「カッターマット」のおすすめ商品の比較一覧表
カッターマットを使うメリットは?
机を傷つけずにカッターを使うことができるため、切り絵や手芸、つまみ細工やプラモデル制作などの工作に便利なカッターマット。ほかにも、製図の下敷きやデスクマットとしても使えます。なかには、マウスパッドの代用品として使う人もいるようです。
これまでダンボールなどで代用していた人も、ぜひカッターマットを用意して便利で作業しやすい環境をつくってみましょう。
カッターマットの選び方
色々な用途に使える便利アイテムの「カッターマット」。さまざまな種類があるので、何を選べばいいのかわからなくなってしまう方も多いでしょう。ここからは、カッターマットの選び方をご紹介します。ポイントは下記6点。
【1】サイズをチェック
【2】素材で選ぶ
【3】デザインで選ぶ
【4】目盛りの有無で選ぶ
【5】リバーシブルタイプもポイント
【6】収納に便利なものを選ぶ
使い方を考えてチェックしてみましょう。
【1】切りたいものより一回り大きいサイズを
カッターマットは、可能な限り大判のものを選ぶと作業効率が上がります。ふだん切りたい紙のサイズが決まっている場合は、それより一回り大きいサイズを購入しましょう。実際使ってみると、A4サイズの紙を自在に切るためにはA3サイズのカッターマットでないと余裕がありません。小さいサイズだと机を傷つけることもありますので、大きめのサイズを選ぶと安心です。
【2】カッターマットの素材をチェック
カッターマットの素材は、塩化ビニール樹脂(塩ビ)と再生オレフィン樹脂のふたつに大別されます。
1枚を長く使うなら塩化ビニール樹脂
塩ビは古くからある素材で、素材自身に収縮する性質が特徴です。塩ビ製のカッターマットはカッターが通った刃跡が修復され、目立たず段差が生じにくいというメリットがあります。一度購入したら、1枚を長く使いたい方におすすめです。
ただし、温度変化に弱く、低温では強度が落ち、高温のものを置くと変形する可能性があります。
使用後の廃棄がらくな再生オレフィン樹脂
再生オレフィン樹脂は焼却時にダイオキシンがほとんど発生しないため、環境にやさしい素材です。したがって、使用後の廃棄が容易というメリットがあります。
また温度変化にも強く、丈夫です。作業をする環境が高温状態や低温状態がつづく方は、ダメージを受けにくい素材だといえます。刃跡がついたら新しいものに切り替えたいという方はオレフィン樹脂を選ぶとよいでしょう。
【3】色や柄もさまざま! 透明タイプも
カッターマットはシンプルなデザインが主流ですが、カラーバリエーション豊かなものや、花柄などの柄もの、また透明素材を使ってデスクマットのように使うことのできる製品もあります。ほかのカッターマットと比べ性能が劣るわけではないので、ぜひデザイン面にも注目してみてください。透明タイプなら、下に見本を敷いてトレースすることもできますよ。
【4】目盛りの有無も使い勝手に関わる
目盛りがあるタイプのカッターマットなら、ガイドの役割で正確な大きさを測りながら切断することができます。工作や手芸をするとき、精密なサイズで切り落とさなければならないことが少なくありません。
目盛りがあるカッターマットのなかには、直線だけでなく、円形や曲線に切れる目盛りも。定規で測る手間を省きたいなら、目盛り付きのカッターマットがおすすめです。
【5】両面使えるリバーシブルタイプも!
片面がボロボロになってしまっても、裏返せばまた新しく使えるというリバーシブルタイプのカッターマットも販売されています。とくにオレフィン樹脂の素材を選んだ方は、塩ビ素材のカッターマットよりも刃跡が目立ちやすく、温度変化に弱いため、塩ビより早く片面が傷んでしまうことも。
両面使えるカッターマットなら買い替える手間もなく長持ちするので、コスパもいいですよ。
【6】折りたたみできるタイプは収納に便利
カッターマットはなるべく大きめのサイズを選ぶと説明しましたが、すると困るのが収納ですね。とくにA3サイズのカッターマットは大きく、そのまま置いておくと邪魔になってしまうことも。そんなときは、二つ折りできるカッターマットが便利です。
折りたたみできれば、持ち運びもしやすいので手芸教室や切り絵教室、洋裁教室などに行くときにも便利ですよ。
カッターマットおすすめ13選
ここからは、おすすめのカッターマットをご紹介します。
OLFA(オルファ)『カッターマットA1』








出典:Amazon

プラス『カッターマット 両面(CS-A4 48-573)』
















出典:Amazon

ナカバヤシ『折りたたみカッティングマットA4サイズ(CTMO-A4)』






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アーテック『ステーショナリー 工作マット A』

出典:Amazon
無印良品『折りたたみカッティングマット A3サイズ用』










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OLFA(オルファ)『ふたつ折りカッターマットA3 ネイビー(223BNV)』
















