カッターの選び方 用途別に最適なカッターを選ぼう!
カッターはいろいろな作業に使えるとても便利なアイテムです。文房具から工具まで幅広いシーンで利用できますが、刃物なので使い方に気をつける必要があります。そこでカッターを選ぶ上で大切なポイントをご紹介します。
【1】用途に合う「種類」で選ぶ
【2】左利きの人はユニバーサルデザインか左利き専用を
【3】刃の出し方・固定の仕方で選ぶ
【4】刃の素材と切れ味をチェックして選ぶ
【5】本体の素材にも注目
【6】握りやすい形状のものを選ぶ
【7】子どもには子ども用カッターナイフをチョイス!
それぞれ解説しているので参考にしてみてください。
【1】用途に合う「種類」で選ぶ
カッターナイフは、使用目的で使い分けることが重要です。
文房具ジャンルでのカッターナイフは、大きく分けて「持ち運び用の超小型」「小型」「中型」「大型」「デザインナイフ」に区分できます。ご自分の使用目的に合わせた大きさのものをお求めください。
大が小を兼ねる製品ではありませんし、大きい刃物を怖がって小型のカッターを使用していると、かえって危険なこともあります。本当の意味での万能カッターはありません。まずは各ジャンルの代表的なカッターに触れてみて、ご自分の環境に合った1本をお求めください。
事務作業用カッター|いろいろな目的に使うなら
多く使われているのが事務作業用カッターで、刃幅9mmのものが一般的です。特徴は幅広い使い方ができる点で、さまざまな作業に使えます。S型、A型、小型などと表記され、多目的に使用したいときに適したカッター。
とくに使いやすいのは紙類や薄い革、フィルムなどの素材を切る場合です。厚いものを切るのには向いていませんが、薄いダンボール程度なら切断できます。
文房具としてひとつは持っていたいアイテムです。
大型カッター|ダンボールに使うなら
厚いダンボールや厚紙を切るとき、事務用の小型カッターでは強度が足りなくて切断しにくいです。刃幅と刃厚が強化されている大型カッターが適しています。
一般的な刃幅は18mmあり、L型などと呼ばれるカッターです。ダンボールだけでなく薄型のベニヤ板や石膏ボードなどの切断にも利用できるので、工具のひとつとして持っておきたいカッターでしょう。
特大刃カッター|ベニヤ板や厚手のものに使うなら
ベニヤ板はノコギリでも切断できますが、カッターの方が使い勝手がよいこともあります。分厚いベニヤ板の場合は特大刃のカッターを選んでください。刃幅は25mmでH型などと表記されているものです。
ベニヤ板以外にも厚手のシートなども切れるので、手軽に使える工具として持っておきたいアイテム。工具箱に入れておくと何かと重宝するカッターです。
鋭角刃カッター|繊細な作業に使うなら
こまかな作業を行なうときや繊細な加工などが必要な場合は、超鋭角刃のカッターを選んでください。通常のカッターは刃先が60°ですが、超鋭角刃は角度が30°になっています。
刃先が鋭角なので繊細な加工がしやすく、プラモデルの製作やゴムのはんこなどをつくるのに適しています。刃先が鋭角な方が切り口がみやすいので使いやすいです。
デザインナイフ|曲線切りやアートに使うなら
こまかくて複雑な作業が必要な場合は、デザインナイフが適しています。たとえばカーブに沿って曲線にカットしたいときなど、軸がペン状になっているデザインナイフならスムーズにカットできます。
ペンを持つように握るので刃先にこまかい動きを伝えやすいのが特徴。繊細なカットが必要な切り絵やプラモデル製作におすすめです。彫刻刀の代わりに使うこともできます。
1枚切りタイプ|雑誌の切り抜きなら
新聞や雑誌の記事を切り抜くときに多い失敗が、重なった下のページまでカットしてしまうことです。これを避けるためには、一番上だけを切り取れる1枚切りカッターを使ってください。
