「低温調理器」のおすすめ商品の比較一覧表
「低温調理器」って何?どんなアイテム?
低温調理は、食材を一定の温度に、長時間キープする必要があります。もともとは、オーブンや大型の鍋などを使って、長時間、難しい温度調節をし続ける必要のある、難易度の高い料理法でした。
そんな低温調理をぐっとかんたんにしてくれたのが「低温調理器」。おもな手順は、水のなかに袋に入れた食材を沈め、低温調理器をオンにして、おしまい。あとは待つだけ、ほったらかしで、低温調理が可能です。
おもてなし料理も日常のおかずも手間なくつくれて、高タンパク・低カロリーなヘルシー料理もおいしくなる。低温調理器は、毎日のテーブルをぐっと楽しく、充実させてくれるアイテムです。
低温調理器のメリット・デメリット
かんたんにおいしく低温調理ができる低温調理器。とはいえ、もちろん、メリットとデメリットがあります。
▼低温調理器のメリット|手間なし・おいしい・機器がコンパクト
低温調理器のメリットとしては、このようなものがあります。
・かんたんに、おいしく、やわらかい肉料理・魚料理が作れる
・温度やタイマーのセット後、ほとんど放置してOK
・掃除や片付けがラクで、コンパクトなものが多い
低温調理器なしで低温調理をするには、大きな鍋でお湯や油を加熱し続けたり、オーブンを使ったりする必要があり、なかなか手間がかかるうえに、温度調節が難しいです。
低温調理器を使えば、加熱ムラが出たり、加熱しすぎてしまったりという失敗はぐっと減るうえ、基本的に「ほったらかし」で料理ができあがるのはうれしいですね。
また、オーブンや電気圧力鍋といった調理器具でもほったらかし料理は可能ですが、それらと比べればずっとコンパクトで収納しやすいアイテムが多いのも、低温調理器の魅力です。
▼低温調理器のデメリット|時間がかかる・食中毒の危険・電気代
低温調理器のデメリットとしては、このようなものがあります。
・料理に時間が掛かる
・食材に火が通ってないと食中毒の危険がある
・長時間の使用で電気代が掛かる
このうち、上2つの「時間がかかる」「食中毒の危険がある」は、低温調理器を使わなかったとしても、低温調理には避けて通れないデメリット。知っておきたいのは、20~50℃という温度は、食材に菌が繁殖しやすい温度だということ。できれば60℃くらいで、十分な時間をかけて加熱するようにしましょう。
食中毒を避けるためにも、低温調理器を使いこなし、しっかり温度調節したいものですね。
低温調理器の選び方
それでは、低温調理器の選び方をご紹介していきます。ポイントは下記。
【1】パワー
【2】取りつけ方法
【3】温度設定の範囲・細かさ
【4】スマホアプリで操作できるか
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】出力パワーで選ぶ
低温調理器のパワーは、消費電力=W(ワット)数で確認します。作る料理のボリュームに合ったパワーを選ぶことが重要です。自分が何に使いたいのかを一度考えてから消費電量をチェックしてみましょう。
▼800W
チキンやサーモンなどあまりボリュームのない食材の調理がメインの方には800Wくらいで十分
▼1000W以上
1000W以上のハイパワーのものは、大きな塊肉の料理や大量の材料を調理したい方におすすめ
ハイパワータイプは、設定温度に到達する速度や、温度が下がったときのリカバリーにすぐれていますが、その分電気代は高くつくことになるので注意しましょう。
低温調理器具といえば、長時間にわたって水温を一定温度に保ち調理をおこないますが、一定に保てる水量や広さには限界があります。出力が小さいと対応できる量が少なくなるので、小さな鍋にしか使用できません。
大きなものの調理や、人が集まるパーティでの料理に使いたい場合、鍋を分けて調理をおこなわなければいけなくなります。そんなときは、1,000W以上の高出力のものを選ぶことで、大量調理が可能となります。大物調理をする機会があれば、ぜひともおさえておきたいポイントです。
【2】取りつけ方法で選ぶ
鍋に低温調理器を取り付ける方法には、クリップ式やねじ式などがあります。それぞれ特徴が異なるので、自分に合った取り付け方法を選びましょう。
▼クリップ式|手軽に使える
クリップ式は、本体に付いたクリップで鍋や容器のフチをはさんで固定するだけなので、セットが簡単。「ねじ式」と比べて圧倒的に手軽なので、国内では主流になっています。
ただし、厚手の鍋やフチに厚みのある容器は、クリップで挟めないことがあります。
▼ねじ式|幅広い容器に対応
ねじ式は取り付けにやや手間がかかるものの、厚手の鍋や、フチに厚みがある容器にも対応。しっかり固定できるので、時間がかかる低温調理の間も安心です。
