初心者のためのサックスおすすめ8選と選び方|種類や音色、仕組みを徹底解説

初心者のためのサックスおすすめ8選と選び方|種類や音色、仕組みを徹底解説

サックスをはじめたい初心者の方はどんな種類やメーカーのサックスを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

この記事では、サックスの選び方とおすすめ商品を紹介します。通販サイトの最新人気ランキングのリンクもあるので、売れ筋や口コミとあわせてチェックしてみてください。


目次

この記事を担当するエキスパート

レコーディングエンジニア
小野寺 孝樹

1989年株式会社ゼロスタジオに入社。 アシスタントを経て、1992年チーフエンジニアに昇格。 その後、数々のレコーディングに携わる。 2001年ゼロスタジオを退社、フリーランスとなる。 以降、レコーディング・ミックスからプログラミングまで、またアイドルソングからプログレまでなんでもこなす便利な人として、活躍中。"

マイナビおすすめナビ編集部

担当:ホビー
水貝 英斗

「ホビー」カテゴリーを担当。小学校から大学まで柔道に明け暮れた元体育会系であり、大のゲーム・アニメ好き。その他、広告関連記事の制作にも携わり、SEOの知見を活かし商品販促のプランニングも行っている。

◆本記事の公開は、2019年07月30日です。記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆価格、送料、納期やその他の詳細については、商品のサイズや色等によって異なる場合があります。◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆広告は「PR」と表記し明確に区別しています。

サックス(サクソフォン)の魅力とは 大人初心者にもぴったり

一般的には「サックス(Sax)」と呼ばれることが多いですが、正式には「サクソフォン(saxophone)」といい、考案者であり開発および製作者のアドルフ・サックス(Adolphe Sax)の名前が冠された楽器です。フルートやクラリネットなどのほかの木管楽器に比べると新しく、クラシックはもちろんジャズやポップスで演奏されることも多い人気の楽器です。

サックスは指づかいを覚えやすく、しかも音を出しやすいのが特徴です。そのため大人になってからはじめて楽器に触れたいと考えている人にぴったり。さらに表現力が豊かなので、幅広いジャンルの曲に向いています。

スクリーンミュージックやジャマイカ音楽のスカといった、さまざまな音色で演奏できるのがサックスの魅力です。

サックスの構造を知ろう 初心者はまずパーツと種類を覚えよう

 

ひとつのサックスを構成するパーツの個数は、およそ600にもなります。サックスの基本構成は4つ。これらは吹込管(ネック)、二番管(ボディ)、U字管(ボウ)、朝顔管(ベル)です。

トーンホール(音孔)は合計25個あり、タンポ(パッド)と呼ばれる丸い蓋がトーンホールをふさぐことで音を変化させます。キイやレバーを使って、遠くの孔も一度に押さえることが可能です。

サックスの種類は9種類

サックスと演奏する男性の手
Pixabayのロゴ

ひと口にサックスといっても形態はさまざまで、得意な音域ごとにいくつかに分かれています。代表的なものは「ソプラノ・サックス」「アルト・サックス」「テナー・サックス」「バリトン・サックス」です。

そのほかにも「ソプラニッシモ/ピッコロ・サックス」「ソプラニーノ・サックス」「バス・サックス」「コントラバス・サックス」などがありますが、あまり一般的ではありません。

繊細(せんさい)な高音のソプラノ・サックス、いちばんソロで使われることの多いアルト・サックス、ハリのある中低域が魅力のテナー・サックス、おもにアンサンブルのなかで低音を支えるバリトン・サックスなど、それぞれの特徴をふまえてお好みの楽器を選びましょう。

▼ソプラニッシモ

プラニッシモサックスはピッコロサックス、あるいはソプリロと認知されているサックスです。サイズが小さく、高音部を奏でることができます。エッペルスハイム社のみが制作している希少なサックスです。

ソプラノサックスと同じく、管が縦にまっすぐ伸びた形状をもち、まるでバイオリンのように魅力的な音色が出ます。運指はほかのサックスとほぼ同じです。

▼ソプラニーノ

アルト・サックスの1オクターブ上のサックスをソプラニーノ・サックスと呼びます。テナー、アルト、ソプラノと徐々に音域が高くなり、ソプラノサックスより高音域を出せるほか、サイズも小さいのが特徴です。小ぶりなので持ち運びしやすいでしょう。

