ランニング用給水ボトルの選び方 容量・デザイン・飲み口
ランニング用の給水ボトルはそれぞれ使い方や形状によってアイテムが異なります。
どんな形なのか、用量はどれくらい欲しいのかなど、きちんと考えながら選ぶのが重要です。どういったポイントに注目したらいいのか、選び方をご紹介いたします。
走る距離で容量を選ぶ
UTOBEST『ハイドレーション 給水リザーバー』
まず大切なのは給水ボトルの容量です。走る距離から入れておける量をチェックしてください。人により差がありますが、目安として20kmほどを走るならば500mlくらいの給水ボトルを持っておいた方がいいでしょう。
ただし、ランニングの距離はあくまで目安で、発汗量によって必要水分量は変化します。夏場や気温が高い時間帯のランニングでは、容量の多めのものがよいでしょう。スポーツドリンクなどの塩分や糖分などを含んだものと、通常の水分補給用のボトル2種類に分けて使用するのもおすすめです。
握りやすさを決めるポイントをチェック
United Sports Brands『ネイサン イグソドローソフトフラスク 2.0(NS4013)』
ランニング給水ボトルの形状にも注目しましょう。使い勝手がよいものでなければせっかくランニングしていてもストレスを感じてしまいます。
より自分にとって使いやすいものを選べるように、凹凸や素材などにもこだわっていきましょう。
凹凸やくびれがあるものは手にフィットしやすい
ULTIMATE DIRECTION『フレックスフォーム II(80470520)』
走りながらのスムーズな水分補給をしたい方は、握りやすさを重視しましょう。ボトル自体が凹凸しているものなら、手にフィットして握りやすいでしょう。
ちょうど手の握る部分にくびれのような凹凸があると、余計な力を加える必要がありません。手にフィットしてくれれば、落下してしまう心配も少ないでしょう。
滑りにくい素材をしようしているか
NIKE『ハイパー ヒューエル ウォーター ボトル(HY6001)』
給水ボトルの素材にも着目して選びましょう。滑りやすい素材で作られていたら、うっかり落としてしまう可能性があります。
やわらかく握りやすい素材のものや、ゴムで滑り止めがついたものを選ぶとよいでしょう。
飲み口で選ぶ
GIMart『ハイドレーション 給水袋』
ランニング給水ボトルの飲み口部分もチェックしましょう。ランニング中におこなう水分補給では、蓋の開け閉めが気になるポイント。かんたんに扱えるものでなければ、ランニングに集中できません。
走りながら瞬時に水分が補給できるものや余計な動作が必要としないものを選びましょう。それぞれの形状や特徴をご紹介いたします。
上半身の動きを少なくする「噛んで引き上げるタイプ」
Simple Hydration『ウォーターボトル』
口で上に引き上げるタイプは、上半身の動きを最低限におさえながら水分補給が可能。蓋を手で開ける必要がないので、ランニングに集中できますよね。
フォームが崩れてしまうような心配もないので、しっかりとトレーニングをおこないたい方にはぴったりです。
顔を上げないで飲みたいなら「ストロータイプ」
Mueller『ウォーターボトル ストロー&キャップ(919129)』
顔さえも動かしたくない、よりフォームを重視してとことんトレーニングを突き詰めたいという場合は、ストロータイプがおすすめ。軽く噛むだけで中身が出てくるバイトバルブを採用したものなら、キャップの開閉作業もなくなります。
ストローは取り外しできるかも要チェック。取り外せないと洗いにくく、衛生的に使いづらくなってしまいます。
摂取量を把握したいなら目盛り付きやクリアボトル!
THE NORTH FACE『ランニングソフトボトル(NN31902)』
きっちりと摂取量を把握しておきたい方は、目盛り付きのクリアボトルがぴったりです。残りの容量が分かりやすく、ペース配分を考えて水分補給したい方におすすめ。
本格的にスポーツやランニングをおこなっている方に向いている、ランニング給水ボトルです。
保冷もできる真空構造
大作商事『マジクール ドリンクミストSS(DMSS2)』
ランニング給水ボトルには真空構造になっているものがあります。手や外の温度に影響を受けにくくなるため、飲み物がぬるくなりません。
おもにステンレス製になるため、持ちながら走るのには適しませんが、走り終わったあとのクールダウンに役立つでしょう。
折りたたみタイプなら飲み終わっても邪魔にならない
SALOMON『ソフトフラスク』
折りたたみタイプのボトルであれば飲み終わったあとに荷物になりません。極力身軽でいたい方にとってはぴったりな給水ボトルです。
通勤や通学のあとにランニングをしている方など、帰り際の荷物を少なくしたい方におすすめです。
デザインで選ぶ
mont-bell『プルトップ アクティブボトル(1124564)』
意外と見逃せないのがデザイン性。見た目が自分好みだったら気分も上がりますよね。
昨今ではさまざまなメーカーがランニング用給水ボトルを売り出しており、デザインもさまざま。モチベーションアップのためにも、デザインも気にして選んでみてくださいね。
ランニング中の水分補給は専用のものが使いやすい ランニングインストラクターによるアドバイス
ランニングインストラクター・パーソナルトレーナー
ランニング最中にペットボトルや水筒を使って給水をしている人は多いですが、動きながらの給水となるとやはり専用の給水ボトルを使う事をおすすめします。
キャップなどを開ける(飲む準備をする)などの動作が少なく済み、水分を適量口の中に入れやすい構造となっているので、よりスムーズな動作で水分補給が可能です。
使用シーンやランナーの体格に合わせて、ボトルの大きさ、形状を選んでいくとよいでしょう。
ランニング用給水ボトルおすすめ11選
ランニング用給水ボトルは今ではたくさんの種類が登場しています。それぞれのメーカーや商品によって特化した部分は異なりますし、機能性や自分好みのデザインなどに注目して探してみましょう。
とくにご紹介したいアイテムを11選にまとめました。それぞれ見ていただきたいポイントや一押ししたい特徴を詳しく解説いたします。ぜひ参考に、自分にぴったりなものを選んでくださいね。
ランニングインストラクター・パーソナルトレーナー
SALOMONの『ソフトフラスク』は、シンプルな構造、形状で使いやすいタイプ。キャップを手で開けなくても水分補給ができて、補給後は小さくなるのでランニングに集中したいシリアスランナーにも使いやすい構造です。

