水彩色鉛筆とは? 子供から大人まで楽しめる! 表現力で作品の幅が広がる
水彩色鉛筆とは、ひとことで言うと「水で溶ける色鉛筆」のこと。見た目は普通の色鉛筆ですが、色を塗った部分に水を一滴垂らすとパッと色彩が広がり、まるで水彩絵の具のような色味に仕上げることができます。
色鉛筆だけでは出すことができないようなタッチや技法が楽しめるので、子供から大人まで、初心者からプロまで楽しむことができます。もちろん、普通の色鉛筆としても使えます。水彩画風の絵手紙を描いたり、最近人気の大人の塗り絵を水彩画タッチで仕上げていくのも素敵です。
塗り絵をやるもよし、水を使って表現を楽しむもよしの万能色鉛筆です。
水彩色鉛筆の選び方 初心者も必見!
まずは、水彩色鉛筆の選び方をみていきましょう。初心者でも、ここで紹介するポイントをおさえればお気に入りが見つかりますよ!
描きたいタッチで「芯の硬さ」を選ぶ
水彩色鉛筆を選ぶときは、まずは芯の硬さから選んでいきましょう。水彩色鉛筆のような特殊色鉛筆には、軟質・中硬質・硬質と3つに分類されます。目安となる硬度記号とともに、それぞれの特徴と向いている塗り方や技法について解説しましょう。
硬質(B~2B)|こまかい描写・鉛筆の質感を楽しめる
【特徴】
●色鉛筆の質感を残しつつ水彩画風に仕上げることができる
●芯の減りがおそいのでコスパが高い
【向いている作品】
●線密描写のイラスト、デッサン
●大人の塗り絵
●中軟質・軟質に比べると水に溶けにくいものもあるので注意
【こんな人におすすめ】
●色鉛筆の塗り方や技法をマスターして、少し違ったタッチに挑戦したい方
●線画に向いているため、子供よりもやや大人向き
こまかい箇所を塗る大人の塗り絵や線画などにはおすすめですが、反対に広い面を塗るような作品には向いていません。
中硬質(5B~6B)|幅広い表現が可能
【特徴】
●直接紙に描いたり、水筆で直接色を取ったりと幅広い技法を楽しめる
●硬質より水に溶けやすい
●色鉛筆と水彩画の両方のタッチを描ける
●求めやすい価格帯
【向いている作品】
●イラスト、デッサン全般
●塗り絵
【こんな人におすすめ】
●色鉛筆と水彩絵の具、どちらとしても使いたい方
●芯が硬すぎず、未就学児にも使いやすい
硬質より水に溶けやすく、軟質よりはっきりとしたタッチで線を描けるいいとこどりが魅力の硬さです。
軟質(10B)|やわらかく使いやすい・色鉛筆ならではの風合い
【特徴】
●ガラスや金属、プラスチックなど紙以外のかたい面に描けるため、工業用にも活躍
●硬質より水に溶けやすい
●色鉛筆と水彩画の両方のタッチを描ける
●太くてナチュラル感のあるラインが描ける
【向いている作品】
●塗り絵
●絵葉書
【こんな人におすすめ】
●色鉛筆と水彩絵の具、どちらとしても使いたい方
●筆圧が弱くても描けるため、小さな子どもにも
やわらかい芯を守るため太い作りになっていて、こまかいところを塗るのには適していません。その分、太くてナチュラル感なラインが描けます。
用途にあわせて「色数」を選ぶ
水彩色鉛筆を選ぶにあたり、つぎに重要なのは「セット本数」。12色・24色・36色・120色などさまざまなセットが販売されていますが、どのくらいの色数が使い勝手がよいのか迷いますよね。色数は、描きたい作品と、自分の絵画レベル(難易度)で選んでいきましょう。
基本の色は「12色」でそろう
小学校でも使っていたのが、この12色セット。赤や青、緑、黄色などはもちろん、うすだいだい色、黒色なども含む基本の色数です。基本の12色さえあれば、色の濃淡は筆圧で調整することができます。
ただし、少ない色数でさまざまな濃淡を出すのは、少しテクニックがいる技法。初心者にとっては難しく感じるかもしれません。シンプルな色使いのみでイラストを描きたい方や、基本の色があれば十分に楽しめる子供用の塗り絵などにはぴったりです。
迷ったときは「24色・36色セット」を選ぼう
基本の12色セットに、色の濃淡の種類がプラスされたのが24色・36色セットです。水彩色鉛筆セットを選ぶときに、何色セットを選べばいいのか迷ったら24色か36色を選ぶのがおすすめ!12色セットは、はじめて使う方にとっては、色数が少なく使いにくく感じることもあります。
24色ならある程度の色味がそろっていて、36色になると同系色で明度の異なる色も入っています。水彩色鉛筆は絵の具のように微妙な色合いを出すのが難しいため、色数がそろっているものを選ぶと比較的使いやすいです。初心者さんにもおすすめですよ!