ただし音程を調整するのがとても難しいため、初心者では扱いにくいサックスといえます。価格帯も高価なため、経験を積んだ演奏者にぴったりです。

▼ソプラノ

サックスといえば、まず最初にアルト・サックスもしくはテナー・サックスのことを思い浮かべる方が多いと思いますが、ソプラノ・サックスも魅力的です。たとえば、スティングの「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」でのブランフォード・マルサリスの演奏や、ケニーGに代表されるようなソフトで透き通るようなサウンドには、ソプラノ・サックスが欠かせません。

▼アルト

サックスといえば代表的なのがアルト。見た目もカッコよく花形楽器といえるでしょう。バランスのすぐれた楽器で、アルトサックス用の楽曲やエチュードがたくさん作られていることからわかるように、クラッシク・サックスの世界では不動の地位を築いています。

もちろんジャズやポップスの世界でも、アルトサックスは重要な立ち位置です。

▼テナー

テナーサックスは、アルトサックスと並んで代表的なサックスです。テナーサックスはアルトサックスより長い管体を持ち、低い音域を出せます。クラシック・サックスの世界ではあまり注目されませんが、ジャズ音楽の世界ではスーパースター的な楽器です。

演奏者、演奏法、セッティングによって、個性的な色気のある音を出せるのがポイント。そのため自分の思う音を見つけるために練習を積む必要があります。

▼バリトン

バリトン・サックスは、おもにアンサンブルのなかで低音部を担当するもので、メロディやソロを演奏する場面はあまり多くありません。ただし、ロックやスカ、ダンス系の音楽に力強さと躍動(やくどう)感を与え、疾走感を演出するのにも欠かせないものです。

ただし、ビギナーにはやはり難しいもの。ブラスバンドやオーケストラでパートを受け持つ場合は別ですが、すでにアルトやテナーなど、ほかの楽器を演奏したことのある経験者の方が、持ち替えて使用するのに向いているでしょう。

▼バス

バリトンより、ひと回り大きなサイズのバスサックス。テナーサックスより1オクターブ低い音域を担当します。演奏される主な機会は、サクソフォン・オーケストラやラージ・サクソフォン・アンサンブルです。

サウンドに彩りや深みを増すために、バスサックスが大編成の吹奏楽に加わることもあります。バスサックスが加わると、木管低音の響きがとても豊かになるのがポイントです。

▼コントラバス

バリトンサックスの1オクターブ下の音域が出るコントラバスサックス。メーカーによって大きさはさまざまありますが、全長およそ200cmです。価格も相応に高く、300~500万円ほど。世界中でみても20本程度しかない希少なサックスです。

日本でも3本ほどしかありません。演奏の機会は少なく、オーケストラの一部の楽曲で使われるのみです。

▼サブコントラバス

コントラバスサックスより大きく、全長は2m50cmから3mほどあるため、持ったままの演奏が不可能なサブコントラバスサックス。そのため専用のスタンドに設置して演奏します。

1999年にドイツのエッペルスハイム社が世界に先がけてサブコントラバスの製作に成功しました。世界で数本しか存在しない、とても稀少なサックスです。

サックスの選び方 初心者のためにレコーディングエンジニアが解説

それでは、サックスの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。

【1】好みの音域・音色から選ぶ
【2】一般的なのはイエローブラス。ポップスやロックに!
【3】使うシーンに合わせて選ぶ
【4】演奏に必要なアクセサリーが付属しているか確認して


上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】好みの音域・音色から選ぶ

 

メジャーとされる4種類のサックスは、ソプラノ、アルト、テナー、バリトンの順に担当する音域は低くなります。動画などをチェックして、自分で奏でたい音色がどのサックスによるものなのか確認しましょう。なおアルトサックスは、高度なテクニックがなくてもバランスのとれた美しい音色や音域を出せるサックスです。

そのため、はじめてのサックスとしてぴったりなチョイスといえます。ただしアルトサックスの音質は完成度が高く、奏者による個性を出すのは難しいことも知っておきましょう。

【2】一般的なのはイエローブラス。ポップスやロックに!

バンドでサックスを演奏する男性
Pixabayのロゴ

音色にこだわるなら、材質に着目して選ぶ方法もあります。サックスは分類としては木管楽器なのですが、トランペットなどの金管楽器と同じく、真鍮(しんちゅう=ブラス)という、銅と亜鉛の合金で作られています。その配合比率を変えることで、音色に違いが出ます。

一般的なのは、イエローブラス。加工しやすく、明るくハリがある音色なので広く利用されています。銅の配分を増やしてくと、ブロンズブラス〜レッドブラスとなり、音色も落ち着いて温かみが増していきます。

