『ジャポニカ学習帳』は大人でも使えるすぐれたノート!

『ジャポニカ学習帳』は水や汚れ、消しゴムの摩擦などの衝撃に強く、毎日の使用に適したノートです。
1冊あたりのページ数が少なめなので長期間の使用はできませんが、丈夫なうえに軽くて持ち運びがしやすいので、場所を選ばず絵を描いたり、アイデアを思いついたときにメモを書いたりすることができます。
また、1ページ目に記載されている「学習百科」は、大人でも思わず頷いてしまうような内容で、なにかを書くだけでなく読みものとしても楽しめます。
今回、『ジャポニカ学習帳』の自由帳を実際に使ってみたところ、子どもはもちろん、大人でも気軽に使え、絵や文字を繰り返し書いて練習するのにぴったりのノートだということがわかりました。
『ジャポニカ学習帳』はどんなノート?
『ジャポニカ学習帳』は、老舗のノートメーカーである「ショウワノート」から発売されているノートです。ベルマークに参加している&日本PTA全国協議会推薦商品ということもあり、小学生向けのノートであるといえます。
大きさはランドセルやカバンに入れやすいB5サイズ(179×252mm)。罫線はなく無地です。
ページ数は30枚60ページで適度な厚みで、子どもの肩に負担にならないようにつくられているからか、軽いのが特徴です。手持ちの計量器ではかったところ132gでした。
『ジャポニカ学習帳』の口コミ・評判

『ジャポニカ学習帳』の口コミや評判をインターネットで調べてみたところ、大人で使用している人が少ないせいか、口コミは少なめでした。
そんな数少ない口コミのなかから、信用性の高い口コミ・評判をご紹介します。気になる人はぜひ参考にしてくださいね。
ここがよかった! 『ジャポニカ学習帳』のポジティブな口コミ!
「とにかく懐かしい!」 「童心にかえって絵を描いている」という声がちらほらありました。子どもが使うことを前提につくられているからか、「持ち運びしやすく、丈夫で便利」だという声も。「学習百科の記載が大人が読んでもおもしろい」という声もありました。
ここがイマイチ! 『ジャポニカ学習帳』のネガティブな口コミ!
これといったネガティブな口コミは見当たりませんでしたが、インターネット上で買うとなるとまとめて買わなくてはならない場合が多く、「少数で購入する場合は別途送料がかかるなどコスパが悪くなる」という声もありました。
『ジャポニカ学習帳』を家族みんなで使う場合や、たくさんノートを使うのであれば、なるべく冊数を多く買った方がお得になりますね。
『ジャポニカ学習帳』の紙質・耐久性・書き心地は 徹底検証!

それでは、実際に『ジャポニカ学習帳』を手にとり、使っていく様子を写真を交えてレビューしていきます。
今回購入したのは『ジャポニカ学習帳』の自由帳(中・高学年向き)。表表紙の黄色い花はビートルデイジーという花で、南アフリカで撮影されたものです。
『ジャポニカ学習帳』の見た目や中身をチェック
まずは、裏表紙や1ページ目にある学習百科をみていきましょう。

こちらが裏表紙です。写真のピンクの花はルスキアという多肉植物の一種で、表表紙のビートルデイジー同様アフリカで撮影されたもの。裏表紙のデザインは、写真が異なる点と、名前を記載する欄がない以外は、表紙とほとんど変わりません。

表紙をめくって1ページ目にある学習百科をチェック。チンパンジーが道具を使いこなすことについての説明がありました。絵がついていてわかりやすく、大人が読んでも面白い内容でした。
子ども用に作成されているノートなので当然ですが、ふりがながふってあります。子どもがいる人は一緒に読んで話題にしても楽しいですね。
裏表紙のほうにはモナコについての記載があり、こちらもまた面白い内容でした。
『ジャポニカ学習帳』の紙質&耐久性はどうなの?

