レターオープナーのメリット 封筒をきれいにカットできる
封筒の開封には手やハサミ、カッターなどを使いますが、手やハサミなどでは封筒の切断面がきれいにならず、封筒内の書類を切ってしまうこともあります。
レターオープナーを使えば、封筒の端からスッと軽く引くだけで封筒をきれいにカットできるので便利です。カット幅も一定なので、封筒内の書類を切るケースも少なくなります。
レターオープナーの種類 手動と電動!
レターオープナーには、主に「手動タイプ」と「電動タイプ」の2種類があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
定番の「手動タイプ」
手動タイプには、「カッター式」と「スライド式」があります。カッター式はナイフに似た形をしているタイプです。封筒の口に刃を差し込んですべらせるだけで、スパッとかんたんに開封できます。
スライド式は、レターオープナー本体に刃が内蔵されているタイプです。本体をスライドさせるだけできれいに開封できるので、手にケガをするリスクを軽減できます。
手軽に使える「電動タイプ」
本体に電池が内蔵されているタイプです。レターオープナーに封筒を差し込むだけで、自動的に開封してくれます。手間も力も必要ないので、短時間で多くの封筒を開けたいときにもピッタリです。
ただし、電動なので、レターオープナー使用時にある程度の動作音がしてしまいます。使用場所によっては周囲の迷惑になるかもしれません。
レターオープナーの選び方 気になるメーカーや使い方の注意点も!
文房具ライターのきだて たくさんに、レターオープナーの選び方を教えてもらいました。
これから購入しようと思っている人や、買い替えたいと思っている人も、どんなポイントをおえて選べばよいのかチェックしましょう。
ポイントは次のとおり。
【1】切り幅をチェック!
【2】スマートに開封できるスライド式がおすすめ
【3】個人情報の保護に役立つ機能も
【4】人気メーカーから選ぶ
これらのポイントをおさえることで、あなたにピッタリの商品が見つかります! 一つひとつ解説していきます。
【1】 切り幅をチェック!
レターオープナーを選ぶポイントのひとつが、封筒の端から切り口までの距離である「切り幅」です。
はさみやカッターで開封すると、一緒に中身の書類まで切ってしまうことがあると思います。レターオープナーでも、切り幅が大きいと同じことが起きてしまう可能性があるのです。
できるだけ封筒の端ギリギリの少ない切り幅で切れるのが、いいレターオープナーの条件といえるでしょう。
【2】スマートに開封できるスライド式がおすすめ
「封筒をあけるぐらいでわざわざ道具を使うなんて面倒くさい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
ですが、封筒の端をビリビリ破ったり封を力任せに開くほうが、実は手間も時間もかかっている可能性があるんです。
昔ながらのペーパーナイフは刃を差し込む場所を探したりと確かに面倒な点がありましたが、最近のスライド式オープナーであれば封筒の端に当てて引くだけであっという間に開封できます。
収納しやすいコンパクトなものからスピーディーな電動のものまで揃っていますので、スマートに封筒を開けたいならスライド式オープナーをおすすめします。
【3】個人情報の保護に役立つ機能も
レターオープナーには、封筒をカットする以外にも、さまざまな機能がついているタイプもあります。たとえば、封書に記載されている名前や住所といった個人情報を消せる「スタンプ機能」や「シュレッダー機能」などです。
スタンプ機能は、消したい部分にスタンプを押すだけという手軽さが魅力。シュレッダー機能は、封筒や書類を細断して個人情報などを隠せます。
【4】人気メーカーから選ぶ
どのレターオープナーを買おうか迷ったときには、メーカーからチェックしてみるのもおすすめです。
さまざまな文具を扱う「コクヨ(KOKUYO)」
「コクヨ(KOKUYO)」は、文房具やオフィス家具などを扱っているメーカーです。ノートやハサミなど、日常的に使うさまざまな文具も販売しています。
レターオープナーは、手動タイプのカッター式が発売されています。ペーパーナイフタイプの両刃なので、利き手に関わらずスムーズに封筒の口をカットすることが可能です。
デザイン性にすぐれている「ミドリ」
文具を扱うメーカー「デザインフィル」が展開するブランドです。手帳やノートなどを中心に、多彩な文房具を発売しています。ミドリのレターオープナーは、デザイン性にすぐれているという特徴があります。
かんたんに使えて手軽に開封できるように考えられた高い機能性も魅力です。レターオープナーの見た目にもこだわりたいという方は、ミドリの商品をチェックしてみてください。
取り出しやすい場所に収納できるものが便利
レターオープナーは封筒の開封に必要な道具です。
つまり、封筒を受け取ってすぐに取り出せないと、面倒で使わなくなってしまいます。そこで重要になってくるのが収納性です。
ご家庭でいえば玄関やリビングなど、開封する機会の多い場所に置いて邪魔にならないか。オフィスではデスクですぐ取り出せる位置に置けるか。ここをクリアできないと、購入しても無駄になってしまうでしょう。
できるだけコンパクトなもの、ペン立てに立てておけるもののほうが使い勝手はいいです。また、持ちやすさなど開封以外のプラスアルファの機能があると、使用頻度も高くなります。
レターオープナーおすすめ8選 おしゃれな見た目や機能性重視など!
