子どもも大人も使える「自由帳」 想像力が豊かに!
幼いころにたくさんの経験をし、いろんなことを感じることはその後の人生においてもいい影響を与えます。子どもには無限の可能性があるので、できる限り自由にいろんなことに挑戦させてあげたいものですよね。なかでも、子どもの想像力を育むのに便利なのが「自由帳」。白無地の紙が綴じられたノートで、自由に使用できるのが特徴です。
中身が白紙なので、どれを選んでも同じと思われがちですが、デザイン性やおまけつきなどさまざまな種類があります。子どもが飽きない工夫を施したものや、学習意欲を高めてくれるものまでありますので、子どもの特徴や成長に合わせて選んでみてくださいね。
また、最近は大人にも自由帳が人気です。シンプルで自由な発想で図やデザイン、イラスト、文章などを書くことができ、ビジネスシーンで利用する人も。子どもだけでなく、学生、社会人、ビジネスパーソンや中高年の方もぜひ自分に最適の自由帳を選んで活用してみてください。
自由帳の選び方 表紙デザインやおまけに注目
自由帳を表紙のデザインだけで選ぶお母さんが多いでしょう。しかし、シールがおまけでついているものや、勉強になるコラムがついているものまでさまざまな種類があります。子どもが好きなキャラクターで選ぶのもいいですが、それだけではない部分にも着目してみましょう。
ここでは、自由帳を選ぶときのポイントを紹介します。ポイントは以下の5つです。
【1】対象年齢
【2】表紙のデザイン
【3】おまけつきか
【4】メーカー
【5】まとめ買いできるか
上記のポイントを押さえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。ぜひ参考にしてみてください。
【1】対象年齢を参考にすると失敗がない
自由帳には対象年齢が表記されているものがほとんど。なんとなく「子どもが好きそうだから」という理由で購入してしまう前に、対象年齢に合っているか確認するようにしましょう。対象年齢は、小学校1、2年生の低学年向けから3~6年生の中~高学年向けのものまであります。
表紙デザインがひらがな表記か漢字表記かという違いもありますが、なかについている学習ページなどの内容も変わってきますよ。
【2】年齢や性別に合わせて表紙のデザインを選ぶ
一番は、子どもの好きなデザインの表紙を選ぶことでしょう。幼児~小学校低学年に好まれるのは、ディズニーやポケットモンスター、サンリオなど、みんなが知っているキャラクターの表紙デザイン。動物や植物、スポーツブランドなどのシンプルなデザインは中~高学年向けです。子どもと一緒に選ぶと楽しいですが、プレゼントしたいときは学年に合わせたデザインを選んでみましょう。
ただし、学校で使用する場合はキャラクターやおまけつきが禁止など指定がある場合があるので、事前に確認しておきましょう。
【3】おまけつきだと楽しく学習できる
子どもが楽しく学習できる自由帳の特徴は「おまけつき」であること。とくに幼児~小学校低学年までは、ひとつのことに集中する時間が短くなりがちなので、シールやプロフィールページなど、楽しいおまけつきの自由帳が好まれます。中~高学年には、授業以外のことが学べる学習ページつきのものがいいでしょう。
楽しく学習できるだけでなく、新しい知識を身につけるきっかけにもなるので、お母さんが学んでほしいコラムつきのものを子どもにプレゼントするのもいいかもしれませんね。
【4】メーカーで選ぶ 子ども向け、大人向けの定番
自由帳といえばこのメーカー、という定番のメーカーをご紹介します。安い自由帳を100均などでも購入できますが、工夫が凝らされているメーカーの自由帳を選ぶのも一つの手です。
子ども向けの定番「ジャポニカ」
子どもの自由帳や学習帳といえば。「ジャポニカ」を思い浮かべる方も多いでしょう。ジャポニカ学習帳は、1970年の発売以来、累計販売数12億冊以上なのだとか。
子どもの年齢や発達に合わせて、興味がわく表紙の写真やイラスト、学習意欲が増す紙面、書きやすい紙など、さまざまな工夫が凝らされています。
大人向けの定番「コクヨ」
一度は使ったことがあるはず、「コクヨ」のノート。罫線がひかれていない無地のノートは大人用の自由帳として、便利に使うことができます。表紙もシンプルなので、ビジネスシーンにもプライベートにも利用しやすいですね。
【5】思い切ってまとめ買いするのもお得
絵だけでなく、文字の練習にも使える自由帳。自分で学習する力も身につくので、子どもがいる家庭ではたくさん自由帳が必要になるでしょう。そんなときには、思い切ってまとめ買いするとお得です。ノートなどの消耗品は、需要が多いのでまとめて購入すると安く購入できる傾向にあります。
子どもが「文字や絵を書くことが多くなってきたな」と思ったら、一気に5~10冊まとめ買いしてしまうとお得です。
自由な発想を型にはめないことが大事 文房具ライターからアドバイス
文房具ライター&ブロガー
「自由帳」は、子供達の自由な発想を型にはめないというところが大事です。自由ですから、罫線に縛られないためにも基本は無地。のびのびと自由な考えで絵でも字でも書きこんでもらいましょう。
そして、その内容を見ながら親子でセッションしてみてはいかが? 日常生活からは想像も出来ない会話が楽しめますよ。さらには、それを保管しておいて人生の節目にプレゼントするのもステキですね。
自由帳のおすすめ8選 商品ごとの特徴をしっかり解説
ここからは、おすすめの商品を紹介します。
幼児~小学校低学年向けのかわいいキャラクターデザインのものから、中~高学年向けの楽しく学べるおまけやコラムつきのものまで、さまざまな商品をピックアップしているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
お母さんだけでなく、子どもも一緒に見て決めるのもいいいでしょう。
文房具ライター&ブロガー
子どものランドセルが重すぎでは? と感じることもありますよね。ナカバヤシ『子どもがよろこぶかるい学習帳 セミB5 じゆうちょう』は、その負担を軽くするために「エアー用紙」という軽い紙を採用。お子さまの負担軽減を目指したやさしい自由帳です。
サクラクレパス『じゆうがちょう』は、小学校に入学するまでずっと側にいてくれる頼もしい大型の自由帳です。紙質がよくて、どんな筆記具にも対応しています。クレヨンを使いはじめたばかりのまだ力加減が難しいお子さまにぴったりですよ。
文運堂『セレクト学習帳 恐竜ノート 自由帳 白無地』は、子供たちが大好きな恐竜が表紙にかわいくデザインされた自由帳です。強いものへの憧れなのか、はたまた失われたものへの夢なのかはわかりませんが、子供たちの想像力を刺激して学ぶことへの入り口になることでしょう。



「自由帳」のおすすめ商品の比較一覧表
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手書きのよさを実感できる自由帳を活用してみて!
この記事では、おすすめの自由帳を紹介しました。子どもの想像力や学習する力を身につけるのにも欠かせない自由帳。表紙のデザインだけでなく、中身のコラムやおまけなど、さまざまな種類があります。スマホのアプリの自由帳も便利ですが、手書きの自由帳はまた違ったよさがあります。子どもの好みや成長に合わせて、ピッタリの自由帳を選びましょう。
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文房具好きが集まる朝活コミュニティ:文房具朝食会@名古屋の主催者。 2009年からブログ『本と文房具とスグレモノ』を毎日更新し続ける文房具ライター&ブロガー。 『文房具屋さん大賞』で特別コメンテーターを務める日本でも有数の文房具通。 東海地区を中心に文房具をベースにした活動を精力的に展開するサラリーマン。 愛知県岡崎市に在住。