「ペット用ホットカーペット」のおすすめ商品の比較一覧表
ペット用ホットカーペットの必要性
新生子期&高齢期の動物や病気にかかっている動物は、体温調節がむずかしくなるため、専用の暖房機器で体温調節をする必要があります。ホットカーペットを使って暖かいスペースをつくってあげましょう。
人間用のホットカーペットでも代用は可能ですが、ペット専用につくられたものとは違いますので想定外の事故が起きるかもしれません。なるべくペット専用のものを使用するようにしてください。
ペット用ホットカーペットの選び方 ドッグトレーナーに取材
ペット用のホットカーペットを選ぶときに、どのような点に注意すればいいでしょうか。ポイントは下記の4つ。
【1】適切なサイズのカーペットを選ぶ
【2】安全性で選ぶ
【3】機能性で選ぶ
【4】お手入れしやすいものを選ぶ
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
ペット用のホットカーペットを選ぶときには、ペットに合ったものを選んであげる必要があります。共通していえるポイントは「1.大きすぎないものを選ぶ」「2.使用する場所を想定する」「3.安全性の高いものを選ぶ」です。
ケージいっぱいの大きさですと、ペットが「暑いな」と感じたときに逃げ場がなく、やけどや体調不良になってしまうことがあります。2、3も汚れやすい場所での使用や、ペットがいたずらをしてしまう可能性があるかなどを考慮して選ぶようにしましょう。
【1】適切なサイズのカーペットを選ぶ 寝床を埋め尽くさないサイズで!
ホットカーペットを選ぶとき、動物のからだの大きさやスペースに合ったカーペットを選んであげましょう。
ペット用のカーペットにはハムスターなどの小動物向けの小さなサイズから、大型犬でも寝られる大きなサイズまでさまざまな大きさの商品が存在します。商品サイズを確認して、ペットのからだの大きさにあっているかどうかをしっかりと確認しておきましょう。
また、ケージやハウスのなかでペットを飼っている場合は、就寝スペースの半分程度の大きさを選ぶことで、カーペットが熱いと感じたときにもう半分のスペースに逃げることができます。
【2】安全性で選ぶ 噛み癖対策が十分できるものを
コードが保護されているか
家電のコードなどに噛みぐせのあるペットにホットカーペットを使用する場合は、コードが噛みちぎられないよう補強されている商品を必ず選びましょう。使用するペットが犬や猫なら、活発でいたずらが多い若い時期はとくに要注意ですね。
【3】機能性で選ぶ
ペットが安全に暖を取るためにも、ホットカーペットの機能性は重要なポイントです。なかには裏表で温度が違うリバーシブルタイプもありますよ。可能な設定温度など確認しておきましょう。
噛みぐせのあるペットの場合、コードが噛みちぎられないような工夫がされているものを選ぶと安心ですね。
温度調節ができるかどうか
動物によってそれぞれ適切な温度は異なります。温度調節機能つきのホットカーペットならば、使用環境や状況に合わせた温度に調節することが可能です。
実際に使ってみないとわからない部分もありますが、設定温度の幅は広いと柔軟な対応をしやすく活躍の機会も多いですよ。
使用環境がいつも同じで用途がはっきりと決まっているのであれば、調節機能のついていないもののほうが扱いやすい場合もあります。ご家庭によっては、「子どもが遊んでいるうちに、設定温度を変えてしまっていた」など、事故が起きないとも限りません。
裏表で温度が違うリバーシブルタイプが便利
温度調節機能のほかに、裏表で違う温度にできるリバーシブルタイプのホットカーペットもあります。冬の夜や朝など、とくに気温が下がるときには高温の面、日中はある程度あたたかくて高温の面だと低温やけどが心配というときは低温の面、というように状況に応じて裏返して使い分けることができます。
付属のカバーがついているか
手軽な温度調節としては、付属のカバーの有無もチェックしてみてください。タオルなどでも代用できるのですが、ずれてしまったり、ペットにいたずらされてしまう可能性があるので、専用のものがついているほうがいいでしょう。
カバーの中には薄めのものや厚手のものがあるのですが、熱さを和らげてくれるほどの厚みがあるものを選びましょう。
本体の仕様やカバーの丈夫さもチェック
ホットカーペットは電熱線が本体に通っているので、商品の強度も安全性を重視する上でチェックしておきたいものです。角や端などがめくれやすく噛まれやすい形状ではないか、表面に歯や爪が当たった際に穴が空いてしまわないかを必ず確認しましょう。