「120色」セットはイラストの表現がさらに広がる
水彩色鉛筆の商品のなかには、120色セットなど100色以上がズラリと並んだセット商品もあります。絵を描いたり色を塗るとき、ひとつの色で濃淡を調整して重ねるよりも、単色を重ねていく方が仕上がりがきれいになります。
また、色数が多い商品は大人の塗り絵にもおすすめ。塗る箇所がこまかくたくさんあるので、微妙な色の違いが出てキレイな作品に仕上げてくれます。
「単色」でバラ売りされているか事前チェックしておこう
水彩色鉛筆を選ぶときは、セット売り以外に単色でも購入できると便利です。個人差がありますが、好きな色やよく使う色だけ減りが早くなってしまうもの。色名が同じでもメーカーが違うと発色が違うこともあるため、同じメーカーの単色を選んだほうがいいでしょう。
画材用品を展開する大手メーカーの商品ならセット以外に単色で販売していることも多いため、事前にチェックしてみてください。
持ちやすい「軸形状」を選ぶ
水彩色鉛筆の軸形状には六角形、丸軸、三角形の商品が多く展開しています。どの形状が持ちやすいかは個人差がありますが、六角形と丸軸の色鉛筆は、鉛筆を持つ人差し指、親指、中指の3本指が軸にしっかりと触れていると安定して持つことができます。
三角形の軸は、子供にもおすすめ。子供向けの鉛筆では、三角形の軸が正しい持ち方を学べるとされています。色鉛筆デビューの子供にもおすすめの形状です!
使うシーン合わせて「ケース」を選ぶ
【ケースのおもな種類】
●布
●缶
●筒状の紙
●木箱
色数や芯の硬さが選べたら、ケースにもこだわってみましょう。ケースは、使うシーンを思い浮かべて選んでいきましょう。
屋外でスケッチを楽しみたい方は、携帯しやすいケースに入っているものを選んで。色みを確認しやすい平型の缶入りや、立てて置ける筒型のケースも人気です。おしゃれな木箱ケースは、持っているだけでも気分があがります。絵画が趣味の方やプレゼントにもおすすめです。水筆やスポンジなども持ち運ぶなら、荷物の量も考慮してケースを選んでみてください。
なお、ケースは商品の価格も左右します。木箱は比較的値段が高く、紙・缶は安い商品が多いです。価格とのバランスも考えて選んでいくといいですよ。
おすすめの人気メーカーはこの3つ! ステッドラー・ファーバーカステル・三菱鉛筆は定番中の定番
今やダイソーやセリアなど100均でも買える水彩色鉛筆ですが、人気のブランドはやっぱり品質も優秀。プロにも愛用者が多い、ステッドラー、ファーバーカステル、三菱鉛筆の3つの人気ブランド(メーカー)を紹介していきます!
