「スロージューサー」のおすすめ商品の比較一覧表
スロージューサーとは
スロージューサーは、スクリューを低速で回転させ摩擦をおさえることで、栄養豊富な100%ジュースを作ることができるジューサー。
スロージューサーで作ったジュースは「コールドプレスジュース」とも呼ばれ、ダイエット中の方や健康志向の方にも人気があります。
ゆっくりと時間をかけてジュースを作るのが、他のミキサー・ジューサーとの違い。スピード重視の方はパワージューサーがおすすめです。パワージューサーが気になる方は、以下の記事をチェックしてみてください。
スロージューサーのメリット・デメリット
スロージューサーには、ミキサーにはないメリットがたくさんあります。ここからはスロージューサーのメリットとデメリットを解説していきます。
▼メリット
・栄養豊富なジュースが作れる
・さらっとした飲みやすいジュースが作れる
・動作音が小さい
・100%フレッシュなジュースが作れる
▼デメリット
・ジュースをつくるのに時間がかかる
・価格が高めでサイズも大きい
・水分が少ない食材には不向き
・食物繊維が少なくなる
スロージューサーの選び方
それでは、スロージューサーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。
【1】スロージューサーの形
【2】対応できる食材
【3】投入口の広さ
【4】安全性
【5】アタッチメント
【6】静音性
【7】お手入れのしやすさ
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】スロージューサーの形から選ぶ
スロージューサーの形状には、おもに「縦型」と「横型」があります。
縦型|スリムで場所をとらない
スリムで置く場所をとらないスロージューサーを探しているなら、「縦型」がおすすめです。縦型は、キッチンやカウンターがコンパクトでも気軽に使えるのが特徴。
横型よりも軽量なので、収納や持ち運びもかんたんです。いちどにたくさんのジュースを作ることはできませんが、ひとり暮らしの方などには、サイズ感がピッタリ合うでしょう。
横型|多くのジュースをいちどに作れる
いちどに多くのジュースを作りたいなら、「横型」のスロージューサーを選びましょう。繊維の多い野菜もかんたんにジュースにできるので、下ごしらえの手間も省けます。毎朝青汁を飲みたいという方にもピッタリです。
ただし、横型のスロージューサーは縦型よりもサイズが大きめなので、購入前に置ける場所があるかどうかを確認してください。
【2】対応できる食材をチェック
スロージューサーは、基本的に好きな野菜や果物でジュースを作ることができますが、中にはジュースに不向きな食材も。りんご、キウイなど柔らかい食材であれば問題ありませんが、にんじん、ビーツなどの硬い食材は念のため注意してください。
まずは、検討しているスロージューサーが、自分が作りたい食材に対応しているかチェックしてみましょう。
▼使用できない・注意が必要な場合がある食材
・水分が出にくい
・硬い
・粘り気がある
・繊維質なもの
・凍らせたもの
【3】投入口が広いと便利
ジュースを手軽に楽しむためには、使いやすさのチェックも欠かせません。食材の投入口が小さいと、食材を投入口のサイズに合わせてカットしなければいけないので、余計な手間がかかります。
ササッとジュースを作るためにも、できるだけ投入口の広いスロージューサーを選ぶといいでしょう。投入口が広ければバナナやキュウリはそのまま、リンゴもザックリと切るだけでジュースにできます。
【4】安全性をチェック
スロージューサーは鋭い刃で野菜や果物をジュースにする家電ですが、取り扱いに注意していればとくに問題はありません。
漏電防止や過熱防止などの機能が搭載されているタイプなら、より快適に使えるでしょう。
ただし、子どもと一緒に使用する場合には、ケガの心配が少ないプラスチック刃が使われているタイプを選ぶといいかもしれません。
プラスチックの刃にはサビが生じないというメリットもあります。
【5】アタッチメントの種類をチェック
機種によっては、口当たりの違うジュースを作れる複数のアタッチメントが付属しているものがあります。
スロージューサーらしいさらさらのジュースだけでなく、食物繊維を摂れる果肉感のあるジュースなども楽しめるのが特徴です。
また、凍った食材をすりつぶしてフローズンドリンクを作れるアタッチメントが付属するモデルもあります。