アメリカ製の低温調理器『Anova(アノーバ)』がねじ式です。
鍋の縁への取りつけ方法は、ネジ式とクリップ式の大きく2つにわけることができます。
ネジ式は毎回ネジを回して調節しないといけないのが手間ですが、取りつけ幅が広くしっかりと固定されるため、ずれる心配が少ないです。対するクリップ式の取りつけは、かんたんですが厚い鍋には使えない場合があります。低温調理で使用する予定の調理器具を購入前に確認するようにしましょう。
▼鍋タイプ|手軽で失敗しにくい
電気鍋タイプの低温調理器が登場しています。鍋タイプは、ボタン操作1つで鍋の容量に最適な加熱ができるため、簡単で失敗が少ないのが大きなメリット。
繊細な温度コントロールという点ではハンディタイプの方がすぐれていることが多いのですが、鍋タイプは熱効率の高い素材や構造を採用しており、消費電力抑えめでエコな点も魅力です。
とはいえ、鍋サイズのものが1つ増えることになるので、それなりの設置スペースや収納スペースが必要になります。
【3】料理にこだわるなら「温度設定」の範囲・細かさも重要
究極の味を目指して、こだわりのレシピを極めたい人は、こまやかに温度や時間を設定できるものを選びましょう。
0.5℃はもちろん、0.1℃単位で温度設定ができるものや、Wi-Fi連携で外出先からの操作ができたり、「80℃で45分加熱ののち、90℃で15分」といった複雑なコマンドが可能なものも登場しています。
【4】スマホアプリで操作できるとさらに便利
調理時間がかかる場合が多いので、途中で目を離すときや、離れたところから予熱をしておきたいこともあるかと思います。そんなときには、スマホアプリ連携がついているモデルが便利。
手持ちのスマホで、低温調理の詳細を確認・変更することが可能なため、非常に重宝します。
低温調理は火を使わず、また温度も低めなので安心して行なえる調理方法です。
調理時間がかかる場合が多いので、途中で目を離すこともあるかと思います。その際には、スマホアプリ連携がついているモデルがおすすめ。手持ちのスマホで、低温調理の詳細を確認や変更することが可能なため、非常に重宝します。
スマホ連動機能つきは、単機能タイプに比べて少々値の張るものが多いですが、それを補って余りある利便性を体感できること間違いなしです。
低温調理器でおすすめなメーカー&ブランド
ここからは、低温調理器で有名なブランド&メーカーを紹介していきます。メーカーやブランドごとに特徴にそれぞれ違いがあります。初心者さんなんかは、人気のメーカーから選ぶのも一つの手ですよ。
▼BONIQ(ボニーク)|使いやすいくてデザイン性が高い
ボニークは、日本で初めて低温調理器の専門ブランドとしてできたメーカー。安全で美味しい低温調理を楽しめるために常にユーザーに発信をし続けているメーカーでもあります。
ボニークの低温調理器は、高度な設定や多すぎる機能を省き、操作が簡単な、ユーザーにとって使いやすい商品を提供しています。また、日本時に好まれやすいスッキリとしたデザインを採用しているため、キッチンのインテリアも邪魔しないのがうれしいポイント。
公式サイトも充実していて、レシピから注意喚起まで、低温調理器に関するあらゆるデータがそろっていますよ。
▼アイリスオーヤマ|手が出しやすい価格が魅力
生活用品や生活家電を多く製造・販売している会社として有名なアイリスオーヤマ。低温調理器にも定評があります。調理にかける手間と時間を省きつつ、美味しい料理を家庭で楽しみたいというニーズを応えるような低温調理器になっています。
簡単に取り付け、設定を行うことができ、少量の調理でも使いやすい設計になっています。生活用品や家電を多く手掛けるアイリスオーヤマらしいコンパクトなデザインと便利な機能を併せ持っているので、使いやすいと人気です。価格も他のブランドやメーカーと比べると安く、手が出しやすいのも魅力的なポイントの一つです。
▼ANOVA(アノーバ)|専用アプリと連動できる
ECサイトの口コミも高いのがアノーバの低温調理器。最大の特徴として、BluetoothやWi-Fiで本体とスマホをつなぐことができ、連動させることができる点。温度や時間のコントロールとしてスマホが使える画期的な調理器具となっています。
また専用のアプリを接続することで、さまざまなメニューに対応することができます。しかし、アメリカのブランドなのでコンセントプラグも海外仕様。公式サイトやマニュアルも英語なので、注意が必要です。
低温調理器おすすめ20選
上記で紹介した低温調理器の選び方のポイントをふまえ、おすすめ商品を紹介します。
高機能なのに操作はかんたん、信頼の日本製など選りすぐりの商品をご紹介するので、あなたにとって使いやすい商品を探してみてください!
