「大人の塗り絵」のおすすめ商品の比較一覧表
ハマる人続出! 大人の塗り絵とは?
色を塗って楽しむのは子ども向けの塗り絵と変わりませんが、こまやかな柄が多く、塗る面積が少ないのが「大人の塗り絵」の特徴です。イラストはこまかくても下絵となる線画が描かれているので、誰でも完成度の高い仕上がりの塗り絵が楽しめます。
工夫次第で自分だけの作品に仕上がるのも魅力です。集中してなにかに取り組みたいときなどにも役立つでしょう。
準備:塗り絵と色鉛筆があればOK! 色鉛筆は36色がおすすめ
大人の塗り絵の大きな魅力は、色鉛筆があればすぐにはじめられることです。大人の塗り絵をはじめたいという方は、この記事でお気に入りの塗り絵を探し、色鉛筆を用意しましょう。
これから色鉛筆を用意する方におすすめなのは、36色以上が入った色鉛筆。36色セットなら、基本のカラー以外に中間色が多く入っていて、色選びが楽しくなります。
色鉛筆には、水性と油性がありますが、これは好みで選んでOKです!
大人の塗り絵のおすすめ12選|まずはこの1冊! 四季の風景や花など。
この後に紹介する大人の塗り絵の選び方をふまえた、おすすめの商品をたくさんご紹介していきます。面白そう! やってみたい! と感じる塗り絵があれば、ぜひチャレンジしてみてください。

はっきりした線画や字で、初心者でも塗りやすい!
トマトやナスなどの野菜や身近にある花を中心とした11点の塗り絵図案を掲載した大人の塗り絵です。大きな文字やはっきりとした線画が特徴で、初心者の方にも挑戦しやすいでしょう。
塗りやすい画用紙を使用しており、ミシン目が入っているため切り取りやすくなっています。
塗り絵を楽しみながら色彩の基本も学べる
色選びに必要なまとまりのある配色のコツや動きのある反対色の使い方など、塗り絵をしながら色彩の知識を学べます。ドリル形式になっており、章を進めながら色彩センスを磨けるでしょう。
後半ではテーマに合わせたさまざまな図案で塗り絵が実践できるようになっています。
はじめてでも身近な花の図案がきれいに塗れる
「やさしい大人の塗り絵」のきれいな花編です。チューリップやバラ、ひまわりなどの身近な花をテーマにした塗り絵の図案が11点収録されています。
「野菜と花編」と同じくはっきりとした輪郭になっているため、はじめての人でも塗りやすく、コツを掴んですぐに上達できるでしょう。

おしゃれな北欧図案が魅力的な塗り絵
大人の塗り絵の楽しみの一つに、こまかい模様や植物などの複雑な形のものに色をつけていくことがあります。その点において北欧の図案や意匠は最適です。実際、大人の塗り絵のブームは北欧デザインに引っ張られてきました。
自然物をモチーフにした北欧の図案やデザインの線はシンプルですが、独特の曲線の美しさ、しゃれたムードがあり、とても塗り絵に向いています。細かいけれど繊細すぎず、好きな配色で塗っても仕上がりがキレイなので、塗り絵の楽しさが気軽に味わえます。
自律神経が整うシリーズの塗り絵
自律神経研究の第一人者である小林弘幸先生考案の「自律神経が整うシリーズ」が展開している塗り絵です。この商品の塗り絵をすることで自然に心が落ち着き、自律神経のバランスが整えられるといわれています。
また、繊細なタッチのイラストなので、見ているだけで癒されます。こまかい作業が好きな方向けの塗り絵となっています。
大人の塗り絵のおすすめ9選|癒されるイラスト編 人気のディズニーやかわいい動物など。
続いて癒されるイラストを紹介します。

定番、ミュシャの中でも塗りやすく絵も有名
大人の塗り絵の定番、アルフォンス・ミュシャの絵を使った塗り絵です。ポスターやデザイン集などで活躍した人物だけに、ミュシャの元絵は塗り絵にとても向いています。
また、模様が細かく、塗っていて楽しくなるのもミュシャの塗り絵の魅力です。かなりの数の塗り絵が出ていますがなかでもこの本は塗りやすく、有名な絵を中心にうまくセレクトされている印象です。
裏面にはなにも印刷されていないので、水彩絵の具なども安心して使える点がポイント高めです。
大人の塗り絵のおすすめ9選|集中力アップの上級者編 浮世絵や海など。こまかい本格派。
最後に上級者編を紹介します。


