なたね油おすすめ11選|国産・圧搾法で安心!

村山製油 純なたね油 820g
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料理研究家の尾田衣子さんに取材のもと、おすすめのなたね油を11選紹介します。揚げものやドレッシングなど、多くの料理で使用される「なたね油」は、栄養価が高く魅力がたくさん! スーパーなどでよく見かけますが、キャノーラ油とどう違うかわからない人も多いでしょう。この記事ではなたね油の特徴や選び方も解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。後半では、各通販サイトの人気売れ筋ランキングも掲載しています。


目次

この記事を担当するエキスパート

料理研究家/オリーブオイルソムリエ
尾田 衣子

ル・コルドンブルー東京校に入学。料理ディプロムを取得。その後、イタリア・フィレンツェに渡り、家庭料理を学ぶ。 現在、フランス・イタリア家庭料理ベースの簡単にできるおもてなし料理、オリーブオイルに特化した料理を中心に杉並区(西荻窪)にて料理教室「Assiette de Kinu(アシェット ド キヌ)」を主宰。

マイナビおすすめナビ編集部

担当:食品・ドリンク、ペット
吉川 優美

「生活雑貨・日用品」「ペット」カテゴリーを担当。春にお迎えした愛犬とネットショッピングをこよなく愛する主婦編集者。主婦仲間から情報収集をし、時短につながる日用品や、生活の質を上げてくれるモノを探すのが日課となっている。

◆本記事の公開は、2020年06月02日です。記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆価格、送料、納期やその他の詳細については、商品のサイズや色等によって異なる場合があります。◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆広告は「PR」と表記し明確に区別しています。

なたね油の特徴とキャノーラ油との違い

アブラナの花と瓶に入れられたなたね油
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日々の食生活に欠かすことのできない油。安心できる原料で作られたなたね油を試してみませんか?

なたね油はアブラナの種子から作られています。特徴は、あっさりした風味で熱に強いこと。加熱しても酸化しにくいので揚げものや炒めものに使われることが多いです。また、クセのない味なのでドレッシングなどの生食にも向いています。油特有のニオイがあまりないため、油っぽさが苦手な人にも使いやすいですよ。

そのほか、なたね油には体内で作り出せない必須脂肪酸のオレイン酸やα-リノレン酸が含まれています。また、骨を丈夫にし、動脈硬化予防に効果があるとされるビタミンKも。

そういった成分が含まれているとはいえ、カロリーもあるので過剰摂取をしないように上手に使ってください。

キャノーラ油とは?

なたね油とキャノーラ油の違いは原料です。キャノーラ油には菜種を品種改良して作ったキャノーラ種という原料が使われています。なたね油はエルカ酸(エルシン酸)が多いことが問題視されていて、そのエルカ酸を減らすために品種改良されてできたのがキャノーラ油です。

値段も比較的安く手に入れやすいのが特徴。ただし、輸入品のなかには遺伝子組み換えされた原料が含まれているものもあるので注意しましょう。

なたね油の選び方 料理研究家・オリーブオイルソムリエに聞いた!

なたね油の選び方を紹介します。なたね油を選ぶときは、原料の産地やエルカ酸の含有量などに着目しましょう。4つのポイントを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

遺伝子組み換えでない国産の原料を選ぶ

 

なたね油の原料となる菜種は日本での自給率が非常に低いため、多くを輸入品に頼っています。輸入品は、遺伝子組み換えかどうかを見分けるのは難しいのが実状です。

一方、国産種の菜種は遺伝子組み換えをせずに品種改良されてきました。そのため、遺伝子組み換えがされていないものを選びたいなら、国産の原料を使用した商品を選びましょう。

エルカ酸の含有量が気になるなら、品種や産地もチェック

 

国産のなたね油はエルカ酸無配合もしくは含有量5%前後と、低めのものが多いのが特徴です。また、国産種の「キザキノナタネ」や「アサカノナタネ」はエルカ酸を含みません。

