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それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
発根促進剤の効果
発根促進剤は、その名のとおり発根を促進させる効果があります。
挿し木などを育てようとしたときに、なかなか根が生えないということがありますよね。根は土から栄養や水分を吸い上げる働きがあります。植物をしっかりと育てるためには、根を成長させなければいけません。そのため、根の発育が悪いときには、発根促進剤を使うといいでしょう。
発根促進剤の選び方
それでは、発根促進剤の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】種類・タイプ
【2】天然成分の素材かどうか
【3】剤形の特徴
【4】肥料成分
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】種類・タイプをチェック
発根促進剤は、大きくわけると活力剤タイプとホルモン剤タイプの2種類があります。それぞれ異なる特徴を持っているので、用途に合わせて選びましょう。
▼根の成長をうながしたいなら「活力剤タイプ」
活力剤タイプは、根に活力を与える発根促進剤のことです。根が弱ってしまっていたり、すぐに悪くなってしまったりする場合は、活力剤タイプがおすすめですよ。
活力剤タイプには、根の成長をうながす栄養分が含まれています。植物の元気が失われがちな植え替え直後などに使うといいでしょう。
▼挿し木には「ホルモン剤タイプ」
ホルモン剤タイプは、植物のホルモンに作用する発根促進剤です。こちらも発根を促進させる効果を持っています。
ホルモン剤タイプは植物の成長を調整する薬なので、使いすぎには注意しましょう。はじめて使うときには、取り扱い説明書どおりに使用ください。
【2】天然成分の素材かどうかチェック
発根促進剤のなかには、天然成分を素材としているものもあります。アミノ酸やビタミンなどの栄養素の力で、植物に活力を与えてくれます。天然成分由来なので、残留農薬などの心配もありません。食用作物にも安心して使えますね。
【3】剤形の特徴をチェック
発根促進剤は、粉末・液体・ジェルの3つの剤形に分かれます。粉末は扱いがかんたんで、液体は水に溶かしやすく、ジェルは切り口に均一に塗布できるという特徴を持っています。効果は変わらないので、自分にとって使いやすい剤形を選びましょう。
【4】肥料成分をチェック
商品によっては、肥料成分が入っているものもあります。肥料成分が入っていれば、さらに植物に栄養を与えることができます。
ただ、肥料成分が入っているタイプであっても、それだけでは不十分。肥料はいずれにしても別途しっかりとあげるようにしてくださいね。
発根促進剤おすすめ11選
それでは、発根促進剤のおすすめ商品をご紹介していきます。タイプや成分、剤形など、さまざまなポイントに着目して見ていきましょう。あなたにぴったりの発根促進剤をみつけてみてくださいね。

『ルートン』は挿し木の発根促進剤としては最も知られたロングセラー商品です。挿し木の成功率を高めたい人はぜひ使ってみてください。明らかに成功率が高まります。
シンプルなホルモン剤タイプの発根促進剤
国内農業資材メーカーである住友化学園芸のホルモン剤タイプの発根促進剤です。粉状なので、まぶしたりペースト状にしたりして使うことができますよ。
ルートンには、植物の成長をうながすアルファーナフチルアセトアミドという成分が入っています。挿し木や挿し苗などに有効ですよ。お値段がお手ごろなのもうれしいですね。

『植物活力素 メネデール』は植替え直後の活着率を高めます。植物は養分をおもに根毛からイオン化された形で吸収します。メネデールは鉄をイオンの形でを含むので素早く吸収されます。水分や養分の吸収を高め、光合成を活発にします。
イオンの力で根を活性化
国内メーカーであるメネデールの活力剤です。サイズは100mlから20Lと豊富なバリエーションがあるので、用途に合わせて選べますよ。
メネデールは、イオンの力で根に活力を与える薬です。水分や養分の吸収を高め、光合成を活発にしてくれます。植物の切り口に塗ると、切り口を保護する役割も果たしてくれますよ。

