アルトサクソフォンリード 3(SR813)』
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D'Addario(ダダリオ) 『WOODWINDS リコ ソプラノサクソフォン 2.5(RIA1025)』
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D'Addario(ダダリオ) WOODWINDS『リコ グランドコンサートセレクト アルトサクソフォン 2.5(RGC10ASX250)』
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Harry Hartmanns(ハリー ハートマンズ)『Fiberreed カーボン クラシック アルトサックス MH』
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Forestone Japan『Forestone Hinoki Reed アルトサックス MH』
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Forestone Japan『Forestone Black Bamboo Reed W-BLAST MH』
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Bari(バーリ)『オリジナル アルトサックス シンセティックリード M』
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Bari(バーリ)『バリ スター テナーサックス シンセティックリード M』
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商品情報 |
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特徴 |
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対応サイズ |
アルトサックス
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テナーサックス
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アルトサックス
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アルトサックス
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テナーサックス
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アルトサックス
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ソプラノサックス
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アルトサックス
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アルトサックス
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アルトサックス
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テナーサックス
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アルトサックス
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テナーサックス
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硬さ |
2
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2.5
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3
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2.5
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2.5
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3
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2.5
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2.5
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MH(3)
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MH
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MH
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M(3.0〜3.5)
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M(3.0〜3.5)
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素材 |
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ケーン