エルカ酸は体に悪いといわれているので、なるべく摂取しないようにしましょう。より安全ななたね油を選ぶためにも、菜種の品種や産地を確認して、エルカ酸の含有量が少ないものを選ぶのがおすすめです。

圧搾法で抽出されたものを選ぶ

 

なたね油の抽出を圧搾法という方法で行なっているものがあります。天然成分のビタミンや抗酸化物質を多く残すことができるといわれている方法です。

多くの商品はヘキサンという石油系の溶剤を使用して菜種の99%の油を抽出しています。もちろん製造過程で取り除かれていますが、やはり気になりますよね。より安全なものを選びたいなら、圧搾法で抽出されたなたね油がおすすめです。

劣化しにくい容器がおすすめ

 

油は日光などの光を浴びると劣化しやすくなります。ですから、遮光性のある容器を採用している製品を選びましょう。プラスチック容器よりもガラス容器のほうがより品質を保てるので、遮光瓶を容器に使っているものがとくにおすすめです。

理想の容器に入ったなたね油が見つからない場合は、購入後にアルミホイルを巻いたり、ガラスの瓶に移し替えたりするなど、工夫して保存しましょう。

料理研究家・オリーブオイルソムリエからのアドバイス なたね油を選ぶときに!

料理研究家/オリーブオイルソムリエ:尾田 衣子

料理研究家/オリーブオイルソムリエ

なたね油は栄養価が高いといわれています。その栄養をしっかりと壊すことなく封じ込め、かつ安心・安全であること。そして種子の風味を生かしている製品を選びたいものです。

そのためには少し高価になってしまいますが国産の菜種を使い、低温圧搾法で抽出された一番搾りのものをおすすめします。また、溶剤を極力使わず遺伝子組み換えでない安心・安全な商品を選びたいものですね。

なたね油のおすすめ11選 料理研究家・オリーブオイルソムリエと編集部が選んだ!

ここからは、なたね油のおすすめ11選を紹介します。さまざまな商品をピックアップしているので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

料理研究家/オリーブオイルソムリエ:尾田 衣子

料理研究家/オリーブオイルソムリエ

ムソー『純正なたねサラダ油』はスーパーなどでもおなじみ。安定しており、菜種の香り、成分をしっかり取れるすぐれものだと思います。

村山製油『純なたね油』は国産菜種にこだわった一番搾り。菜種本来の風味がとてもよく生かされており、ドレッシングにしたり、パンに直接つけたりと生での使い方もおすすめです。

創健社『国内産菜種油』は国産菜種を焙煎せずに使用しているので、本来の風味がまろやかにダイレクトに感じられ、幅広い料理に使うことができます。また、色味は透明に近いので料理自体の色彩を壊しません。

エキスパートのおすすめ

ムソー『純正なたねサラダ油』 料理研究家のおすすめ商品!

一番搾りで経済的な紙パックタイプ

遺伝子組み換えでない菜種が原料なので安心して使用できます。圧搾一番搾りの油100%で菜種本来の香りや成分がしっかりと残っていますよ

揚げ油として継ぎ足しながら繰り返し使えるので経済的です。揚げものだけでなくドレッシングやマヨネーズなどにも使用可能。また、紙パック入りのため使用後は小さくたたんで捨てることができます。

ボーソー油脂『一番しぼり 菜種油』

ボーソー油脂『一番しぼり菜種油』 ボーソー油脂『一番しぼり菜種油』
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大豆油を作っていない工場で生産

オーストラリア産の菜種(キャノーラ種)を圧搾法で抽出した一番搾りのなたね油。溶剤不使用で、菜種は遺伝子組み換えがされていないので安心です。

淡い色合いでなたね油本来の味を感じられる商品。揚げものはもちろん、自家製ドレッシングやマヨネーズを作ってもおいしく仕上がります。

大豆油を製造していない工場で作られているため、大豆アレルギーの人でも安心して使用できますよ。

米澤製油『圧搾一番しぼりなたねサラダ油 1400g』

自然の風味とコクが楽しめるのでお菓子作りにも!