うえで紹介したレターオープナーの選び方のポイントをふまえて、文房具ライターのきだて たくさんと編集部が選んだおすすめ商品を紹介します。実用性のあるレターオープナーを選びましょう。
▼手動式レターオープナー

コンパクトで有能
性能とコンパクトさを併せ持ち、もっとも使いやすいレターオープナーのひとつとしておすすめしたいのがOHTOの『セラミックレターオープナー』です。
小さな楕円形ボディの溝に封筒の端を左右どちらからでも通すだけでスパッときれいに開封できます。切り幅も約2mmと少なく、中身にダメージはまずありません。
特殊な構造で封筒の片面しか切らないので、切りくずが出ないのもポイント。刃は金属刃の5倍の耐久性を持つセラミックで、長く使えるのもうれしいところです。
本体裏にはストラップホールがあるので、紐をつけて手に取りやすい場所にかけておくのがおすすめ。
本体サイズ | 本体:幅3.5×奥行0.8×高さ5.0cm ブリスター:幅5.8×奥行1.0×高さ13.0cm |
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重量 | 本体:8g ブリスター:12g |
刃の材質 | セラミック |
本体サイズ | 本体:幅3.5×奥行0.8×高さ5.0cm ブリスター:幅5.8×奥行1.0×高さ13.0cm |
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重量 | 本体:8g ブリスター:12g |
刃の材質 | セラミック |
安心の貝印刃を採用したコクヨのレターオープナー
刃物メーカーとして有名な「貝印」の刃を採用。切れ味が良く人肌を傷つけにくくなっています。また、利き手を選ばない両刃タイプなので、左利きの方にも問題なくつかえるのがうれしいポイント。
取っ手にはABS樹脂製のグリップがついていて、使う時に手がずれずにしっかりと握ることができます。
本体サイズ | 35×18×218mm |
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重量 | 60g(電池含む) |
刃の材質 | ステンレス |
本体サイズ | 35×18×218mm |
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重量 | 60g(電池含む) |
刃の材質 | ステンレス |
レトロなデザインでスマート開封!レターオープナー
文具・雑貨メーカー「ハイタイド」が展開するPENCOシリーズのレターオープナー。届いた封書やDMをスマートに開封できます。オールドアメリカンの佇まいを感じさせる、シンプルなデザインです。
本体はプラスチック製、ゴールドで入れられたロゴがアクセントになっています。レトロな雰囲気は、ペン立てに入れても、飾っておくだけでもおしゃれな1本です。
本体サイズ | 幅16.4×奥行0.5×高さ2.1cm |
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重量 | - |
刃の材質 | - |
本体サイズ | 幅16.4×奥行0.5×高さ2.1cm |
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重量 | - |
刃の材質 | - |
簡単、安全に使えるスライド式レターカッター
MIDORIのレターカッターは、デザイン賞を受賞したロングセラー商品です。カッターの刃はスリット部分でカバーされ、外に出ていない安全性を考えた設計になっています。
スリットに封書を差し込み、横にスライドさせるだけで簡単に開封できます。封書のほかにも、用紙を半分にカットするといった使い方にも対応します。
本体サイズ | 幅3.9×奥行0.9×高さ5.4cm |
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重量 | - |
刃の材質 | SK-2鋼材製 |
本体サイズ | 幅3.9×奥行0.9×高さ5.4cm |
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重量 | - |
刃の材質 | SK-2鋼材製 |

多機能でビジネス使いにも
封筒の開封から廃棄までの流れがこれひとつでできる、多機能型のレターオープナーです。
上部の溝に封筒の端を通すことで鋭角な刃が封の隙間をカットする方式で、なんと切り幅はゼロ。中身の書類を切ってしまう心配はありません。
さらに本体の下部はローラー式の情報保護スタンプに。封筒の宛名部分にコロコロと転がせば個人情報をしっかり塗りつぶせるので、安心して廃棄できるというわけです。
DMを受け取る機会の多い人にはうってつけの製品と言えます。
本体サイズ | 幅4.0×奥行2.7×高さ6.2cm |
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重量 | 26g |
刃の材質 | - |
