家庭用そば打ちセットの魅力 初心者でもかんたんにできる
「そば打ちをはじめてみたいけど道具をそろえるのはたいへんそう」「興味はあるけど道具をそろえたら値段が高くなってしまう」という方も人も少なくないのでは?
必要な調理器具が一式そろっている「家庭用そば打ちセット」さえあれば、自宅でカンタンにそば打ちをはじめられます。そばを手作りする工程もたのしめるうえに、打ちたてのそばを味わえるので、敷居が高いと思っていた人もチェックしてみてくださいね。
家庭用そば打ちセットの選び方 セット内容、こね鉢の大きさ、包丁の刃渡り、めん棒、のし台、収納場所など
家庭用そば打ちセットを選ぶとき、初心者と上級者ではぴったりな商品が異なります。はじめての人や、ほとんど経験がない人なら、数人前のそばを打てればじゅうぶんでしょう。中級者以上なら道具にこだわったり、たくさんのそばを一度に打ってみたりしてもいいですね。
セット内容や、こね鉢・麺切り包丁・めん棒などのサイズはおさえておきたいポイント。この記事では、目安のサイズも載せているので要チェックです。選び方のポイントについて、ひとつずつ解説していきます。
セット内容で選ぶ こね鉢、麺切り包丁、めん棒、のし台、こま板、DVD付きも
セット内容は商品によってさまざまなので、どのような道具がそろっているのか確認してくださいね。しかし、そば打ちになにが必要なのかわからない人も多いはず。必須アイテムから、あると便利なグッズまで確認していきましょう。
そば打ちに必要な道具をチェック
家庭でそば打ちをするときに必要な道具は、全部で5点あります。こね鉢・麺切り包丁・めん棒・のし台・こま板です。初心者から上級者までどの腕前の人にとっても、この5種類は必須アイテム。本格的にそば打ちをしたい場合、さらにふるいや粉ホーキがついていると便利です。
また、そば粉・打ち粉・つなぎ粉といった材料がセットになっている商品も。これなら注文してご自宅に到着したら、すぐにそば打ちをたのしむことができます。
初心者ならDVDつきも
「そば打ちははじめてだからうまくできるか心配」という人は、DVDつきのセットもチェックしてみてください。そば打ちの手順をプロが動画で解説してくれます。レシピ本や冊子ではわかりにくいところも、動画ならスッと理解できるでしょう。
おうちにいながらそば打ち教室に通っているような感覚で、こねる・打つ・切るといった手さばきもマネしやすいです。DVDなのでわからないところでいったん停止したり、繰り返し見たりできるのもポイント。あなたのペースで、そば打ちがたのしめますよ。
こね鉢の大きさで選ぶ 5人前500gなら42cm以上、大量なら48cm以上
そば粉に水を加えてこねるときに使う「こね鉢」。水回しがしやすい大きさかチェックしましょう。何人前を作りたいのかを明確にしておくと、ちょうどいいサイズの鉢を選べます。
5人前(500g)なら42cm以上の大きさの鉢を目安に
一度に作る量が5人前分の500g程度なら、鉢の大きさの目安は42cm以上です。「鉢が大きすぎるのでは?」と思う人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。
そば粉に水を加えてこねていく「水回し」は、ゆとりあるスペースでおこなうほうがうまくできます。水とそば粉をなじませていく作業は、そばのおいしさを決める重要な手順なので、ぜひ大きめの鉢を使ってください。
1kgなど一度に大量に打つなら48cm以上
大量のそばを打ちたい場合は、48cm以上の鉢を選びましょう。このサイズがあれば家族や親戚が集まるとき、親しい友だちを招くホームパーティーでも余裕をもって作れます。
48cm以上の大きさの鉢がセットになっている商品は、お値段が高めだったり上級者向けであったりすることも。予算や経験にあわせて、選んでくださいね。
麺切り包丁の刃渡りで選ぶ 主流は24cm、5人前が一度に切れる27cmも
そばを切る「麺切り包丁」の刃渡りもチェックしておいてください。刃渡りが長いと、より大量のそばを一度に切ることができます。しかし、初心者にとっては扱いにくく感じることも。では、どのくらいのサイズがいいのでしょうか?