気分に応じてアタッチメントを替えられるモデルは、よりさまざまなシーンで楽しめるためおすすめです。
【6】音が気になる人は静音タイプを
スロージューサーの動作音が大きいと、周囲の迷惑になってしまうことがあります。とくに、マンションの一室や、早朝、深夜に使う場合は周囲への配慮が必要です。
スロージューサーのなかには、静音性にこだわったモデルも多くあります。
時間や場所を気にせず、自分の好きなタイミングでジュース作りを楽しみたいなら、動作音が静かな商品を選びましょう。
【7】お手入れのしやすさもチェック
スロージューサーは、スクリューとフィルターですりつぶしてジュースだけをこし取るスタイルのモデルがほとんどです。
そのため、高速ジューサーにくらべて後片付けが面倒な場合が多く、その面倒が日々使用するうえではハードルになります。
フィルターやスクリューなどの取り外しやすさ、洗いやすさなどは使い勝手に大きく左右するので、こちらも重要なポイントです。
おすすめメーカー・ブランドの特徴
ここからは、スロージューサーを製造しているおすすめのメーカーをご紹介します。
HUROM(ヒューロム)|独自製法で栄養満点のジュースを
「ヒューロム」は、1974年創業のスロージューサー専業メーカーです。
独自に開発した低速搾汁方式でジュースの質を向上させているため、栄養があって食感も楽しめるジュースが作れます。
金属の刃を使っていないため、両手でギュッと絞ったようなジュースが楽しめます。
手作り感のあるジュースにこだわるなら、ヒューロム製のスロージューサーをチェックしてみてください。
Tescom(テスコム)|アタッチメントの種類やデザイン性に注目
「テスコム」は日本の家電メーカーです。デザイン性にすぐれて使いやすい家電を、リーズナブルな価格で提供しています。
スロージューサーは、低速で圧縮する「低速プレス」が特徴。フローズンに対応しているアタッチメントが用意されているのも、テスコムの魅力です。
スリムな縦型タイプもあるので、置き場所で悩んでいるという方にも向いています。
スロージューサーおすすめ13選
上記で紹介した、スロージューサーの選び方のポイントを踏まえ、おすすめ商品をご紹介します。
スムージーやフローズンも作れるスリムな新モデル
HUROM(ヒューロム)から2022年6月に発売された、スリムサイズのスロージューサー。
片手で掴めるほどのサイズ感なので、狭いキッチンやわずかなスペースでも置くことができます。
小さいサイズ感でもパワフルなモーターを採用しており、ジューサー以外にも、スムージーやフローズンも作れるスクリューを採用。パワフルながら、静音性にも優れているので、朝や夜でも安心してお使いいただけます。
また、小さなリンゴ程度のサイズなら、丸ごと投入できる大きな食材投入口なのも嬉しいポイント。

濃厚ジュースも含めて3つの食感を楽しめる
従来タイプのさらさらなジュースを楽しめる「さらさらフィルター」のほか、濃厚なとろみと果肉感のあるあらごしジュースを楽しめる「あらごしフィルター」、さらにフローズンスイーツを楽しめる「フローズンアタッチメント」が付属しています。
回転数は毎分約45回転です。スロージューサーならではのさらさらジュースだけでなく、果肉を楽しんだり、食物繊維を摂ったりしたいという人におすすめです。
野菜や果物をまるごと入れるだけ
従来の野菜や果実をカットする工程がいらず、まるごとメガホッパーに投入してスイッチをオンするだけで美味しくてヘルシーなジュースが完成します。
手入れがしやすい樹脂製の網目のない搾汁フィルターを採用しているので、搾りかすは最低限しか出ず、手早く簡単に洗い流せます。
組み立て方法もシンプルなので、忙しい朝でも毎日続けられます。
オリジナルのレシピブックが付属しており、ジュース以外のレシピも掲載されているので飽きずに楽しめそうです。
サイズも価格もコンパクトなスロージューサー
従来のスロージューサーと比較しても、とてもコンパクトで軽量な商品です。
収納に場所を取らないのはもちろん、出したままにしていてもおしゃれで邪魔になりません。
小型ながら性能はしっかりしており、石臼式の低速スクリューを採用。時間をかけて圧搾を行うおかげで余分な熱を発生させず、栄養素が壊れにくい仕組みです。
果汁のみだけでなく搾りカスも料理に使いやすいように、専用排出口が設けられているサステナブルな商品です。
シンプル構造で洗浄がより簡単に
果物や野菜をまるごと入れられる大きな投入口が魅力的な、クビンスのスロージューサーです。