製造工程に独自の湯洗い洗浄法を取り入れ、自然の風味とコクがあります。非遺伝子組み換えの原料から圧搾法で搾油しており、お子さんのいる家庭でも安心して使えるでしょう。

天ぷらや炒めものはもちろん、お菓子作りなどでも素材の風味を生かすことができます。菜種の自然な味わいを感じたい方におすすめです。

平田産業『純正菜種油一番搾り』

すぐれた保存性と耐熱性で何度も使える

保存性と耐熱性にすぐれているので、継ぎ足しながら3〜4回ほど繰り返し使うことができます。ほかの油で揚げものをするより経済的ですね。独自の湯洗いによって油の不純物を取り除いているのも特徴です。

圧搾一番搾りのピュアななたね油で、ほどよい香りと味わいが料理のアクセントになります。ペットボトルの商品もありますが、こちらは使用後に小さくたためる紙パックなのもポイント。

オーサワジャパン『オーサワのなたねサラダ油』

オーサワジャパン『オーサワのなたねサラダ油』 オーサワジャパン『オーサワのなたねサラダ油』 オーサワジャパン『オーサワのなたねサラダ油』
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湯洗い製法で作られあっさりとした風味

軽くあっさりとした風味が特徴です。クセがないので加熱調理にはもちろん、ドレッシングなどの生のまま使う調理にも向いています。

遺伝子組み換えされていない原材料を使用し、品質面もばっちり。圧搾一番搾りの油を湯洗い法で精製しているので、溶剤などが含まれている心配はありません。上手に処理をすれば、家庭でも繰り返し使えますよ。

ほうろく屋『ほうろく菜種油 伝承』

ほうろく屋『ほうろく菜種油伝承』 ほうろく屋『ほうろく菜種油伝承』
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伝統の技法と国産菜種で本物の味を

天日干しや焙烙(ほうろく)釜を使った薪焙煎といった伝統技法で作られた商品。希少な国産菜種で本物の味を楽しむことができます。菜種が本来持っている香りがしっかりと残っているので、サラダやパンにつけてもおいしいです。

酸化防止剤や保存料も使っておらず油のコシも強いため、揚げものなどに繰り返し使用できます。少し高めの価格にも納得できる品質ですよ。

堀内製油『地あぶら』

堀内製油『地あぶら』 堀内製油『地あぶら』 堀内製油『地あぶら』
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無農薬菜種を圧搾絞りした伝統の油

堀内精油がある熊本の地で、農薬を使わずに栽培した菜種を使用しています。圧搾法で手間暇かけて搾った油は、菜種本来の風味や栄養がそのまま凝縮されていますよ。

焙煎にもこだわっている非常に質の高いなたね油で、ドレッシングなど生で味わうのにおすすめ。熱にも強いため、天ぷらやフライにも使えます。

エキスパートのおすすめ

村山製油『純なたね油』 料理研究家のおすすめ商品!

国産菜種だけを使用し菜種本来の風味が生きている

厳選された国産の菜種だけを使用した安心・安全のなたね油。脱臭や脱色をしていないため、なたね油本来の風味が生きています。天ぷらなどを揚げたときの香ばしい香りは食欲をそそりますよ。

容器が透明の瓶なので、購入後はアルミホイルなどを巻いて遮光しておくと、長く品質を保つことができます。

エキスパートのおすすめ

創健社『国内産菜種油』 料理研究家のおすすめ商品!

