「家庭用シュレッダー」のおすすめ商品の比較一覧表
家庭用シュレッダーのメリット 書類の整理にも、プライバシー保護にも!
主に書類を細かく裁断できるシュレッダー。実はシュレッダーは数多くあり、便利な機能もあるんです。家庭用シュレッダーを使う、うれしいポイントは2つ。
1つ目は、整理整頓。いらなくなった書類やCD、DVDは、捨てずにとっておくとかさばりますよね。そんな時、シュレッダーで細かく裁断することで、コンパクトにゴミを出すことができるんです。
そして2つ目は、個人情報保護。クレジットカードの明細書やダイレクトメール(DM)、ハガキ、光熱費の請求書や通販の袋などには、住所・氏名といった個人情報が含まれています。それらを細かく裁断することで、情報漏洩を防ぐことができます。
家庭用シュレッダーの選び方 不要な書類の処分、個人情報の漏洩防止に
ここからは家庭用シュレッダーの選び方についてご紹介していきます。
セキュリティで選ぶ
裁断が細かくなるほどセキュリティは高くなりますが、その分ゴミの量が増えます。カットは復元しやすい順にストレートカット、クロスカット、マイクロクロスカットの3種類に分けられるので、自分の使い方に合わせて適したものを選びましょう。
ストレートカット|手動式に多い
ストレートカットとは、縦方向だけに断裁するタイプのシュレッダーのタイプです。シンプルなカットなので、一度に大量の用紙を処理することが可能です。また、ごみがまとまって処理されるので、散らかりにくく、ごみの処理もかんたん。
セキュリティー面としては、カットされたダストをつなぎ合わせると、印刷された内容を復元することも比較的かんたんですから、シュレッダーにかけるまえに、マジックで塗りつぶしておくなどの処理が必要になってしまいます。
クロスカット|電動式に多い
クロスカットとは、ストレートカットの縦方向の裁断に加えて、一定の間隔で横方向にカットされるようになっている方式です。ダストがよりこまかくなり、セキュリティー面での安全性を高めています。
セキュリティー対策と裁断スピードと価格のバランスがよく、より高いセキュリティー性が求められるわけではなければ、問題なく使えるさまざまなラインナップがそろっています。
マイクロクロスカット|最も安全
マイクロクロスカットとは、シュレッダーのセキュリティー基準の国際規格において、「P-5」レベル以上の性能を示す細断面積と細断幅の基準を満たしたモデルです。
3ミリ以下と、とてもこまかく断裁されたダストは、ごみの体積を減らすのにも役立っており、ダストボックスが小さくても、多くの用紙を裁断できます。
少量なら手動、大量なら電動!タイプで選ぶ
シュレッダーには、自分でハンドルを回して裁断する手動タイプと、電源を使って裁断する電動タイプの2種類があります。手動タイプは、自分のペースで裁断することができるのがメリットですが、電動に比べると裁断能力が低くなってしまいます。一方、電動タイプの最大の良さは、パワフルな裁断力にあります。そして裁断する物量が多くても疲れることなく裁断ができることにあります。
最近では手動タイプと同じぐらいコンパクトで値段の安いものもありますので、電気代はかかりますが、圧倒的に作業がラクな電動式がおすすめです。ただ、シュレッダーをかける頻度が少なく、裁断する量が多くない場合には、導入費用を考えて手動式を選択するのもありでしょう。
置く場所に適したサイズを選ぶ
家庭用シュレッダーの使用頻度が低い場合、当たり前ですが部屋の中で邪魔にならないサイズが適しています。卓上で使えるサイズのものは邪魔になりにくいですが、そうでないものは基本的にデスクの下やサイドに置くことになる場合が多いと思います。
そう頻繁に使用しないけれど、コンパクトな卓上型では心もとないと思う方は、できるだけスリムで軽いモデルを選ぶと邪魔にならず、使わないときの移動や収納もその分スムーズになります。
また、ダストボックスの容量も重要です。ダストボックスが大きければたくさんシュレッダーを使用する人には便利です。ただし、設置するために大きなスペースを用意しなければなりません。一方で、ダストボックスがコンパクトなら、一度にたくさんの処理はできませんが、設置場所が限られているという場合でも、問題なく配置できます。
静音性で選ぶ
ご自宅で使用する場合や、集合住宅などにオフィスがある場合など、家族や近隣の方々に配慮を示したいなら、なるべくシュレッダーの動作音が静かなタイプの機器を選ぶとよいでしょう。最大限に騒音を出さないようにしたいなら、手動式のシュレッダーを選ぶと、大きな機械音の心配がありません。
動作の音が静かなタイプを重視するなら、60デシベル以下の静音性の高い機種のものを選んでください。
処理能力で選ぶ
シュレッダーの処理能力は、「連続使用時間」「裁断速度」「最大裁断枚数」の3点をチェックしましょう。これらをチェックすれば、検討・購入しようとしている製品の処理能力が高いかどうかがわかります。
大量に裁断するなら連続使用時間に注意!