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ケーン
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ポリプロピレン
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ケーン
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ケーン
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ケーン
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ケーン
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HFC(中空ファイバー・発泡樹脂混合素材)
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竹、PP材、カルシウム
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竹、カーボン
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合成
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合成
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削り方 |
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ファイルドカット
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ファイルドカット
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-
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アンファイルドカット
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アンファイルドカット
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アンファイルドカット(アメリカンカット)
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アンファイルドカット
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アンファイルドカット(アメリカンカット)
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ファイルドカット(フレンチカット)
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商品リンク |
※各社通販サイトの 2021年9月15日時点 での税込価格
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ここからは、ピアノ講師で元大手楽器メーカー勤務の山野辺祥子さんにお話をうかがい、サックス用リードを選ぶときのポイントをご紹介していきます。
サックス用リードは「ファイルドカット」と「アンファイルドカット」の2種類に分けられます。サックス用リードは、音色とどのような音楽を演奏するかによって種類を選ぶのがポイントです。ここでは、サックス用のリードの種類とそれぞれの特徴についてご紹介します。
D'Addario(ダダリオ) WOODWINDS『レゼルヴ アルトサクソフォン 3(DJR1030)』
ファイルドカットはリードの根元部分を削ったタイプで、音の立ち上がりが早く明るい音色が奏でられます。そのため、クラシック演奏向きのリードといえるでしょう。
Vandoren(バンドーレン)ジャバ『テナーサクソフォンリード 2.5(SR2725)』
アンファイルドカットはリードの根元を削っていないタイプです。落ち着いた音色を出すことができ、ジャズ演奏に向いている種類といえます。
サックス用のリードはカットの仕方で種類が分かれる。どのジャンルを演奏するかで適するタイプを判断するとよい。
現在主流となっているサックスの種類は、音域が高い順からソプラニーノ、ソプラノ、アルト、テナー、バリトン、バスの6つです。発明された当初は14種類ものサックスが存在していましたが、現在はおもに上記6つが演奏で用いられています。
サックスの種類によって適するリードの大きさが異なるため、自分が使っている(購入する予定の)サックスに合わせて選ぶ必要があります。
BARI(バリ) 樹脂製リード アルトサックス (M)
次はリードの硬さを確認しましょう。メーカーは硬さが異なるリードを複数展開しています。リードの硬さは1〜5の数字で表されており、数字が低いほどやわらかく高いほど硬いリードです。
やわらかいリードは音が出しやすいですが、息を入れすぎると詰まる傾向にあります。また音が裏返ることも。硬いリードは音が出しづらいですが、音がしっかりと鳴り、ハリのある音を奏でられます。
初心者の場合は「2.5」くらいの硬さからはじめるといいでしょう。
Legere ASG2.50 Alto Saxophone Signature アルト サックス用の樹脂製リード。
リードの素材に使われているケーンという植物は、日本の葦(ヨシ、またはアシと呼ぶ)の仲間です。ケーンは空洞になっていることが特徴で1年かけて成長します。成長したケーンを適度な長さに切り取り、4分割して削ったものがリードです。
