家庭用シュレッダーのメリット 書類の整理にも、プライバシー保護にも!
主に書類を細かく裁断できるシュレッダー。実はシュレッダーは数多くあり、便利な機能もあるんです。家庭用シュレッダーを使う、うれしいポイントは2つ。
1つ目は、整理整頓。いらなくなった書類やCD、DVDは、捨てずにとっておくとかさばりますよね。そんな時、シュレッダーで細かく裁断することで、コンパクトにゴミを出すことができるんです。
そして2つ目は、個人情報保護。クレジットカードの明細書やダイレクトメール(DM)、ハガキ、光熱費の請求書や通販の袋などには、住所・氏名といった個人情報が含まれています。それらを細かく裁断することで、情報漏洩を防ぐことができます。
家庭用シュレッダーの選び方 不要な書類の処分、個人情報の漏洩防止に
ここからは家庭用シュレッダーの選び方についてご紹介していきます。ポイントは下記6点!
【1】タイプで選ぶ
【2】セキュリティで選ぶ
【3】置く場所に適したサイズを選ぶ
【4】静音性で選ぶ
【5】処理能力で選ぶ
【6】便利な機能にも注目
それぞれ解説しているので参考にしてみてください。
【1】タイプで選ぶ
シュレッダーには、自分でハンドルを回して裁断する手動タイプと、電源を使って裁断する電動タイプの2種類があります。
それぞれの特徴を簡単にご紹介しているので頻度や導入費用を考えて選択すると良いでしょう。
電動タイプ|頻繁に使う方におすすめ
電動タイプの最大の良さは、パワフルな裁断力にあります。裁断する物量が多くても疲れることなく裁断ができるので、手動タイプに比べて圧倒的に作業がラクに行えます。
電気代はかかりますが、最近では手動タイプと同じぐらいコンパクトで値段の安いものもありますので、シュレッターを頻繁に使う方は電動タイプを選ぶと良いでしょう。
手動タイプ|使用頻度が低い方におすすめ
手動タイプは、自分のペースで裁断することができるのがメリット。電動に比べると裁断能力は低くなってしまいますが、価格が安い製品が多く、コスパの良さが魅力です。
ハガキや明細書などちょっとしたものを裁断したいという方に向いています。
【2】セキュリティで選ぶ
裁断が細かくなるほどセキュリティは高くなりますが、その分ゴミの量が増えます。カットは復元しやすい順にストレートカット、クロスカット、マイクロクロスカットの3種類に分けられるので、自分の使い方に合わせて適したものを選びましょう。
ストレートカット|手動式に多い
ストレートカットとは、縦方向だけに断裁するタイプのシュレッダーのタイプです。シンプルなカットなので、一度に大量の用紙を処理することが可能です。また、ごみをまとめて処理できるので、散らかりにくく、ごみの処理もかんたん。
セキュリティー面としては、カットされたダストをつなぎ合わせると、印刷された内容を復元することも比較的かんたんですから、シュレッダーにかけるまえに、マジックで塗りつぶしておくなどの処理が必要になってしまいます。
クロスカット|電動式に多い
クロスカットとは、ストレートカットの縦方向の裁断に加えて、一定の間隔で横方向にカットされるようになっている方式です。ダストがよりこまかくなり、セキュリティー面での安全性を高めています。
セキュリティー対策と裁断スピードと価格のバランスがよく、より高いセキュリティー性が求められるわけではなければ、問題なく使えるさまざまなラインナップがそろっています。
マイクロクロスカット|最も安全
マイクロクロスカットとは、シュレッダーのセキュリティー基準の国際規格において、「P-5」レベル以上の性能を示す細断面積と細断幅の基準を満たしたモデルです。
3ミリ以下と、とてもこまかく断裁されたダストは、ごみの体積を減らすのにも役立っており、ダストボックスが小さくても、多くの用紙を裁断できます。
【3】置く場所に適したサイズを選ぶ
家庭用シュレッダーの使用頻度が低い場合、当たり前ですが部屋の中で邪魔にならないサイズが適しています。卓上で使えるサイズのものは邪魔になりにくいですが、そうでないものは基本的にデスクの下やサイドに置くことになる場合が多いと思います。
それほど頻繁に使用しないけれど、コンパクトな卓上型では心もとないと思う方は、できるだけスリムで軽いモデルを選ぶと邪魔にならず、使わないときの移動や収納もその分スムーズになります。
また、ダストボックスの容量も重要です。ダストボックスが大きければたくさんシュレッダーを使用する人には便利です。ただし、設置するために大きなスペースを用意しなければなりません。一方で、ダストボックスがコンパクトなら、一度にたくさんの処理はできませんが、設置場所が限られているという場合でも、問題なく配置できます。
【4】静音性で選ぶ
ご自宅で使用する場合や、集合住宅などにオフィスがある場合など、家族や近隣の方々に配慮を示したいなら、なるべくシュレッダーの動作音が静かなタイプの機器を選ぶとよいでしょう。最大限に騒音を出さないようにしたいなら、手動式のシュレッダーを選ぶと、大きな機械音の心配がありません。
動作の音が静かなタイプを重視するなら、60デシベル以下の静音性の高い機種のものを選んでください。
【5】処理能力で選ぶ
シュレッダーの処理能力は、「連続使用時間」「裁断速度」「最大裁断枚数」の3点をチェックしましょう。これらをチェックすれば、検討・購入しようとしている製品の処理能力が高いかどうかがわかります。
大量に裁断するなら連続使用時間に注意!