ステッドラー(STAEDTLER)
ステッドラー 色鉛筆 カラトアクェレル 水彩色鉛筆 36色 125 M36
ステッドラーは、文具や製図用品、画材を取扱うドイツの文具メーカー。2歳から使えるジュニア色鉛筆『Noris junior』など、幼児期から使える商品も人気です。
ステッドラー独自の三角形状を採用した柄は、すべらず手によくフィットします。鮮やかな発色とソフトな書き心地が魅力です。
ファーバーカステル(FABER-CASTELL)
ファーバーカステル カラーグリップ水彩色鉛筆 48色(缶入) アクセサリー付 112448
鉛筆といえばファーバーカステルといっても過言ではないほど、歴史ある鉛筆メーカー。色鉛筆のラインナップも豊富で、子供や学生、プロアーティスト向けの商品まで数多くそろえています。水彩色鉛筆もその品質は確かで、色彩の鮮やかさと水彩画のような表現を両立させています。プロにもファンが多いファーバーの色鉛筆は、入学祝いなどプレゼントにもおすすめです。
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三菱鉛筆 水彩色鉛筆 ユニウォーターカラー 24色 UWC24C
三菱鉛筆は、日本を代表する文房具メーカー。『uni』シリーズのボールペンやシャープペンシルは誰もが一度は手にしたことがあるのではないでしょうか。そんな三菱鉛筆の水彩色鉛筆は、教育機関でも採用されているところも多く、幼児期から使う色鉛筆としてもおすすめです。
塗り絵デビューにぴったりの12色セットや、プロ向けの100色セットまでさまざまなラインナップです。
水彩色鉛筆のおすすめ10選|12・24・36・48色セット 定番のステッドラーやファーバーカステルも!
初心者でも使いやすい基本の色がそろったタイプ。迷ったら36色がおすすめ!使いやすい水彩色鉛筆の条件は、発色のよさ・水に溶けやすいこと・持ちやすいこと。
ブランド品は比較的値段が高くなりますが、ノンブランドの商品でも使いやすい商品がたくさんあります。コスパが高い商品も多数紹介していきますよ!
STAEDTLER(ステッドラー)『カラト アクェレル水彩色鉛筆36色セット』







耐光性あり! 長く作品を楽しめます
ドイツの文房具ブランド「ステッドラー」の水彩色鉛筆。36色と初心者にも使いやすい色みがそろっています。芯はやわらかく、なめらかな描き心地が特長です。また、発色にもすぐれているため、筆をのせたときに色がうすくなることもありません。
耐光性もあるため、描いたときの色彩を長期間たもちます。趣味で描いたイラストを飾って楽しみたい方にぴったりの商品です。

塗り絵に使いやすい! お試しサイズ
持ち運びやすいコンパクトなケース入りの水彩色鉛筆です。削り器と水筆もセットになっているので便利。ベーシック、ライト、ネイチャーとトーン別でセットになっています。1セットあたりお求めやすい価格も魅力的。
通常の色鉛筆の長さよりも短く使い切りやすいため、試しに使ってみたい人にもおすすめです。
スケッチが楽しくなるなめらかな描き心地
世界ではじめて鉛筆を製造、販売したドイツの筆記具メーカー「ファーバーカステル」の水彩色鉛筆です。色鮮やかな24色の水彩色鉛筆のほかに、筆と水を入れるカップがセットになっています。伝統を感じさせるクラシックなデザインの丸缶に入っており、持ち運びにも便利です。
やわらかな書き味にもかかわらず、芯が折れにくいのが特長で、直線も曲線もすらすらと描けます。はじめて水彩色鉛筆にチャレンジする方にもおすすめです。

やわらかくなめらかに描ける
ドイツの文具メーカー「ステッドラー」の水彩色鉛筆。人間工学にもとづいて作られた三角軸が特長で、しっかりと持つことができます。芯にはコーティングがほどこされているため、筆圧が強い方でもなめらかに描くことが可能です。落としても折れにくいので子ども用にもぴったり。