天然素材にこだわるなら、『植物活性剤 Root Stimulator』がおすすめです。弱った植物に与えると樹勢が高まります。この発根促進剤を使っても回復しない場合は、排水不良や日照不足など、ほかの原因を考えてください。
自然素材を使った発根促進剤
ルートスティミュレイターは即効性の高い発根促進剤です。植物の免疫力を高め、植物を健康的に生育してくれますよ。根の表面積を大きくする効果もあるので、使用することで植物がぐんぐん育ちます。
ハーブや海藻などの自然素材を使用しているので安心して使えますね。1000倍希釈で使うので、250mlと小ぶりなサイズでも長持ちしますよ。
水で薄めるだけで使えるホルモン剤
国内農薬メーカーのバイエルクロップサイエンスのホルモン剤。水で薄めて使用するタイプとなっています。使用する植物によって希釈倍数が異なるので、使用する前に確認しましょう。
高い発根能力を持つインドール酪酸が主成分です。高温状態で使用するとうまく作用しないことがあるので、夏の間は別の発根促進剤を使うといいでしょう。
ジェルタイプのホルモン剤
Clon Fixは、ジェルタイプのホルモン剤です。均一に塗布できるので、使いやすいですよ。
成分はオーガニックのものを使用しているので、安心して使えますね。使い方は、カットした枝の切り口をClon Fixに1時間ほどつけるだけとシンプル。サイズは50mlと100mlがあるので、用途に合わせて選びましょう。
植物も生き生きと育つ活力剤
国内メーカーの環境セラピィから発売されている植物活力剤。根の発育がよくなるだけでなく、花芽がつきやすくなり、はりのある葉が育ったりと植物に活力を与えることができます。
うっかり使いすぎても害にならないので、発根促進剤を使い慣れていない人でも安心して使えますね。食用作物にも使えるので、家庭菜園にもぴったりです。
※楽天市場、Yahoo!ショッピングは1本、Amazonは2本セットです。
肥料効果もある活力剤
国内メーカーであるハイポネックスジャパンの植物活力剤。草花から野菜まで使える速効性のある活力剤ですよ。15種類の栄養素がバランスよく配合されています。
根の発育をよくして、植物を健全に育てる作用があります。土に肥料効果もあるので、植物にしっかりと栄養を与えられますよ。3つのサイズ展開があるので、用途に合わせて選びましょう。
漢方生薬の力で根を活発にする
国内農材メーカーのアルム農材の植物活性剤です。根の働きを活発にし、植物に活力を与える働きを持っています。老化防止も可能ですよ。
12種類の漢方生薬の発酵原液を使用しており、有機JAS認定されています。そのため、安全性が高いです。1000倍希釈して使用するので、1本で長く使うことができます。サイズは250ml、1L、3Lの3種類あるので、趣味で楽しみたい人からプロの人まで、幅広い用途で使えますね。
アミノ酸がしっかりと根に届く
国内肥料メーカーの甘彩六花から発売されている発根促進剤です。液状タイプで、500~1000倍に希釈して使用します。
アミノ酸を発酵酵素でコーティングし、根に直接浸透。根にしっかりと栄養を与えてくれます。アルカリ剤や石灰硫黄合剤をあわせて使うと危険です。この商品を使用するときには、ほかの農薬との併用はしないようにすることをおすすめします。
すぐれた土壌改良力と発根作用
土壌改良剤などを製造している国内メーカーである林化学工業の土壌改良資材です。土壌改良資材としての側面が強いですが、発根作用もすぐれていますよ。
EB-aを使うことで、土の透水性や通気性、保水性や保肥性、膨軟性(土壌がふわふわした状態)を高めることが可能。植物のたくましい生育を手助けしてくれます。植物の育成だけでなく、芝地や庭園などの土壌改良にも使えます。
さまざまな効果を発揮する発根促進剤
国内農材メーカーであるサングリーンオリエントの発根促進剤です。液状の発根促進剤で、肥料効果もありますよ。
発根作用のほかにも、有用微生物の増進や根の老化防止などの効果があります。500倍希釈して使うので、500mlの容量ではありますが、長く使うことができますよ。ほかの液肥との併用も可能という点もうれしいですね。
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 発根促進剤の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの発根促進剤の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】発根促進剤に関連するそのほかの商品
最後に|エキスパートのアドバイス
使う目的に合ったものを取扱い説明書を参考に使おう
植物の成長は、根の成長で決まると言っても過言ではありません。挿し木の成功率はもちろん、成長のスピード、病害虫への耐性などは、全て根の成長と関連します。発根促進剤は種類によって用途が変わるので、使う目的に合った商品を選ぶことが大切です。
また、商品によって使い方も異なります。各商品の取り扱い説明書どおりに使ってください。多用するとマイナス効果になる場合もあります。
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1967年生。兵庫県西宮市出身。1991年に大手住宅メーカーに入社し、研究所(造園研究室)、マンション事業、本社設計部などを経験。現在は独立し、人と人、人と自然の繋がりを大切にし、毎日丁寧に暮らすことを提案する『庭暮らし研究所』を設立。 奈良市で草屋根の家に暮らしながら、家族5人分のお米と野菜をつくり、自給生活を送る。NHK総合テレビ「ぐるっと関西おひるまえ」では、野菜づくり講師として10年間毎月出演。NHK出版WEBサイト「みんなの趣味の園芸」でブログ担当。YouTubeチャンネル「園芸研究家はたさんの野菜づくりチャンネル」を発信。