1枚切りカッターはスクラップ用カッターともいって、刃先がわずかしか出ていません。新聞や記事のスクラップをする場合に便利で、刃先の圧力を調整できる製品もあります。
円形刃カッター|布を切るなら
布を切るときや厚みのある革を切るときに便利なのが円形刃のカッターです。ロータリーカッターと呼ばれ、円形の刃が回転して切断します。
一般的なカッターだと摩擦の抵抗により布や革がひっかかってカットしにくいですが、刃が回転するのでスムーズにカットができます。今まで布をハサミで切っていた方にもおすすめです。
ミシン目カッター|ノートにミシン目を入れるなら
刃が円形になっているカッターにはいろいろな種類があります。ペーパーにミシン目を入れられるのがミシン目カッターで、手作りチケットや手帳などにカットしやすいミシン目を入れるのに便利です。
ミシン目カッターの刃は円形ですが凹凸があり、転がすだけでかんたんにミシン目がつくれます。イベントを開催したりいろいろな事務作業をする方は、ひとつ持っておくと便利なカッターです。
コンパスカッター|円形に切り抜くなら
円形を切り抜くのはとても難しい作業です。正確な円形を切り抜きたいときに便利なのがコンパスカッター。サークルカッターともいいますが、刃の部分をコンパスのように回転させてカッティングします。
切りたい円の中心に支点となる部位を立て、コンパスのように刃を回転させます。円形刃と直線刃のタイプがありますが、布を切るときに適しているのは円形刃です。
木工用ギザギザカッター|発泡スチロールの切断なら
通常のカッターで発泡スチロールをカットすると切断面が曲がったり、まっすぐに切れないことがあります。そのようなときに便利なのが、木工用の刃がギザギザになったカッターです。
のこぎりのように動かして切断するので、しっかりとカットできます。発泡スチロール以外にも分厚いダンボールや木工細工の小さな木片などにも使えます。
アクリルカッター|プラスチック板の切断なら
いろいろな工作や作業をする場合、プラスチック板やアクリル板を切らなくてはならないシーンもあるでしょう。通常のカッターでは無理なプラスチック系素材は、特殊な形状をしたアクリルカッターを使います。
特殊な刃先で切断用の溝を入れてから破断するのですが、スムーズにカットできるだけでなく危険性を防ぐ意味からもおすすめです。
開封用カッター|封筒やパッケージを開けるなら
封筒やパッケージなどを開けるときに選びたいのが、開封用のカッターです。レターオープナーとも呼ばれるミニカッターで、ひとつ常備しておくとなにかと便利に使えます。
手で開封すると破けたりしますが、開封用カッターを使えばスムーズにきれいに開封できます。軽くてコンパクトなので、事務用だけでなく家庭用にも置いておきたいアイテムです。
【2】左利きの人はユニバーサルデザインか左利き専用を
一般的にカッターは右利きの方が使いやすいようになっています。左右非対称なので、刃を出し入れするときに動かすスライダーを、左利きの方は持ち替えたりして不便です。
左利きの方におすすめなのは利き手が左右どちらでも使えるユニバーサルデザインのカッター。商品によっては左利き専用のものもあるので、探してみてください。
【3】刃の出し方・固定の仕方で選ぶ
カッターの出し刃を固定する方法には「オートロック式(スライド式)」と「ネジ式」があります。一般的な用途ではオートロック式を手にする機会が多いと思いますが、オートロック式とネジ式には、それぞれにメリットとデメリットがあります。
ネジ式|刃の固定力が高く、力をこめても安定して使える
ネジを締めるのが面倒ですが、刃の固定力はオートロック式よりも高くなります。
断熱材や石膏ボードなど、厚みのある物を切るならネジ式がおすすめ。刃のブレが少ないので、事務作業や模型製作などにも適しています。
なお、カッターのなかには、両タイプの特徴を持ち合わせている製品もあるのでさまざまな用途に使える1本として用意しておくのも便利です!
