段ボールカッターのメリットとは? 段ボール用カッターなら中身を傷つけない
段ボールカッターは内容物をキズつけないように刃先がまるく作られているため、お子さんでも扱える安全性の高さがメリットです。厚みのある段ボールをしっかりと切ることができるように、刃も太いので折れにくく弱い力でも切りやすいのが特徴です。
段ボールをカットする際の作業性にすぐれているため、たくさんの段ボールを開封する引っ越し作業や、子どもと一緒に段ボールで工作をする際に便利です。使用頻度は低くても1本持っておくと、いざというときに重宝します。
段ボールカッターのおすすめ 収納しやすいコンパクトタイプや電動式も!
ここからはおすすめの段ボールカッターをご紹介します。収納に便利なコンパクトタイプから電動式のものまでピックアップしています。
こちらからすぐチェック!
▼おすすめ10選|荷ほどきや工作に便利な「手動タイプ」
▼おすすめ2選|力いらずで解体できる「電動タイプ」
▼おすすめ10選|荷ほどきや工作に便利な「手動タイプ」
コンパクトで気軽に使いやすい手動タイプをご紹介します。細かな作業もしやすいので、工作などにも重宝しますよ。

段ボールがザクザク切れる! 工作にも便利
こちらは段ボールを切ることに特化した、段ボールのこぎりタイプの製品です。オープナータイプのカッターよりも刃が長くて大きいので、慣れない人が開梱に使うと中身まで切り込んでしまう心配があります。
その代わり、段ボールを切るために作られたのこぎり刃は、束ねた段ボールもザクザクと気持ちよく切れます。
段ボールの廃棄時には効率よく作業ができますし、無駄な力をかけずに切れるので、子どもの段ボール工作にもおすすめです。刃にはフッ素コーティングが施されているため、ガムテープなどを切ってもベタベタした粘着材が付着しにくく、切れ味が長持ちするのもポイントです。
くっつけて収納できる段ボールカッター
マグネットつきのミニ段ボールカッター。使いたいときに手に取りやすい冷蔵庫やスチール製の家具にくっつけておけば、宅配物などの開梱作業に便利です。
コンパクトでもほどよい厚みがあるため、しっかりと持つことが可能。刃はサビにくく耐久性にすぐれたステンレス製です。水洗いができるため、食品パッケージの開封にも活躍します。
子どもの工作用に便利!
段ボール工作にぴったりの段ボールカッターです。刃のフチがギザギザになっており、のこぎりのように前後に動かして切ります。刃の幅が狭いため、円やカーブもきれいにカットすることが可能。刃は切れ味がよく、上下どちらでも使用できるため、利き手を選びません。
切れにくくなったら別売りの替え刃と付け替えも可能です。また、テープなどの粘着物が残りにくいフッ素加工が施された替え刃もあります。

「書く」と「開ける」がこれ1本で!
おなじみ油性マーカーのマッキーに、段ボール開梱用のオープナーがついたもの。これ、実は引っ越しに非常に便利なんです。
段ボールの表面に中身の品名を書いておくなど、油性マーカーは引っ越し作業で必要になるツールですが、さらにキャップ先端の黄色いプラスチック製オープナーは、梱包テープに突き刺して段ボールをスピーディーに開梱することができます。
荷物の送り出し時に油性マーカー、引っ越し先ではオープナーと、とにかく活躍する機会が多いですから、引っ越し作業中はひとり1本持っておくと非常に便利です。

