ヨーグルトメーカーとは?
ヨーグルトメーカーは、一度にたくさんのヨーグルトを作ることができ、毎日ヨーグルトを食べる人にとってお得なアイテムです。
ケフィアヨーグルト、ギリシャヨーグルトなどさまざまな種類のヨーグルトだけでなく、甘酒・納豆・サラダチキン・ローストビーフなどのレシピも作ることができ、さまざまな発酵食品を作ることができるモデルも多いのもメリット。
ヨーグルトメーカー自体の本体価格も安いモデルを選べば、さらにコスパがいいでしょう。
ヨーグルトメーカーの使い方・作り方
ヨーグルトメーカーの使い方は、基本的にとっても簡単。牛乳にタネ菌となるヨーグルトを入れてよく混ぜ、ヨーグルトメーカーに入れてセットするだけです。
注意点としては、使用する前に使う器具類はすべて消毒しておくこと。また、ヨーグルトが固まらなくなってしまうため、出来上がるまではフタを開けて中を見ないようにしましょう。取扱説明書にも注意点などが記載されているので、よく読んでから作ってくださいね。
迷ったらコレ! おすすめメーカーの紹介
何を選ぶべきか迷ったら、人気メーカーから選ぶのもアリ! ここでは、おすすめメーカーをいくつかピックアップしてご紹介します。
アイリスオーヤマ|抜群の使いやすさ
日本の大手メーカー、アイリスオーヤマが手掛けるヨーグルトメーカーは、使い勝手の良さが魅力。
シンプルで見やすいボタンデザインで、初心者や忙しい方でもカンタンに手作りヨーグルトや甘酒が作れます。細かい温度設定ができるから、納豆や塩麹、フルーツビネガーなど、ヨーグルト以外の発酵食品も手作りして楽しめますよ。
牛乳パックタイプ、専用容器タイプどちらもあるので、幅広くチェックしてみてくださいね!
ビタントニオ|スタイリッシュなデザイン
ステンレスのボディがスタイリッシュなビタントニオのヨーグルトメーカーは、見た目にもこだわる方におすすめのメーカー。
頻繁にヨーグルトを作る人にうれしい、ワンタッチで設定できるオートメニューを搭載。ほかにも、ローストビーフや温泉卵など、作りたい食品に合わせて細かく温度設定ができます。
タニカ|日本のヨーグルトメーカーのパイオニア
タニカは、日本で初めてヨーグルトメーカーを製造したメーカー。ヨーグルトメーカーに温度調節やタイマー機能を付けることで、家でヨーグルトを作る楽しみを世界に広めたメーカーといっても過言ではありません。
日本製にこだわり、厳しい品質管理のもと製造されたヨーグルトメーカーなので、初めてでも安心して使えるでしょう。
ポップなカラーの商品もあり、お子様とヨーグルト作りを楽しみたいという方にもチェックして欲しいメーカーです。
ヨーグルトメーカーおすすめ20選
ここからはおすすめのヨーグルトメーカーを「紙パックタイプ」と「専用容器タイプ」に分けてご紹介します。
【紙パックタイプ】のおすすめ商品はこちら!
【専用容器タイプ】のおすすめ商品はこちら!
▼ヨーグルトメーカーおすすめ13選【紙パックタイプ】
まずは、手軽さやお手頃価格が魅力の「紙パックタイプ」からご紹介。わずらわしい作業がきらいな人や初心者におすすめです。

▼ヨーグルトメーカーおすすめ7選【専用容器タイプ】
ここからは、専用容器タイプのおすすめ商品をご紹介! 多機能なものも多く価格も低価格なものから高価なものまであります。ヨーグルト以外に本格的に発酵食品を作りたい方や一度にたくさんの量を作りたい方におすすめです。
アイリスオーヤマ『ヨーグルトメーカー(PYG-15A)』
「ヨーグルトメーカー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ヨーグルトメーカーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのヨーグルトメーカーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ヨーグルトメーカーの選び方
それでは、ヨーグルトメーカーの選び方を見ていきましょう。ポイントは下記のとおり。
【1】タイプ
【2】温度・時間の調整機能
【3】容量
【4】音や表示で知らせてくれると便利
【5】本体サイズとコードの長さ
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ヨーグルトメーカーのタイプで選ぶ
ヨーグルトメーカーは大きく2つに分かれます。紙パックのなかでヨーグルトを作る「紙パックタイプ」、付属の容器で作る「専用容器タイプ」です。それぞれ特徴があるので、どちらの方がご自身の生活スタイルに合っているか考えながら選びましょう。
紙パックタイプ|牛乳パックを入れるだけ!