オリジナルアプリで操作も簡単
BONIQ(ボニーク)から発売された、コンパクトなサイズ感になった低温調理器です。スッキリとしたデザインになっているので収納時も更にインテリアの邪魔をしにくくなっています。
また、オリジナルアプリと連動させることができるので、帰宅前に水温を上げておくことができます。さらに完全防水なので丸洗いすることができるのも嬉しいポイント。
失敗知らず!食品の中心温度を測ります
「芯温調理モード」で食材の中心温度を正確に測定できるから、火が入りすぎてパサパサ…ちょっと生っぽい…なんて失敗することがありません。使い方も食品用チャック付きポリ袋に調理したい食材をいれて、そのまま中にいれるだけ!水や鍋を用意することなく、大きさもA4コピー用紙とほぼ同じ大きさなので省スペースで済みます。初めての低温調理におすすめです。
深鍋・浅型鍋どちらにも使えます!
かわいらしいパステルカラーの低温調理機です。ポイントはクリップ部分がスライドで位置を変えられるので、深鍋はもちろん浅型鍋でも取り付けられるところ。作りたい量に合わせて自由に変えられます。また、家庭用には十分な1000Wという電力なので、最適な温度でじっくりと食材を温めてくれるから栄養素や旨みを逃がしません!手ごろな値段に抑えられているのも魅力ですね。
高機能&かんたん操作がうれしい
低温調理ブームの火つけ役、ボニークの低温調理器です。2017年にクラウドファンディングで、開発資金を集めたというのも、当時は非常に話題になりました。
0.5℃単位という非常にこまかい温度管理が可能で、難しい温度調整が必要な調理をらくにしてくれます。省スペースで洗練されたデザイン、かんたん操作と低温調理器に必要とされているものはすべて網羅(もうら)しています。
迷ったらコレ! というくらい、おすすめしたい商品です。
進化系低温調理器 スタイリッシュなプロ仕様
先ほどご紹介した『BNQ-01』の、2020年1月に一般発売となった上位モデル。『BNQ-01』よりもパワー150%アップ、約36%サイズダウン。固定のためのクリップは着脱式で、磁石がくっつく鍋ならば底面のマグネットにより自立も可能。『防水性能が高く、丸洗いができるのは衛生面で大きな魅力です。
海外製『アノーバ』との大きな違いになっていたスマホ連携もWi-Fi接続でスタート。ただし、スマホアプリはまだ進化中のよう。クラウドファンディング生まれの製品なので、製品の成長をともに楽しむ姿勢が正解かもしれません。
Anovaシリーズの小型モデル
Anovaシリーズの小型モデルです。こちらもほかのモデルと同じくアプリと連動することができます。
連動できるアプリも優秀で、簡単に操作を行えるほかに、多数のレシピの中から選べて、さらに自分だけのオリジナルレシピも保存することができます。
海外低温調理器の代名詞アノーバの上位モデル
エキスパートもおすすめ、世界的に人気の低温調理器「アノーバ」の2019年に発売された上位モデル。パワー、耐久性、連続運転時間、温度管理精度などがさらに向上しています。1,200Wのパワフル設計。対応容量はふた付きの状態で最大100リットル、最低水位は62mm、最高水位は170mmとまさにプロ仕様。大量調理もお手のものです。
説明書は英語で、変換プラグも別途購入が必要なのはスタンダードモデルと同じ。どうせ『アノーバ』を手に入れるなら、プロ仕様モデルで料理に凝りに凝ってみては。
Anova Culinary(アノーバ カリナリー)『Anova Precision Cooker(アノーバプリシジョンクッカー)(A2.2)』
アメリカ生まれのBluetooth対応調理器
アメリカの調理家電メーカー、Anova(アノーバ)の低温調理器です。アメリカ生まれなだけあり、電源を3Pから2Pへと変換をしなければいけませんが、立ち上がりが早く非常に高性能。
