離乳食レシピ本の選び方 離乳食後期、完了期までカバーしていると便利
まずは離乳食レシピ本の選び方をチェックしていきましょう。管理栄養士・相田すみ子さんのアドバイスも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
基本情報が載っている本を選ぶ
赤ちゃんが食べられるものと食べられないものなど、基本が解説された離乳食レシピ本を選ぶようにしましょう。
たとえば、1歳未満の赤ちゃんにはハチミツは与えてはならない、アレルギー対策のための食材の与え方といった情報です。赤ちゃんは消化機能が未熟なので、食品選びには注意しなくてはなりません。
また、離乳食の与え方の指針は変更される場合もあるので、なるべく刊行年の新しい本を選ぶといいでしょう。
月齢別に分類されているレシピ本を選ぶ
赤ちゃんの発達段階に応じて、離乳食を進める必要があります。なめらかにすりつぶした状態からはじめ、少しずつかたさを変えていくので、初期、中期、後期と月齢ごとにレシピが掲載された本がわかりやすいでしょう。
月齢ごとにレシピが分類されていると、発達段階に応じたレシピを参考にできるので便利です。生後5カ月から18カ月と書かれてあれば、離乳食のすべての段階のレシピが掲載されていることになります。
離乳食を始める5ヶ月ごろ(初期)や離乳食後期に入る9ヶ月ごろ、1歳になったころの離乳食で悩むママも多いので、その月齢の情報が載っていると役に立ちます。
ライフスタイルに合ったレシピ本を選ぶ
赤ちゃんの育児でたいへんなことといえば、食事を作って食べさせることでしょう。とくに共働きの場合は、時間に追われて離乳食作りのたいへんさが増します。
離乳食のレシピ本のなかには、フリージング離乳食など作り置きのレシピを中心に紹介している本があるので、そのノウハウを活用しましょう。自分のライフスタイルに合わせて、離乳食づくりを続けやすいレシピ本を選んでください。
写真が多いレシピ本ならわかりやすい!
離乳食レシピ本を選ぶ際は、写真の多さもチェックしましょう。写真が多いレシピ本なら、材料の切り方や、サイズ感などがわかりやすくいので作るときにスムーズです。
文字だけだと見逃してしまいがちな情報も、写真やイラストで見やすくなっていれば理解しやすいでしょう。
離乳食レシピ本は自分の作りやすいものを選んで 管理栄養士がアドバイス
離乳食のレシピ本には、基本に忠実なものから冷凍保存をすすめているものまで、さまざまな種類があります。迷ったときは、自分がこれなら作れると感じた本を選びましょう。毎日精いっぱい育児をしているなかで離乳食をはじめるので、無理なく続けられると思うものを選ぶのがよいです。
また、食材の重さや切り方が写真で示されているものだとわかりやすいでしょう。
離乳食レシピ本のおすすめ13選 手づかみや取り分けレシピ、フリージングのコツも!
ここからは離乳食のレシピ本のおすすめ12選を紹介します。栄養バランスを考えつつ時短できる、フリージング離乳食などのレシピ本を厳選しました。ぜひ毎日の離乳食づくりの参考にしてください。
1日1ページ、日めくりで離乳食の献立を楽しめる
新「授乳・離乳の支援ガイド」に対応した離乳食を、1日1ページ、レシピ本に掲載されているとおりマネするだけ。栄養バランスのよい離乳食を赤ちゃんに食べさせてあげられます。
月齢ごとに目次が設定されており、赤ちゃんの発達に応じて離乳食のレシピを参照しやすいのが特徴です。離乳食調理の基本やラクするポイントも掲載されているので便利に使えます。

基本を学びたいなら、主婦の友社『はじめてママ&パパの離乳食 最初のひとさじから幼児食までこの一冊で安心!』を読んでみましょう。
段階別の離乳食の進め方がよくわかるレシピ本
人気育児誌「Baby-mo」読者の悩みをもとに、離乳食の基本をていねいに解説したレシピ本。はじめのひと口から離乳食の完了期、手づかみ食べをどんどんさせたい2歳ごろの幼児食まで掲載されています。献立例や簡単レシピは300品も掲載!