ケースはペンスタンドとしても使えます。取り出しやすいのでデスクのうえでも使いやすいです。
握りやすい! ソフトグリップつきの三角軸
子ども向けに作られたRED-rangeシリーズの水彩色鉛筆。三角軸にドット状のグリップ加工と顔料を多めに使用した水に溶けやすい芯が特徴です。描き心地もなめらかなので、強い力を入れなくても描くことが可能です。
長時間没頭していても手の疲れを感じにくいので、大人向けの塗り絵用にもおすすめ。軸の上部には名前スペースがついており、学校用としても使えます。
本格的なスケッチに! 品質のよい水彩色鉛筆
世界的にも名の知れているスイスの高級筆記具メーカー「カランダッシュ」。こちらは、20色の水彩色鉛筆がセットになった商品です。
鮮やかで美しい発色と、水でぼかしたときの濁りのない透明性が魅力で、思い描いたイメージをそのまま表現することができます。折れにくい直径3.8mmの芯を採用しており、描き心地も良好です。本格的に絵やデザインに取り組みたい方にぴったりな水彩色鉛筆といえるでしょう。

布地に描ける! 耐久性にすぐれた水彩色鉛筆
イギリスの鉛筆・色鉛筆ブランド「ダーウェント」の水彩色鉛筆です。水に溶かすと透明感のある鮮やかな発色が特長で、乾いたら重ね塗りも楽しめるため、奥行きのあるイラストを描けます。
また、こちらの商品は乾くと色落ちがしにくい特長もあり、シルクやコットンなどの布地にも描くことが可能です。布地に描くときは芯を溶かしてインクのようにしてから描いてください。同ブランドでは水筆も取り扱っています。
鉛筆のように描ける水彩色鉛筆
ドイツの筆記用具ブランド「スタビロ」の硬質芯の水彩色鉛筆。書き味は通常の鉛筆とほとんど変わらず、こまかい描写が可能です。ミラノのデザイン大学でも使われているほど鮮やかな発色が魅力。近年、流行っている大人向けの塗り絵にも適しています。
こちらの商品は使いやすい24色がそろっていますが、追加で12色の単品購入も可能です。
たくさんのアーティストから愛されている商品
ドイツの巨匠アルブレヒト・デューラーの名を冠する水彩色鉛筆と合成皮革製のロールペンケースのセット商品です。太芯なので広い面積を塗るのに適しています。
使いやすい18色入りで、ロールペンケースには水筆も一緒に収納できます。くるくると巻いてカバンに入れて持ち運べるので便利です。見た目がおしゃれなのもポイント。屋外スケッチを楽しみたい方へのギフトにも喜ばれるでしょう。
巨匠の名をもつ水彩色鉛筆
オランダの王室から認められた画材メーカー「ロイヤルターレンス」の商品。偉大な芸術家の名称の水彩色鉛筆は発色のよさ、耐久性、耐光性など絵描きにとって魅力的な機能を備えている水彩色鉛筆です。
軸木にはシダー材を使用し、木のぬくもりも感じられます。全60色とすべての色がそろっているため、趣味でイラストを描いている方へのギフトにも。
水彩色鉛筆のおすすめ4選|120色セット
つづいて、たっぷり120色がセットになった人気の商品をご紹介していきます!
木箱入りで高級感のある佇まい
ドイツの筆記具メーカー「ファーバーカステル」の豪華なセット商品。2段の木箱に、120色の水彩色鉛筆がグラデーションを描くように美しく並んでいます。
純度の高い顔料を使用することで、鮮やかな発色とすぐれた耐光性を実現。水によく溶け、にじみやぼかしも自在に表現できるため、まるで本物の水彩画のような仕上がりが楽しめます。
鮮やかな発色で重ね塗りも思いのままに
120色の多彩なカラーがそろう水彩色鉛筆のセット。鮮明な発色で色づきがよく、重ね塗りや混色もきれいに表現できます。色鉛筆の鮮やかなタッチと、水彩画の淡くにじんだタッチの両方を楽しめるのがメリットです。
なめらかな描き心地で扱いやすく、大人だけでなく、子ども用にも適しています。クリスマスや誕生日の贈りものにもぴったりです。
鉛筆からツールまで充実のラインナップ!
