「乾麺のうどん」のおすすめ商品の比較一覧表
乾麺うどんの選び方 コシなどの食感や名産地のうどんは要チェック!
料理家で栄養士の玉利紗綾香さんに取材をして、乾麺うどんの選び方のポイントを教えていただきました。ポイントは下記の5つ。
【1】好みの味や食感
【2】名産地のうどん
【3】使い勝手や調理のしやすさ
【4】原材料の小麦や塩分・糖質もチェック
【5】自宅用か贈答用か
通販を利用すれば名産地の乾麺うどんも簡単に手に入れられますので、上記のポイントを押えて、より欲しい商品をみつけてみてください。
コシなどの食感、種類豊富な名産地のうどんの特徴等を知ると、自分好みの美味しい乾麺うどんを選べますよ!
【1】好みの味や食感のうどんを選ぶ
乾麺うどんはいろいろな種類があり、味や食感が異なります。好みのものを選びましょう。
半生うどん|生麺に近いコシがある
半生うどんは完全に乾燥されていないうどんです。コシが強いのが特徴ですが、茹で時間は完全に乾燥した乾麺よりも長くなります。「うどんはやっぱりコシが大事!」という方はお試しを!
半生ですが、常温で保存できる商品もあります。生麺よりは保存もきくので冷蔵庫にストックしておいてもいいですね。
太麺やひもかわタイプのうどん|食べごたえ抜群
スーパーでもよく見かける乾麺うどんは比較的そうめんやひやむぎのような細麺が多いのではないでしょうか? 乾麺だけど生麺のようなコシを感じたいなら、太麺の讃岐うどんなどがお好みに合いそうですよ。
また、うどんのイメージを覆すような幅広のひらべったい「ひもかわうどん」も強いコシがあります。つるんとしたのどごしも特徴。食べごたえも抜群です。
【2】名産地のうどんを選ぶ
乾麺でも讃岐うどんや稲庭うどんといった有名なもの、五島うどん、水沢うどん、氷見うどんなどのうどん好きなら一度は食べたことがあるうどんなど、さまざま市販されています。だしやつゆ、麺の形状に違いがあるのも特徴。簡単に特徴をご紹介するので、気になるうどんがあればぜひ食べ比べてみてくださいね!
稲庭うどん
秋田県の稲庭うどん。細く平たい麺でつるつるした麺が特徴。
讃岐うどん
香川県の讃岐うどん。弾力のある強いコシがやみつきになります。
五島うどん
長崎県の五島うどん。細麺でのびにくく、煮込みうどんにしてもコシがあります。
水沢うどん
群馬県の水沢うどん。コシと弾力がある麺で、ごまだれなどのタレにつけて食べるのも独特です。
氷見うどん
富山県の氷見うどん。おもちのような粘り気のある麺が特徴です。
【3】使い勝手や調理のしやすさで選ぶ
乾麺うどんは茹でて調理します。調理のしやすいものや、シーンに合わせて食べやすいものを選びましょう。
茹で時間をチェック
「うどん」の魅力はサッと調理でき、すぐに食べられる点。誰でも手軽に調理ができます。しかし忘れてはいけないのは「ゆで時間」です。なかには10分以上かかる商品もあります。
ゆで時間を守るのがおいしく作るための鉄則ですが、調理時間に時間をかけたくない方は「ゆで時間」も重要なチェックポイントになります。
つゆ付きなら手軽で美味しい
乾麺うどんにはあらかじめつゆが付いている商品もあります。市販のつゆでも食べられますが、つゆを別途用意しなくてもおいしいつゆでうどんを食べられます。
また、「うどん店の味を楽しみたい」「地元の味を知りたい」というときもつゆ付きが向いています。地元の素材を使ったオリジナルつゆ付きの商品を選ぶと、うどんとつゆの組み合わせも堪能できます。
【4】原材料の小麦や塩分・糖質もチェック
原材料の小麦は国産なのか外国産なのか、塩分や糖質はどれくらい含まれるかも気になるところです。特に塩分制限や糖質制限をしている方はチェックしてみてください。
国産小麦を使った乾麺のうどん
うどんの原料である小麦にこだわって商品を選ぶのもひとつです。
讃岐うどんで知られる香川県では、讃岐うどんに合った小麦の品種改良にも取り組んでいます。「安心できる国内産を」というだけでなく、小麦へのこだわりにも注目してみてください。
塩分カットや糖質オフの乾麺うどん
乾麺うどんの製造過程では塩が使われます。製麺会社のサイトなどによると、塩分にはでんぷんに含まれるグルテンを引き締めたり、急激な乾燥を防いだりといった重要な役割があるそうです。
ただ、製造方法を工夫することで減塩・無塩を実現したメーカー・商品もあります。商品パッケージの塩分の表示もあわせて確認してみてください。
【5】自宅用か贈答用かで選ぶ
乾麺うどんは贈りものにも選ばれる品です。贈りものか、自宅用かでぴったりの商品を選びましょう。
贈り物なら高級感がある贈答品用セットを
人への贈りものや手土産、季節のご挨拶などで乾麺うどんを使いたいときには、贈答用のものを選びましょう。ていねいに梱包されているため見た目も美しく、目上の人に対しても失礼なく贈りものとして使えます。
また、贈答用のなかには歴史のあるうどん店のうどんもあります。贈りものの用途に応じて、贈答用のうどんをいろいろチェックしてみましょう。
自宅用には高コスパの大容量や、訳あり商品も
日々の自宅での食事用に乾麺うどんを食べたいときには、価格が高すぎない商品を選びたい方も多いでしょう。家族や食べる人数が多い場合は大容量の業務用が高コスパです。
うどんの切れ端を集めたものや、欠けがあるものなど、リーズナブルに購入できる訳あり品も。通販サイトではお得な乾麺うどんを見つけやすいですよ。
乾麺うどんおすすめ20選 そのままでも、焼きうどんアレンジでもおししい!