焙煎しないことで引き立つまろやかさ

素材の味を生かすために焙煎をしていないのが特徴です。北海道と青森県で栽培された国産菜種を使用しているので、日本産にこだわりたい人におすすめ

あっさりながらもまろやかでコクのある味わいを実現しているので、揚げものや炒めものにはもちろん、生でドレッシングやマリネに使用するのいいですね。ヘルシー志向の方にとっては使い勝手のいい商品です。

坂本製油『純なたね油』

低温で精製されているから酸化しにくく何度も使える

伝統的な圧搾法で搾られていて、溶剤や防腐剤などの薬品が使用されていないため安心。天然の菜種の風味を味わえます。

量が比較的多いので、3〜4人家族の場合にはちょうどいいサイズ感でしょう。低温で処理されているため、酸化しにくく繰り返し使用することができます

色つきの瓶に入っているのも特徴。遮光性があるので品質を長く保つことができますよ。

コヤマダ『菜の花』

コヤマダ『菜の花』 コヤマダ『菜の花』
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国産無農薬菜種だけを使用した無添加のなたね油

国産無農薬菜種を100%使用した完全無添加のなたね油です。昔ながらの香りを持った懐かしくおいしい油で、注文を受けてからひと瓶ずつ手作業で詰められています。

脱色・脱臭をしていない圧搾一番搾りで、リノール酸やオレイン酸などの成分を豊富に含んでいます。遮光瓶に入っているので品質が落ちづらいのもいいですね。

「なたね油」のおすすめ商品の比較一覧表

画像
ムソー『純正なたねサラダ油』
ボーソー油脂『一番しぼり 菜種油』
米澤製油『圧搾一番しぼりなたねサラダ油 1400g』
平田産業『純正菜種油一番搾り』
オーサワジャパン『オーサワのなたねサラダ油』
ほうろく屋『ほうろく菜種油 伝承』
堀内製油『地あぶら』
村山製油『純なたね油』
創健社『国内産菜種油』
坂本製油『純なたね油』
コヤマダ『菜の花』
商品名 ムソー『純正なたねサラダ油』 ボーソー油脂『一番しぼり 菜種油』 米澤製油『圧搾一番しぼりなたねサラダ油 1400g』 平田産業『純正菜種油一番搾り』 オーサワジャパン『オーサワのなたねサラダ油』 ほうろく屋『ほうろく菜種油 伝承』 堀内製油『地あぶら』 村山製油『純なたね油』 創健社『国内産菜種油』 坂本製油『純なたね油』 コヤマダ『菜の花』
商品情報
特徴 一番搾りで経済的な紙パックタイプ 大豆油を作っていない工場で生産 自然の風味とコクが楽しめるのでお菓子作りにも! すぐれた保存性と耐熱性で何度も使える 湯洗い製法で作られあっさりとした風味 伝統の技法と国産菜種で本物の味を 無農薬菜種を圧搾絞りした伝統の油 国産菜種だけを使用し菜種本来の風味が生きている 焙煎しないことで引き立つまろやかさ 低温で精製されているから酸化しにくく何度も使える 国産無農薬菜種だけを使用した無添加のなたね油
原料の産地 オーストラリア オーストラリア オーストラリア オーストラリア オーストラリア 国内 熊本県 国内 北海道、青森県 オーストラリア 鹿児島県
抽出方法 圧搾一番搾り 圧搾一番搾り 圧搾一番搾り 圧搾一番搾り 圧搾一番搾り 圧搾一番搾り 圧搾一番搾り 圧搾一番搾り 圧搾一番搾り 圧搾一番搾り 圧搾一番搾り
原料の遺伝子組み換え なし なし なし なし なし なし なし - なし なし なし
内容量 1,250g 910g 1,400g 1,250g 1,360g 460g 455g 820g 450g 1,650g 1,650g
商品リンク

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通販サイトの最新人気ランキングを参考にする なたね油の売れ筋をチェック

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのなたね油の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

Amazon:キャノーラ油ランキング
楽天市場:なたね油・キャノーラ油ランキング
Yahoo!ショッピング:なたね油ランキング

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

【関連記事】なたね油に関連する商品情報はこちら

まとめ

なたね油のおすすめ11商品をご紹介しました。なたね油は抽出方法や原料で品質が変わります。ぜひ選び方のポイントを参考に、あなたにぴったりのなたね油を探してみてくださいね。

◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。

企画/制作/編集:マイナビおすすめナビ編集部