縄跳びにはダイエットやトレーニング効果がある? 痩せるの? 消費カロリーは?
縄跳びは、子供用だけでなく、大人向けのトレーニング用としても豊富に商品が取り揃えられています。どうしても小さな子どもの遊びで使うイメージする方も多いと思いますが、実は、大人の運動不足解消やダイエットなどにも役立つことで、注目を集めています。
縄跳びは有酸素運動なので、縄跳びダイエットとしてはもちろん、体幹を鍛えるなどの筋トレにもおすすめの運動です。ボクシングジムでよく縄跳びをしている選手の姿をみますが、消費カロリーも多く、減量など短期間での効果も表れやすいと言われているので、ダイエットを長く続けられないという方にもぴったり。
足や腕だけではなく、肩や背筋、腹筋など全身の筋肉を使って跳ぶので、在宅ワークや外出自粛などで運動不足が気になるという方でも手軽に取り入れられる運動なんです!
縄跳びの選び方
それでは、縄跳びの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】ロープの種類で選ぶ!
【2】すべらず握りやすいグリップを選ぶ
【3】ロープの長さ調整ができるものを選ぶ
【4】留め具の種類もチェック!
【5】「エア縄跳び」なら自宅でもトレーニングできる!
上記の5つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
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【1】ロープの種類で選ぶ!
縄跳びはロープが変わると跳び心地や負荷が変化します。素材ごとの特徴をご紹介するので、自分の目的にあった素材を選びましょう。
▼初心者に扱いやすい「綿タイプ」
幼児などはじめて縄跳びに触れる場合は、綿素材のロープが扱いやすいでしょう。綿素材の縄跳びは、ある程度の重さがあることでゆっくりと回すことができ、縄跳び初心者でも跳びやすくなっています。
また、足に当たっても比較的痛くないので安心して使うことができます。
▼継続して跳ぶなら「ビニールタイプ」
有酸素運動として長時間跳びたい場合は、ビニール製がおすすめです。とくに小学生から二重飛びを始める子もいると思います。また、中学生ではもっと高度な技に挑戦する子もでてくるでしょう。
そんなときにビニールタイプは、ロープ自体の重さが軽量のため、高速で回しやすく、二重跳びなどさまざまな技を取り入れやすくなっています。伸縮性や耐久性も兼ね備え、多く販売されているタイプになります。
▼上半身を鍛えるなら「ビーズタイプ」
縄跳びのロープにビーズを通すことにより、重さをプラスしたタイプ。ビニール製と比較して重さがある分、腕や肩の筋トレにも効果的です。上半身を鍛えたい方に向いているタイプでしょう。
また、回すと音が鳴るため、リズムを取りやすいのも特徴です。
▼上級者に適したスピード重視の「ワイヤータイプ」
スピードを出すことができ、縄跳びの大会などでも使用されているのがワイヤータイプ。金属を使用しているため重めのものが多く、継続して回すにはある程度の筋力が必要です。中・上級者向けの縄跳びといえるでしょう。
▼太くて重い「チューブタイプ」
アスリート選手などのトレーニング用としても使用される、重量のあるチューブタイプ。重ければ重いほどトレーニングとして効果的なので、ボクサー選手なども好んで利用しています。ほかのタイプより負荷がかかるため、手首や肘を痛めないよう注意が必要です。
【2】すべらず握りやすいグリップを選ぶ
グリップは握りやすさやすべりにくさも重要です。跳んでいる最中にグリップが手から離れてしまうと事故のもと。指にあう溝が付いたものや、スポンジなどすべりにくい素材のグリップを選びましょう。
サイズはこぶしより少し大きめで、余裕をもって握れるくらいがおすすめです。
【3】ロープの長さ調整ができるものを選ぶ
縄跳びを正しく跳ぶためには、ロープの長さが重要になります。身長+55cmを目安に、長さ調整を行ないましょう。
また、お子さん用の縄跳びには、長さの調整がしやすいタイプだと身長に合わせやすくて便利です。
【4】留め具の種類もチェック!