ポップスやロックなどにはイエローブラス、ジャズやクラシックなどにはブロンズブラスやレッドブラスというように、ご自分の出したい音や演奏したいジャンルによって材質を選ぶといいでしょう。

【3】使うシーンに合わせて選ぶ

サックスを握る男性
Pixabayのロゴ

演奏を本格的に頑張ろうと決めている方は、はじめからできるだけ品質のよいものを手に入れたほうが、サックスへの愛着も深くなりモチベーションも持続しますし、長い目で見ると良い結果になると思います。

一方、今までサックスを演奏したことがなく、どんな楽器か知りたい、とにかく試しにはじめてみたいという方は、まずリーズナブルなものを使ってみることをおすすめします。

高価なものを使ってみることも決して悪くはありませんが、思ったよりも音量が大きくて練習場所に困る、そもそもその機種が自分に向いていなかった、ということもありますので、まずは手軽な価格のものを手に入れ、ゆくゆくはグレードアップするといいでしょう。

▼部活で練習するなら中級クラスを選ぶ

 

小中高校の吹奏楽・オーケストラ部で活動する場合、練習の成果がみえるサックスを用意したほうが上達が早くなります。メンテナンスの行き届かない学校の美品では、なかなか上達しないからです。

3年間みっちり練習して上達することを見越して、数万円程度のエントリーモデルよりも中級クラスの20~50万円の価格帯のサックスを選びましょう。活動が盛んな学校では、上位モデルをすすめられることも。選び方に迷ったら、顧問や上級生に尋ねてみましょう。

▼趣味で演奏するならトラブルが起きにくい楽器を選ぶ

 

音楽教室に通うなど趣味でサックスをはじめるなら、楽器のトラブルが起きにくい価格帯のサックスを選べば快適に演奏を楽しめます。具体的には10万円以上のアルトサックスが扱いやすいでしょう。

2〜3万円程度から10万円までのお手軽な価格帯のサックスを選ぶ場合は、練習を積んでいくと買い換える可能性も視野に入れて購入することが大切です。

【4】演奏に必要なアクセサリーが付属しているか確認して

 

サックスをはじめるにあたって、必要なアクセサリーが付属しているかどうかも確認しましょう。サックスの先端に取りつける「マウスピース」、音を出すためにサックスのマウスピースに取りつける「リード」、マウスピースにリードを固定する「リガチャー」などが必需品です。

あらかじめサックスと同梱されていなければ、自分であとから購入しなくてはなりません。お手入れ用品一式も、大切な楽器のメンテナンスに必要不可欠なので、一緒に購入できれば便利です。

サックスのおすすめ8選 初心者から上級者まで!入門セットも

ここまで紹介した、サックスの選び方のポイントをふまえて、レコーディングエンジニアの小野寺孝樹さんに選んでもらったおすすめ商品をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

エキスパートのおすすめ

NUVO(ヌーボ)『jSAX』

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レコーディングエンジニア:小野寺 孝樹

レコーディングエンジニア

プラスチック製で軽い!入門編のサックス

手に入れやすい価格の製品を多く出している「NUVO」から発売されている『jSAX』。プラスチック製で軽く、取り扱いがかんたんなうえ、まるごと水洗いが可能と、とにかく手軽なのがうれしいです。

運指(うんし)はサックスと同じながらKeyがC調なので、なにも考えずにギターやピアノなど、ほかの楽器と合わせやすいのもポイント。見た目がちょっとオモチャっぽいですが、サイズが一般の楽器よりも小さく、カラーバリエーションも豊富です。キュートな見た目なのでお子様や女性、体の小さい方にもおすすめできます。

本格的なサックスとは比較できませんが、入門編として楽器に慣れ親しむという目的にはぴったりの製品です。

YAMAHA(ヤマハ)『アルトサックス スタンダード YAS-480』

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音楽表現の幅が広がるエントリークラスの上位モデル

初心者でもよいものを長く使いたいという人におすすめなのが、こちらのヤマハのアルトサックス YAS-480。ベルに施された彫刻は熟練職人による丹精込めた手彫りで高級感があります。

音の鳴りや響きは定評あるヤマハの上位機種ならでは。弱い音からパワフルな音まで、演奏者の細やかな息使いを正確に表現してくれます。低音から高音までのバランスもよくクセがないため、初心者にも扱いやすいモデルです。ぜひ美しく伸びのある音を出す喜びを味わってください。

YAMAHA(ヤマハ)『Venova(ヴェノーヴァ)YVS-100』

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いつも持ち歩きたくなる!手軽に楽しめる管楽器

ヴェノーヴァは、サックス用のマウスピースとリードを使うことで、サックスらしい音が出せる樹脂製の管楽器です。本物のサックスはハードルが高いと感じる方にも最適です。Cキーなので、移調楽器が苦手な方にも違和感なく、すぐに吹けるでしょう。