シュレッダーは、動作させるためのモーターがたいへん高温になりやすくなっています。高温のまま連続して使用すると、モーターの故障の原因になりますので、シュレッダーのスペックには、連続使用可能時間が記載されています。
たくさんの量の用紙を一度に処理することが多いなら、連続使用時間が長いモデルを選ぶと、モーターを冷ます時間を待つ必要がないので便利に使えます。
裁断速度が速いと素早く処理できる!
シュレッダーの断裁処理速度が速いと、手早く処理を終えられます。細断速度は、1分のあいだにどれぐらいの用紙を処理できるのかを数値で示したものです。
断裁処理速度が高いモデルは、処理機能を大幅に上げるために、モーターをより強力にしており、動作音が大きくなってしまっている場合もあり、静音性を確認して選ぶことをおすすめします。
最大裁断枚数は5枚程度が目安
シュレッダーに一度に挿入できる枚数が多いと、処理のための時間が短縮でき、とても便利です。モーターなどの性能によって、一度に処理できる枚数が異なります。
スペックには、何枚同時に挿入できるのかの数値が記載されます。5枚程度の処理スペックがあるなら、複数ページの書類を処理する必要がある場合でも、無理なく短時間でシュレッダーできる目安となります。
便利な機能のチェックも忘れずに
シュレッダーで、不要になったCDやカードなども裁断できると便利。また、子供が触ってしまっても大丈夫な案全機能が搭載されているかもチェックしておきましょう。
CDやカードが裁断できるか
裁断する必要があるのは、紙の資料だけでなく、CDやDVDなどのディスクや、プラスチック製のカードなども処理しなければならないシーンがあります。シュレッダーによっては、ディスクやカードなども処理できるスペックを持っているものもあります。
紙とは別の投入口を備えているモデルは、ごみの分別もしやすくおすすめです。
子供がいるなら安全機能は必須
シュレッダーは、強力なモーターで刃物を動作させているので、もし指や衣服が巻き込まれてしまったら、大惨事になりかねません。小さな子どもがいるご家庭なら、より危険回避にこだわったモデルを選ぶことをおすすめします。
指が入らないように、投入口がふさげるようになっているモデルや、ダスト処理のために、本体を外しているときには作動しないようにストッパーがついているものがあり、万が一の事故の心配が少なくなります。
ホッチキス対応だと便利
ホッチキスでまとめた書類を細断できるホッチキス対応のモデルを選ぶと便利です。大型の機種では対応している商品も多いですが、ホッチキスのサイズによっては扱えない場合もあるのでホッチキスのサイズもチェックしましょう。
紙詰まり防止のリバース機能
リズムよく裁断処理を進めていても、紙詰まりをしてしまうことがあります。紙詰まりが起こったときに、いちいち刃の部分を手入れするなら、危険性も高いですし、手間もかかります。
シュレッダーには、紙詰まりのときの対策として、リバース機能が搭載されているモデルがあります。詰まったら、モーターを逆回転させて詰まりを解消させられ、より便利に使えます。
家庭用シュレッダーの人気メーカーを紹介 壊れにくい!