縄跳びのハンドルの留め具には、おおまかに3つの種類があります。機能に合わせて選びましょう。
▼長さが調整しやすい「ロープ折り曲げ」タイプ
ロープ折り曲げタイプは、長さを容易に調整できます。ちょうどいい長さが決まれば、それに合わせて折り曲げるだけです。比較的安価なものが多く、子ども用や初心者用におすすめです。
▼抜けにくくねじれが起きにくい「ストレート」タイプ
ロープの抜けやすさとねじれを解消するならストレートタイプがおすすめです。ハンドルの先にある留め具でロープをまっすぐ固定するタイプで、留める力が強く、ねじれが起きにくいためストレスなく跳ぶことができます。
▼長く使用できる「ベアリング」タイプ
ロープをスムーズに回転させたいなら、ベアリングタイプを選びましょう。ベアリングによりねじれや抜けもおきにくく、耐久性もあります。長く愛用できる本格的な縄跳びを探している方におすすめです。
【5】「エア縄跳び」なら自宅でもトレーニングできる!
「外で縄跳びができない」「隙間時間でトレーニングをしたい」という場合には、エア縄跳びも検討してみましょう。ロープがなくても縄跳びと同じ動作ができるので、室内でも安心してトレーニングが可能です。
また、2WAY仕様のものはロープをつけたり外したりできるので、利便性が高いですよ。
エキスパートのアドバイス
ロープ素材、グリップ構造をチェックしよう!
縄跳びは、ロープの素材の違いで重さや跳びやすさが変わります。また、グリップの構造で握りやすさや回しやすさが変わります。体力に合わせて少しずつ重いものにチャレンジしましょう。
人気メーカーの特徴
縄跳びは子どもから大人まで幅広く利用されています。近年のフォットネスブームも相まって、縄跳びの人気が高まっています。人気のあるメーカーをみていきましょう。
アシックス
海外の大手スポーツメーカーが名を連ねるなかで、アシックスは日本を代表するスポーツメーカーです。科学的根拠に基づいた商品設計をしており、縄跳びにおいてもとくにグリップに拘りをもっています。長く使えるシンプルなデザインの縄跳びを多く取り扱っています。日本の信頼のおけるメーカーなので安心、安全に利用できます。
アディダス
ドイツに本社をおく、世界的にも有名な大手スポーツ用品メーカー。スポーツに関わるあらゆる商品を取り扱っており、そのなかではもちろん縄跳びもあります。スポーツメーカーらしく、フィットネス用、トレーニング用の縄跳びを豊富に取り揃えており、デザインもお洒落でかっこいいのが特徴です。
FEELCAT
主にトレーニング用の高機能な縄跳びをメインに扱っています。ファッション性、デザイン性にもすぐれていて、カラーバリエーションも豊富。品質のよい商品をリーズナブルな価格で販売しています。機能面では、ベアリング式の縄跳びを豊富に取り揃えており、飛んでいるときの安定感が抜群で人気があります。
おすすめ9選|縄跳び
ここからは、フィットネストレーナー講師の曽谷英之さんと編集部が厳選した、縄跳びのおすすめ商品を紹介します!
通常の縄跳びと、家のなかでも使えるエア縄跳びのおすすめ商品をそれぞれ紹介するので、ぜひチェックしてくださいね。

asics (アシックス)『ネームトビナワ』は、INF公認のトビナワなので、普通の縄跳びだけではなく、難しい技に挑戦しながら楽しくエクササイズができます。大人用のものもありますので、親子で一緒に縄跳びを楽しめますよ。
日本なわとび競技連盟公認の縄跳び
日本なわとび競技連盟公認の子ども用縄跳びです。親指を適正なポジションに導く、3D楕円形状Fグリップを採用。握りやすく、力の弱い子どもでも手から抜け落ちにくいでしょう。ポリウレタン素材で軽く、子どもの跳びやすさを追求した縄跳びです。
また、耐久性にすぐれた留め具を採用しており、低学年から高学年まで長く使うことができます。
メッシュのフィット感がグリップを変える!