オートロック式|刃の出し入れが簡単で使いたいときにサッと使える
短時間の利用で頻繁に刃を出し入れする場合には、刃の出し入れがかんたんなオートロック式が使いやすいです。刃の固定力はネジ式より弱めですが、力の必要な作業でなければ問題ありません。
1回の使用時間が短く、何度も刃を出し入れする作業のときはオートロック式が向いています。ネジ式を兼ね備えたカッターもあるので、使用目的に合わせて選んでください。
【4】刃の素材と切れ味をチェックして選ぶ
カッターは刃の素材で切れ味が違ってきます。メーカーによって素材やサイズはいろいろなので、カッターを選ぶときはよくチェックしてください。
素材の特徴をチェック
●SK(炭素工具鋼)材:カッターの刃の素材としてもっとも多く使われている素材。
●ステンレス材やチタン材:サビに強く、水に濡れやすい場所でも使用できます。
●セラミック材:サビや摩耗に強く、切れ味を長く維持できます。非磁性や耐薬品、耐熱性にもすぐれていますが、落としたり衝撃を加えると欠けやすいのがデメリットです。
刃のサイズは4種類
刃のサイズはカッターの大きさによって違ってきますが、JIS規格などで統一されていません。メーカーのオルファを基準にして他のメーカーもサイズを合わせていることが多いです。一般的なサイズは4種類あります。
●特大刃(H):刃厚0.7mm 刃幅25mm
●大型刃(L):刃厚0.5mm 刃幅18mm
●中型刃(M):刃厚0.45mm 刃幅12.5mm
●小型刃(S・A):刃厚0.38mm 刃幅9mm
刃の種類には「白刃」と「黒刃」がある
あまり知られていませんが、カッターの刃には白い白刃と黒い黒刃があります。通常使われているのは白刃です。使用されている材質はどちらも同じ合金工具鋼を使用しています。
通常使われる白刃は切れ味と耐久性のバランスがよい万能タイプ。黒刃は刃の鋭角に研磨がほどこされており、切れ味を重視する場合に適しています。カッターを選ぶときは白刃と黒刃にも注目してみてください。
【5】本体の素材にも注目
刃の素材と同じく重要なのが持ち手の本体素材です。カッターの本体に使われている素材は樹脂製と金属製があります。樹脂製のものは軽くて慣れていない方でも扱いやすいのが特徴。
金属製の特徴は重量があり、丈夫なことです。工具としてハードな使い方をするなら金属製、事務作業など軽めの作業に使うなら樹脂製がよいでしょう。
カッターによっては滑り止め加工やゴム製グリップつきのものもあるので、目的に合わせて選んでください。
【6】握りやすい形状のものを選ぶ
カッターを選ぶときは握りやすいかどうかも重要なポイントです。握りやすいカッターは手になじみやすく、作業もはかどります。手にフィットしないものは手が疲れやすく、作業もスムーズに進みません。
また、握りにくいとケガをする恐れもあるので要注意。持ち手の形状やグリップなどをチェックし、できれば実際に握ってチェックすることも必要です。
【7】子どもには子ども用カッターナイフをチョイス!
最近はお子様向けに特化したカッターナイフもあります。
お子様にはじめて刃物を与える際は怖いと思うものですが、刃物は適切な使い方をその身をもって習得するものだとご理解ください。そしてお子様用のカッターに慣れてきたら、使用目的に合った一般的なカッターナイフを持たせてみてください。
適切な使い方をすれば、カッターナイフはお子様の能力を格段にアップさせる便利な道具となるはずです。
カッターのおすすめ25選
うえで紹介したカッターの選び方をふまえて、文房具ユーザーの他故壁氏(たこかべうじ)さんと編集部で選んだおすすめのカッターをタイプ別に紹介していきます!
