ジューサー・ミキサーの違いとは? タイプごとの特徴を解説!
「ジューサー」とひと口にいっても、パワージューサーやスロージューサー、ミキサーなどさまざまな種類がありますよね。その違いとは一体何でしょうか?
まずは、それぞれのメリットやデメリットをご紹介します。ご自身の用途に合ったタイプを確認してみましょう!
仕上がりの早さを求めるならパワージューサー
パワージューサーは高速ジューサーとも呼ばれます。カットした食材を投入すると高速回転するカッターで擦り下ろし、遠心分離で搾りカスを取り除いて水分と分けます。
メリットはできあがりのスピードが早いこと。忙しい朝、手早くジュースを作りたい方におすすめです。デメリットは、スロージューサーとくらべると音が大きいことと、カッターの摩擦熱により素材が酸化しやすくなり、栄養や酵素が多少失われてしまう点です。
栄養や酵素をキープしたいならスロージューサー
低速ジューサーとも呼ばれるスロージューサーは、パワージューサーとくらべると高価なものが多いです。食材をじっくりゆっくりすりつぶすため、素材を傷めずに栄養素や酵素が壊れない100%ジュースを作れるのが特徴です。
音は静かですが、パワージューサーとくらべるとできあがりまでに時間がかかります。一杯のジュースにたくさんの材料が必要ですが、栄養価の高いジュースを飲みたい方にはおすすめです。
食べ物や氷を丸ごと砕きたいならミキサー
ミキサーはプロペラカッターで食材をこまかく切り刻む調理器具です。ミキサーのメリットは氷や冷凍食品、粘り気のあるバナナやアボカドなど、どんな食材でも混ぜられることです。ドロッとした飲み口が特徴で、食物繊維を取りたいときや、スムージーなどを作りたい場合はミキサーを使うといいでしょう。構造もかんたんでお手入れがしやすく、リーズナブルなものが多いです。
デメリットはジュースが変色しやすいこと、刃の摩擦熱によりビタミンなどの一部栄養素が失われやすくなることです。
パワージューサーの選び方
ここからはパワージューサーの選び方のポイントを4つ紹介します。
投入口の大きさ
かんたんに素早くジュースを作るためには、投入口は広い方が便利です。投入口が狭いと、食材をこまかくカットしなければいけないので手間や時間がかかります。
投入口が広ければ、にんじんならそのまま入れられたり、りんごでも4分の1で入れられたりするので毎日のジュース作りが快適になりますよ。
使える材料
ジューサーはミキサーのようにどんな食材を入れてもいいというわけではありません。バナナや桃、イチゴなど粘り気のある食材や、繊維質の多いもの、大豆などの水分が少ない食材は入れることができません。製品によって調理できない材料が違うので、あらかじめ作りたい材料が対応しているか確認しておきましょう。
お手入れのしやすさ
ジューサーは上ぶた、搾りカス受け、中容器、カッターフィルターなど、いくつかのパーツに分かれます。使用後はそれらを分解して洗う必要があるので、できるだけパーツが少なく、洗いやすいものを選んだ方が使いやすいでしょう。また、ジューサーの搾りカスは毎回掃除する必要があります。搾りカスを捨てやすい構造かどうかもチェックしておきましょう。
サイズ感
パワージューサーの大きさは製品にもよりますが、幅26×奥行29×高さ23cmくらいが一般的なサイズです。重さは4~5kgあるので、毎日キッチン棚にしまうのはたいへん。
多くのご家庭ではキッチンに置くことになるため、事前に寸法を確認して置き場所を決めておくといいでしょう。
ジューサーの選び方のコツ フードコーディネーターより
フードコーディネーター
「フレッシュジュースを作りたい! 」そんな願いをかなえてくれるジューサーには、時短重視のパワージューサー(高速)と栄養価重視のスロージューサー(低速)の2タイプがあります。今回、おすすめのパワージューサーはモーニングタイムにぴったり!
短時間で口あたりよいジュースが搾れます。選ぶ際には、「投入口の大きさ」「使い勝手のよさ」「設置・収納スペースに合うサイズ」を確認しましょう。
「パワージューサー」のおすすめ商品の比較一覧表
【高品質】パワージューサーおすすめ5選 10,000円~40,000円台
ここからはおすすめのパワージューサーを価格帯別にご紹介していきます。
お値段はちょっと高いけど、そのぶんクオリティも高めなパワージューサーからご紹介! 毎日の健康を考えて、よりよいものを選びたいですね。
フードコーディネーター
パナソニック『MJ-H200』はパワージューサーの中では静音設計に配慮された商品です。一体化されたシンプルな構造は使いやすく、一度にたっぷりのジュースが抽出できるのもうれしいポイント。パーツが少ないのもお手入れがしやすく便利です。

【低価格】パワージューサーおすすめ5選 4,000円~10,000円台
つづいては、低価格でコスパのよい商品をピックアップしました! 手軽に使いたいという方は必見です!
フードコーディネーター
テスコム『TJ112』はコンパクトサイズながら、投入口の大きさはしっかり確保。スピードが選べる2速モーターを搭載し、食材に応じて回転速度を選べます。やや音は大きめですが、リーズナブルな価格はジューサー初心者にもおすすめです。

フードコーディネーター
コイズミ『KMJ-0500/G』はキッチンが明るく見えるフレッシュなカラーとコンパクトなデザインが魅力。大きな投入口で使いやすく、使用後のお手入れもかんたん。分解、組み立てが容易なので、付属の専用ブラシできれいに洗浄でき、衛生的です。

通販サイトの最新人気ランキングを参考にする パワージューサーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのパワージューサーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
いろんなジューサー・ミキサーを紹介しています! 【関連記事】
ハイパワージューサーの選び方をおさらい!
1、投入口は大きい方が便利
2、調理できる材料は製品によって変わるため、購入前にしっかりとチェック
3、パーツ点数が少ないなど、お手入れのしやすさも重要なポイント
4、設置スペースに収まるかサイズ感を確認
ご自宅で気軽に作れるジューサーは、野菜不足を気軽に解消できる便利な調理家電です。生ジュースを飲んで、健康的な生活を送ってくださいね。
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日本フードコーディネーター協会常任理事。 2000年よりフードコーディネーターとしての仕事をスタート。 商品開発、レシピ開発、スタイリング・撮影、食イベントの企画運営、講演会講師、料理教室講師など、食に関する業務に広く携わり、「食の楽しさと大切さ」を伝えています。 新しいもの、便利なものを取り入れながら、古き良きもの、伝統的な食文化も重んじるのが私のスタイル。 ここでは、豊かなフードライフスタイルの実現に役立つ提案を行っていきたいと思っています。