さまざまなメーカーからシュレッダーが販売していますが、人気メーカーをピックアップしたので紹介していきます!どこで買うか悩んでいる人はメーカーを絞ってみるのも一つの選択肢です。
アイリスオーヤマ
高いコストパフォーマンスを持つ製品を数多く展開しているのが、アイリスオーヤマです。
シュレッダーのラインナップも、使いやすさにこだわって開発されています。それぞれのユーザー層の利用シーンに合わせた機能が搭載されているモデルのなかから選択できるので、分かりやすく選べて、使い勝手も満足できます。
コクヨ
オフィス用品の大手メーカーのコクヨも、家庭で使えるシュレッダーのラインナップをそろえています。
デザイン性にもこだわったモデルも多く、オフィスやお部屋のレイアウトに合ったデザインのシュレッダーを見つけられます。機能面でも、静音性やセーフティーに使えるモデルなど特徴のあるモデルのなかから選べて、幅広いユーザー層の好みに合わせてくれています。
サンワサプライ
主に電子機器の周辺機器などの商品を取り扱っているサンワサプライも、コストパフォーマンスの高いモデルがラインナップしています。
オフィスやお部屋の状況に合わせて、ハイスペックなモデルから、コンパクトで設置場所に困らないモデルなど、いろいろな利用シーンに対応してくれている豊富な品ぞろえが特徴です。
フェローズ
オフィスで使用する用品を製造しているグローバルなメーカーのフェローズ。シュレッダーも得意ジャンルのひとつです。
企業のセキュリティー対策や、家庭での個人情報保護に対応した、カットのセキュリティーレベルにこだわったモデルを多数そろえています。また、長い使用時間のモデルや静音性に特化したモデルなど、それぞれのニーズに対応したシュレッダーもあり、幅広い層におすすめできます。
家庭用シュレッダーおすすめ11選|電動タイプ CDも裁断可能、卓上サイズ、静音、大容量
それでは、家庭用シュレッダーのおすすめ商品を電動タイプと手動タイプに分けて紹介していきます!まずは、電動タイプを紹介します。




KOKUYO(コクヨ)『デスクサイドマルチシュレッダー Silent-Duo』
家庭用シュレッダーおすすめ5選|手動タイプ クレジットカードも裁断可能、ラッピングの緩衝材も作れる
続いて、手動タイプのシュレッターを紹介します!
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 家庭用シュレッダーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの家庭用シュレッダーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
家庭用シュレッダーのよくある質問
家庭用シュレッダーはどこで買えるの?

ビックカメラやヨドバシカメラ、ヤマダ電機などの家電量販店やニトリや無印、ドン・キホーテなどで購入することができます。また、Amazonや楽天などのECサイトでもたくさん販売されています。ネットであれば人気ランキングや口コミなども参考に自宅からでも購入できるのでおすすめです。
セキュリティの高いカット方法を知りたい

カット方法は復元しやすい順にストレートカット、クロスカット、マイクロクロスカットの3種類があります。1番セキュリティが高いカット方法はマイクロクロスカットです。詳しくは記事内でも解説しているのでぜひチェックしてみてください。
専門家からのアドバイス 家庭用シュレッダーは酷使に向きません
九州インターワークス代表者/IT環境保守リペアラー
家庭用シュレッダーは、適切な使い方とメンテナンスを行なえばトラブルも少なく、故障も起きにくくなります。選択する際にはレビューで過酷な使い方をして低評価を出しているような内容を鵜呑みにしないようにしましょう。
意外とデリケートな機械ですから、ていねいに扱うことが必要です。選ぶ際はメンテナンスのしやすさもある程度考慮したほうがいいでしょう。
また、家庭用シュレッダーは、あくまでも個人使用の範囲で性能が発揮されるようにできています。そのため、オフィスでもしないような連続使用や、複数枚裁断を家庭用シュレッダーにやらせることは故障やトラブルの原因になるので注意が必要。そのような使い方をしたい場合は、家庭用シュレッダーの選択は適切ではありませんので、業務用のシュレッダーを検討するようにしましょう。
シュレッダーはさみもおすすめ! 【関連記事】
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使用用途に合わせて選ぼう! 編集部からひとこと
家庭用シュレッダーのおすすめ商品と選び方を紹介しました。
カットの方法や裁断幅はセキュリティ保持には重要な部分なので、使用する作業内容によって適したものを選びましょう。ぜひ、上記のポイントを参考に選んでみてくださいね!
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
令和3年度 中小企業庁 「中小企業119」登録専門家。 ITサポートエンジニアとして2002年に創業しこれまでに数多くのサポート実績があります。 オーダーPCの製作をはじめ、コンピューター端末・周辺機器などのハードウェア、IT環境保守が専門です。 個人、事業所問わず提案型技術アドバイザーとしてIT環境のリプレース、リペアを数多く成功させています。 メディアへの記事監修協力、IT記事寄稿なども行っています。