シュレッダーは、動作させるためのモーターがたいへん高温になりやすくなっています。高温のまま連続して使用すると、モーターの故障の原因になりますので、シュレッダーのスペックには、連続使用可能時間が記載されています。
たくさんの量の用紙を一度に処理することが多いなら、連続使用時間が長いモデルを選ぶと、モーターを冷ます時間を待つ必要がないので便利に使えます。
裁断速度が速いと素早く処理できる!
シュレッダーの裁断処理速度が速いと、手早く処理を終えられます。裁断速度は、1分のあいだにどれぐらいの用紙を処理できるのかを数値で示したものです。
裁断処理速度が高いモデルは、処理機能を大幅に上げるために、モーターをより強力にしており、動作音が大きくなってしまっている場合もあり、静音性を確認して選ぶことをおすすめします。
最大裁断枚数は5枚程度が目安
シュレッダーに一度に挿入できる枚数が多いと、処理のための時間が短縮でき、とても便利です。モーターなどの性能によって、一度に処理できる枚数が異なります。
スペックには、何枚同時に挿入できるのかの数値が記載されます。5枚程度の処理スペックがあるなら、複数ページの書類を処理する必要がある場合でも、無理なく短時間でシュレッダーできる目安となります。
【6】便利な機能にも注目
シュレッダーで、不要になったCDやカードなども裁断できると便利。また、子供が触ってしまっても大丈夫な安全機能が搭載されているかもチェックしておきましょう。
CDやカードが裁断できるか
裁断する必要があるのは、紙の資料だけでなく、CDやDVDなどのディスクや、プラスチック製のカードなども処理しなければならないシーンがあります。シュレッダーによっては、ディスクやカードなども処理できるスペックを持っているものもあります。
紙とは別の投入口を備えているモデルは、ごみの分別もしやすくおすすめです。
子供がいるなら安全機能は必須
シュレッダーは、強力なモーターで刃物を動作させているので、もし指や衣服が巻き込まれてしまったら、大惨事になりかねません。小さな子どもがいるご家庭なら、より危険回避にこだわったモデルを選ぶことをおすすめします。
指が入らないように、投入口がふさげるようになっているモデルや、ダスト処理のために、本体を外しているときには作動しないようにストッパーがついているものがあり、万が一の事故の心配が少なくなります。
ホッチキス対応だと便利
ホッチキスでまとめた書類を細断できるホッチキス対応のモデルを選ぶと便利です。大型の機種では対応している商品も多いですが、ホッチキスのサイズによっては扱えない場合もあるのでホッチキスのサイズもチェックしましょう。
紙詰まり防止のリバース機能
リズムよく裁断処理を進めていても、紙詰まりをしてしまうことがあります。紙詰まりが起こったときに、いちいち刃の部分を手入れするなら、危険性も高いですし、手間もかかります。
シュレッダーには、紙詰まりのときの対策として、リバース機能が搭載されているモデルがあります。詰まったら、モーターを逆回転させて詰まりを解消させられ、より便利に使えます。
家庭用シュレッダーの人気メーカーを紹介 壊れにくい!