ここまでに紹介した乾麺うどんの選び方のポイントをふまえ、美味しい乾麺うどんを厳選しました!


形はいびつでも「稲庭うどん」をお得に
つるっとしたうどんが好きな方におすすめしたいのが、「日本三大うどん」の1つにも挙げられる秋田県の「稲庭うどん」です。
紹介する「かんざし」は麺が曲がっていて、厚さも均一ではありません。実はうどんの製造過程のなかで、桁に掛けて延ばした際の一番上と下の部分なので、このような形になっています。つまり、商品として長さなどを整えるときに切り落とした部分です。その分、価格もお手頃になっています。
また干し方の影響で、麺の太さがちがっているところもありますが、それも独特の食感です。調理ポイントは約4分ゆでた後、火を止めて差し水をして約20秒蒸らすこと。よりおいしくゆで上がります。



無限堂『稲庭うどん 徳用 切り落とし』
職人のていねいな仕事が生み出す上品な味
稲庭うどんは今でも手綯(てな)い製法とよばれる手作業でつくられるため、高級品として知られていますが、「無限堂」はそのなかでもトップメーカーとして高い人気を誇っています。
麺は一般的な稲庭うどんより薄く平たい形をしていますが、それは職人一人ひとりのていねいな仕事の証し。しっかりと麺の空気を抜き、厚さを薄く均一にすることで、コシがあり、なめらかで上品な食感を生み出しています。
また、秋田名物、比内地鶏のガラをふんだんに使ったつゆもついています。今回紹介したのは、通常の麺の長さをそろえるときに切り落とした端の部分で、長さが少し短くなっています。その分、価格がお得になっていますが、もちろん、通常の商品も取り寄せることができます。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 乾麺のうどんの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでの乾麺のうどんの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
乾麺うどんのQ&A
乾麺うどんについてのちょっとした疑問にお答えします!
乾麺うどんの賞味期限は?
乾麺は長期保存ができて便利な食材。保存がきくといっても、棚の奥から数年前の乾麺がでてきた、という場合、果たして食べても問題ないでしょうか?
日本農林規格(JAS)では乾燥うどんの賞味期限は1年が推奨されています。ただ商品によってはそれより短いもの、1年よりも長いものもあります。購入して長期保存したい場合や大量にストックする場合は、商品ごとに賞味期限を確認するといいですよ。
簡単にできる乾麺うどんのアレンジレシピは?
レシピサイトをみると、乾麺うどんのアレンジレシピがたくさん紹介されていますね。温かいうどん、冷たいうどんで食べるのはもちろん、焼きうどん、あんかけ、サバ缶とあえるなどのアレンジも。
さらに、パスタの代わりにうどんを使ってカルボナーラ風、ナポリタン、ミートソースなどにもアレンジできます! ぜひ楽しんでみて。
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まとめ:全国各地の名産うどんを楽しんで!
料理家で栄養士の玉利紗綾香さんへの取材をもとに乾麺うどんの選び方とおすすめの商品を紹介しました。
全国各地には、それぞれの文化や風土にあったうどんがあり、食べ方があります。商品のパッケージや説明書には、きっと麺づくりへの思いや地域の伝統などが記されているはずです。自宅で全国各地の名産うどんの味めぐりをしながら、ぜひ、その土地の文化や風土も味わってみてください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
栄養士免許取得後、食品会社に勤務。プライベートブランド商品の開発過程に携わる。 その後、料理研究家のもとで修行後、栄養士、料理家として独立。 現在は、自身のスポーツ経験、栄養士の知識を活かし、 スポーツ専門学校でスポーツ栄養学の講師や、CM、書籍、雑誌、料理教室等を開き、多方面で活動中。