デビカ一押しの人気商品です!
多面体(九面)ロープが風を切るような音を出し、 リズミカルにとべます。汗をかいても、すべりにくいノンスリップグリップなので、持ちやすく疲れにくいです。
ロープの長さは簡単に調整できるので低学年から高学年まで長く使えます。さらに名前シール付きなので、お子様の持ち運びにも役立ちます。

通常の縄跳びに慣れてきたら、MIZUNO(ミズノ)『ヘビージャンプロープ』のような重みのあるロープに挑戦しましょう。ダンベルのような重さはないですが、数分の縄跳びでかなり疲労感を得ることができます。
トレーニング用の重い縄跳び
重さが約800gもあり、持久力の向上や筋力アップを狙ったトレーニングをしたい人におすすめの商品です。短時間でエネルギー消費を見込めるので、忙しくて運動時間が限られる人でも、効率よくトレーニングができます。
回転式グリップが採用されているので負担が少なく、手首を痛めることなくトレーニングできるでしょう。
耐久性に富んだスチールボールベアリング構造
ボールベアリングタイプの留め具を採用。ロープが絡まることを防いでくれるので、スムーズに跳ぶことができます。スチール素材のボールベアリングなので、丈夫で耐久性にも富んだ商品です。
グリップにはスポンジが使われており、手にかかる負担をやわらげ、汗をかいてもすべりにくくなっています。手汗をかきやすい方にも向いているでしょう。
しっかり握りやすい! 子ども用縄跳び
スポーツ用品メーカーのアシックスから販売されている、子ども用の縄跳びです。イエロー、ピンク、レッド、ブルー、ネイビーとカラーバリエーションが豊富なので、お子さんの好きなものを選べますよ。
Fグリップという親指のポジションを誘導する工夫がされており、ロープの調整も可能。はじめて縄跳びを使う子どもにもぴったりです。
人間工学設計のグリップで握りやすい
重さ110gと大人用としては軽め縄跳びです。また、約2.8mあるロープを自由に長さ調整できるため、子どもから大人まで幅広く愛用できます。
また、グリップ部分は人間工学設計ですべりにくさを実現しており、扱いやすいのも特徴です。跳んでいる途中に手からすべり落ちることも少なく、安心して使うことができます。
子どもから大人まで負荷のかからない縄跳び
ロープをグリップに容易につけることができる自動ロックデザインなので、工具を使わずにかんたんに長さ調整が可能。
ハンドル内にはステンレス製ベアリングボールの留め具が内蔵され、高速回転技も快適に行なえます。トレーニングをしたい人はもちろん、さまざまな縄跳びの技にトライしたい人にも向いているでしょう。
トレーニングにも適したビーズロープ
ビーズ付きロープの縄跳びです。ロープを回すと音が鳴るためジャンプのタイミングがつかみやすく、縄跳び初心者におすすめです。子ども用としてはもちろん、身長に合わせてビーズの長さの調整できるので、大人でも使えます。
ビーズの重さが適度な負荷となるので、上半身の筋肉トレーニングにも活躍してくれるでしょう。
シンプルデザインで握りやすいグリップ
基本をおさえたシンプルなデザインが魅力。グリップは16cmと余裕のある長さで、自分に適したポジションで握ることができます。
ロープの重さは2重跳びをするのに適しており、軽く速く回せます。高強度から低強度まで、あらゆるトレーニングが可能です。シンプルなトレーニング用縄跳びをお探しの方におすすめ。
おすすめ3選|エア縄跳び
ここからは、自宅でもトレーニングができるエア縄跳びのおすすめ商品を紹介します。
2重跳びもらくらく!