ケーンは植物ですのでまったく同じリードを2枚つくることはできません。
最近は樹脂製のリードも普及しています。ケーンのように植物の成長具合や削り方に左右されないため、同じようなコンディションで演奏できることが特徴です。また、耐水性や耐久性が高く水洗いができるため、清潔さをたもつことができます。
ここからは、ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務の山野辺祥子さんと編集部が厳選したサックス用リードのおすすめ商品をご紹介します。
Vandoren(バンドーレン)『アルトサクソフォンリード トラディショナル 硬さ:2』
アルトサックス用のオールジャンル向け製品
バンドレーンが手がけるサックス用リードのなかでもスタンダードな製品です。製品の先端部を薄くして、ハートは厚く仕上げています。このこだわりが振動する部分の強いコシを生み出し、音に上品さと歯切れのよさを感じるでしょう。
さまざまな音楽ジャンルのサックスプレイヤーに愛用されており、オールジャンルで使える音を出してくれる製品です。
Vandoren(バンドーレン)『テナーサックスリード トラディショナル 2.5(SR2225)』
はじめて購入する人に適したサックス用リード
バンドーレン社が発売するトラディショナルは、長年にわたり高い評価を受けていおり幅広く使われています。先端部分(ティップ)が薄くハートに厚みがあるタイプです。
ティップを非常に薄くデザインすることでピュアな音質を奏でられることが特徴。また、歯切れよく発音できダークでリッチな音も出せます。リードの厚さは2.5なので、初心者向けのテナーサックスリードといえるでしょう。
D'Addario(ダダリオ)WOODWINDS 『レゼルヴ アルトサクソフォン 3(DJR1030)』
耐久性にすぐれたケーンを使用している
ダダリオ社が革新的な機械で生産しているサックス用リードです。正確なカッティングにより均質性が高くなっています。素材には繊維密度が高く耐久性にすぐれているケーンの根元(2節のみ)を採用。カットと素材の両方にこだわっているリードです。
ファイルドカットで先端は厚すぎないため音の立ち上がりが早いことが特徴です。豊かで温かな音色を出せます。
Legere(レジェール)『Reeds シグネチャーシリーズ Eフラット アルト サクソフォン シグネチャーリード 2.5』
合成素材でできたサックス用リード
植物のケーンではなく合成材料でつくられたサックス用リードです。ケーンと似たような性質をもち、温かみのある音を奏でられます。
レジェール社のリードは演奏前に湿らせる必要はありません。吹いていくと数分で前準備が完了します。ケーン素材のリードと反応が異なるため最初は戸惑うかもしれませんが、耐久性にすぐれているためぜひ一度試してみてください。
Vandoren(バンドーレン)『ジャバ テナーサクソフォンリード 2.5(SR2725)』
ジャズも娯楽音楽の両方に対応する
バンドーレン社が1983年に開発したアンファイルドカットのリードです。ジャバ(JAVA)のJAはジャズ、VAはバラエティーを表していて、ジャズとポピュラー(娯楽音楽)の両方で使えるようにデザインされています。
ティップは厚くパレットはしなやかなタイプで弾力ゾーンが広めです。柔軟な演奏が可能になるでしょう。
Vandoren(バンドーレン)『V21 アルトサクソフォンリード 3(SR813)』
さまざまなジャンルの音楽に対応できるリード
どのようなジャンルの音楽にも適したサックス用リードです。マウスピースの種類も問わずさまざまなタイプに対応してくれます。ヒールをせまくした円錐形のデザインが特徴的。
音の伸びに素晴らしさを感じるリードで、透明感と芯が強い温かみのある音を出せます。また、正確なアーティキュレーション(テヌート、スタッカート、アクセント、アクセントスタッカートなど)も表現できるでしょう。
D'Addario(ダダリオ) 『WOODWINDS リコ ソプラノサクソフォン 2.5(RIA1025)』
ジャズの名手たちも愛用していたサックス用リード
1930年代から数多くの演奏家たちに愛されてきたサックス用リードです。パワフルな音色が奏でられるので、ジャズシーンで活躍するアイテム。往年の名手の演奏も支えてきました。
素材はしなやかなグレードのケーンを採用しています。使いやすさに定評があるほか、プラスチック性のリードホルダーつきという特徴と控えめな価格で人気が高いリードといえます。
D'Addario(ダダリオ) WOODWINDS『リコ グランドコンサートセレクト アルトサクソフォン 2.5(RGC10ASX250)』
全体的にバランスよくカットしたアイテム
ハート部分に厚みがあるサックス用リードです。品質の高いケーンを採用しているので、耐久性にすぐれていることが特徴。
音がよく響き透明感の高いやわらかい音色を生み出せるでしょう。また、ティップも厚めなのでアルティシモの音域のコントロールを高められます。
全体的にバランスよくカッティングされているため、ピアニッシモからフォルティッシモまで均一な音を表現できるリードです。
Harry Hartmanns(ハリー ハートマンズ)『Fiberreed カーボン クラシック アルトサックス MH』
独自の合成素材でつくったアイテム
サックス奏者であるハリー・ハートマンズが創設したブランドの商品。独自に開発した中空ファイバーと発泡樹脂混合素材を採用したサック用リードです。ケーンよりも20〜30倍耐久性が高いので長持ちします。
合成素材のリードのため開封してすぐ使えます。ケーンでつくられたリードと同じような音のクオリティをぜひ堪能してみましょう。
Forestone Japan『Forestone Hinoki Reed アルトサックス MH』
特許を取得した素材を採用