まずは、左利きにも対応した商品をご紹介します。
▼左利き対応

切り抜き作業に徹するプロ用カッター
刃先30度の鋭角刃を内蔵し、ペーパークラフトや切り絵などの作業に向いたカッターです。刃を反転して装着することにより、左利きの方も使用しやすい状態にすることができます。
またスリムな本体はペンケースなどに収納しても邪魔にならず、いつでもどこでもご自分の気に入った切れ味で作業を行うことができます。刃が滑り出ないオートロック機構もあり、持ち歩きも安心です。
かわいいパステルカラーのカッター
刃は取り替えないで、汚れたり錆びたりして切れ味が落ちたら刃を折るタイプです。内部が見えない設計で、色味も可愛いパステルカラーなので、恐怖心はなく使うことができます。子供の初めてのカッターとしても使えるでしょう。
利き手を選ばない右手も左手も両用タイプであるのも特徴です。刃自体もステンレス製で錆びづらいので長期間使うことが可能です。
製作、食品関係の仕事に最適
オールステンレスでできており、水に強くサビにくい作りです。見た目がお洒落なので人気のあるデザイン。洗浄性に優れているので、汚れたときには水洗いや、次亜塩素酸を使って殺菌洗浄も可能です。
使用後は自動的に刃先が戻るので、誤って手を切ったり、刃を戻し忘れたりすることを未然に防ぎ、安全面にも配慮されています。刃先も丈夫なので、製作用途のみならず、食品関係の工場などでも衛生対策・切創事故・異物混入を防ぎ、安全に使用できるのでおすすめです。
スタンダードながらマルチに使える
刃の向きを変えて装着すれば、左右両用することができるこのカッター。スタンダードなカッターなので、切れ味はスムーズです。大手カッターメーカーなので品質の高さが感じ取れます。
刃自体も入れ替え可能なので、使う用途によって変更しながら使えるのもうれしいです。刃を折るエンドキャップ付きなので、刃の性能が落ちた時にはすぐ替えることができます。
両利きで使用可能
右利き、左利き、両方で使用ができるカッターです。カッターの先端を厚手のプラスチックに引っ掛けて、十分な深さまでかき切ると、パキッっと綺麗に半分に割れます。DIYが流行っている中、オリジナルアイテムを製作する際に、「こんなのが欲しかった!」という方も多いのではないでしょうか。
作業がはかどり、手に取りやすい価格なので、趣味で物作りをされる方にも、プロの方にもおすすめします。これを使ってサクサクと硬いものをかき切ってみてください。

刃折り器を内蔵した便利なカッター
このカッターは、本体背部に取り外せる小型刃折り器を内蔵しています。刃を折って切れ味を復活させたいとき、いますぐやりたいけど、近くに刃折り器がないということがあると思います。
いつでもどこでも刃を折り、折った刃を収納したまま安全に持ち運べるDA-1は、カッターを使う機会が多い方にこそお試しいただきたい製品です。
折った刃はご自分の刃折り器に移すなどして、自治体の分別ルールに従い廃棄してください。
ロック機能と安全設計が特徴
握りやすさを追求した、本体の形状と質感で使いやすさ抜群。さらに、刃を固定するロック機能が、用途の幅を広げます。刃先にはフッ素加工が施されているので、切れ味も長持ちしますよ。
刃に触れることなく交換できる安心構造も特徴です。専用の刃折具が付属しているので、正しい方向に刃を折ることができます。
ミシン目を入れることができるタイプ
映画の半券のようにミシン目の切り取り線を入れることができるタイプのカッターです。ペーパークラフトや、チケットなど、切り取って返信する手紙などにはこのカッターがぴったりです。
回転刃ではありますが、安心・安全に設計されているのでお子様の工作などにも使うことができます。左右両用カッターとなっているのも特徴です。

大型刃と小型刃のいいとこどり、まさに万能
カッターはサイズが多く、それぞれに一長一短があります。
小型刃は取り回しがしやすい反面、段ボールなどを切り裂く際にしなって折れてしまうことがあります。大型刃は強力で何でも切ることができますが、手元での工作などでは取り回しがしにくいものです。この万能M厚は、そんな悩みを1本で解決してくれます。
小型刃に比べ厚い刃は丈夫で、段ボール相手でも不安がありません。それでいて大型刃ほどは大きくないので、日常の作業で細かく切りたいというニーズにも対応できます。
迷ったら、まずはこの製品をお試しください。
▼ペンタイプ コンパクトで筆箱にもすっぽり!