また、カバー素材の耐久性も大切です。ペットが遊んでしまっても破けないようなものを選んでおくことが大切です。
耐久性も重要
ホットカーペットの本体やカバーが、ペットが噛んだりひっかいたりしてもかんたんに壊れないかどうかも事前にチェックしておきましょう。
カーペット本体がやわらかいと、ふとした拍子に爪や歯で穴があいてしまうことも。穴があいてしまうと感電するおそれもあり非常に危険です。商品ページの説明や取扱説明書を必ず読んで耐久性もチェックしておきましょう。
また、カバーやコードもかんたんに破れてしまうものだと何度も買い換えるハメになります。万が一壊れたとき、交換できるかどうかも確認しましょう。
【4】お手入れしやすいものを選ぶ
ペット用ホットカーペットには、専用カバーがついているものと本体のみで使うタイプのものがあります。専用カバーつきの商品は、低温やけどのリスクが低くなるうえに汚れても丸洗いできて衛生的。しかし、カバーに抜け毛がつきやすく洗濯する手間がかかります。
また、本体のみで使うタイプは表面がプラスチック(塩化ビニルやABS樹脂など)でできているものも多いです。抜け毛がつきにくく汚れても水拭きでかんたんに落とせてお手入れがとてもラクですが、座ったり寝転がったときの質感はかたくなります。
このようなお手入れの面も考慮して選んでみてくださいね。
ペット用ホットカーペットのおすすめ10選 ドッグトレーナーと編集部が選ぶ
寒い日や留守中もペットが快適に過ごすために必要なペット用のホットカーペットのなかから、ドッグトレーナーと編集部が選んだ、おすすめ商品ご紹介します。

リバーシブルで温度調節可能! フリースカバーつき
表面がプラスチックでできた電気ヒーターに、やわらかいフリースのカバーがついた逸品。Mサイズで小型犬や猫、うさぎなどへの使用に適しています。裏表で温度が異なり、高温面は約39℃、低温面は約32℃と熱すぎず、寒すぎないよう配慮されています。
本体は水拭き可&カバーは洗濯可でお手入れもラク。固定ホールつきでケージやサークルにも設置しやすくずれにくいのもうれしいポイント。ペットをケージ飼いしている方や、リバーシブルタイプの良質な商品がほしい方向きです。
アイリスオーヤマの『ペット用ホットカーペット』のおすすめポイントは、サイズ展開がとても豊富というところです。多くの商品がLサイズまでなのに対して、こちらは3Lサイズまであるので、大型犬のいるご家庭でも選んでいただけます。また、裏と表で温度差が約10℃あるので室温や体調に合わせて使い分けられるのもいいですね。
※カバーがファスナーなので、いたずらしやすい猫や犬は誤飲に充分注意してください。

カバーがかわいい&安全性に配慮されたひと品
カバーの動物の足跡の柄がとってもかわいいホットカーペット。カバー裏面は滑り止めつきで、カーペットのうえでペットが動いてもずれにくくなっています。
本体は裏と面で温度が違うリバーシブルタイプ。ペットの好みの温度に合わせて使い分けられます。表面はプラスチックで水拭き可能。カバーも洗濯可能でお手入れもラクにできます。
コードはスチール管で保護されているので噛みちぎられる心配も少ないですよ。価格が手ごろなのもうれしいポイント。できるだけ安価で手に入れたい方にぴったりです。
マルカンの『CASA マルチヒーター』はサイズは小さいですが、多くの小動物(哺乳類・鳥類)に対応できるのがポイントです。サイズが小さいので、ケージに引っ掛けるタイプのヒーターなどと組み合わせて使うのもおすすめですよ。

ハムスターやインコの幼鳥などの体温調節に!
コンパクトで使いやすい、ケージ飼いしている小動物向けのひと品。ハムスターやデグーなどの小動物はもちろん、セキセイインコなど生まれたばかりの幼鳥にも使えますよ。
裏と表で温度が異なるリバーシブルタイプで、動物に合わせて使い分けることが可能。小さくて寒さに弱い動物のお世話に重宝します。コードは保護チューブつきで、ハムスターなどの動物がかじってもかんたんには壊れません。
生活防水で粗相にも耐えられる! 日本製だから安心
薄くてサークルやベッドの下に入れて使いやすいホットカーペット。裏表で温度が異なるリバーシブルタイプで、状況に応じて使い分けることができますよ。生活防水設計なので、万が一ペットがおしっこをもらしても、水で洗い流せるのでお手入れがラク。
コードはチューブで補強されていますが、万が一壊されてしまった場合でも別売りのコードと交換可能です。活発で噛みぐせのあるペットを飼っている方にぴったりの商品ですね。
水洗いができてニオイや汚れがつきにくい!