下図が塗り絵に! 日本画家気分を楽しもう
現代に美人画を蘇らせた日本画家・池永康晟画伯の下図を、そのまま塗り絵にした本です。元絵をトレースしたのではなく、画家本人の線で作られた塗り絵なので、ある意味画集のような塗り絵となっています。
巻末には画家本人による塗り方の解説もついています。線が活きているので適当に塗っても雰囲気が出るのが、この塗り絵のよいところ。紙質も塗りやすく、よい紙を使っていて中には折り込みの大きなサイズの塗り絵も収録されています。

はがきになる、『富獄三十六景』の塗り絵
葛飾北斎の『富嶽三十六景』を塗り絵にした本です。切り取ると絵はがきサイズになるものが1ページに2点入っていて、裏はポストカードの体裁になっています。そのため、飾ったり親しい人へ送ったりすることもできます。
ハガキになるように作られているので、紙もしっかりしています。また、1枚の絵がハガキサイズで小さいので、とっつきやすいのが魅力的。
もとが版画である浮世絵なので、丁寧に塗ればそれなりの完成度に仕上がります。大人の塗り絵を始めてみたい人におすすめです。

脳を鍛えられる楽しく魅力的な塗り絵
塗り絵を楽しむことがそのまま脳トレにもなる、画期的な塗り絵です。本書が優れているのは絵自体が魅力的で、色鉛筆でていねいに塗ることで部屋に飾りたくなるような仕上がりになること。脳トレ的なイメージに引っ張られることなく、脳トレの機能をじゅうぶんに備え持っています。
楽しい大人の塗り絵として完成している点が非常にすばらしい一冊です。絵を担当しているのは、SFやファンタジーなど書籍の表紙などで活躍するYOUCHAN氏。
2017年9月の発売以来好評で、第2弾も2018年9月に発売されています。好みの塗り絵を選べることはもちろん、両方楽しむこともできます。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 大人の塗り絵の売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでの大人の塗り絵の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
大人の塗り絵の選び方
それでは、大人の塗り絵の選び方をみていきましょう!
レベルに応じた絵柄を選ぼう
初心者も上級者も、自分のレベルに応じた柄を選ぶと楽しさが増します。
初心者|シンプルな絵柄がおすすめ
大人の塗り絵がはじめてという方は、塗る面積が少ないシンプルな絵柄から選んでみるといいでしょう。大人の塗り絵で初心者でも比較的仕上がりがキレイなのは、浮世絵や日本画、ポップなイラストのものです。逆に難しいのは元絵が油絵の場合です。
理由は簡単で、浮世絵は版画なので色数が少なくても様になりますし、グラデーションや色を混ぜて複雑な味わいを出す表現なども少ないからです。一方油絵は、油彩ならではの独特なタッチの再現が非常に難しいのが特徴です。
もちろん、塗り方で元絵とは全く違う面白さをだすこともできますが、それは上級者向きと言えるでしょう。
>>>初心者は「お手本つき」だと描きやすい ここもチェック!
これまで絵を描いたことがなかったり、塗り絵をあまりしたことがない方は、どんな風に塗ればいいのかわからないという場合もあるでしょう。そういった場合には、お手本が掲載されている塗り絵が適しています。
お手本や塗り方の解説が載っているタイプの塗り絵なら、どの部分をどの色で塗ればいいか、筆圧はどのくらいかなどを参考にできます。
はじめて大人向けの塗り絵に挑戦する方は、お手本つきかどうかチェックしておきましょう。
中級者|モチーフがこまかい柄
大人の塗り絵になれてきた方や、ふだんから塗り絵を楽しんでいるという方は、モチーフがこまかい中級者向けの塗り絵にチャレンジしてみましょう。こまかい柄は、塗り絵に没頭したいというときにも適しています。
使う色も増えるので手ごたえも感じられるでしょう。柄は動物や植物などさまざまなので、自分の好みの絵柄を選んでみてください。
上級者|繊細模様に挑戦
上級者は繊細な柄で絵柄全体が埋められているタイプの塗り絵を選んでみてください。このレベルになるとモチーフと背景が見わけにくくなってくるため、より高い技術が求められます。