Forestone Japan社が特許を取得した素材でつくっています。竹繊維とPP材、カルシウムを独自の製法で組み合わせ、自然で弾力性のある音色を実現。ケーン素材のリードよりも耐久性が高まっている一方で、ケーンに近い感触が得られます。
アメリカンカット(アンファイルドカット)でデザインされた商品でジャズを演奏している人に注目してほしいアイテムです。
Forestone Japan『Forestone Black Bamboo Reed W-BLAST MH』
クラシックからジャズまで幅広く使える
竹繊維とPP材でつくられたサックス用リードで、セルロース繊維が約50%含まれています。耐久性が高いので唾液による腐食が軽減できるアイテム。開封直後に濡らさずそのまま使用できます。
Forestone Japan社のほか商品は裏面加工のみですが、このアイテムは両面をサンドブラストし表面積を増幅。振動性が増しておりクラシックからジャズまで幅広く対応してくれます。
Bari(バーリ)『オリジナル アルトサックス シンセティックリード M』
サックス演奏に慣れている人に適したリード
Bari Woodwinds社が販売するプラスチック素材でできたサックス用リードです。透明度の高い見た目も特徴的な商品。ケーンとは違い耐久性が高いため経年劣化しづらいことがポイントです。
鮮やかでパワフルな音色を生み出すリードで、硬さはM(ミディアム)となっています。Mはケーンリードの3.0〜3.5に値する硬さのため、演奏に慣れてきたら選ぶといいでしょう。
Bari(バーリ)『バリ スター テナーサックス シンセティックリード M』
星の印字が印象的なサックス用リード
ヒールについている星の刻印が印象的なサックス用リード。ダークカラーに銀色の星がさりげないデザインポイントとなっています。合成素材なので耐久性にすぐれており、ケーンのリードよりも長く使えるでしょう。
温かさをキープしながら暗く丸みのある音色が奏でられる商品で、硬さはM(ミディアム)です。テナーサックスのリードを探している人は、ぜひチェックしてください。
Yahoo!ショッピングでのサックス用リードの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
リードの寿命は短く、約1~2週間といわれています。
汚い音が出るのは、リードの硬さの問題ではなく、奏法の問題である場合がほとんどです。ポイントは、頑張りすぎずに音が出せるリードを選ぶことです。
リードを長く使うためにはお手入れが必要です。パッケージから開封する前にチェックしてください。
サックス用のリードの購入を検討するなら、お手入れ方法についても把握しておきましょう。
サックス用を含め、リードはきちんとケースに保管することが大切です。ケースはリードのコンディションをたもったり、携帯時に衝撃から守ったりする役割があるため、サックス演奏を続けるうえで必要なアイテムといえるでしょう。
リードケースには、反ったリードをまっすぐにたもつガラス製、仕切りがついているプラスチック製と複数の種類があります。さらに、ソプラノやアルト、テナーなど、サイズによって適合するケースが異なるので注意しましょう。
ケーン素材のリードは自分で育てることができます。少しずつ慣れさせたあと演奏に使いましょう。
ケーン素材でできたリードは新しく買ったら育ててあげましょう。最初から長時間演奏してしまうとリードの劣化を早めてしまいます。開封後リガチャーにセットしたら5〜10分だけ吹き込んでください。この作業を1週間繰り返して徐々に時間を伸ばしていきます。
購入したばかりの時期にいきなり高音域を出す演奏をすると、負担をかけてしまうので気をつけてください。
自分好みに育てたリードのコンディションをたもつためにはお手入れも大切です。使用後は水で唾液を洗い流し拭いてリードケースに保管してください。
しかし、リードは湿らせたり乾燥させたりを繰り返してしまうと、反り返りや波打ちが発生して演奏に影響が出ます。重要なのはいい状態のままで適度な湿度を守ってあげることです。
リードを製造しているメーカーが湿度をたもつアイテムを発売しています。リードケースと一緒に入れて適度な湿度で管理してあげましょう。
Vandoren(バンドーレン)V21『アルトサクソフォンリード 3(SR813)』
サックスを演奏していると「キー」という甲高い音が出るリードミスが発生することも。リードミスの原因は複数ありますが、そのひとつがリードのバランスです。リードがやわらかすぎる・かたすぎる、など極端なバランスだと息の吹き込みによる振動が安定せずにリードミスが出てしまいます。
マウスピースの角度を調整したり、アンブシュア(口の形や口まわりの筋肉の使い方)の加減を変えたりすることでリードミスは軽減できますが、それでも続くようなら別のリードに代えてみるのもいいでしょう。
本記事では、サックス用リードの選び方と、ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務の山野辺祥子さんと編集部で選んだおすすめ商品を紹介しました。サックス用リードは、サックスの種類、リードの硬さ、リードの素材で選ぶことがポイントです。初心者は硬さ「2.5」くらいのタイプを選ぶといいでしょう。
素材は植物性のケーンかプラスチックなどの合成素材のどちらかにわかれるので、特徴を踏まえたうえで選択してください。今回紹介したおすすめ商品も参考にして、自分の用途に合うサックス用リードを見つけましょう。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
武蔵野音楽大学出身。卒業後某大手楽器メーカーの法人部に入社。 音楽教室の運営や講師指導のサポート、店舗接客、楽器セッティングなどを担当するイベントクルーとして全国を飛び回る。また、出版部に在勤中は楽譜校正、楽譜情報誌編集の経験も。 現在はピアノ講師のかたわらフリーランスライター、校正者として活動中。プライベートでは3児の母。