セット包丁の主流は24cm
初心者なら、24cmサイズを目安にしてください。そば打ちセットに付属している包丁の多くは、刃渡り24cmです。3~4人前のそばを切ることができます。複数回にわけて切れば、5人前以上のそばも作れますよ。
はじめての人は扱いやすいサイズで、まずはそばをしっかり切る感覚を得ることが大事です。24cmの包丁を使うなら、家庭用そば打ちセットの選択肢もたくさんあります。
27cmあれば5人前のそば切りができる
なかには刃渡り27cmの包丁も。5人前のそばを一度に切ることができますよ。たくさん作る機会が多いなら、少量ずつ何度もわけて切らなくてすむので便利です。
刃渡りが長めだと扱いが難しいため、ビギナーさんには不向きかもしれません。中上級者の人は27cmタイプを選んでみると、本格的にそばが作れて職人気分を味わえます。必要になったときに、あとから追加でそろえてもいいですね。
めん棒の長さは90cmサイズがおすすめ 2本付属するセットも
そば生地を伸ばすために使う「めん棒」は、のし棒や打ち棒とよばれることもあります。5人前の生地もラクに伸ばすには、90cmサイズが目安です。生地をしっかり伸ばすことで、そばの仕上がりが違ってきますよ。
めん棒が1本ついているセットがほとんどですが、2本ついているタイプも。2本セットの場合は、丸い生地を平たく伸ばすものと、平たく伸ばした生地を巻きつけて伸ばすものと使用目的が異なります。1本タイプでも90cmの長さがあればうまく伸ばせるので、お好みのセットを選んでください。
のし台は80×80cmの大きさを目安に 上級者は110cmクラスも
生地を広げて伸ばすための「のし台」は、家庭で使うなら80×80cmあればじゅうぶんです。大きめのほうが生地を伸ばしやすいものの、一度に打つ量が5人前程度なら、そこまで大きいものはいりません。
大きすぎるのし台を買うと、収納もかさばるので注意しましょう。1kg以上を超えるそばを打ちたいという上級者は、収納できるか確認したうえで、110cmクラスののし台を用意してもいいでしょう。
こま板は取っ手の形状をチェック 大きいほうが持ちやすい

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そばを切るときに包丁にそえて、ガイドのような役割をする「こま板」。セット品なら、包丁の刃渡りにあった大きさのこま板がついてくるので、サイズを気にする必要はありません。
こま板を見るときに注目してほしいポイントは、取っ手の形状。さまざまな形状があるので、自分が持ちやすそうな取っ手のこま板を選んでみてください。一般的には、取っ手が大きいほうが持ちやすいといわれています。使いやすいこま板を使うと、切り幅がそろったそば切りができますよ。
収納場所のサイズを考慮して選んでみて フードコーディネーターからのアドバイス
インナービューティー料理研究家・フードコーディネーター
おうち時間がよりたのしみになる「そば打ちセット」。主に使う人の手の大きさを考え、使い勝手のいい道具の大きさを検討しましょう。とくに親子でたのしみたい場合は、お子さま用の小さくて安全な包丁があると安心です。
次に、一度に作りたいそばの量も検討しましょう。大家族で大量に作りたい場合は、鉢や板が小さいと作りにくいので注意が必要です。大きな板など収納場所が確保されるかどうかも大切なポイント。「使いやすい」「収納しやすい/準備しやすい」など、この条件が揃えば購入後も活躍すること間違いなしですよ!
家庭用そば打ちセットのおすすめ8選 初心者向け・プロレベル向け・お子さま向けなど
それでは、家庭用そば打ちセットを8商品ご紹介します。初心者向け・プロレベル向け・お子さま向けなど、さまざまなセットを厳選しました。自宅でも、家族や仲間とそば打ちを楽しんでみましょう!



「家庭用そば打ちセット」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 家庭用そば打ちセットの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでの家庭用そば打ちセットの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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そば打ち体験を家庭で楽しんで! ふるさと納税の返礼品にも登場
家庭用そば打ちセットのおすすめ商品をご紹介しました。そば打ちセットはじわじわと注目されていて、ふるさと納税の返礼品にも登場しています。
セット内容・こね鉢の大きさ・包丁の刃渡り・めん棒の長さ・のし台・こま板など、選び方のポイントを参考に、ぴったりの家庭用そば打ちセットを見つけてください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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「楽しく正しく食べてカラダの中からキレイに、健康に!」をモットーに、「インナービューティー」を軸としたコラムの執筆やレシピ開発等を通じ、女性のライフステージごとに関わる「食×美」の大切さを幅広く発信中。二児の母。 【所有資格】 女子栄養大学認定食生活指導士1級、ベジフルビューティーアドバイザー、調味料ソムリエなど。