食材から選ぶ離乳食のレシピのおかげで、キッチンにある材料で手早く離乳食を作れるので便利。誕生日やクリスマスなどイベントを盛りあげる離乳食もあるので楽しんでください。
新「授乳・離乳の支援ガイド」に対応の離乳食レシピ
離乳食完了期まで、このレシピ本があれば赤ちゃんの離乳食の献立に困りません。忙しい合間をぬって離乳食づくりを楽しめる、フリージングや時短テクニックが掲載されています。
具合が悪い日の離乳食や、イベント・取り分け離乳食まで知りたい情報がたっぷりつまった1冊。コンパクトサイズで場所を取らないので、使い勝手のよさも魅力です。
離乳食の基本や作り方、献立までカレンダー式で確認
栄養のバランスを自分で考えるのはたいへんすぎる、そんな人におすすめの離乳食のレシピ本です。カレンダー式なので約365日、毎日献立をマネすることができます。二次元コードがついており、スマートフォンなどで読み込めば動画で作り方をチェックすることも可能。
赤ちゃんが食べていいものや、食べてはいけないもののリストが一覧になっているのでとても便利です。
人気インスタグラマーさんのかんたん離乳食レシピ
Instagramを中心にSNSで「ごはん作りが楽しくなる、簡単でわかりやすいレシピ」を発信しているママ、うたまるごはんさんのレシピ本です。日々育児や家事、仕事に奮闘するママたちに参考になる、フリージングやつくりおきのノウハウ、赤ちゃんの月齢別のメニューがまとめられています。
作り方のプロセス写真や、離乳食や幼児食を日々作っているママの「それが知りたかった!」ということがていねいに書かれているので、今すぐまねして取り入れられます!
「冷凍作り置き」を1週間分単位で教えてくれる本
1週間分の離乳食の素材をまとめて冷凍作り置きできるレシピを提案してくれる本です。栄養バランスも考えられたうえでフリージング食材をまとめて作れるうえに、電子レンジ解凍5分で出来上がります。離乳食の作り方や栄養が偏っていないか心配なママやパパにもおすすめです。
3週間分のローテーション献立が載っていて、毎日献立を考える手間も省けます。また、大人のご飯から取り分けてつくる方法の紹介も! 時短したいママ、ワーママなど、いろいろな家庭で重宝するレシピ本です。
離乳食の進め方や作り置きレシピが分かる!
時間があるときにまとめて作って冷凍保存できる作り置きレシピを紹介している1冊です。1週間分の離乳食が書いてあるので、準備もしやすく1からメニューを考えなくていいのが嬉しいポイント。
離乳食の進め方や食べていいものとダメなものなどが表になっているで、初めて赤ちゃんを育てる新米ママさんパパさんにもおすすめのレシピ本です。

新星出版社『フリージングで作りおき離乳食 5カ月~1歳半まで』は、離乳食をまとめて作って冷凍保存したい方におすすめします。
1週間分の離乳食をまとめて冷凍ストックできます
新「授乳・離乳の支援ガイド」に対応した、冷凍保存テクを駆使して作る離乳食のレシピ本です。週のはじめに冷凍ストックを作るだけで、赤ちゃんが食べる1週間分の朝・昼・晩の離乳食をぜんぶまかなえるレシピ本。
大きな写真やアイコンつきで、とても読みやすく工夫されています。赤ちゃんが食べやすいレシピや時短テクをぜひ実践しましょう。
メニュー作りがラクになる、アイデアレシピを掲載
外部からの刺激に対して敏感な赤ちゃんに対して、どうやって離乳食を進めたらいいのかガイドしてくれるレシピ本。赤ちゃんの体の反応に困っている人に、わかりやすく置き換えルールや気持ちの整理法を教えてくれます。
タピオカ粉などを使用せず普通食と同じように作れて、家族が一緒に食べられるレシピを紹介。離乳食から幼児食まで、役立つレシピ本です。
陰陽調和の重ね煮を紹介する離乳食のレシピ本
誰もが毎日いただく食事を通じて、薬に頼らないヘルシーな体作りをしたいもの。陰陽調和の重ね煮を実践することで、家族の体調を整えてみましょう。切って重ねて煮るだけのシンプルな「重ね煮」は、皮むきもダシもアク取りもいらないラクな調理法です。
