手動シュレッダーはこんな人におすすめ 個人情報を安全に処理したいなら必須
自宅に届くDMや公共料金の明細書などを捨てるとき、名前や住所が書かれた書類をそのままゴミに出すのは不安ですよね。大切な個人情報が含まれた書類を安全に捨てるために、シュレッダーは家庭にも置いておきたいアイテムです。
シュレッダーには手動タイプと電動タイプがありますが、少しの量を手軽に処理したいなら手動シュレッダーが便利ですが、手動式は1~2枚ずつしか一度に細断できません。
しかし、動作音がしないので、夜でも静かに使うことができるというのがメリット。通販で届いた荷物の明細や不要なDMをこまめに処理したいという人に、手動シュレッダーはおすすめです。
手動シュレッダーの選び方 裁断方式、投入幅、持ち運びしやすいなど
文房具ライターの猪口フミヒロさんに取材を行い手動シュレッダーの選び方のポイントを教えていただきました。ポイントは下記。
【1】細断方式から選ぶ
【2】投入幅から選ぶ
【3】紙以外も細断したい場合は要チェック
【4】持ち運ぶなら軽いものを
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】細断方式から選ぶ
手動シュレッダーは機種によって細断方法が違います。手軽に使うなら「ストレートカット方式」、しっかり個人情報の保護をするなら「クロスカット方式」か「マイクロクロスカット方式」がおすすめ。
それぞれの特長について見ていきましょう。
ストレートカット方式
「ストレートカット方式」は、縦にまっすぐカットする細断方法で、細長いひも状にカットするため、ゴミが散らばりにくいのがメリットになります。一方でつなぎ合わせれば復元できてしまうので、セキュリティ面では少し不安が残ります。
ストレートカット方式は安価に手に入る商品が多く、負荷が小さく比較的ラクにハンドルを回せるのも便利なポイント。それほど個人情報の保護を重視しない書類を手軽に処理したいなら、こちらのタイプがいいでしょう。
また、あらかじめ個人情報が載った部分を黒く塗りつぶす、などのひと手間を加えてセキュリティ性を高めて使う方法もあります。
クロスカット・マイクロクロスカット方式
個人情報の保護を目的にするなら、「クロスカット方式」か「マイクロクロスカット方式」を選びましょう。縦だけでなく横方向にも細断列するので、書類の復元は難しくなります。機種やメーカーによって細断サイズが荒いものからこまかいものまで複数販売されています。
このふたつのなかで、高いセキュリティ性を追求するなら、「マイクロクロスカット方式」がおすすめです。「クロスカット方式」より細かく細断し、2×10mmくらいの細かさにカットしていくので、さらに復元は困難に。こまかくなるぶんダストボックスを圧迫しづらいのもメリットです。
【2】投入幅から選ぶ
手動シュレッダーは投入口の幅によって入る紙のサイズが違ってきます。そのため、よく処理する紙のサイズに対応した投入幅のものを選びましょう。
コンパクトサイズの商品のなかには、A6サイズの投入口もあります。A4サイズの書類も縦に2つ折りすれば入れられますが、2重になるぶん負荷が高くなり、ハンドルが回しにくくなります。
A4サイズの書類を頻繁に処理するなら、A4サイズがそのまま入る投入口の幅のもの、2枚くらいを一度に入れられるタイプが効率的。
反対に、ハガキの細断がメイン、たまにしかシュレッダーを使わないという場合なら、A6の投入幅のコンパクトなタイプでも便利に使えるでしょう。
投入幅と合わせて、細断枚数もチェックしてみてください。
【3】紙以外も細断したい場合は要チェック
CDやDVD、ポイントカードや期限切れのクレジットカードなどを、そのまま捨てるのは抵抗があるもの。手動シュレッダーには、紙以外のものを細断できる機能がついたタイプもあります。なかには、ダストボックスのなかで分別してくれるタイプもありますよ。
【4】持ち運ぶなら軽いものを
手動シュレッダーは機種によってサイズ感もさまざまで、使いやすさにも影響してきます。コンパクトなタイプなら、場所を取らずデスクの隅にもすっきりと置くことができ、軽いので持ち運びもしやすくなります。一方で、ダストボックスの容量が大きいものを選べば、細断処理した紙をゴミ箱に移す回数を減らせます。