つづいて、コンパクトなのでペンケースにも収納しやすい「ペンタイプ」のカッターをご紹介します。

ペンのように扱うことができるカッター
細かな切り抜きや消しゴムはんこなどの作業を行うのに最適なカッターです。
ほかの長い刃渡りを持つカッターのように切り裂く作業には向いていませんが、先端が鋭利でペンのように取り扱うことが可能です。刃先は使用するごとに取り替えが必要ですので、替刃をいっしょにお求めになったほうがよろしいかと思います。
さまざまな機能を軸内に内蔵した製品もありますが、カッターとしていちばん使い勝手がいいのは、やはりこのベーシックタイプです。
刃のブレを防ぐプロ仕様
オートロック式のスライダーを刃の上部に設置して、使いやすさとブレの防止を両立させたプロ仕様です。人間工学に基づいたペンナイフのようなデザインで、高い操作性を実現しています。
模型製作やフィルムシートの細切りといった作業にも最適。曲線切りも自在ですよ。なお、先端には、刃を出さずに糸きり作業ができるラインカッター溝も付いています。
細かい作業に左右両用タイプ
ペーパークラフトや切り抜きなど細かい作業を行う人におすすめの一品です。刃先が30度と鋭角になっているので繊細な作業にはもってこい。パールブラック塗装が刃に施されているので黒でシックなデザインとなっています。
また、刃を裏返すと左右両用で使えるのもこのカッターの特徴です。
手が疲れにくいカッターナイフ
長時間使用しても手が疲れにくいラバーを使用しています。刃が3種類(直線刃、曲線刃、平刃)付属しているので、用途に合わせて使い分けができて便利です。刃が細くてペンタイプで使用できるので、通常のカッターよりも小回りがききます。プラモデルや紙製作など、アート作品を作る際の細かい作業に最適ですよ。
別売りでプラカット刃、細平刃、引きかき刃の3種類もあります。本格的に細かい作業をしたい方は、一緒に購入するのがおすすめです。
ペンタイプで楽にカットができる
オルファはカッターメーカーの中でも有名な商品です。細かいものを切るのに便利なペンタイプのカッターナイフ。模型工作、手芸、クラフトワークなどに最適です。DIYで部屋の模様替えをする際、カッティングシート張りにも便利ですよ。
刃先の角度は32.8度で、切れ味抜群なのでプロの方にも重宝されています。替刃が25枚付いているので、長く使用される方におすすめです。手に取りやすい価格なので、趣味で工作を始めた方なども簡単に楽に使用できるでしょう。
バネ内蔵で楽に切り取りを
新聞や雑誌を切り抜いてスクラップなどを作成する際、下のページまで切ってしまうことがある方にはこのカッターを。1枚切りを簡単にできます。
切るときの圧力を調節するアジャスターがついているのでこの一本があれば、新聞などの薄い紙だけでなく、雑誌などの厚めの紙質にも対応してます。刃は固定されているので長さの調節はできないカッターです。
▼便利機能編 より使いやすい便利機能が満載!