クビンスのエントリーモデルJSG-821に対し、こちらは、冷凍フルーツや野菜にも対応している、フローズンデザートストレーナーを標準装備しているのが特徴。
ジューサー、スムージーメーカー、フローズンデザートメーカーの1台3役をこなす、大ヒットモデルです。
また、ドラムの底面にあったシリコンキャップがドラムと一体化し、洗浄がより簡単になったのもポイント。洗浄回転ブラシが付属していて、面倒なストレーナーの洗浄も簡単です。

コストパフォーマンスの高さが圧倒的
ジュース用アタッチメントとして、さらさらジュースを楽しめる「細メッシュフィルター」に加えて、果肉感を残したジュースを楽しめる「粗メッシュフィルター」、さらにフローズン用アタッチメントが付属します。
スクリューとフィルターに加え、ワイパーリングも洗う必要があるため、手入れの手間が少しかかるタイプではありますが、低価格でとてもコストパフォーマンスのいいモデルです。

作りがシンプルで手入れも簡単
毎分約50回転のスロージューサーです。ジュース用フィルターに加え、フローズン用フィルターも付属しているので、フローズンスイーツも楽しめます。
フィルターが他社のモデルにくらべて小さいため、手入れをしやすいのがうれしい点です。
作りがしっかりしていて高級感がある割には、比較的低価格でコストパフォーマンスがいいのも魅力です。
卓上サイズのスロージューサー
大型サイズで置き場所に悩んでいる方におすすめの、携帯できる充電式のスロージューサーです。
卓上サイズなので場所を取らず、軽量なので持ち運びも楽々です。カップの裏底には滑り止めが付いているので、どんな場所でも作業がしやすいです。
絞った後はそのままカップとして使用できるので、移し替える必要がなく洗い物が増えません。
搾りかすカップの中身を捨てて専用ブラシで洗うだけなので、お手入れも簡単です。野菜や果物不足を感じていても、これが一つあれば手軽に栄養補給できそうです。
クビンズ『サイレントジューサー(JSG-120R)』
静音性に優れて1台で3役のマルチなジューサー
従来製品と比較して静かで振動が少ないので、早朝や夜でも気にせず使えます。
また静音性が優れているだけでなく、熱が発生しにくいので栄養素が壊れにくく、果物や野菜本来の味と香りを楽しめます。
ストレーナーを交換するだけで、ジュース・フローズンデザート・スムージーの3種類を作れます。
水を流し入れながら回転させるだけで繊維質を取り除けるので、お手入れが簡単に行えます。トラム部分は安全性に配慮されているのも嬉しいポイントです。
大きな野菜や果物もそのまま投入できる
クビンスの発売するスロージューサーのプレミアムモデルの製品です。最大の特徴が82mmのワイドサイズの投入口。
リンゴなどの大きめの素材でも細かく切って投入する手間をはぶき、そのまま投入可能。
素材をそのまま投入することで栄養分の損失もおさえられるため、素材そのもののおいしさを活かしたジュースができるのです。
排出キャップを閉じ、水を注いでマシーンを作動させるだけで、1分間で簡単洗浄ができるという、お手入れのしやすさも大きな魅力です。
ヒューロムの最新フルパッケージモデル
独自の「ひねり」が刻まれたダブルスクリューが、食材の細胞をほとんど破壊することなく、両手でギュッと搾るように強くやさしくジュースを抽出。
1972年創業、スロージューサーのパイオニアであるHUROM(ヒューロム)の、すべてのアクセサリーが付属したフルパッケージモデルです。
耐久性に富むステンレスボディを採用。通常の細目のストレーナーのほかに、粗目のスムージーストレーナーと、氷に対応するフローズンストレーナーが付属しています。
さらさらしたジュースのほかに、野菜の食感を残したスムージーやスープ、フローズンドリンクにも対応。1回に450mlのスロージュースが搾れるアルファドラム仕様です。
お手入れ時には各パーツを洗浄したあとに、専用の乾燥スタンドを使って省スペースで乾燥させておけるのもうれしいポイントです。
しぼりカスがたまったパーツは丸洗い可能
ゼンケンから発売されているスロージューサーは、野菜や果物をしぼったカスが内部で散らばらず、専用カップに収納されます。
お掃除だけでなくしぼったカスを調理などに使えるのも魅力です。
スクリューとノズル、ストレーナーなどのパーツはかんたんに分解して水洗いが可能です。カッターに刃を使用していないため、安全かつかんたんに使用後のお手入れができます。
ジュースからミンチ・パスタまでマルチに活躍!