細断方式によってもサイズ感が変わってくる傾向にあり、一般的にコンパクトで軽いものはストレートカット方式のことが多いようです。個人情報の保護に役立つクロスカット方式やマイクロクロスカット方式だと、やや大きめで重さがあるものが多くなります。
置き場所や使い方に合わせて、サイズにも注目して選ぶといいでしょう。
自分にあった細断方式を選ぶのがコツ 文房具ライターがアドバイス
毎日のように届くDMに記載してある住所を読めなくするためには、シュレッダーがあると便利ですよね。個人使用で、それほど使用頻度も高くないのなら「手動式」でじゅうぶんだと思います。
なお、個人情報が載っている部分は絶対に他人に知られたくない、復元できないようにしたい場合、「マイクロクロスカット方式」にした方が安心です。自分の性格にあわせて、細断方式を選びましょう
手動シュレッダーおすすめ6選【リーズナブル】 軽量、ハンディタイプなど
手動シュレッダーの魅力はやっぱりそのリーズナブルさ。手軽に使えて比較的お手ごろ価格で買えるおすすめ商品を紹介します。
メディアもカードもこれ1台でカットできる!
リーズナブルな価格で、紙もメディアもカードも全部シュレッダーで処理したい! そんなわがままに応えてくれる1台です。CDやDVDなどのメディア専用の投入口と、プラスチックカード用の投入口も用意されており、これ1台であらゆる細断処理ができます。
紙用の投入幅もA4サイズに対応しており、はがきサイズの紙以外にもさまざまなものをシュレッダーで処理したいという人におすすめ。カットサイズは3×23mmのクロスカット式。個人情報保護にとことん活躍してくれます。
手軽に使えて便利に収納できる
無印良品の片側が手回しになる手回し式のハンディーシュレッダー。コンパクトサイズなので場所を選ばずに使えて、置き場にも困らないので便利に使うことができます。
一度にたくさんの書類を細かくしたい人には向きませんが、はがきなど手軽に使いたい人におすすめです。
簡単に使えるので手軽にセキュリティー対策できる!
ハガキやダイレクトメールを手軽に処理できる家庭用のハンドシュレッダーです。比較的使用頻度の多いA4のコピー用紙も縦に半分に折って細断することができます。
細断したいものを取り出して、ハンドルを回すだけなので簡単に使えます。比較的リーズナブルな価格なので、気になる方はぜひ、チェックしてみてください!
ちょっと使いに便利な軽量コンパクトタイプ
約600gと軽量でコンパクトな形が魅力です。郵便物が溜まりがちなリビングの棚の上に置いても邪魔にならず、持ち運んで好きな場所で使用できる使い勝手のよさがうれしいですね。
ストレートカット方式ですが、ハガキやDMなどを少し処理するだけならこれでじゅうぶんという場合も多いでしょう。投入口サイズはA6ですが、A4サイズも縦半分に折れば細断可能です。
手回し式の手動シュレッダーは、ハンドルと反対の手でしっかり本体を押さえる必要がありますが、小さく片手で押さえられるのもポイントです。ヘッドガイドつきで用紙も入れやすく、使いやすいアイテムです。
ハンディタイプのおしゃれなシュレッダー
「これが本当にシュレッダーなの?」 と疑ってしまうようなデザインの手動シュレッダー。片手で握り、反対の手でクルクル回して使うハンディタイプなので、ちょっと変わったおしゃれなシュレッダーを選びたい人におすすめです。
収納のしやすさも魅力的。どこにでもサッと立てかけておけるコンパクトなサイズ感で、引き出しにもしまっておけます。シュレッダーがほしいけど、部屋にものが増えるのはイヤ! という人にもぴったりです。
セキュリティ性高く処理できるクロスカット方式
リーズナブルな価格帯ながら、クロスカット方式で個人情報保護に役立つ商品。3×20mmに細断してくれるので、個人情報が載った書類を捨てるときの安心感を高めてくれます。
こちらのシュレッダーは紙の細断に特化しているため、CDやカードの処分にシュレッダーは使わないというひとにはおすすめです。
手動シュレッダーは力をかけて処理する仕様であることから、ダストボックス部分がずれて使いづらいイメージがあるかもしれません。
しかし、こちらの商品は、本体と下部のダストボックス部分を深くかみ合わせることで、力を込めてハンドルを回しても安定して使えるよう工夫されています。
手動シュレッダーおすすめ4選【高機能】 超微細カットが可能、大容量など
個人情報の保護に役立つ高機能な手動シュレッダーをラインナップしました!
