屋外向けの犬小屋の選び方 ふくふく動物病院の院長に聞きました
ふくふく動物病院 院長の平松育子さんに、屋外向けの犬小屋を選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。
犬のサイズに合ったものを選ぶ
ふくふく動物病院 院長
犬小屋を選ぶときには犬のサイズに合わせた小屋を選びましょう。犬小屋については大は小を兼ねることはありません。
小型犬に大きめの犬小屋は、保温性にかけてしまい不向きです。反対に、少し窮屈になっているにもかかわらず、入ることができているから大丈夫というのも間違いです。
小屋の中に熱がこもってしまったり、出入口でひっかかり怪我をしてしまうかもしれません。適切なサイズの小屋を選びましょう。
お手入れのしやすさで選ぶ
ふくふく動物病院 院長
選ぶときにはデザインだけではなく、掃除やお手入れのしやすさも重視してください。入口が狭く奥の方まで手入れが行き届かなかったり、水洗いできなかったりなど、掃除のしにくいものはデザインがよくても不便です。
しっかり洗えて、天日干しできるものがおすすめ。犬小屋の底が地面に直接つくと小屋が傷みやすく、おすすめできません。できるだけ脚(支柱)がついているものを選びましょう。
素材選びも大切
ふくふく動物病院 院長
犬小屋の素材には「プラスチック」「木」「金属」などがあります。選ぶポイントは、耐久性や通気性、お手入れのしやすさです。犬によっては小屋をかじってしまう場合がありますので、かじり癖がある犬は丈夫さを重視して選ぶのがよいでしょう。
<プラスチック製>
日照りにも強く耐久性がありますが、気密性があるので、通気窓やスリットがあるかなどを確認しましょう。
<木製>
ナチュラルな雰囲気で人気ですが、仕上げが荒く触った時にざらざらしているものは、怪我のもとになります。また、塗料を使用しているものはにおいに注意してください。塗料のにおいでまいってしまう犬もいます。
<金属製>
丈夫ですが、サビと夏の暑さが気になります。長所と短所をよく知ったうえで、飼い犬に合ったものを選びましょう。
屋外向けの犬小屋おすすめ8選 ふくふく動物病院 院長が厳選
ここからは、ふくふく動物病院院長の平松育子さんと編集部で選んだおすすめ商品をご紹介します。

アイリスオーヤマ『ボブハウス』

出典:Amazon
サイズ | M:約幅54.5×奥行74×高さ72cm、L:約幅66×奥行80×高さ80cm |
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重量 | M:約5.2kg、Lサイズ:約7.7kg |
材質 | ポリプロピレン |
適合犬種 | M:体高約28cmまで(ダックスフンド、シーズーなどの小型犬)、L:体高約50cmまで(コーギー、ビーグルなどの中型犬) |

アイリスオーヤマ『コテージ犬舎』




出典:楽天市場
サイズ | 約幅99.5×奥行83.5×高さ95cm |
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重量 | - |
材質 | 天然木、スチール |
適合犬種 | - |

トリクシー『ナチュラルドッグケンネルサドルルーフ』






出典:Amazon
サイズ | 130×100×105cm |
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重量 | - |
材質 | 木材(松) ほか |
適合犬種 | 大型犬 |

ペピイ『屋外用6面サークルハウス(屋根・パネル付)ノーマルM』






出典:楽天市場
サイズ | 本体:幅224×奥行120×高さ136cm(屋根含む) |
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重量 | - |
材質 | 格子・パネル・屋根カバー:スチール(抗菌塗装仕上げ)、屋根板:カラー鋼板、連結部品:樹脂、ビス:ステンレス |
適合犬種 | 大型犬 |

アイマック『ドッグハウス ゼウス50 リミテッドエディション』


















出典:Amazon
サイズ | 幅53×奥行46×高さ47.6cm |
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重量 | - |
材質 | プラスチック |
適合犬種 | - |
リッチェル『ペットハウス(DX-580)』






出典:楽天市場
サイズ | 幅69.5×奥行84×高さ87cm |
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重量 | 7.6kg |
材質 | ポリプロピレン |
適合犬種 | 体重20kg以下の超小型〜中型犬 |
アイリスオーヤマ『ログ犬舎(LGK-600)』














出典:Amazon
サイズ | 約幅60×奥行74.5×高さ68cm |
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重量 | 約14kg |
材質 | 本体:天然木(杉)、アルキド樹脂塗料、ネジ:スチール |
適合犬種 | 体高40cmまでの中型犬 |
リッチェル『木製犬舎 830』






出典:Amazon
サイズ | 幅83×奥行101×高さ82.5cm |
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重量 | 16.8kg |
材質 | "木部:天然木、 ボルト・ナット・木ネジ:スチール(ユニクロメッキ)、 脚部カバー:ポリエチレン ほか" |
適合犬種 | 体重20kg以下の超小型〜中型犬 |
「屋外向けの犬小屋」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 屋外向け犬小屋の売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでの屋外向け犬小屋の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
お手入れがラクで、耐久性のあるものを選びましょう ふくふく動物病院 院長からアドバイス
ふくふく動物病院 院長
犬小屋は屋外で使用することがほとんどですので、雨風や強い日差しに対して耐久性のあるものを選びましょう。強い風で吹き飛ばされたり、転倒しないように重量がしっかりあるものを選ぶことも重要です。
また、掃除や消毒、水洗いができないものは不衛生になりますので、お手入れがラクなものを選ぶとよいでしょう。
まれに接触性アレルギーを起こす犬がいます。樹木、プラスチックなどにアレルギーを起こす犬もいますので、アレルギー体質の犬の場合は、犬小屋の素材にも充分気をつけましょう。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
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※2021/01/18 本文・価格修正のため、記事を更新しました(マイナビおすすめナビ編集部 下田結賀子)
山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院を2006年に開業。得意分野は皮膚病です。2019年4月より皮膚科と内科中心の病院を目指していきます。飼い主さまのお話をしっかり伺い、飼い主さまと協力し合いながら治療を進めていくように心がけています。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。