いろいろな種類の鉛筆がそろう商品で、36色の水彩色鉛筆のほかに、油性色鉛筆、メタリック色鉛筆、チャコール鉛筆、スケッチ鉛筆が入っています。これひとつで、デッサンやイラスト、絵画など多彩な表現を楽しめるのが魅力です。
付属品も充実しており、水彩ブラシやスケッチパッドから、削り器、カッターナイフ、紙やすりといった便利なツールまで、合計123点がセットになっています。
『色鉛筆水彩 120色セット』
贈りものにもぴったりな美しいパッケージ
美しいパッケージデザインで、贈りものにも適した商品。パッケージには、淡い色調でユニコーンが描かれています。120色の水彩色鉛筆は六角軸で持ちやすく、描き心地もなめらかです。スムーズな描画を楽しむことができます。
削り器がセットになっているのもうれしいポイント。収納ケースにすっきり収まる仕様で、使わないときはスマートに片づけられます。
水彩色鉛筆のおすすめ6選|子供にぴったり
さいごに、水彩色鉛筆デビューの子供におすすめの商品をご紹介していきます!
握りやすくて描きやすい!
子どもが使うことを考えて作られた、ドイツ製の水彩色鉛筆セットです。スタンダードな12色が入っています。子どもの少ない力でも握りやすいように、三角グリップを採用。グリップにつけられた丸いくぼみが、親指、人差し指、中指、それぞれの指を正しい位置へ導きます。
3種類のタッチで描けるのも特長で、やさしく描くと「色鉛筆タッチ」、しっかり描くと「クレヨンタッチ」、水筆でなぞると「水彩タッチ」が楽しめます。
ガラス窓や鏡にも描けて、かんたんに落とせる!
これ1本で、色鉛筆、水彩色鉛筆、クレヨンにもなる楽しい商品。小さな子どもでも扱いやすいように、太めの軸とやわらかい芯を採用しています。ヨーロッパの安全基準(CE)に適合しており、有害物質を含んでいません。
紙だけでなく、ガラス窓や鏡、タイルにも描けて、落とすのもかんたん。濡れた布でこするだけできれいに落ちるので、子どもの落書きに悩む方にもぴったりです。こちらは単品販売となっており、好きな色を自由に選べます。
汚れを気にせず描くことに没頭できる
太い丸軸で握りやすい「スタビロ」の水彩色鉛筆は色鉛筆とクレヨンの1本で3役こなせるすぐれもの。芯はやわらかく、ガラスにも描くことができます。もちろん描いたあとは、水拭きで落とすことが可能です。
「紙以外の場所に描いちゃダメ! 」と汚れが気になる親御さんも、この水彩色鉛筆なら親子ともにストレスなくお絵かきを楽しめます。見た目がかわいいのでおしゃれな文房具が好きな方へのギフトにも喜ばれるでしょう。
太くてやわらかいタッチで描ける
軟質芯の水彩色鉛筆『水性ダーマトグラフ』は、ガラスや金属、プラスチックなどに描けます。描いた線は水で消せるのが魅力的。芯がやわらかいため、軸は紙で巻いてあります。芯が短くなったら、側面にある糸を引いて紙をやぶり、剥くようにめくって芯をだします。
色展開は8色と少ないのですが、単色でガラスなどに自由な線画などを描くのにぴったりです。
気分に合わせて色選びを楽しめる
ぺんてるの『水彩スティック』は水筆がついているので、描きながら水彩画風のタッチをくわえることができます。絵日記や絵手紙などを描くときに便利です。
カラフルな色を集めたカクテルミックス、シックな色みのミッドナイトミックス、発色がきれいなスタンダードミックスなど全部で5商品展開。それぞれ12色が入っているのでお好みのニュアンスカラーを選んでみてください。
気軽に水彩画風タッチを楽しめるセット商品
使いやすい24色セットの水彩色鉛筆です。筆や水入れ、削り器など必要な用具が入っているので屋外でも使えます。もし汚れてしまってもPVCケース入りなのでサッとふき取ることが可能です。
シックなデザインなので入学祝いやギフトにも喜ばれるでしょう。水彩画を気軽にはじめたい方にもぴったりの商品。単色を追加で購入することもできます。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 水彩色鉛筆の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での水彩色鉛筆の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
水彩色鉛筆のおすすめをエキスパートに聞いてみた 水彩色鉛筆に詳しいプロがアドバイス
色鉛筆と水彩画のタッチが両方楽しめる中硬質
一般的な油性色鉛筆と異なり、水で濡らすと色が溶けて水彩絵の具のようなタッチになる水彩色鉛筆。芯の硬い硬質は製図や線画を描くときに適していますが、広い面は不向きです。広いところはよく水に溶ける軟質のものがベター。
芯の硬さが硬質と軟質の中間に当たる「中硬質」は、水彩画風にも普通の色鉛筆風にも描けます。はじめて水彩色鉛筆にトライする場合は、中軟質を選んでみてはいかがでしょうか。
水彩色鉛筆の基本の使い方は?
