おしるこ缶の選び方 小豆の産地やブレンドされている豆などをチェック!
まずはおしるこ缶の選び方のポイントをご紹介します。いくつかのメーカーから販売されていますが、それぞれの商品によって豆の種類も違えば口当たりも違います。好みの味をみつけるために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
小豆の産地で選ぶ
小豆の生産地を見てみましょう。小豆の質にこだわるなら、国産の小豆が使用されているものを選ぶのがおすすめです。
国内で生産されている小豆はひとつひとつの粒がしっかりしていて、形も崩れにくい傾向があります。小豆本来の味が楽しめるので、しっかりした食感のものや和菓子が好きな方にもぴったりです。ラベルや成分表に豆の産地が記載してある商品もあるので、確認してみてください。
小豆以外にブレンドされている豆で選ぶ
おしるこ缶のなかには、小豆以外の豆がブレンドされているものもあります。小豆のみ使用されているものとは少し違った味わいなので、どんな豆がブレンドされているのかもチェックしてみてくださいね。
やわらかい風味の「いんげん豆」
小豆よりもやわらかい風味を楽しめるのが「いんげん豆」です。粒は噛まなくても飲み込めるほどやわらかいものもあり、口当たりがとてもなめらか。
いんげん豆のおしるこはイメージがわかないかもしれませんが、たとえば白いんげん豆は和菓子の白餡の原材料でもありますので、おしるこ缶にも適していることがわかります。
小粒で独特の風味をもつ「竹小豆」
「竹小豆」も製餡の原材料として使用されている、小豆によく似た豆。東南アジアで栽培され、中国では漢方薬に使われているほど栄養価もしっかりしています。
粒のまま残っている場合は、小豆とはちょっと違う独特の食感と風味をたのしむことができるでしょう。
「粒あり」は小腹を満たせる!
おしるこでは、粒ありと粒なしを楽しめますが、市販されている「おしるこ缶」は粒ありの商品がほとんどです。粒ありのおしるこ缶は、粒を噛みながらつぶして飲んでいくので、より満足感を得られます。また小豆を噛むことで、豆ならではの食感や風味が楽しめますよ。
つぶして飲むことによって香りも立ちやすくなるので、ホッと一息つきたいときにおすすめです。
飲み口が工夫されている商品なら最後のひと口まで!
粒が入っているおしるこ缶を飲み干すとき、最後のひと粒まで飲もうと試行錯誤した経験はありませんか? 缶の飲み口が狭いと小豆が出てきにくいので、全部飲み切るのはむずかしいことも。
そんな悩みを解決したい方は、飲み口が広くなっていたり、くぼみがついて飲みやすくなっているものを選んでみてください。ひと粒も残さずに飲みやすいので満足できるでしょう。
甘味料の種類で選ぶ
甘味料の種類も見てみましょう。おしるこによって砂糖のみが使用されているものもあれば、水飴で甘みがプラスされているものもあります。どんな甘味料が使われているかでも甘さの度合いが変わります。
甘党の方は砂糖のみが使われているものがおすすめ。豆と砂糖の味が相まって、口いっぱいに甘さのハーモニーが広がりますよ。
甘さを抑えて飲みたい方は「水飴」
甘すぎるのが苦手な方は水飴で甘さがプラスされているものを選びましょう。砂糖のみ使われているおしるこ缶よりも甘さがまろやかになっているので、豆本来の自然な甘さがたのしめます。
また、甘くとろっとした口当たりですが、すっきりとした味わいが感じられるのも特徴です。
カロリーを気にする方は「オリゴ糖」
砂糖のみが使われているとなると、カロリーを気にしてしまう方もいるでしょう。そのような場合はオリゴ糖で甘みがつけられているものを選びましょう。
砂糖よりもカロリーをカットできますし、あっさりとした飲み口になるので、しつこい甘味を避けたい方にもぴったりです。
小豆や甘味料など自分好みの味を選ぶ フードコーディネーターがアドバイス
合同会社HITOOMOI代表 フードコーディネーター
おしるこ缶を選ぶときにいちばん重要なのは、味の好みが自分に合っているかどうかです。メーカーによって種類がさまざまあり、小豆の種類やブレンドする豆、甘味料によっても味が異なってきます。
ホッとひと息つきたいときに食べたくなるものだからこそ、自分がおいしい! と感じるおしるこ缶をみつけるといいでしょう。季節に合わせてホットとアイスを飲みわけるのもおすすめです。
おしるこ缶のおすすめ7選! フードコーディネーターと編集部が厳選
ここからは、フードコーディネーターの倉田沙也加さんと編集部が厳選した、おすすめのおしるこ缶を紹介します。気になる商品があればチェックしてみてくださいね!

