液晶クリーナーの選び方 形状や容量などで
まずは、液晶クリーナーを選ぶときのポイントをご紹介します。液晶クリーナーにもさまざまな種類があることをご存じでしょうか。材質や機能、成分に至るまで、さまざまな種類の液晶クリーナーのなかから、あなたの用途に合うタイプを選びましょう。
液晶クリーナーの形状で選ぶ 用途や好みで
液晶クリーナーの形状は大きく分けて3タイプ。それぞれの特徴を知り、用途や好みに合わせて液晶クリーナーを選びましょう。
使い捨てができて手軽なティッシュタイプ
汚れを拭いたら捨てるだけ、という手軽さが魅力なのがティッシュ状の液晶クリーナー。ケースからサッと取り出してすぐに使えます。
ティッシュといっても紙ではなく、不織布でできているものが一般的。丈夫できれいに汚れを落とせます。ただし、ウェットティッシュタイプは乾燥には注意が必要。使ったらケースのフタをしっかりと閉めましょう。
頻繁に使うなら使い回せるクロスタイプ
汚れるたびに拭き取りたい方には、クロスタイプの液晶クリーナーが向いているでしょう。スマホやタブレットについた指紋、手あかもサッと落とせます。
クロスなら、洗って何度も使えるのが魅力。使い捨てのものより経済的です。
隅々まで磨き上げたい人はスプレータイプ
油など頑固な汚れを落としたいときに適しているのが、スプレー式の液晶クリーナー。指に油がついている状態で触ってしまった場合や、頑固な汚れを落としたい場合などに有効です。
しっかり汚れを落とせますが、価格が高めでほかのタイプと比べて割高に感じる可能性もあります。コスパが気になる場合は、ふだんはクロスタイプを使い、汚れがひどいときにスプレータイプを使うなど、状況に合わせて使い分けるといいでしょう。
アルコール不使用のクリーナー 液晶に負担をかけない
液晶クリーナーには、汚れをしっかり落とすためにアルコールを配合しているものもあります。しかし、液晶の種類によっては、アルコールのパワーで画面が傷んでしまう恐れがあるのです。
コーティングをしている液晶は、ノンアルコールタイプでやさしく汚れを落としましょう。
容量で選ぶ
液晶クリーナーには、様々なタイプの容量があります。
洗ったら何度でも使えるクロスタイプ、気軽に使うことができる、使い捨てタイプのもの、またしっかりと拭きあげることができるスプレータイプなど、用途にあった使い方ができます。
プラスアルファの機能をチェック 抗菌機能や帯電防止機能
液晶クリーナーには、汚れを落とす以外の機能が付帯しているものもあります。あると便利な機能を確認して、液晶クリーナーを選びに役立ててみましょう。
除菌や抗菌機能で衛生面も安心
液晶画面の表面は、空中に存在する菌や手に付着している細菌など、目に見えない雑菌がベッタリとついています。
手で触れる機会が多いスマートフォンやタブレット端末を拭くときは、除菌効果のあるものや、抗菌機能を持っている液晶クリーナーを使うと安心。食事の前にスマホを触る方や、衛生面が気になる方は要チェックの機能です。
拭き跡が残らない
せっかく画面をきれいにしたのに、拭き跡が残ってしまっては意味がありません。拭き跡の残りにくい液晶クリーナーを選ぶのも重要なポイント。
また、スプレータイプなどの拭き跡がどうしても残るときは、クロスタイプでもう一度拭き直すときれいにできます。
ほこりがつかない帯電防止機能
液晶画面は、静電気によって空気中のほこりを寄せつけてしまいがち。ほこりで画面を汚したくないときには、帯電防止機能が便利です。画面をきれいにした後もほこりをブロックしてくれるので、きれいな画面を保てるでしょう。
除菌ができるものならスマホも衛生的に使える プロの家電販売員からのアドバイス
プロの家電販売員 兼 家電・ITライター
新型コロナウイルスの影響により、現在はスマホにも除菌が求められている時代です。アルコールでの除菌ができるものを選ぶことにより、画面もきれいに清潔に使用することができるという点でも非常におすすめ。また、携行性が高く、気になるときにサッと取り出して使用できるのも選ぶのに重要なポイントになります。ウェットタイプのものを選ぶ場合は拭き跡が残りづらいものを選ぶことにより、二度拭きしなくていいというメリットがあります。
液晶クリーナーおすすめ11選 使いたい液晶モニターの大きさで
除菌や帯電防止など便利ですぐに役立ちそうな機能がたくさんある液晶クリーナー。いよいよここから、具体的におすすめの11商品をご紹介します。あなたの目的にぴったりの液晶クリーナーで、ピカピカかつ清潔な画面を手に入れましょう。
プロの家電販売員 兼 家電・ITライター
バッファローの『液晶TVクリーナー ウェットタイプ』は価格と枚数のバランスがいい、アルコール除菌もできる大判モデルです。汚れを落とす力も強いため、どんな液晶でも軽々と拭ける手軽さが魅力。