コンパクトで特徴的なデザインながら、本格的な吹き心地でサックスのような艶のある音が出せるのは驚きです。とにかく軽くてコンパクトなので、どこにでも手軽に持ち運んで演奏が楽しめます。簡単に水洗いできるため、いつも清潔に使えるのも魅力です。

Roland『Aerophone(エアロフォン)GO AE-05』

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1台で多彩な音が出せる!もちろん4つのサックスも

エアロフォンからは、ソプラノ、アルト、テナー、バリトンのサックスの音はもちろん、フルートやクラリネット、トランペットなど11種類の音が出せます。アプリと連携で50音色まで増やすことが可能。スピーカー内蔵のためアンプがなくても大丈夫。

また、ヘッドフォンを使えば外に音が漏れないため、いつでも、どこでも練習できます。マイナスワンのMIDIとつなげば初心者でもバンド練習ができ、アンサンブル演奏が楽しめます。デジタル楽器ならではの楽しみ方も広がるでしょう。

エキスパートのおすすめ

マックコーポレーション J.Michael『アルトサックス AL-500』

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レコーディングエンジニア:小野寺 孝樹

レコーディングエンジニア

低価格でも細部へのこだわりを感じられるサックス

この製品のポイントは、やはりコストパフォーマンスがよいところ。管楽器をはじめようとしても、他の楽器に比べハードルが高いイメージがあり、とくに価格の高さがネックになってくると思います。J.Michaelの製品は、比較的手に入れやすい価格帯なので、サックスをとりあえずはじめてみたいという方におすすめです。

こちらは中国で生産しているものですが、最近では中国製の品質も向上して来ており、特にJ.Michaelの製品は日本から技術指導をすることによってリーズナブルながら高品質な製品を提供しています。

低価格とはいえ細部にはこだわっており、滑らかな吹き心地を実現する角度調整可能なサムフックや3点支柱の作りなど、管体のバランスも考慮されており、ビギナーの方でも演奏しやすいモデルです。

エキスパートのおすすめ

Antigua Winds(アンティグア ウインズ)『ALTO SAX GL』

レコーディングエンジニア:小野寺 孝樹

レコーディングエンジニア

初心者から上級者まで幅広くおすすめできるサックス

「Antigua Winds(アンティグア ウインズ)」は、一般的にはあまり知られてはいないかもしれませんが、手に入れやすい価格で高品質な楽器を多く提供している台湾の楽器メーカーです。このモデルは、タッチが軽やかで鳴らしやすく、ビギナーの方でも吹きやすくできています。

塗装やこまかいところの作りは甘い感じもしますが、音色も演奏性も有名メーカーの楽器に引けをとらないものなので、初心者から中級者、上級者の持ち替え用まで幅広い方におすすめできます。

エキスパートのおすすめ

YAMAHA(ヤマハ)『ソプラノサクソフォン YSS-475』

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レコーディングエンジニア:小野寺 孝樹

レコーディングエンジニア

ジャズやポップスに向いたソプラノサックス

国産メーカーの雄「YAMAHA(ヤマハ)」のサックスのラインナップのなかでも、ソプラノ・サックスのエントリーモデル、『YSS-475』です。

ソプラノ・サックスは、とりわけ鳴らすのに技術が必要な楽器ですが、このモデルは吹奏感(息を吹き込んだ感じ)が軽く比較的吹きやすく、音が鳴りやすいのが特徴。音色は軽めで明るい、ジャズやポップスに向いた製品。装飾を省くことにより、コストが抑えられているので、エントリーモデルながら高級機で培ったヤマハの技術が注ぎ込まれています。

これからサックスを本格的にはじめてみようと思うビギナーの方、きちんと楽器を練習しようとお思いの方におすすめの機種です。

エキスパートのおすすめ

柳澤管楽器『アルトサックス A-WO1』

柳澤管楽器『アルトサックスA-WO1』 柳澤管楽器『アルトサックスA-WO1』
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レコーディングエンジニア:小野寺 孝樹

レコーディングエンジニア

日本が誇る「柳澤管楽器」のハンドメイドのサックス

世界中のアーティストに愛用され、「Yany/ヤニ」の愛称で親しまれている、日本が誇るメーカーが「柳澤管楽器」です。1951年に最初のサックスを開発以来、ハンドメイドのサックスを開発・販売しています。このモデルは、メーカーの特色である厚みのあるサウンドは踏襲(とうしゅう)しながらも、軽い吹奏感でビギナーにも演奏しやすい「ライト仕様」の製品です。