遠藤製餡『有機茜しるこ』

出典:Amazon
使われている豆 | 有機小豆 |
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粒の有無 | 粒あり |
原材料 | 有機小豆、食塩、レモン果汁 |

アサヒ飲料『おしるこ缶』






出典:Amazon
使われている豆 | 竹小豆、いんげんまめ、小豆 |
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粒の有無 | 粒あり |
原材料 | 砂糖、竹小豆、いんげんまめ、小豆、食塩/安定剤(加工でんぷん、カラギナン)、乳化剤、セルロース、pH調整剤 |

プラム食品『粒あずき入り 缶入りぜんざい』

出典:Amazon
使われている豆 | 小豆 |
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粒の有無 | 粒あり |
原材料 | 砂糖、あずき、食塩/乳化剤 |
川西製餡所『田舎しるこ』

出典:Amazon
使われている豆 | 小豆(北海道産) |
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粒の有無 | 粒あり |
原材料 | 小豆、砂糖、還元水飴、食塩、増粘剤(加工澱粉)、乳化剤 |
伊藤園『大納言しるこ』










出典:Amazon
使われている豆 | 小豆(北海道産) |
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粒の有無 | 粒あり |
原材料 | 砂糖、小豆、食塩/ 増粘剤(加工でん粉)、セルロース、乳化剤、環状オリゴ糖 |
ダイドードリンコ『金のおしるこ』


出典:Amazon
使われている豆 | 小豆、金時豆(いんげん豆) |
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粒の有無 | 粒あり |
原材料 | 砂糖、小豆、いんげん豆、食塩、乳化剤、安定剤(増粘多糖類) |
ゆのたに『ぜんざい』

出典:Amazon
使われている豆 | 小豆(国産) |
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粒の有無 | 粒あり |
原材料 | 粒餡(小豆、砂糖、麦芽糖、水あめ、食塩)、小豆、中双糖、食塩 |
「おしるこ缶」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする おしるこ缶の売れ筋をチェック
Amazonでのおしるこ缶の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
おしるこを手作りするなら? こちらの記事もチェック!
おしるこはゆであずき缶で手作りすることもできます。マイナビおすすめナビでは、ゆであずきのおすすめ商品も紹介しているので、手作りやアレンジもしてみたいなという方はぜひチェックしてみてくださいね!
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まとめ
この記事ではおしるこ缶の選び方や、おすすめ商品もあわせてご紹介していきました。飲んでみたくなるようなおしるこ缶はありましたか?
これまであまり、おしるこを飲んだことがないという方でも、ここからお気に入りの商品がみつかるかもしれません。おしるこ缶は近くのコンビニエンスストアや自動販売機でも販売されているので、ぜひ飲んでみてくださいね。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
2021/1/18 タイトルや本文修正のため、記事を更新しました(マイナビおすすめナビ編集部 秋元清香)
フードコーディネーターと管理栄養士が立ち上げた料理研究家による会社、合同会社HITOOMOIのフードコーディネーターです。 大切な人のために手作りの料理を振る舞うシーンを作ることで、 生きててよかったと思える社会の実現を目指しています。 主にレシピの開発、記事執筆、栄養計算、商品開発、食・健康に関するコンサルティングを行っています。SNSで手作り料理を発信中。