BUFFALO(バッファロー)『液晶TVクリーナー ウェットタイプ(BSTV14CWP25)』

出典:Amazon
タイプ | ティッシュ |
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内容量 | 25枚 |
アルコール | 使用 |
帯電防止効果 | なし |
プロの家電販売員 兼 家電・ITライター
サンワサプライの『クリーニングスプレー(液晶用)』は、カバンにもすっぽりと入る携行性がウリ。拭き取るティッシュなどが必要で多少手間はかかるるものの、頑固な汚れもすんなり落としてくれる強力さがポイントになります。

SANWA SUPPLY(サンワサプライ)『クリーニングスプレー(液晶用)(CD-SP4)』

出典:Amazon
タイプ | スプレー |
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内容量 | 100ml |
アルコール | 使用 |
帯電防止効果 | あり |
プロの家電販売員 兼 家電・ITライター
東レの『タブレットトレシー』は大型のタブレットやノートPCにも使える大きさが特徴的。滑りがよい素材を使用しているため、液晶保護フィルムやガラスフィルムの上でもラクに拭き取ることができるのがメリットです。

TORAY(東レ)『タブレットトレシー(TBTI2520-G101)』

出典:Amazon
タイプ | クロス |
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内容量 | 1枚(250×200mm) |
アルコール | 不使用 |
帯電防止効果 | なし |
ELECOM(エレコム)『液晶用ウェットクリーニングティッシュ(WC-DP50N4)』








出典:Amazon
タイプ | ティッシュ |
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内容量 | 50枚 |
アルコール | 不使用 |
帯電防止効果 | あり |
ELECOM(エレコム)『クリーニングクロス(静電気抑制タイプ)(KCT-009BKAS)』














出典:Amazon
タイプ | クロス |
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内容量 | 1枚(230×200mm) |
アルコール | 不使用 |
帯電防止効果 | あり |
ナカバヤシ『ウェットクリーナー/液晶/携帯/15枚(DGCW-K3015)』

出典:Amazon
タイプ | ティッシュ |
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内容量 | 15枚 |
アルコール | 使用 |
帯電防止効果 | あり |
3M(スリーエム)『オフィスクリーナー ウエットティッシュタイプ(OC-80WN)』












出典:Amazon
タイプ | ティッシュ |
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内容量 | 80枚 |
アルコール | - |
帯電防止効果 | あり |
パール『メガネレンズクリーナー リアルック』

出典:Amazon
タイプ | スプレー |
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内容量 | 50ml |
アルコール | 不使用 |
帯電防止効果 | あり |
DABLOCKS『マイクロファイバー クリーニングクロス(4589810640102)』














出典:Amazon
タイプ | クロス |
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内容量 | 8枚(200×200mm) |
アルコール | 不使用 |
帯電防止効果 | なし |
LEC(レック)『激落ちシート液晶テレビ用15枚(SS-134)』

出典:Amazon
タイプ | ティッシュ |
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内容量 | 15枚 |
アルコール | 使用 |
帯電防止効果 | なし |
HAKUBA(ハクバ)『メディクロス M ライトグリーン(KTR-MCM-G)』














出典:Amazon
タイプ | クロス |
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内容量 | 1枚(320×320mm) |
アルコール | 不使用 |
帯電防止効果 | なし |
「液晶クリーナー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 液晶クリーナーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの液晶クリーナーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
液晶クリーナーに関連する記事をご紹介
帯電防止効果や抗菌機能でより清潔に保とう
液晶クリーナーのおすすめ11商品をご紹介しました。
帯電防止効果のある商品はチリやほこりがつきにくく、除菌・抗菌機能を備えたものなら清潔で衛生面も安心。使い捨てか使い回しできるか、アルコール入りかどうかのチェックも重要です。
あなたがほしい液晶クリーナーを選んでみてくださいね。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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※2020/10/14 主に商品情報の修正のため、記事を更新しました(マイナビおすすめナビ編集部 福本航大)
家電量販店、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を運営するプロの現役家電販売員。 学生時代から家電に対する並々ならぬ興味を持ち、アルバイトを経てそのまま家電量販店の道へと進んで15年弱。 個人で年間2億円を売り上げ、数々の法人内コンテスト等で表彰された経験を持っています。 家電アドバイザーの資格を有し、家電と名の付く物全てに精通しています。家電で分からないことはありません。 現在は家電ライターの業務も通して「全ての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力しています。