さまざまなメーカーからシュレッダーが販売されていますが、人気メーカーをピックアップしたので紹介していきます!どこで買うか悩んでいる人はメーカーを絞ってみるのも一つの選択肢です。
アイリスオーヤマ
高いコストパフォーマンスを持つ製品を数多く展開しているのが、アイリスオーヤマです。
シュレッダーのラインナップも、使いやすさにこだわって開発されています。それぞれのユーザー層の利用シーンに合わせた機能が搭載されているモデルのなかから選択できるので、分かりやすく選べて、使い勝手も満足できます。
サンワサプライ
主に電子機器の周辺機器などの商品を取り扱っているサンワサプライも、コストパフォーマンスの高いモデルがラインナップしています。
オフィスやお部屋の状況に合わせて、ハイスペックなモデルから、コンパクトで設置場所に困らないモデルなど、いろいろな利用シーンに対応してくれている豊富な品ぞろえが特徴です。
フェローズ
オフィスで使用する用品を製造しているグローバルなメーカーのフェローズ。シュレッダーも得意ジャンルのひとつです。
企業のセキュリティー対策や、家庭での個人情報保護に対応した、カットのセキュリティーレベルにこだわったモデルを多数そろえています。また、長い使用時間のモデルや静音性に特化したモデルなど、それぞれのニーズに対応したシュレッダーもあり、幅広い層におすすめできます。
家庭用シュレッダーのおすすめ商品
ここからは、家庭用シュレッダーのおすすめ商品をご紹介します。
▼おすすめ9選|電動タイプ
▼おすすめ5選|手動タイプ
各商品がすぐに見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ9選|電動タイプ CDも裁断可能、卓上サイズ、静音、大容量
まずは、電動タイプを紹介します。

家庭用シュレッダーの標準機
こちらの商品はコストパフォーマンスの高さが魅力です。複数枚同時裁断可能でステープラー針に対応しており、そのうえ逆転可能と高機能なのに低価格。
サーマルプロテクター、ダストボックススイッチなどの安全装置も装備していて、家庭用シュレッダーの標準的な機種といえるでしょう。
大きさも標準的で、家庭用ならダストボックスの容量も必要じゅうぶんでしょう。はじめてシュレッダーを購入する方におすすめの家庭用シュレッダーです。

マイクロクロスカット対応の卓上シュレッダー
非常にコンパクトでデスク上でも使える卓上シュレッダー。マイクロクロスカットが可能ですので、すぐに処分したい個人情報が載った書類などを手もとで安全に破棄できます。コンパクトサイズですがオートスタート機能、オートストップ機能もあります。
騒音も約60dBと小さく消費電力も29Wと少なめですので、電動シュレッダーにためらいがあり今まで手動式のものを使っていた方にはぜひおすすめしたいシュレッダーです。もっと早く買っていればよかったと思わせてくれるでしょう。
コンパクトなので一人暮らしの方にもおすすめ
価格の安い家電で人気のアイリスオーヤマ製の電動シュレッダー。A4コピー用紙やカード類などの紙類とCDやDVDなども裁断できるモデルです。
電動シュレッダーは裁断を続けると刃の部分が過熱しやすいため、サーマルプロテクター機能を装備し、モーターが過熱した際には自動でストップさせる安全設計となっています。

CD裁断対応のコンパクトな家庭用シュレッダー
コンパクトなサイズで邪魔にならず、A4サイズの紙やCD・DVD裁断にも対応した多機能なシュレッダー。オートスイッチ対応で、各種安全装置も装備しています。
裁断はクロスカット方式で、約3×18mmと小さく裁断できますので、情報保護の安全性も高くなっています。
また消費電力が22Wと少なく、騒音も約60dBと小さめな仕様になっていますので、節電を意識している方や夜間での使用を想定している方におすすめ。リビングに1台あれば、ご家族みんなで使えます。
静音タイプなので使いやすい
45dBの静音設計で会話や作業の邪魔にならないところがうれしいポイント。連続使用時間も、約10分間と比較的長めで、ダストボックスもコピー用紙約60枚分を収納できる大容量となっています。
CDやDVDを裁断した時のゴミは、紙ゴミと混ざらないようダストボックス内で自動で仕訳されています。
9Lの大容量ダストボックスが魅力
A4用紙なら3枚まで裁断が可能、連続使用は3分です。シュレッダーはゴミがすぐいっぱいになるのが面倒な点ですが、このモデルは9Lの大容量ダストボックスというのがウリのひとつ。A4用紙なら約120枚分の収納量です。
ホワイトのほかに木目調のライトブラウンとダークブラウンの3色展開となっています。

安定した品質の静かなマイクロカットシュレッダー
「家庭用」とメーカー表記にはただし書きがありますが、ホームワークやホームオフィスにもじゅうぶん使えるシュレッダーです。