マニュアルやアプリはすべて英語ですが、直感的に操作できるインターフェースと日本語でくわしく解説しているサイトやレシピなどの活用で、しっかりと使いこなすことが可能です。Bluetooth接続なので、離れた場所にいても調理器の操作ができるのはとても便利で、手放せなくなること間違いなし。
低温調理に慣れてきて、ワンランク上の調理をおこないたい方にぜひとも手にとっていただきたい商品です。
デザインにもこだわった高出力モデル
1,000Wの高出力を誇る、貝印の低温調理器です。
低温調理をおこなうにあたり、温度を一定にたもつ精度はもちろん、食材がどれだけ真空に近い状態なのかという点も重要。余計な空気が入っているとそれだけで熱が伝わりにくくなり、調理具合にムラができてしまう原因になってしまいます。
こちらの機種の場合は、付属の専用シーラーを使用することによって、より真空に近い状態にすることが可能です。理想的な環境で調理ができるので、料理もさらにおいしくなりますよ。
機能性、見た目とさまざまな点に気を配った、低温調理器の上位機種です。
スタンド式なので大きな鍋が無くてもいい!
スタンド式が特徴の低温調理器で、床面は倒れにくいよう平になっており、更に滑り止めグリップがついているので調理時はもちろん、保管時も倒れにくい設計となっています。支える必要がないので、大きな鍋が無くても調理ができるのが嬉しいポイント。
また、完全防水なのでお手入れの時も丸洗い可能です。0.5℃刻みで温度調節が可能なので味や食感にこだわりたい方におすすめです。
タイマーアラームが便利! 使いやすい工夫が沢山
使いやすさへの工夫が光る商品。取り付けやすい大きなクリップや見やすいように傾けられた操作パネルなど、ユーザー目線で扱いやすい設計がされています。
タイマーはアラーム付きで、調理が終わると音で知らせてくれます。調理していたのを忘れていて食材を入れっぱなしにしていた……という失敗もしづらくなるでしょう。
1000Wのハイパワーなのに高コスパ
出力が1,000Wと強力なので、設定温度まで到達するスピードが速く、手早い調理が可能。容量の大きな鍋でも安定して食材を温められます。
温度は0~90℃、時間は最大99時間まで設定が可能であり、防水機能もIPX7と充分。別途変換プラグは必要になりますが、低温調理器としての基本機能をしっかりとカバーしています。
ハイパワーモデルでも手に取りやすい価格でコスパも良好です。
正確な温度管理が可能!ムラなく均一に調理できる
3D流路設計によって、均一に水を循環させることができ、したがってムラなく調理することができるように。操作面もシンプルな仕様になっているため、迷わずにセッティングできるのも魅力。1,100Wのハイパワー設計のため、加熱がしっかりとでき、その上時短調理ができるのもうれしいポイント。
信頼の日本製でコスパもいい
暮らしに役立つ製品を次々と開発している日本の企業、富士商の低温調理器です。
低温調理はフランスが発祥ということもあり、日本に知られはじめたのはごくごく最近の話。そのため低温調理器を選ぶといってもほとんどが海外製で、日本用になっているとはいえ電源まわりなどの不安は残るものです。その点、こちらは国産モデルですので、安心して使用することが可能。
95℃までの対応や、クリップ式という所は若干気になりますが、価格を考えるとじゅうぶんすぎるほどの性能といえるでしょう。低温調理に興味が出てきた方におすすめします。
最大1200w出力で温まるのが早い
高出力なのでお湯になる速度が速いため、低温調理が早く楽しめます。また20Lの温度をコントロールできるので業務用の寸胴鍋も対応可能。強い対流力で均一に加熱することができます。
コスパにすぐれた自立型
こちらの低温調理器は少々変わり種で、鍋のなかに自立させるタイプの調理器になっています。
ネジ式やクリップ式は、鍋のフチをキズつけてしまうことがありますが、自立型であればその心配はまったく必要ありません。不安定だなと感じた場合は、台座を外してクリップ式にすることも可能です。