SALOMON(サロモン)『ソフトフラスク』






出典:Amazon
容量 | 250ml |
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サイズ | 幅7×奥行3×高さ19cm |
重さ | 24g |
素材 | ポリウレタン |
飲み口 | 噛んで引き上げるタイプ |
折りたたみ | 可 |
ランニングインストラクター・パーソナルトレーナー
Simple Hydrationの『ウォーターボトル』は、独特の形状によりズボンに刺して持ち運べるのがポイント。ボトルを持って走る長距離のランニングなどで、ランニングバックを使わない際も動作の妨げにならず非常に有効です。

Simple Hydration『ウォーターボトル』

出典:楽天市場
容量 | (約)350ml |
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サイズ | 幅6.5×高さ19cm |
重さ | - |
素材 | - |
飲み口 | 噛んで引き上げるタイプ |
折りたたみ | 不可 |
ランニングインストラクター・パーソナルトレーナー
Muellerの『ウォーターボトル ストロー&キャップ(919129)』は、頭をあまり動かさなくても水分補給できるのがポイントです。集団で走る際や、足場の悪い場所でのランニングでも、頭の位置を変えずに水分補給できます。

Mueller(ミューラー)『ウォーターボトル ストロー&キャップ(919129)』

出典:Amazon
容量 | 946ml |
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サイズ | - |
重さ | - |
素材 | ポリウレタン |
飲み口 | ストロータイプ |
折りたたみ | 不可 |
GIMart『ハイドレーション 給水袋』
