自宅でもトレーニングができるエア縄跳びです。高速回転のベアリングを採用しているので、2重跳びもかんたんにとぶことができます。
ロープはビニールタイプなので軽くて扱いやすく、縄跳びを使ったトレーニングの初心者の方でもはじめやすいでしょう。
室内・室外どちらでも使える! タニタの縄跳び
タニタのトレーニンググッズ「タニタサイズ」シリーズから展開されている縄跳びです。このシリーズは、「いつもの生活に取り込みながら、無理なく」をコンセプトとし、日常生活に手軽に取り入れることができる運動具を販売しています。
この縄跳びは自宅でも外でも使える2wayタイプで、付属の室内用・屋外用のロープにつけかえるだけなのでかんたん。場所を選ばず有酸素運動を行なうことができます。
消費カロリーやタイマー機能付き!
こちらのエア縄跳びは、消費カロリーや回数、距離を測定してくれる商品。グリップ部分に表示されるので、一目でわかるのもよいですね。ダイエットなどに運動を取り入れたい方におすすめです。
さらに時間表示やタイマー設定も可能。目標を決めながらトレーニングやエクササイズができる縄跳びです。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 縄跳びの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での縄跳びの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
縄跳びを使った上手なトレーニング方法とは? ダイエットや筋トレに!
有酸素運動である縄跳びは、筋トレ、ダイエット、運動不足解消のためなど、さまざまな理由で取り入れることが多いでしょう。ここでは、縄跳びを使った筋トレやダイエットにおすすめの上手なトレーニング方法を紹介します。
【筋トレ向け】おすすめのトレーニング方法
筋トレ目的で縄跳びを使うなら、ある程度負荷をかけられるものがおすすめです。負荷がかかることで、右2回、左2回と交互に片足で跳んで足を切り替える、ボクサー跳びでもじゅうぶんなトレーニング効果を発揮してくれるでしょう。
縄跳びは全身運動なので、体幹を鍛えることができます。とくに太ももや腰、ふくらはぎの強化ができますよ。上半身よりは下半身のほうが鍛えやすいですが、手首や背中などの筋肉を鍛えることも。跳ぶ前に必ず準備運動をするのを忘れないようにしましょう。
【ダイエット向け】おすすめのトレーニング方法
有酸素運動の縄跳びは、筋トレだけでなくダイエットにも向いています。ダイエットに取り入れる場合は、負荷をかけることよりも1分間に50~60回転させるスピードを保つことを意識しましょう。そしてそれを3~5分間続けます。慣れてきたら、1分間の休憩をはさんで2セット、3セット、と増やしていきましょう。目安は5分間×6セットです。
ぜひダイエットに縄跳びを取り入れて、無理なく運動しましょう。
縄跳びを使う際の注意点も伝授!
最後に、縄跳びをする際に気を付けたいポイントも紹介していきます!
女性はスポーツブラの着用がおすすめ
縄跳びを跳ぶときに、バストが上下に揺れることで胸が垂れてしまったり、胸痩せしてしまうのが心配な女性も多いのではないでしょうか。そんなときは、スポーツブラなど、胸をしっかり固定してくれる衣服を着用しましょう。そうすることで揺れを防ぐことができますよ。
室内での音が気になるならマットを敷いて防音!
室内でもかんたんに縄跳びができるエア縄跳びですが、マンションなどだと跳ぶときの音が気になりますよね。着地する部分に防音機能のあるマットなどがあると、音を気にせず縄跳びができるでしょう。
なかには、専用マットが付属している商品もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
利用目的に合った縄跳びを選びましょう
本記事では、縄跳びのおすすめ商品をご紹介しました。ロープの素材やグリップの形状、留め具の種類などは、使う目的に沿って選ぶことが重要です。また、室内外問わず使いたい方はエア縄跳びもおすすめ。
ご紹介した選び方や商品を参考に、自分に合った縄跳びを選んでみてくださいね。
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