プロ仕様の万能ジューサー。これ1台でジュース作りだけでなく、ミンチ・離乳食・パスタ作りまでマルチに活躍してくれます。
強靭なモーターの力で、普通のスロージューサーでは調理できなかったかたい食材もOK。
19種類とパーツは多めですが、すべてのパーツを本体内にコンパクトに収納可能。モーターは業務用から家庭用にモデルチェンジしているため、パワーで食材に負けることはないでしょう。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする スロージューサーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのスロージューサーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
スロージューサーのレシピ本
おすすめレシピブックをご紹介します。
せっかくスロージューサーを買うなら、さまざまな食材でジュースを楽しみたいですよね! 専門店のレシピを参考に、美味しくて健康的なコールドプレスジュースを楽しんでください。
東京・白金台に店舗を構える「ELLE café」が手掛ける、コールドプレスジュースのレシピブック。目的別のレシピやジュースクレンズの方法なども掲載しています。
【Q&A】スロージューサーに関する疑問を解消
スロージューサーについて、よくある疑問にお答えします。
運転時に発生する音の大きさは?

ジューサー(高速・スロー)はスクリューが野菜や果物をすり潰す音は聞こえますが、ほかの部屋にいる家族が目を覚ますようなレベルではありません。
これまでミキサーを使っていたという人は、運転音の静かさに驚くかもしれません。硬い野菜や果物でも、運転音は静かです。
ただし、なかには音が気になる製品もあります。製品によっては運転音のレベル(デシベル)が記載されているものがあるので、ぜひチェックしてみてください。
50~60デシベル程度(通常の会話やクーラーの室外機程度)であれば、気になるレベルではないため、目安にするとよいでしょう。
お手入れはどうやってするの?

取扱説明書のお手入れ方法にしたがって各パーツを分解、スポンジなどの本体を傷つけない材質のものを使って水洗いしてください。
フィルターパッキンなど目詰まりしやすいパーツは、付属の専用ブラシを使って水洗いをしましょう。また、パーツによっては食器洗い機でも洗浄可能ですが、プッシャーなど材質によっては不可のパーツもあります。
事前に商品の販売ページやメーカーサイトでお手入れ方法を確認しておくと安心です。洗いやすいものを選んでみましょう。
作り置きの保存期間は?

スロージューサーで作ったジュースの保存期間は1日以内、できれば6時間ほどで飲みきったほうがいいでしょう。
フレッシュなおいしさを味わうなら、やはり作りたての早いタイミングで飲むのがおすすめです。
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スロージューサーにもたくさんの製品があり、仕上がりやジュースの味が違ってきます。付属のアタッチメントが充実している製品は、それぞれに違った味を楽しめるのでメリットとなるでしょう。
絞り方ひとつにしても、スクリュータイプや刃で細かく刻むなどさまざまな方式があります。一番いいのは家電量販店などで実際に試してみることですが、すべての製品でできるわけではないので、こちらの情報を参考にして商品を選んでみましょう。
作りたいメニューやお手入れのしやすさで選べる商品もぜひ参考にしてくださいね。
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