つづいて、使いやすい機能がついた便利カッターをご紹介します。

5連発! 予備刃を常に持ち歩きたい方に
このカッターは、背面に替刃の収納スペースがあります。
替刃を交換する方法は簡単です。1枚目を最後まで使い切り、先端から1枚目最後の刃を排出してスライダーを戻すと、自動的に2枚目の刃を装填してくれます。カッターの刃の交換が怖い、という方にもお薦めできます。
5枚まで収納できますので、切れ味が落ちたらどんどん折って使い、替刃を出して使ってください。カッターの切れ味は折って初めて現れるものです。刃折り器とのコンビでぜひお使いください。
簡単に角を丸くできる優れもの
ラミネートをした角を丸くする際に、ハサミで切るのに手間だと感じたことはありませんか?このカッターを使用すれば、簡単に角を丸くでき、ゴミも落とさずに処分できるのでとても便利です。小さいお子さんがいる家庭や、保育所などの施設でも大活躍してくれますよ。
角のサイズは、S、M、Lと3サイズから選んで使用できるので、用途にあわせて使い分けができます。手に取りやすい価格なので、気になるものを簡単に丸く解決してみませんか。

カッターの切れ味に不満をお持ちの方に
一般に販売しているカッターとは切れ味が異なる、専用刃「スピードブレード」を装着した大型カッターです。握ったときに滑らない「Xデザイン」を採用し、段ボールでもスチレンボードでも、まるで紙のように軽やかに切り裂いていきます。
スピードブレードは特選黒刃という鋭角研磨された特殊刃に、さらにフッ素加工を施し切断摩擦を軽減した大型カッター刃です。工作に、作業に、プロの方にもお薦めできる製品です。
コンパクトサイズなのに利便性がよい
3つの特徴を持った、多機能カッター。レバーを回して段ボールの淵に合わせて挟み、ガイドを水平方向にスライドさせると、段ボールに綺麗な折り目を作れます。また、先端に付いている回転刃と、淵に沿わせる移動式のガイドを、段ボールの切りたい部分に回転刃の高さまで調整すると、簡単に段ボールの大きさを変えられます。
段ボールの最上部、約25~270mmのところに、簡単にミシン目を入れることもできます。かさばる段ボールを簡単に調節できるのは嬉しいですよね。
使いやすい壁紙用のカッター
壁紙を切ることを目的としたカッター。切るときに刃先が滑りにくい、エラストマ樹脂グリップを使用しています。カット後の切り口が目立たないように重視された、0.2mmの超極薄刃なので、本格的な職人さんが使っても重宝される商品です。
作業着のポケットなどにもすっぽりと収まるサイズ感なので、持ち運びにも便利で、使用したときにすぐに使えるのが便利ですね。DIYで壁紙のアレンジをしたいという方にも、簡単に作業ができるのでおすすめします。
綺麗に円が切れる便利なカッター
製作などでコンパスを使用しなくても、簡単に円が作れたらいいなと感じたことはありませんか。この商品は、画用紙、折り紙、和紙などの紙にアイテムをセットするだけで、簡単に円形がカットできる優れものカッター。円を切る際に中心にピンの跡が残らないのが特徴です。
ペーパークラフトやフォトブック作りにも最適です。また、子どもの製作や家庭のDIY、プロの建築家が図面を描いてカットする際などにも活躍してくれる商品です。
荷ほどきに最適なアイテム
お店ではなかなか手に入りにくい商品。段ボールなどに付いているPPバンドに刃を引っ掛けて、カッターを手前に引くと簡単に紐が切れるアイテムです。業者にもおすすめの商品で、仕事の作業効率がアップします。
刃先にオイルなどを塗ってメンテナンスをすると、切れ味を保ち長く使用できます。また、段ボールに止められている頑丈なホチキスも、これさえあれば先端を引っ掛けて簡単に取れるので、苦労しなくても楽に作業ができますよ。

安全性の高い、お子様のための入門カッター
はじめてカッターを使用するお子様に向けての、入門用カッターです。カッター刃全体がプラスチックのカバーで覆われており、出ている刃先はほんのわずか。紙を切るだけの最小限のものです。
本製品には、専用の刃折り器が付属しています。最初に刃を折って、刃先が出ている状態にしないと使用できません。刃折り器はそのままスタンドになり、本体の紛失を防ぎます。
そして、次回使用する際には、切れ味の落ちた刃を折って使用する──この製品を使うことは、この先お子様がカッターを使って行く上での最適な練習となるでしょう。
▼コンパクトサイズ かわいいミニサイズ!コンパクトだけど実力派!
最後に、コンパクトサイズの小さなカッターをご紹介します。小さくても実力はプロのお墨付きです!