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折り畳めるから収納場所に困らない
カッターマットは作業する用紙より大きなものを用意する必要があります。ただ、A4より大きなカッターマットはふだん使用しないときの収納に困りますよね。本製品は、A3のカッターマットをふたつ折りにして収納できる省スペースの製品です。
裏面にはすべり止めのラバーが全面に貼られており、作業時にすべることがありません。また、折り目も半球を連ねた波のような形状をしているため、直線的なカッティングであれば折れ目の溝に刃先を持っていかれることがありません。素材は再生プラスチック。両面仕様ではないのでほかの製品に比べると寿命は短くなりますが、収納時はコンパクト、使用時には大きく使いたい方におすすめです。

エヌティー『ジョイントカッティングマット小 (CM-2500)』








出典:Amazon
ジョイントすることで長さを調節できる
カッターマットでの作業は、カッターなどを使用して「切り抜く」ことと「直線で切ること」に大別できます。本製品は、一枚でしたら通常のカッターマットとして使用できますが、長い直線を切る作業が出た場合、買い足してジョイントすることで長さをかえることのできるものです。
ジョイント部分はジグソーパズルのようですが、直線で切る分には段差も気になりません。サイズは290×450mmと、A3(297×420mm)サイズより短辺が短く長辺は長めです。再生オレフィン系樹脂製で3mmの厚さがあり、両面の使用が可能です。ふだんから工作など作業をよくされる方で、長い直線を切ることもある方におすすめします。

NT(エヌティー)『曲線美A型&カッティングマット(SET-AM350P)』

出典:Amazon

ゴッドハンド『ガラスカッターマット(GH-GCM-B5-B)』












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カッティング以外にの作業もする人向け
通常の樹脂製カッターマットは刃先がマット内に沈み込むため、デザインナイフなどを自在に動かして曲線を切り抜く作業にはなかなか不向きな面がありました。
しかし、本製品は耐熱硬質ガラス製のためマスキングテープの切り出しや切り絵、ホットナイフでのプラ板の切り出しなど、従来の樹脂製カッターマットが苦手としていた作業をおこなうのに適しています。
また、耐熱硬質ガラスは塗料や溶剤にも強いため、カッターマットの上で作業をおこなったあともかんたんに塗料や溶剤、接着剤などをはがすことができます。サイズはA5。落下の際に割れる可能性があるので、取り扱いには注意してください。

MIWAX(ミワックス)『ザ・カッティングマット A3ブラック(MX-A3-B)』












出典:Amazon

MIWAX(ミワックス)『クリアカッティングマット(MX-CCA3-B)』

出典:Yahoo!ショッピング

ライオン事務器『カッターマット(CC-30-P)』










出典:Amazon

OLFA(オルファ)『セーフティカッターメイト(176B)』












出典:Amazon
マットと定規の一体タイプ
本製品は、カッターマットとカッティング定規をネジで留めた合体製品です。ネジをゆるめて用紙をカッターマットと定規の間に挟んだら、定規を押さえカッターでカットします。定規には指を守るガードがついており、万が一カッターが定規からずれてしまっても事故を未然に防ぐことができます。
直線で40cmを切り出すことができるので、家庭での工作などではこれで充分ではないかと思うほどのすぐれもの。カッターマットは塩ビ製です。ネジをゆるめマットをずらして使用できるので、長期の使用により深い刃跡ができてもカッティングに支障が出ません。裏面も使用可能です。定規は怖くてうまく使えない、という方におすすめします。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする カッターマットの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでのカッターマットの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
交換時期は? 文房具のプロからのアドバイス
文房具ユーザー
カッターマットは消耗品です。刃跡が深くなったり表面がささくれ立ったりしてきたら、怪我や事故を防ぐためにもすぐに交換してください。大きなカッターマットは重たくてしなりやすく、使わないからといって立てかけてしまうと変形を招きます。A3以上の大きさのものは、敷きっぱなしにするほうが無難でしょう。
注意点として、両面使えるものは寿命が倍になりますが、しかし、表面が1cm方眼でも、裏面は5cm方眼の製品もあり、同じ印字内容とは限りません。購入時には、そういったこまかな部分もチェックしてみてください。
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自分にあったカッターマットを選ぼう
文房具ユーザーの他故壁氏(たこかべうじ)さんへの取材をもとに、カッターマットの選び方や商品を紹介してきました。
カッターマットは種類も多いため、各商品の特徴をしっかりと理解したうえで選びましょう。素材によって、使いやすさや耐久性などが異なります。とくに素材には大きく分けて塩ビ素材と再生オレフィン樹脂素材の2つがあって、特徴にちがいがある点を理解して選びましょう。また、カッターの傷に対しての加工が表面にだけ強く施されていることもあるので、カッターマットを敷くときは表裏もよく確認して使用してくださいね。
さまざまな商品を見て、カッターマット選びの参考にしてみてください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
文房具トークユニット「ブング・ジャム」のメンバー。 文房具ユーザーとして数多くの文房具に触れ、その便利さを世に伝えたいと切望する。 筆記具と紙、その周辺の文房具を中心としたパーソナル文具全般に興味がある。 コレクターではないので所有点数は多くないが、文房具は買ったら必ず試す。