「耐熱 テープ」のおすすめ商品の比較一覧表
耐熱テープの選び方 DIYクリエイターに聞く
さまざまな種類と特色がある耐熱テープの選び方のポイントを解説します。ポイントは以下の2つです。
【1】使用素材
【2】難燃性の高さ
上記のポイントを押さえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。ぜひ参考にしてみてください。
【1】使用素材をチェックしよう
耐熱テープは、用途に合った素材の製品を選ぶ必要があります。素材ごとの特色を紹介します。
ポリエステル・ポリエチレン|汎用性が高い
さまざまな場所で使える汎用性が高いタイプは、透明のポリエステルフィルムおよびポリエチレンを使ったものです。透明なので目立たず、結束や固定、補修に使いやすいことは間違いありません。
普通のテープよりずっと高温の状態で使えますが、耐熱テープのなかでの耐熱性は低めであることに注意しましょう。
ガラスクロス・ポリイミド|絶縁材としての使用に
電気の絶縁で使いたいなら、ガラスクロス製テープやポリイミド製テープなどがおすすめ。180〜280℃くらいの高温にも耐えられます。
選ぶときの目安として、注意書きに記載されている耐熱区分クラスを見て用途に合っているかどうかの確認をしましょう。
アルミテープ|金属部分の使用に
金属部分に使うのに向いているものはアルミテープです。アルミ箔を使っていて高温域に強い性質を持っています。それを生かしてマフラーテールの補修や浴槽、石油ストーブの煙突の補修にもよく使われます。
ガラスクロスを使ったものは破れにくいうえに引っぱられても強いので、振動が起きる場所にも使えます。
アルミナ・シリカ|高温域での使用に
修理する部分によっては、1,000℃ほどの超高温になる場合があります。たとえば溶接作業現場の火花よけや自動車のマフラーなどです。
こうした部分に使用するにはアルミナやシリカなどの素材が使われたテープが向いています。シリカは1,000℃レベルの高温でも変形すらせずに耐えられます。そのシリカから作られたアルミにおいては1,200℃以上の高温にさえ耐えられます。
両面テープ|高温となる部品の貼り合わせに
耐熱両面テープは、高温となる部分にものを貼りつけるのに向いています。
200℃くらいまで耐えられるので、さまざまな使い道があります。自動車のなかで直射日光にさらされる場所などにもいいでしょう。
マスキングテープ|焼付塗装やヒートガンに
耐熱マスキングテープは、120~260℃くらいの高温下の状態に耐えられるものが多いので、焼付塗装やヒートガンによる加工などに向いています。
連続耐熱時間が何分などと記載されているものは、加熱の継続時間がそれを超えないようにしましょう。
【2】難燃性が高い耐熱テープを選んで安全に使用しよう
用途によっては燃えるおそれがある場合もあります。自動車のマフラーなどは高温になりますし、電気の絶縁でも燃えるおそれがあります。
そういった場合は、難燃性が高い耐熱テープを選びましょう。そうすれば、万が一火が起こっても燃え広がることを防げます。ひとつの目安として、アメリカ軍のUL規格が適用されているものなどは、安心して使用できるでしょう。
耐熱範囲や使用する場所の素材をチェック DIYクリエイターからのアドバイス
耐熱テープには、修復や巻き止めなどに使用する場面が多くあります。
耐熱テープを選択する際には、耐熱温度の範囲はもちろんのこと、使用する場所や使用する素材に合ったものを選択するといいでしょう。
耐熱テープのおすすめ3選|両面テープ DIYクリエイターと編集部が選んだ
ここからはおすすめの耐熱テープを、「両面テープ」「アルミテープ」「絶縁テープ」「マスキングテープ」のタイプに分けて紹介していきます。
まずは、耐熱両面テープのおすすめを3商品紹介します! 凹凸面に強い、はがしやすいなどのクオリティがポイントです。また、コストパフォーマンスの面も視野に入れて選びました。
OTOKU『魔法両面テープ』は耐熱で透明な素材なので、目立ちにくく、はがしたあとにのりが残らずベタつきません。
はがしたテープを水で洗い流すと粘着が復活し再利用できるすぐれものです。はがしやすく貼りやすい、再利用もできコスパもよい、そんなあらゆる場面で使用できる商品です。