牛乳パックに種を入れて、ボタンを押して待つだけでヨーグルトができる「紙パックタイプ」なら、面倒な煮沸なども必要なし。衛生的で後片づけもらくに終わります。
また、スペースが限られたキッチンでもコンパクトに置くことが可能です。お手頃価格なので、はじめての方でもチャレンジしやすいですよ。
専用容器タイプ|ヨーグルト以外の調理もしやすい
納豆や塩麹、納豆、甘酒など、ヨーグルト以外の発酵食品を作りたい方におすすめなのが「専用容器タイプ」です。
それ以外にも、ローストビーフや鶏ハムといった、本格的な低温調理も楽しめます。レシピブックが付属でついている商品も多くあるので、お料理の幅が広がります。
【2】温度・時間の調整機能をチェック
ヨーグルトだけ作れればいいのか、ほかの発酵食品も作りたいのかによって欲しい機能が変わってきます。また、カスピ海ヨーグルトなど作りたいものが決まっているなら、温度調節や時間設定が細かくできたり、発酵食品なら保温時間が長いものなど、自分のニーズに合った機能があるか、という観点で商品を選びましょう。
温度調節機能|こだわりたい方に
一般的なヨーグルトだけを作るなら、温度調節がないものでも問題ありません。しかし、カスピ海ヨーグルトやケフィアヨーグルトなどは温度が27〜29℃と低めの設定が必要です。いろいろなヨーグルトを作ってみたい方は温度調節が細かくできるものを選びましょう。
高温・長時間対応|いろいろな発酵食品を作りたい方に
酵素エキスは72時間、納豆は1〜2日と発酵時間が長いもの。さまざまな発酵食品にチャレンジしたい方には、温度調節が20〜70℃まで細かくできるものや保存時間が最長99時間と長い、専用容器タイプがおすすめです。発酵食品の調理がメインなら容器の口が広く、混ぜやすいものが重宝します。
ちなみに、メーカーによって異なりますが、ビタントニオの『ヨーグルトメーカー(VYG-20)』だと、25~40℃でヨーグルトや乳製品など、25~50℃で漬物やピクルス、ビネガーなど、25~60℃で甘酒や発酵食品など、30~70℃で温泉卵やローストビーフなどの低温調理をかんたんに作ることができます。
【3】作りたい量に合わせて容量を選ぶ
キッチンや収納スペースが狭い方、一人暮らしの方は、コンパクトなモデルを選ぶのがおすすめです。
一方で、子どもたちも含め家族みんなの分のヨーグルトを作りたい方、食材の低温調理にも活用したい方は、大容量のモデルを選ぶとラクでしょう。
【4】完成したら音や表示で知らせてくれると便利
ヨーグルトが発酵するまで約7時間から9時間程度かかります。放置しておけば簡単にできるので、気にする必要はありませんが、忘れかけていたころに、完成の音で知らせてくれたり、自動で電源がオフになるととても便利です。ヨーグルトが発酵しすぎてしまうと、腐敗の原因にもなるので注意しましょう。
【5】本体サイズとコードの長さも重要
ヨーグルトができあがるまでにだいたい8時間ほどかかります。よくある使い方としては、寝る前にセットして朝食で食べる場合もあれば、キッチンで料理の最中にヨーグルトメーカーを使ってローストビーフを作ったり、チーズを作ったりする場合もあるかと思います。
調理に長い時間がかかることもふまえて、キッチンに置けるスペースを確保したり、コードの長さが差し込み口から充分あるかチェックしておくと安心です。
インナービューティー料理研究家・フードコーディネーター
見落としがちなのはコードの長さ!
「ヨーグルトメーカー」といってもその機能性はさまざま。実は「発酵調理器具」と呼ぶ場合もあるくらい、使い勝手の広い家電です。
数あるなかから選ぶ際は、手作りヨーグルトを毎日食べたい、甘酒などの発酵食品も手作りしたい……など自分のなかで譲れない最大の目的を明確にすることが大切です。
その目的に合った機能性のヨーグルトメーカーをいくつか絞り、次に飽きないデザイン、自宅キッチンの収納スペースに合う大きさかどうかなどの項目をよく検討しましょう。
また、見落としがちな「コードの長さ」も忘れずにチェックしてくださいね。
ヨーグルトメーカーで作るおすすめレシピ
ここでは、ヨーグルトメーカーで作れるレシピをご紹介します。※対応機種によって調理できるレシピは異なりますので、購入前に確認してください。
ローストビーフ
調理に手間がかかりそうなイメージのローストビーフも、低温調理できるヨーグルトメーカーなら下ごしらえだけで簡単に作れます。
赤身の牛もも肉に塩コショウを振り、タコ糸で縛ったら、チャック付き保存袋に入れます。玉ねぎ、にんにく、醤油、はちみつ、赤ワインをブレンダーにかけた調味液とローリエを保存袋に入れ、空気をしっかり抜いて冷蔵庫でひと晩寝かせます。
保存袋がしっかりつかるように、ヨーグルトメーカーに熱湯を入れます。温度と時間を設定し、スタートボタンを押せば、あとは待つだけ! しっとりジューシーなお肉は、パーティーメニューにもぴったり。
甘酒
「飲む点滴」ともいわれる甘酒は、積極的に摂りたいものですが、市販の商品はなかなか高いですよね。ヨーグルトメーカーならご飯と米麹、水があれば簡単に手作りできます!
まずは容器に、やわらかく炊いたご飯と水を入れ、よくかき混ぜます。そこに、ほぐした米麹を入れてさらによくかき混ぜます。本体をセットして、モードを選択してスタートすれば、簡単にできあがりです。余ったぶんは冷蔵庫で保管しましょう。
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使い方にあわせてヨーグルトメーカーを選ぼう
今回は、ヨーグルトメーカーのおすすめをご紹介しました。気になる商品はありましたか? 商品を選ぶときは、通販サイトの口コミレビューもあわせてチェックしてみてくださいね。実際に使った人の評判を参考にすれば、より具体的に使用イメージが掴めるはずですよ。
ヨーグルトメーカーには、「ヨーグルトをつくるもの」と「ヨーグルトを含めたさまざまな調理ができるもの」があります。日常のなかでどう使いたいのかをイメージして、使いたい目的に合わせて、最適な1台を選んでみてくださいね。
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「楽しく正しく食べてカラダの中からキレイに、健康に!」をモットーに、「インナービューティー」を軸としたコラムの執筆やレシピ開発等を通じ、女性のライフステージごとに関わる「食×美」の大切さを幅広く発信中。二児の母。 【所有資格】 女子栄養大学認定食生活指導士1級、ベジフルビューティーアドバイザー、調味料ソムリエなど。