色の区別や統一感を自在に演出できるので、完成度の高い塗り絵を作りたいという方にもピッタリです。時間をかけて塗り絵に取り組みたいというときにも適しています。
飾る or コレクション? 用途にあわせて印刷方法を選ぶ
塗り絵が完成したあとの保存方法に合わせた印刷方法を選びましょう。
完成後に飾るなら「片面印刷」を選択
大人の塗り絵の本には、1ページの片面のみに印刷された「片面印刷」になっているタイプと、ページの両面に塗り絵が印刷された「両面印刷」になっているタイプがあります。完成後きれいに家に飾りたいなら、片面印刷のものを選ぶとよいでしょう。
両面印刷の塗り絵を選ぶと、飾ったときに裏側の塗り絵が見えなくなってしまいます。
コレクションをするなら「両面印刷」を
飾らずにコレクションとしてファイリングして保存したいのなら、両面印刷のほうがよいでしょう。たくさん塗り絵を楽しみたい場合も両面印刷が適しています。
アートブックに保存すれば、表と裏の両面から完成した塗り絵を眺めることもできます。ただし、塗り絵をしているときにペンが裏移りしないようにするなどの工夫は必要です。
切り取りやすさや紙質もしっかりとチェック
塗り絵の本は、ページに直接塗るので紙質がとても重要です。また、切り取って塗れるようになっているかも大事なチェックポイント。
もちろん自分でカッターナイフで切り取っても良いのですが、その場合は、切り取りやすくページが大きく開くかどうかをチェックしましょう。切り取れるようになっていると、飾る時も便利です。
紙質は、まず自分が使いたい画材に合っているかを確認しましょう。色鉛筆で塗るならさほど厚手でなくても良いですが、水彩絵の具やマーカーペンを使う場合は、ある程度厚手のしっかりした紙のものを選んでください。
中にはいくつかの紙質のものが混ざった本もあり、書き味の違いが楽しめます。
色を塗りたくなるような絵柄を選ぶのが一番大切 フリーライターからのアドバイス
好きな絵の塗り絵を選び、じっくり取り組もう
塗り絵は、当然ですが元になる絵があります。その絵柄が好きで、色を塗ったらそれを部屋に飾りたくなるような絵の塗り絵を選びましょう。
難しそうと思ったとしても、自分に塗れそうだけど絵柄はさほど好きではないものを選ぶより、自分の好みを優先させた方が塗り絵をより楽しむ事ができます。
塗り絵は丁寧に時間をかけて塗れば、ひどい出来にはなりません。むしろ好きで難しい絵の方が、じっくり取り組めて結果的に楽しめると思います。また、好きな絵の塗り絵ならば、その本自体の出来不出来も判断しやすいはずです。
【プロに聞く】大人の塗り絵を上手に仕上げるコツは?

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紙質も気にしてみてくださいね。
好みの紙質の塗り絵出版社を選ぶことも重要
塗り絵は、塗っている絵柄が好きなら確実に楽しめる趣味です。気をつけてほしいのは、とにかく時間をかけて丁寧に塗ること。
最初は色鉛筆から始めて、水彩色鉛筆と水筆を使ったぼかしやグラデーションを覚えていくと、塗り絵を楽しむ上でのテクニックが徐々に身につきます。
ただ、塗っていて上手く色が乗らない、塗っている感触が悪いという感じがしたら、それは紙の質が悪いのかも知れません。これに関してはいくつかの出版社の本を買ってみて、自分に合う紙を使っている出版社のものを見つけるのが一番です。
ファーバーカステル『水彩色鉛筆 平缶 36色セット TFC-WCP/36C』
色鉛筆としてだけではなく、水を付ければ水彩画のような表現も楽しめる「水彩色鉛筆」。36色入りなので、複雑な絵柄でも塗り分けができるでしょう。
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大人の塗り絵でおうち時間を充実させよう!
この記事では、大人の塗り絵の選び方とおすすめ商品をご紹介しました。
色鉛筆さえあれば、技術がなくても気軽に楽しめる「大人の塗り絵」。好きな絵柄を選んで、没頭してみてください!
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