最先端のスペックかつはがしやすい逸品
最先端のスペックを持つ耐熱テープです。さまざまなものを強力に貼付する機能だけではなく、はがしやすく、はがしたあとものりが残りません。気になるにおいがないのもうれしいポイント。
水によって粘着力が回復するという性質を持っています。使い終わったあとに一度洗って干してから、また新たにリサイクルして使えるので買い替え不要なところがうれしいですね。
透明、薄手で凹凸面にも活用できる
凸凹面にも使いやすいと評判の、透明でとても薄い耐熱両面テープ。強度も充分に持っていて水にも強いので、さまざまな場所に使えます。
環境に優しいPET基材から作られているうえに、アクリルが両面にコーティングされているので、お子さまやペットがいる家庭でも安全に使用できます。
車用で高性能なのにかなりのコスパ高
自動車の内装用にうってつけの耐熱両面テープ。車内のさまざまな部分の固定など、普通の両面テープでは使えないさまざまな場所で使える点がポイント。
コストパフォーマンスもとても高く、多種多様な素材に対してかんたんに使用できるため、使い慣れていない方にもおすすめの商品です。
耐熱テープのおすすめ4選|アルミテープ DIYクリエイターと編集部が選んだ
つづいて、アルミ箔を使った耐熱アルミテープのおすすめを4商品紹介します。
粗面の接着に強いものや耐熱温度がかなり高いすぐれたものがあります。ほかにも完全な伝導性があるものや耐候性にすぐれたものも選びました。
Tuloka『アルミ箔粘着テープ』は一般的には、ダクトなどの巻き止め、修復、被覆、保護などに使用することが多いですが、アルミの素材を生かして装飾などに使用することも可能です。
シンクまわりの防水用にも適していて、幅広く使用できる商品です。
パーフェクトな導電性を持つすぐれもの
導電性があるアルミ箔を使用した強力な粘着テープ。手軽に貼ることができ、粘着面とアルミテープの表面に電気を通すことができます。
やわらかさに富んでいるので、巻きつけや打ち抜きなどの加工にも向いています。250℃までの高温に耐えられるので、ほかのテープでは補修しづらい部分にも使えます。

ダクトや配管の防水用で粗面接着にも強い長期耐久型
ダクトや配管などの、粗面の補修にとても強い力を発揮してくれる耐熱アルミテープです。粘着力が強く、安定したクオリティが魅力のひとつ。
防水性能が強く、長期間の使用に耐えられるのもうれしいポイントです。また、アルミの持つ光沢系の見た目を生かして、装飾的な補修に使えるところもひと味違う特徴です。
暑さ寒さも、雨でもかんかん照りでも平気
天候を問わず使える、強靭な耐熱アルミテープ。放射線防護性能にもすぐれています。
屋外で雨ざらしになる配管を保護したり、キッチンのシンクまわりの防水にも向いています。もちろん見た目を生かして装飾用の補修にも役立ちます。
耐熱テープのおすすめ3選|絶縁テープ DIYクリエイターと編集部が選んだ
ここからは、耐熱絶縁テープのおすすめを3商品ご紹介します。
強い耐久性があるので屋外の使用に耐えるものや、水に強いものがあります。また、柔軟性に富んだ用途の幅が広いものも選びました。
柔軟性と耐熱性に富み、あらゆる電線を結束
電気ケーブルの結束や電気機器および電子機器の絶縁に使えるアセテート素材を使用した粘着テープです。柔軟性に富み、凸凹になっているものでもすっきりまとめることができるので、きれいに修復したい方におすすめです。
耐腐食性にもすぐれているので、なかなか劣化しにくいところも特徴のひとつ。いったん補修などで使ったら、長期間そのまま耐えてくれるでしょう。
水にも強くケーブルなどの絶縁補修向き
耐熱性と絶縁性にすぐれたポリイミドフィルム使用の耐熱テープです。電気のケーブルなどのジョイント部分やあらゆる機材の補強用など、さまざまな使い方ができます。
用途が広いうえに価格が手ごろなので、ほかの絶縁テープと比べて気軽に使え、安心して選べる商品です。
Tuloka『アセテート粘着テープ』
耐熱テープのおすすめ2選|マスキングテープ DIYクリエイターと編集部が選んだ
最後に、便利な耐熱マスキングテープのおすすめを2商品紹介します。
手で切りやすくて使いやすいものや、はがしやすいものがあります。
AS ONE『マスキングテープ(高温用)』は耐熱性です。はがすことを前提として使用する場合には、こちらの商品をおすすめします。
手で切ることができるうえ、はがしたあともベタつかないので、貼り直しもかんたんです。

通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 耐熱 テープの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでの耐熱 テープの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
その他のテープのおすすめはこちら! 【関連記事】
用途に合わせて耐熱テープを選ぼう
耐熱テープの選び方のポイントとともに、おすすめの耐熱テープ12商品をタイプ別にご紹介しました。
使用している素材の特徴や、テープの持つ機能である「絶縁」「両面」「装飾性」など、実際に使いたい用途と照らし合わせて、自分にふさわしい耐熱テープを選んでくださいね。
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「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。 予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。 幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。