ポケットサイズのミニカッター
韓国のキュートなお花モチーフのミニカッター。4.5×4.5cmという可愛いサイズなのに、しっかり切れるので、ペンケースに入れておくと便利です。色味はパープル・ピンク・グリーンの全3種類。手紙や、シール、なんでも手軽に切れますよ。
刃先も1.5しか出ないので、刃が折れてケガをしにくいのも安心ですね。

マグネットでどこでも貼れる便利カッター
カッターを使う場所は机上とは限りません。本製品の最大の特徴はふたつ。ひとつは、指を離すとスプリングで刃先が戻る安心設計。
もうひとつは、裏面のマグネットで冷蔵庫やスチール棚などに貼りつけておけること。カッターを使う場所は、作業中の机上とは限りませんよね。
キッチンや玄関、ロッカールームなど、そこで何かを切って開封することが起こりそうな場所に配置してみてください。
もちろん、小型軽量ですので、持ち歩きにも便利です。ステンレス刃は錆にも強く、水洗いにも対応しています。
刃折り器もチェックしておこう! カッター使用に刃折りは必須
ここからは、カッターの刃先を処理するために使う刃折り器のおすすめを紹介します。カッターを使う際に必須のカッター処理機。あわせてチェックしてみてください!

安定したデザイン。置物としても秀逸
カッターの刃を折る行為は、カッターを使う際に必須のものです。使う度に折るのですから。折る行為にも楽しみがあったほうがいいと思いませんか。そんなときには、このピラミッドはいかがでしょうか。
ただ差し込んで折るだけの道具ですが、不思議と折った刃が溜まっていくのが楽しくなります。貯金箱の感覚でしょうか。あるいは「これだけ作業してきたのだ」という履歴の現れでしょうか。
安定感があって折りやすいですし、無骨なイメージがないので作業机のインテリアにもなります。

カッターの定位置にもなる万能刃折り器
オルファのカッター(一般的なS型、万能M厚、L型など)に対応する、カッターの刃折り器です。
箱の上部に可動式の金具があり、お使いのカッターの先に金具の位置を合わせてから、カッター本体を立てて差します。カッターは固定されますので、折りたい刃が出ていることを透明窓で確認したら、あとは左にあるハンドルを軽く押し込むだけです。
折った刃が、あるいは破片が飛んでくるのではないかという懸念を、ポキステーションは払拭してくれます。刃は箱の中に収まり、外に飛び散るものは何もありません。
背面にスタンドがあり、カッターを立てて置けるのも便利です。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする カッターの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのカッターの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
カッターを上手に使うためのポイント! 文房具ユーザー・他故壁氏さんからのアドバイス
ここからはカッターを上手に使うためのポイントを2つご紹介します。
1.よく切れるカッターほど、積極的に刃を折って
とくに工作などでカッターナイフを使う場合は、一般的なカッター刃よりよく切れる専門の刃を持つカッターを使うと効率が上がります。
ただ、こうしたよく切れるカッター刃は一般的なものに較べ、切れ味がすぐ落ちる傾向があります。新品でない場合は使用前に必ず刃を折ってください。そして、使用中でも躊躇することなく刃を折ることをお勧めします。替刃を別途購入しておくとより便利です。
2.刃折り器とカッターマットは必須!
カッターを使用する際には、新品でない場合はまず刃を折り、カッターマットを敷いてご使用ください。カッターの刃は繊細です。一度、紙を切ってしまった刃は切れ味が落ちており、作業効率に支障が出ます。
カッターの刃を折ることを怖がる方も多いですが、切れ味の落ちた刃による怪我の方が深刻です。今は刃を折るための道具も進化し、折れた刃が飛ぶようなこともありません。刃折り器とカッターマットにもぜひ気を配ってください。
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安全性も重視して作業内容に適したカッターを選ぼう
用途の幅の広いカッターだからこそ、刃の固定力や安全性にも注目して選びたいものです。簡単に刃がブレたり、刃の交換時に手を切ってしまったりするようでは、長く愛用できません。
機能性の高さと合わせて、刃の固定力や交換方法も意識しながら、自分の用途にピッタリのカッターを選びましょう。
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。