定格6枚、最大8枚同時裁断可能な強力なモーター搭載ですが、騒音はそれほど大きくはありません。3×10mmのマイクロクロスカットですので情報保護において安全性が高く、デザインも先進的な機種です。
ディスクの裁断も可能ですのでオフィスユースを考えている方や、現在使っているシュレッダーの機能面に不足を感じて買い替えを検討している方にもおすすめします。
スリムタイプなのに充実のボックス容量
A4サイズの用紙、約30枚分のダストボックスを備えている商品。裁断部分は片手で持ち上げられるだけの重さで、フタも開けやすく、いつでも裁断くずの処分が可能。
スタイリッシュで細長い本体は、見た目もおしゃれで家具の隙間やPCデスクの下部においてもかさばりません。置き場にも融通が利き、机の上においてブックエンド代わりに使うこともできそうです。
A5用紙を5枚まで細かい裁断が可能
机の上に置いても場所をとらないコンパクトなボディーが特徴。A5用紙ならそのまま、A4用紙は2つ折りにして投入します。
4×12mmのミニクロスカットなのでセキュリティ面で安心です。連続使用時間が2分と少し短めなので、使用する際には気をつけておきましょう。
▼おすすめ5選|手動タイプ クレジットカードも裁断可能、ラッピングの緩衝材も作れる
続いて、手動タイプのシュレッターを紹介します!
手軽に使えて便利に収納できる
無印良品の手回し式のハンディーシュレッダーです。片側の手回し部分を回して使うことができます。サイズがコンパクトなので場所を選ばずに使えて、置き場にも困らないので便利に使うことができます。特に手軽に使いたい人におすすめです。
紙類・CD・カードなどこれ1台でカットが可能!
コピー用紙やはがきなど紙類専用の投入口とCDやDVDなどのメディア専用の投入口、プラスチックカード用の投入口があるので、これ1台であらゆる細断処理ができる手動式のシュレッダーです。紙類はクロスカットなので細かく細断することができ、個人情報保護に活躍します。値段も安いのでリーズナブルに色々な物を処理したい!という方におすすめです。
CDやDVD、クレジットカードの裁断も可能
手動シュレッダーのなかでも、CDやDVDなどのメディアやクレジットカードなども裁断可能な商品。ディスクは三等分、カード類は五等分に裁断できるので、メディアの機密保持ができます。
用紙の裁断は10mm程度のマイクロクロスカットで、機密書類の処分でも問題ありません。細かく裁断されることでゴミがかさばらず、ダストボックスを掃除する頻度も少なくなるでしょう。
緩衝材も作れるストレートカットの小型シュレッダー
ストレートカットタイプのハンドシュレッダー。コンパクトで卓上に置いてもかさばらないサイズ感です。持ち運びもしやすいため、場所を選ばず使うことができます。
2つ折りのA4用紙をストレートカットできます。機密保持のためのカットはもちろん、無地の紙をカットすることで、ラッピングの緩衝材を作ることも。手動なのでお子さまに手伝ってもらうにもちょうどいいですね。
CDやDVDも裁断できる
卓上で使うことが多いですが、手動タイプなので使える場所に制約はありません。大型ハンドルで力の入れやすいハンドシュレッダー。価格も安いので手軽に使い始めることができます。
引き出し式のダストボックスでゴミ捨ても簡単、本体は小さいので収納にも困りません。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 家庭用シュレッダーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での家庭用シュレッダーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかのシュレッダーのおすすめはこちら 【関連記事】
家庭用シュレッダーは酷使できません エキスパートからのアドバイス
家庭用シュレッダーは、適切な使い方とメンテナンスを行なえばトラブルも少なく、故障も起きにくくなります。選択する際にはレビューで過酷な使い方をして低評価を出しているような内容を鵜呑みにしないようにしましょう。
意外とデリケートな機械ですから、ていねいに扱うことが必要です。選ぶ際はメンテナンスのしやすさもある程度考慮したほうがいいでしょう。
また、家庭用シュレッダーは、あくまでも個人使用の範囲で性能が発揮されるようにできています。そのため、オフィスでもしないような連続使用や、複数枚裁断を家庭用シュレッダーにやらせることは故障やトラブルの原因になるので注意が必要。そのような使い方をしたい場合は、家庭用シュレッダーの選択は適切ではありませんので、業務用のシュレッダーを検討するようにしましょう。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。