段ボール開封時に役立つ多機能が魅力
ほとんどの段ボールを開けてしまう、万能型の段ボールカッターです。見ためは大きなフックですが、柄(え)には折りたたみナイフのように小さなカッター刃が収納されています。梱包テープを切る場合はこの刃を刺してスパッと開梱すればOK。
また、みかんや書籍など重量物が詰まった段ボールは太いホッチキス針でがっちりとじられていることがありますが、そんな場合はフックのほうを隙間に差し込んで持ち上げれば、てこの原理で軽く開けることができます。
一般的なオープナータイプの製品よりサイズが大きいものの、ほとんどの段ボールにも対応できる多機能さで、手もとにひとつあると心強いですよ。
開梱から解体、工作にも対応
発泡スチロールもカットできる段ボールカッターです。切るときに出てしまう粉を抑えて切れるため、周囲を汚しません。
通販サイトなどで購入した商品は、商品の保護のために発砲スチロールで固定しているものもあります。この段ボールカッター1本で開封から解体までできるので便利です。
グリップは大きなリング状になっており、手が小さな方も力を入れやすいためラクに切れます。使用後は付属のキャップを閉めて保管してください。
刃が収納できるスライド式
ふつうのカッターナイフのような形状の段ボールカッターです。刃先はまるく作られているため、工作用としても重宝します。刃は出具合を調整できるスライド式です。
目的の長さに調整したら、ネジ式ロックで固定しましょう。収納時も刃をおさめてからしっかりとロックしてください。
グリップは太めで表面に凹凸がついているためすべりにくく、しっかりと切ることができます。

はさみとオープナー兼用の優秀アイテム
「段ボールを開けるのにわざわざ専用の道具を買うのもなあ……」と考えている方には、はさみとオープナー兼用の2Wayハサミ<ハコアケ>がおすすめです。
スライドスイッチを押しつつハンドルを握ると、はさみの先端から刃が1mmほど飛び出します。その刃を梱包テープに当てて引き切ると上手に開梱できるんです。はさみとしての性能も優秀で、梱包用のかたいPPバンドもサクッと切れます。
また、刃には粘着材が付着しにくい3Dグルーレス構造刃を採用し、ガムテープなどを切ってものりがつきにくく切れ味が落ちにくいんです。普段ははさみとして、荷物が届けばオープナーとして。どちらも便利に使えるお得なツールです。