音の深みと安定感を増す指掛けと拇指台(ぼしだい)がセットになっています。指掛けと拇指台だけでも「サムの魔法使い」という名前で商品化されていますが、こちらのサックスに標準装備されています。

柳澤管楽器にしては明るめの音色なので、ジャズやポップスに向いているでしょう。本格的な演奏を目指す初心者から中級者の方までおすすめできる商品です。

おすすめ商品の比較一覧表

画像
NUVO(ヌーボ)『jSAX』
YAMAHA(ヤマハ)『アルトサックス スタンダード YAS-480』
YAMAHA(ヤマハ)『Venova(ヴェノーヴァ)YVS-100』
Roland『Aerophone(エアロフォン)GO AE-05』
マックコーポレーション J.Michael『アルトサックス AL-500』
Antigua Winds(アンティグア ウインズ)『ALTO SAX GL』
YAMAHA(ヤマハ)『ソプラノサクソフォン YSS-475』
柳澤管楽器『アルトサックス A-WO1』
商品名 NUVO(ヌーボ)『jSAX』 YAMAHA(ヤマハ)『アルトサックス スタンダード YAS-480』 YAMAHA(ヤマハ)『Venova(ヴェノーヴァ)YVS-100』 Roland『Aerophone(エアロフォン)GO AE-05』 マックコーポレーション J.Michael『アルトサックス AL-500』 Antigua Winds(アンティグア ウインズ)『ALTO SAX GL』 YAMAHA(ヤマハ)『ソプラノサクソフォン YSS-475』 柳澤管楽器『アルトサックス A-WO1』
商品情報
特徴 プラスチック製で軽い!入門編のサックス 音楽表現の幅が広がるエントリークラスの上位モデル いつも持ち歩きたくなる!手軽に楽しめる管楽器 1台で多彩な音が出せる!もちろん4つのサックスも 低価格でも細部へのこだわりを感じられるサックス 初心者から上級者まで幅広くおすすめできるサックス ジャズやポップスに向いたソプラノサックス 日本が誇る「柳澤管楽器」のハンドメイドのサックス
音域 - アルト・サックス ソプラノ・サックス(Cキー、2オクターブ) 多彩 アルト・サックス アルト・サックス ソプラノ・サックス アルト・サックス
仕上げ - ゴールド・ラッカー仕上げ ABS樹脂 - ラッカー仕上げ ゴールド・ラッカー仕上げ ゴールド・ラッカー仕上げ ラッカー仕上げ
付属品 ストラップ付きハードケース、キャップ付きリガチャー一体型マウスピース 、NUVOリード×2 ほか セミハードケース、マウスピース、リガチャー、キャップ、ストラップ、リード1枚、クロス1枚、グリス1個 マウスピース(ソプラノサクソフォン用「4C」と同等)、マウスピースキャップ、リガチャー、樹脂製リード、ほか 取扱説明書、保証書、マウスピース・キャップ、ネック・ストラップ、専用ハンド・キャリー・バッグ、ほか セミハードケース ハードケース、マウスピース、リード、ストラップ、教則本、メーカー保証書(1年間) ケース、マウスピース、ネック 専用ケース
商品リンク

※各社通販サイトの 2023年1月26日時点 での税込価格

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通販サイトの最新人気ランキングを参考にする サックスの売れ筋をチェック

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのサックスの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

Amazon:サックスランキング
楽天市場:サックスランキング
Yahoo!ショッピング:サックス本体ランキング

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

サックスケースのおすすめもあわせてチェック 持ち運びも便利でしっかり保護!

サックスはリーズナブルな値段も選択肢に! レコーディングエンジニアからのアドバイス

レコーディングエンジニア:小野寺 孝樹

レコーディングエンジニア

購入しやすい値段で高性能なモデルも増えている

ほかの楽器でも同じことがいえますが、昔は「安かろう、悪かろう」といって、リーズナブルな価格の楽器は演奏性も音色もよくないことが多いとされていました。

しかし最近では中国製や台湾製など、リーズナブルな価格で高性能なモデルが増えています。

サックスといえばヤマハやセルマー、ヤナギサワなどのメーカーが有名で定評がありますが、「趣味ではじめてみたいけど、あまり高価な楽器には手が出せない」という方は、海外製のリーズナブルなモデルも選択肢のひとつに考えてみてはいかがでしょうか。

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企画/制作/編集:マイナビおすすめナビ編集部