省スペースだから使いやすい場所における!
小型で場所をとらない省スペース設計が魅力。使い勝手のいい場所に出しておけば、いつでもサッと使うことができて便利です。これで、お部屋がシュレッダー待ちの書類でいっぱいなんていうことにならずに済みそうですね。
2×10mmのマイクロクロスカットでA4コピー用紙を2枚まで細断可能。CDやDVD、クレジットカードも細断できて個人情報保護に大活躍してくれます。
セキュリティ性とコンパクトサイズを両立!
「しっかり個人情報の保護をしたいけれど、コンパクトサイズは譲れない!」そんな人におすすめしたい、クロスカット方式の1台になります。
紙類は3×20mmに細断するので、個人情報の保護に効果的です。投入幅はA6サイズまでの対応ですが、A4サイズの用紙も縦折りにすれば細断可能。
CDなどのメディアやカード裁断にも対応した3WAYタイプで機能面も充分です。ダストボックス内のゴミも分別してくれるので、ゴミの仕分けの手間がかかりません。
大容量の引き出し式ダストボックスが使いやすい
使いやすいよう工夫されたマイクロクロスカット方式のシュレッダーです。引き出し式のダストボックスは、細断クズを捨てやすいのがうれしいポイント。
4.7Lと大容量でたっぷりゴミを溜められるので、何度もゴミ捨てをする手間が省けます。
取っ手つきで持ち運びもしやすい設計。ハンドルは鉄軸を入れることで、丈夫なつくり。投入した紙は2×18mmにこまかくカットしてくれるので、元に戻すのは困難! 大事な個人情報をしっかり守ってくれます。
2×8mmの超微細カット!
できるだけこまかく細断したいというセキュリティ意識の高い方におすすめな、マイクロカット方式。細断サイズは2×8mmと、超微細なカットを実現しています。
カットがこまかいぶんハンドルにかかる負荷が大きくなりますが、回しやすい大型ハンドルが負担を軽減してくれるでしょう。
CDなどのメディアやカードの細断にも対応。手動シュレッダーの手軽さを活かしつつ、しっかり個人情報の保護をしていきたいという人向けのアイテムです。
「手動シュレッダー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 手動シュレッダーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での手動シュレッダーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかの記事も参考に 【関連記事】
手軽に使える家庭用手動シュレッター 不要なものをすっきりと!
1、手軽さを求めるなら「ストレートカット方式」、個人情報の保護には「クロスカット方式」や「マイクロクロスカット方式」
2、ふだん細断するこの多い書類サイズに合った投入幅を選ぶ
3、CDやDVD、カードも細断したいなら対応している製品を
4、置き場所を考慮してサイズ感にも注目
手動シュレッダーは大切な個人情報を守るのに役立つアイテム。手軽に使えるメリットを活かして、大いに活用していきたいですね。本体サイズやダストボックスの容量などにも注目しながら、使いやすい手動シュレッダーを選びましょう!
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