低温調理時で気をつけなければいけないのは、水が入っていないのに電源が入ってしまう空焚き。こちらは一定水位を下まわると、電源のオフ機能がはたらきます。
出力が800Wと若干少なめですが、それでも能力としては申し分ありません。とにかくコスパで選びたいという方におすすめです。
深さ7㎝でOK 少ない水でコンパクトに低温調理
2020年発売の新製品。ヒーター部分が短めに作られているので、深さ7㎝の浅型鍋でも低温調理ができ、水の量が節約できます。『水の量は、本体に表示されている、下の水位線「MIN」と上の水位線「MAX」の間に収めなければなりません。
温度と時間は、タッチパネルと操作パネル横のホイールで設定。加熱と同時に底に付いた羽が回転することで水を循環させ、水温をコントロール、熱ムラを防ぎます。
設定時間終了を知らせてくれるアラーム付き。
チキンやフィッシュ ボタン1つで簡単調理
約2時間かけてやわらかく調理する約70℃の「やわらかモード」。短時間でサッとサラダチキンを作る約20分100℃の「スピードモード」。副産物の出し汁をスープや雑炊に調理する約100℃に5時間キープする「連続モード」の3つのモードに分かれます。
面倒な温度や時間の設定はなし、操作はモードボタンを押すだけ。300g程度の鶏胸肉1枚がすっぽり収まるサイズ。ふたと鍋は水洗いできます。
スリムでコンパクト 安心の防水設計
音響機器のようなスリムでスマートなデザイン。コンパクトで置き場も取らず、キッチンにすっきり収まります。水に差し込んで使うハンディタイプは、防水性も気になるところですが、こちらは、調理中やお手入れの際にも安心・安全な防水設計。
コントロールパネルで温度は0.5℃刻みで設定可能。設定温度到達時は「ピーピー」、調理終了時には「ピーピーピー」という電子音で知らせてくれます。
独自技術で正確な温度管理を実現
水温を25~99.9℃まで、0.1℃刻みで操作が可能。温度の誤差も少なく正確に維持できるため、温度調整がシビアなメニューもカンタンに調理できます。
また、独自の3D流路設計により、水を均一に循環してくれます。鍋内の温度ムラが少なく、食材を均一に温めてくれるので、食中毒の防止にも期待できるでしょう。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 低温調理器具・スロークッカーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での低温調理器具・スロークッカーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
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低温調理器の上手な使い方
使用するメーカーにより、低温調理器の使い方は異なりますが、大まかな使い方は下記のとおりです。
1. 大きめの鍋やコンテナに水を張り、低温調理器をセットして予熱を開始
2. 食材に下味をつけ、ジップロックなどの密閉できる袋に入れる
3.温度や調理時間を設定し、袋に入れたまま食材を投入してタイマーが鳴るまで放置
使い方は簡単なので、むねやももなどの鶏肉、豚肉、白身魚などを誰でもおいしく調理することが可能です。また、高タンパクで低カロリー料理もでき、ダイエットや減量をするヘルシー志向の方からも重宝されるアイテムです。
おいしく調理したいなら鍋にもこだわろう
低温調理をする際、「温度が一定か」「食材が真空状態になって熱が伝わるか」「食材が一定水温のお湯に浸かっているか」が重要なポイントになります。
どれかひとつでも欠けると、風味が落ちてしまいますし、なにより熱がきちんと通らないことによる食中毒などの危険性もあります。
そうならないために、食材がしっかりと浸かる深さの鍋を用意するのは非常に重要なことです。ある程度の深さと広さを持った鍋で調理することにより、風味もグッとよくなりますよ。
低温調理器を使ったレシピを紹介 ローストビーフとチャーシューの作り方