磁石つきで金属面に貼って保管できるすぐれもの
オープナータイプの段ボールカッターとして、まずおすすめなのがこちらの製品です。円盤型のボディをひらくと、なかからセラミック製の小さな刃が現れ、この刃を梱包テープに突き刺して引くと、きれいにテープだけが切れるようになっています。
この刃の高さは約4mm。家電などを梱包する段ボールの厚みも4mmものが多いので、段ボールと段ボールの隙間をはずれることなく切り進めて、さらに箱の中身にも傷がつかない、という最適なサイズなんです。
裏面には磁石がついていますので、冷蔵庫や玄関扉に貼っておくと邪魔にならないというのも、家庭向けに便利な理由です。
▼おすすめ2選|力いらずで解体できる「電動タイプ」
通販を利用したときに、段ボールを処分するのに便利なのが電動タイプ。段ボールに当てると自動で切れるので、力を入れなくてもスイスイ作業できますよ。
【番外編】こんな段ボールカッターも!
段ボールカッターには、解体用だけでなく、梱包したいダンボールのサイズを調整できるものもあります。ここでは、番外編としてご紹介します。
「段ボールカッター」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 段ボールカッターの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでの段ボールカッターの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
段ボールカッターの選び方 使いやすく安全なカッターを選ぼう
段ボールカッターを選ぶポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
【1】タイプで選ぶ
【2】安全性で選ぶ
【3】握りやすさで選ぶ
【4】便利機能もチェック
上記のポイントをおさえることで、より具体的に自分に合う段ボールカッターを選ぶことができます。一つひとつ解説していきます。
【1】タイプで選ぶ
段ボールカッターには「手動タイプ」と「電動タイプ」があります。使う頻度や用途によって選びましょう。
手動タイプ|荷ほどきや工作に
手動タイプの段ボールカッターは、段ボールの開封や梱包資材の解体などこまかい作業にぴったり。安い価格の商品が多く展開されており、スーパーやホームセンターなどでも入手しやすいのが特徴です。
段ボール以外に発砲スチロールにも対応しているため、子どもがいるご家庭なら工作用に1本持っておくといいでしょう。
電動タイプ|力いらずで解体できる
電動タイプの段ボールカッターは、刃が自動で回転するため少ない力でもかんたんに段ボールを切ることができます。
刃の付け替えが可能な商品は、ふつうのカッターナイフでは切るのがむずかしいプラスチックやアルミなども切ることが可能です。衣装ケースなどの粗大ゴミも解体して燃えないゴミとして出せます。価格帯は数千円から1万円を超えるものもあるため、使用頻度などもふまえたうえで選んでください。
【2】安全性で選ぶ
段ボールカッターはケガのリスクを抑えて段ボールを切ることができる構造になっています。しかし、ふと手を滑らせてしまうこともあるため、取り扱いには注意が必要です。とくに段ボール工作など子どもが使用するなら、刃の形状や持ちやすさなどをチェックしましょう。また、キャップ付きなら安全性も高く、うっかり刃にふれてしまうこともありません。
電動タイプは安全スイッチはあるか、指が巻き込まれないように安全ガードがついているかをチェックしてください。
【3】握りやすさで選ぶ
段ボールカッターの持ち手部分の太さや持ち方は商品によって異なります。子どもの工作用として選ぶなら、小さな手でもしっかりと握れるものを選んであげることが大切です。作業中にうっかり手を滑らせてしまわないように、手に沿った形状で滑らない工夫が施されているかチェックしましょう。
電動タイプのように前に進ませながら切るものは、しっかりと握れる持ち手の太いものを選びましょう。握りやすさは切るときの安定感につながるため、ケガのリスクも抑えることができます。
【4】便利機能もチェック
段ボールカッターのなかには、梱包用のPPテープやビニール、発泡スチロールなどをカットできる機能を備えた商品があります。開梱作業時にPPテープをハサミで切らなくても、こうした機能を備えた段ボールカッターなら1本あるだけでスムーズに段ボールを開封することが可能です。
また、刃の幅が狭いものは曲線をきれいに切ることができるので、こまかい作業が多い工作時に活躍します。目的に合わせた機能を備えていれば、作業もしやすくなります。ぜひチェックしてみてください。
>>>文房具ライターからアドバイス
オープナータイプは手軽! 大量ならのこぎりタイプ
段ボールカッターを選ぶ際に重要なのは、やはり用途をきちんと把握すること。
通販を多く利用されるご家庭であれば、梱包テープだけが切れるオープナータイプが便利です。玄関先やリビングなどすぐ手に取れる場所に設置できるコンパクトなものが使いやすいですね。
大量の段ボールを廃棄するなら、段ボールが切りやすいのこぎりタイプがおすすめ。日常的に使用する機会はオープナーより少ないかもしれませんが、引っ越しや大型家電を購入した際などには活躍すること間違いなしです。また、お子さまの工作用途にも使えますので、一本備えておくといいと思います。
そのほかのカッターもチェック! 【関連記事】
段ボールカッターは目的や用途に合うものを選ぼう 複数持ちという手もアリ!
段ボール箱の開梱に便利な段ボールカッター。手動と電動タイプがあり、それぞれ電池の有無だけではなく使い勝手や値段も異なります。商品によっては「開梱専用」のものもあるため、1種類だけではなく、目的や用途に合わせていくつか用意しておくのがおすすめです。
フリマアプリなどを利用しているなら、発送時に段ボール箱を調整できるカッターも便利です。どれを選べばいいのか迷ったときは、ご紹介した段ボールカッターの選び方やおすすめ商品を参考に探してみてください。
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最新機能系から駄雑貨系おもちゃ文具まで、なんでも使い倒してレビューする文房具ライター。 極端な悪筆と工作下手がコンプレックスゆえに自分を助けてくれる便利な文房具を探し求め続けており、その活動の結果得られた情報を雑誌・WEBなどの媒体で公開している。 文房具に関する著書多数。近著には『この10年でいちばん重要な文房具はこれだ決定会議』(共著 スモール出版)がある。