本体サイズ | 幅4.0×奥行2.7×高さ6.2cm |
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重量 | 26g |
刃の材質 | - |
▼電動式レターオープナー

シュレッダー機能も搭載
個人情報保護スタンプだけでは不安・・・・・・という人には、スイッチ切替で電動式のレターオープナーとシュレッダーとして使えるシュレップナーがおすすめです。
レターオープナーモードは、溝に差し込むと自動で封筒を送りつつカット。切り幅3mmで両面から切るため、切りくずは発生しますが電動のパワーで確実に開封してくれます。
開封して確認し、不要な書類だったらシュレッダーモードに切替。溝を通した紙(コピー用紙3枚まで)が4mm幅で5本ずつストレートカットされます。
ちゃんとしたシュレッダーと比べるとやや面倒ですが、そのぶんコンパクトなのはありがたいです。
本体サイズ | 幅9.2×奥行5.2×高さ9.2cm |
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重量 | 190g |
刃の材質 | - |
本体サイズ | 幅9.2×奥行5.2×高さ9.2cm |
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重量 | 190g |
刃の材質 | - |
スッと封書を通して楽々開封!電動レターオープナー
手のひらサイズで持ちやすく使いやすい、ロングセラーアイテムです。封筒を左から右にスッと通すと、回転刃が反応し、サッと開封できます。開封後は自動的に電源がOFFになります。
切幅はオープナーに差し込む封書の端から3mmです。単3の乾電池2個を使用し、約1,500通の封書を開封できます。自宅でも事務所でも常備しておきたい、おすすめ商品です。
本体サイズ | 幅7.0×奥行6.9×高さ3.8cm |
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重量 | 150g(電池含む) |
刃の材質 | - |
本体サイズ | 幅7.0×奥行6.9×高さ3.8cm |
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重量 | 150g(電池含む) |
刃の材質 | - |
使い方は自由自在!置いても・持っても開封できる
封書を差し入れて通すだけできれいに開封できる、電動レターオープナー。電源のON/OFFは不要、スイッチなどはありません。切幅は3mm、大切な封書をキレイにカットします。単3電池4本で約10,000通の封書が開封できます。
シンプルで丸いデザイン、コンパクトに設計されているので、使い方は自由自在。縦でも横でも、手に持っても開封できる、便利な商品です。
本体サイズ | 幅8.4×奥行7.2×高さ6.0cm |
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重量 | 116g |
刃の材質 | - |
本体サイズ | 幅8.4×奥行7.2×高さ6.0cm |
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重量 | 116g |
刃の材質 | - |
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの人気ランキング Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングをチェック!
Amazon、楽天市場でのレターオープナーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
レターオープナー使い方のポイント 文房具ライターからアドバイス
レターオープナーで快適開封生活を!
レターオープナーの利点は、とにかく封筒の開封がスピーディーに行なえること。スッと通せばスパッと開けられるので、慣れれば開封までものの1秒もかかりません。
日頃から封筒を受け取る機会が多い人なら、一度使ってみれば、今まで手で破ったりはさみでチョキチョキ切ることで時間を無駄にロスしていたことに気づくはず。
それぐらいに快適なツールなので、ぜひ試してほしいです。
おすすめの便利な文房具をご紹介 【関連記事】
お気に入りのレターオープナーをみつけよう!
レターオープナーのおすすめ商品を紹介しました。
切れ味のいいものからおしゃれなタイプまでさまざまな商品がラインナップしていましたが、お気に入りのアイテムはみつかりましたか?
最近では、セリアやキャンドゥなどの100円ショップでも手軽に手に入れることができるようになりましたが、使用頻度が高い方や一度に大量の手紙や書類を扱う方は、ぜひスピーディーできれいに開封できるタイプや使いやすい商品を購入してみてくださいね。
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