食材を重ねる順番が、調理のポイント。野菜中心の重ね煮おかずは、取り分け離乳食にぴったりです。
赤ちゃんの味覚を育てるおいしい離乳食のレシピ本
主食・主菜・副菜別で、メニューづくりがかんたんにできる離乳食のレシピ本です。親子で一緒においしくいただける取り分け離乳食も紹介されています。敏感な赤ちゃんへの食品選びの配慮や歯の成長とケアなど、基本的な情報も掲載。
赤ちゃんが「食べること」を大好きになるためには、大人が楽しく料理することが大切です。この本を利用して、離乳食作りを楽しみましょう。
手間なしで冷凍保存できるテクニック掲載のレシピ本
赤ちゃんが離乳食を食べてくれない、手がかけられない、栄養が足りているか気になる、そんな悩みにぴったりなレシピ本です。野菜を切ってフリージングするテクニックを紹介。離乳食を食べさせるときは、レンジで温めればすぐに作れます。
赤ちゃんに愛情たっぷりの離乳食を食べさせたいけれど、手間をかけない方法を探している人にぴったりな離乳食のレシピ本です。
アレルギーが気になる方にぴったりのレシピ本
赤ちゃんの離乳食で気になるのがアレルギーですよね。このレシピ本では、卵や肉、魚介類や乳製品などの「食べていい・悪い」を徹底解説!
下ごしらえの仕方やかんたんレシピもついているので、アレルギーに対しての知識を身に付けながら離乳食を作ることができますよ。
「離乳食レシピ本」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 離乳食レシピ本の売れ筋をチェック
Amazonでの離乳食レシピ本の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
離乳食のレシピ本は買うべき? レシピ本を購入するメリットをご紹介!
現代では、離乳食のレシピもインターネットで簡単に検索できます。そのため、わざわざレシピ本は必要?と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。そこで、レシピ本を購入するメリットを紹介します。
まず、最大のメリットは、離乳食の進め方や基本的な基礎知識、作り方などプロの意見を参考にすることができるところです。もちろん、インターネットからでも情報収集することは可能ですが、多くの情報が溢れているので、どれを参考にしたらいいか迷ってしまうはずです。本であれば、迷わず正確な情報を素早く知れることがメリットです。
また、本によっては、赤ちゃんの月齢に合ったレシピや量、あげていいものやダメなものなども書いてあるので特に新米ママ・パパさんには強い味方です。1冊あるだけでメニューに困ったときでも、レシピ本から作れそうなものを探して作ってみることもできます。
産後は思った以上に毎日が忙しいので、フリージング離乳食本なども活用して、1週間分のメニューを作り置きしてみるのもおすすめです。1冊あるだけで離乳食の基礎知識もつくので、買って損はないアイテムです!
離乳食に役立つおすすめのアイテムはこちら! 【関連記事】
レシピ本で時短と栄養バランスがとれた離乳食づくりを ずぼらママでも安心!
離乳食づくりは、栄養のバランスを考えて作ってあげたい気持ちと、時間がなくて手をかけられないジレンマで誰もが悩むものです。
大人が普通に食べているものでも、赤ちゃんにとってはリスクがある食べ物もあり、食べ物の選び方は重要なポイントです。調理方法や、食材の選び方が掲載された離乳食のレシピ本は子育ての強い味方。
この記事では、管理栄養士・相田すみ子さんに聞いた離乳食のレシピ本の選び方とおすすめ本を紹介しました。ぜひレシピ本選びの参考にしてみてください。
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