低温調理器を使って作りたい、代表的なレシピを2つ、簡単にご紹介します。加熱温度、時間など細かい設定は製品付属の取り扱い説明書やレシピ本・レシピブックを参照してください。
▼低温調理器でジューシーに仕上がる「ローストビーフ」
低温調理で定番のローストビーフの作り方をここからは詳しく解説していきます。柔らかくジューシーに仕上げるコツも紹介していきます。
▼用意するもの▼
【材料】牛肉の塊、塩、こしょう、ローリエ
【自家製タレ用】醤油、酒、みりん、バルサミコ酢
▼作り方~ローストビーフ編~▼
①牛肉にフォークやテンダライザーで筋を切る
②穴を開けた牛肉に塩と胡椒をすり込む
③すり込んだら15分ほど馴染ませてローリエやタイムなどお好みのハーブと一緒に真空パックする
④低温調理器を60℃に設定をし2時間ほど調理する
(※肉の塊の大きさによって時間が変わってくるので注意)
⑤低温調理が終わったら氷水で急冷する
⑥お好みのサイズにスライスして完成!
▼作り方~自家製タレ編~▼
①みりんと酒をフライパンで火にかける
②アルコールが富んだら、醤油と砂糖を入れる
③砂糖が解けたらバルサミコ酢を入れかき混ぜて出来上がり!
このソースはとても万能で、ローストビーフ以外にもとんかつ、ハンバーグ、ステーキなどの肉系料理にマッチするのでぜひお試しあれ!
▼低温調理器で作る柔らか「チャーシュー」
低温調理器を使ったレシピの定番となりつつあるのが「チャーシュー」です。低温で調理するからこそ実現するトロトロ柔らかな食感をお楽しみください!
▼用意するもの▼
【材料】豚肩ロース肉、塩、オリーブオイル
【漬け込みダレ用】醤油、みりん、酒、砂糖、水、唐辛子、にんにく、しょうが、グローブ、オールスパイス、ローリエ、長ネギの青い部分
▼作り方▼
①漬け込みダレの材料を鍋にすべていれひと煮立ちさせ、火を止めて冷ます
②ロース肉は全体にフォークで穴を開け、塩を振って下味をつける
③ロース肉をオリーブオイルをひいたフライパンで軽く焦げ目がつく程度に焼く
④ロース肉が冷めたら、漬け込みダレをフリーザーパックに入れ、空気を抜く
⑤一晩寝かせた後に低温調理器を63℃にセットし、8時間調理する
⑥一度冷蔵庫で冷やして完成!
少し手間はかかりますが、最高に美味しいチャーシューに仕上がるのでぜひお試しください。
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低温調理器についてのおさらい
低温調理器を使うときは、しっかりと食材に熱を通すことが大切。加熱できていないと、風味が落ちるのと同時に、食中毒などの危険性もあります。作るメニューや量に合わせて、適切な出力の商品を選び、調理の際には十分注意をしてくださいね!
また、便利な機能や鍋に合わせた取り付け方式も重要です。ネジ式・クリップ式・自立式など、自宅の鍋のサイズなどに合わせて、使いやすい商品を選んでください。
低温調理器を使用すると、今までにないくらい料理の幅が広がり、きっと食事が楽しくなると思います!ぜひ、本記事を参考にして、ピッタリの低温調理器を探してくださいね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
家電量販店、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を運営するプロの現役家電販売員。 学生時代から家電に対する並々ならぬ興味を持ち、アルバイトを経てそのまま家電量販店の道へと進んで15年弱。 個人で年間2億円を売り上げ、数々の法人内コンテスト等で表彰された経験を持っています。 家電アドバイザーの資格を有し、家電と名の付く物全てに精通しています。家電で分からないことはありません。 現在は家電ライターの業務も通して「全ての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力しています。