出典:Amazon
容量 | 2000ml |
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サイズ | 幅18×高さ35cm |
重さ | (約)130g |
素材 | PEVA、TPU、シリコーンゴム |
飲み口 | 噛むタイプ |
折りたたみ | 可 |
UTOBEST『ハイドレーション 給水リザーバー』

出典:Yahoo!ショッピング
容量 | 1000ml |
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サイズ | 幅16.5×24.5cm |
重さ | 120g |
素材 | TPU、シリコーンゴム |
飲み口 | 噛むタイプ |
折りたたみ | 可 |
ULTIMATE DIRECTION(アルティメイトディレクション)『フレックスフォーム II(80470520)』

出典:Amazon
容量 | 500ml |
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サイズ | - |
重さ | 66g |
素材 | ポリエチレン |
飲み口 | 噛んで引き上げるタイプ |
折りたたみ | 不可 |
大作商事『マジクール ドリンクミストSS(DMSS2)』
















出典:Amazon
容量 | 580ml |
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サイズ | (約)幅8.5×奥行7×高さ27cm |
重さ | (約)370g |
素材 | ステンレス、PC、PE、シリコン、合成ゴム |
飲み口 | キャップ開閉タイプ |
折りたたみ | 不可 |
NIKE(ナイキ)『ハイパー ヒューエル ウォーター ボトル(HY6001)』








出典:Amazon
容量 | (約)709ml |
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サイズ | 幅8×奥行8×高さ23cm |
重さ | (約)130g |
素材 | ポリエチレン、ポリプロピレン、熱可塑性エラストマー |
飲み口 | - |
折りたたみ | 不可 |
mont-bell(モンベル )『プルトップ アクティブボトル(1124564)』

出典:Amazon
容量 | 700ml |
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サイズ | 直径7.4×高さ22.7cm |
重さ | 70g |
素材 | ポリプロピレン、ポリエチレン、サーモプラスチックエラストマー、シリコーン |
飲み口 | 噛んで引き上げるタイプ |
折りたたみ | 不可 |
Nathan(ネイサン)『 イグソドローソフトフラスク 2.0(NS4013)』

出典:Amazon
容量 | 532ml |
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サイズ | 幅8.5×奥行6×高さ19.5cm |
重さ | 44g |
素材 | TPU |
飲み口 | 噛んで引き上げるタイプ |
折りたたみ | 不可 |
THE NORTH FACE(ザノースフェイス)『ランニングソフトボトル(NN31902)』

出典:Amazon
容量 | 500ml |
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サイズ | 幅7×奥行4.5×高さ22cm |
重さ | 35g |
素材 | 熱可塑性エラストマー、ABS樹脂、シリコーン |
飲み口 | 噛んで引き上げるタイプ |
折りたたみ | - |
「ランニング給水ボトル」のおすすめ商品の比較一覧表
ランニング用給水ボトルに関連する記事をご紹介
編集部からひと言
ランニング用給水ボトルのおすすめ商品11選をご紹介しました。
走る距離や気温から容量を選びましょう。汗をかきやすい日には、容量の大きいものがおすすめです。また、飲み口や持ちやすさなど、使いやすさも考慮して選びましょう。
ご紹介した情報を元に、あなたにとって使いやすいランニング給水ボトルを選んでくださいね。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2021/01/14 コンテンツ修正のため記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 名原広雄)
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーをはじめ国内外の数多くの指導ライセンスを保有しており、神奈川県内でランニング・かけっこのスクール事業を展開しながら、パーソナルジムの経営を行っています。 現在も現役で陸上競技大会に出場しており、選手としての自身の目線や大手スポーツ量販店での社員経験・これまでの運動指導経験を活かして様々なスポーツ関連の記事執筆に関わってきました。 各種スポーツ教室・健康運動教室・講演会などのご依頼もお請けしております。