まずはノート紙。表面はなめらかでありながら、ペンや鉛筆がすべりにくいよう本当に少しですがザラッとした質感があります。
ノート紙の厚み自体は、やや厚めといったところ。色はコピー用紙のような真っ白ではなく、子どもがみても目にやさしい、すこしだけ生成りがかった白色です。

つづいて、『ジャポニカ学習帳』の耐久性をチェックしていきます。
表紙部分に霧吹きをかけてみました。水をしっかりはじきます。濡れたり汚れたりしてもサッと拭き取れます。水を吹きかけて短時間放置したくらいでは、水が染み込んでドロドロになってしまうことはありません。

つづいてノートに水を吹きかけてみました。さすがに水ははじくことはなくよれてしまいますが、軽く引っ張っても破けることはありませんでした。
濡れた部分をタオルで軽く拭いたあと、短時間で乾きました。乾いたあと、多少ヨレはしたものの、上になにかを書くことは可能。濡れたからといって使えなくなってしまうということはありません。
小学生が使うことを前提につくられているノートだということもあり、表紙、ノート紙ともにかなり丈夫に作成されているノートだということがわかります。
『ジャポニカ学習帳』の使い心地は? 実際に使ってみました
紙質や耐久性をチェックしたあとは、実際にノートへの書き心地がどうかをチェックしていきます。

シャープペン、ボールペン、鉛筆、万年筆、水性ペン、油性ペンで文字を書いてみました。蛍光ペンでマーカーも引きました。
どの筆記具でも特段書きにくいといったことはありませんが、とくに鉛筆やシャープペンでの書き心地がよく、線が見やすい印象です。色ペンの発色もいいので、塗り絵や色のついた絵を描くのも楽しめます。

気になる裏移りや書き跡もチェック。インクがにじみにくいです。ボールペンでこそボコボコと書き跡が次ページについてしまいましたが、それ以外の筆記具ではほとんど書き跡はつきませんでした。
油性ペンのにじみも最小限に抑えられていて、裏写りも少なめ。次ページへもほとんどうつっていません。

『ジャポニカ学習帳』の自由帳を使っている人は、絵の練習用として使っている人が比較的多かったので、鉛筆とシャープペンシルで絵を描いてみました。
小学生が使うことを前提につくられているからか、鉛筆の絵のほうが味がでる印象です。逆に陰影をつけず細かい線を使った絵を描きたいときはシャープペンシルのほうが適しています。

先ほどの絵に万年筆とボールペンでペン入れをして、消しゴムで強くこすってみました。どちらも思った通りスラスラとペン入れができました。万年筆のインクも全くにじんでいません。
消しゴムで強く擦っても、紙がよれて折れることもありませんでした。強く擦っても紙へのダメージもありませんでした。絵がうまくなりたい人の練習帳としての機能も兼ね備えているノートだといえます。
大人が『ジャポニカ学習帳』を使ってみてわかったこと

『ジャポニカ学習帳』を試した感想をチャートにしてみました。
※執筆者の主観を数値化したものです。
『ジャポニカ学習帳』の自由帳を実際に使ってみて、子どもだけでなく、大人でも幅広い用途で使えるノートだということがわかりました。
とくに大人の絵の練習帳にぴったりです。絵を上達させたい人は、『ジャポニカ学習帳』で練習をしてみるといいですよ。
また、子どもがいる人であれば、一緒に文字や絵の練習をしたり学習百科を読んで話題にしたりと親子で楽しく使えるのもうれしいポイントです。
今回ご紹介した『ジャポニカ学習帳』は中・高学年向きですが、表紙や学習百科がひらがな表記の低学年向き自由帳も販売されています。小学校低学年以下の小さな子どもと共用したい人は、低学年用もぜひチェックしてみてくださいね。
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「生活雑貨」「キッチン用品」「ギフト・プレゼント」カテゴリー担当。妻と娘が二人で料理をしているのをほほえましく眺めながら、息子と食べる担当になっている30代編集者。あると便利な日用品を買っても使わず、怒られているのは内緒。