【基本的な使い方を3つご紹介!】
■描いてからぼかす方法
(1)乾いた紙のうえに水彩色鉛筆で直接線を描いたり色をのせていく
(2)水に濡らした筆を使い、色のうえをちょんちょんとぼかしていく
■水を垂らしてから色をのせていく方法
(1)水で濡らした筆で、乾いた紙に水を数滴垂らしていく
(2)必要な部分に色鉛筆でちょんちょんと色をのせていく
(3)乾く前に筆でさらに色をぼかしていく
■色鉛筆から筆で色を取る方法
(1)色鉛筆の芯から直接筆で色をとる
(2)パレットにとって色を混ぜたり濃淡を調節する
(3)パレットから色をとって紙に塗っていく
色の薄さを出したいときは、1つめの方法(描いてから水で伸ばす方法)で描くとムラができやすくなります。色を薄く表現したいときは、2つめの方法のように描くのがキレイに描くコツです!
気になる!水彩色鉛筆のQ&A
購入前に知っておきたいこまかな疑問をここで解決!
水彩画をはじめるには、色鉛筆以外になにを用意する?
●デッサン紙
●筆
●パレット
この3つを用意して、早速水彩画をはじめていきましょう!
サクラクレパス『画筆 ネオセブロン 丸型 3本セット 筆筒入り』
小学生から大人まで使える、サクラクレパスの画材用筆セット。太さが違う基本の3本が入っています。コシがあり、絵画に使いやすい筆です。
>> Amazonで詳細を見る水彩画がうまく描けるようになるコツは?
うえで紹介した基本の技法を使って早速チャレンジしてみましょう。よりキレイに描くコツを知りたい方は、基本やコツが詰まった本を1冊購入することをおすすめします!
玄光社MOOK『色あそびからはじめる 水彩色鉛筆レッスン帖』
初心者さんにもおすすめの基本が詰まった1冊。かわいらしくて癒されるイラストは、まさに水彩色鉛筆だからこそだせる風合い。四季をテーマに、水彩画が上手に描けるコツをたっぷりとレクチャーしてくれる本です。
>> Amazonで詳細を見る水彩色鉛筆には使用期限がある?
水彩色鉛筆に使用期限はありません。水に溶けやすい・溶けにくいという特徴は、商品によるものであることが多く、時間の経過で起こるものではありません。
まとめ|水彩色鉛筆でイラストや塗り絵を楽しもう

Photo by Markus Spiske on Unsplash

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水彩色鉛筆の選び方とおすすめの商品を紹介していきました。
色鉛筆と水彩画の両方の特長を持つ水彩色鉛筆は、多彩な表現が魅力的。メーカーによっては、色みは同じでも発色が違うため、描きたいイラストに合わせて水彩色鉛筆を使い分けてみてもいいでしょう。
この記事で紹介した水彩色鉛筆を選ぶときのポイントをふまえて、自分のイメージする仕上がりを実現できそうな水彩色鉛筆を選んでみてください。
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◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。