ネコや小型犬にぴったりなサイズ。裏表で温度が異なるリバーシブルタイプのホットカーペットです。コード部分はいたずら防止の金属チューブで補強。省エネ設計で電気消費量が少なく、電気代の負担も少ないです。
カバーも本体も水洗いが可能。本体は中性洗剤を使用して洗えるからニオイも汚れも根こそぎ落とせます(※接続部分など洗えない部分もありますので、ご使用になる前に説明欄をご確認ください)。ペットのニオイが気になる方にぴったりの商品です。
ヒーターとしても使える2WAYタイプ
うさぎやモルモットなど、ケージ飼いしている小動物向けのホットカーペット。上に乗ってもらうことはもちろん、ケージに立てかけてヒーターとして使うことも可能です。
裏と表で温度が異なるリバーシブルタイプ。季節や状況に応じて使い分けることができますよ。留守中、ケージ飼いしている小さな動物の暖を取るのに重宝する逸品です。
コードは交換可能! 噛まれて壊されても長く使える
ペット用ベッドやケージにセットしやすいサイズのホットカーペット(※専用カバーは別売りです)。裏表で温度が異なるリバーシブルタイプで、状況に応じて使い分けられます。
コードはチューブで補強されているので壊れにくくなっていますが、万が一壊れてしまった場合は別売のコードに交換することもできますよ。噛みぐせのあるペットを飼っている方や、コードを壊されて悩んでいる方に適しています。
1時間あたりの電気代が安くて経済的!
動物のお母さんの体温を再現したひと品。高温面は38℃、低温面は30℃とリバーシブル仕様で季節や体調に合わせて使うことができます。ペットの体温を適度に温められて消費電力はとても少なく、1時間使っても電気代はたったの0.2円! 電気代が気になる方にぴったりです。
コード部分は金属チューブで補強されてるから、噛みつきぐせのあるペットでも安心して使えますよ。
UEETEK『ペット用ホットカーペット』
耐久性の高い素材でつくられ丈夫なひと品!
カーペット部分の素材にはPVC耐火材を採用。熱による劣化がしにくく防水性・防塵性にもすぐれ丈夫なひと品です。耐久性が高く長く使えるカーペットがほしい方に適しています。
汚れた場合は軽く水拭きをおこなってください。お手入れもラクで扱いやすいです。高低の2段階で温度調節もできるから、気候や体調に合わせてペットの体を温められます。
温度のムラができにくい! 全体が均一に温まる!
裏表で温度がことなるリバーシブルタイプ。高温部分が33℃前後とやや低めで、低温ヤケドが気になる方向けのホットカーペットです。発熱体がバランスよく配置されているので、温度のムラが少なく全体がまんべんなく温まります。
生活防水構造だから、万が一ペットが粗相をしても大丈夫。180度可動式プラグで狭い場所でも使いやすいのもうれしいポイントです。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ペット用ホットカーペットの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのペット用ホットカーペットの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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火事や低温やけどへのリスクも知っておこう
ペット用ホットカーペットは暖かく保てる機能がだ醍醐味ですが、誤った使い方をしてしまうと低温やけどを引き起こしてしまう可能性があります。低温やけどは、通常のやけどと異なり、日常的に使用している暖房器具に長時間触れることによって起こるため、やけどを自覚するまでに時間が掛かります。急に痛みが出るわけではないので飼い主が注意を払ってあげる必要があります。
被毛が焦げていたり、毛質が部分的に変わっていたり、かゆがっている場合があれば一度かかりつけの動物病院で見てもらったほうがいいでしょう。
安全な商品を正しく使用するのはもちろん、ペットの様子をよく観察してあげることがホットカーペットを使用する際は一番大切になってきます。
猫が安全に過ごせるホットカーペットを選びましょう
ペット用ホットカーペットは、裏表の温度が異なり状況に応じて使い分けられるリバーシブルタイプも多く、商品ごとに差はありますが動物の安全に配慮されたものがほとんどです。
ただ、高齢のワンちゃんやねこちゃんは動かない時間も長くなるので、うえで紹介した通り、低温やけどの可能性もゼロではありません。長時間つけっぱなしにはせず、エアコンなどほかの暖房器具との併用も検討すると安心です。また、ケーブルを噛んだり爪とぎすることによって、ケーブルが断線して火事が起きるリスクもあります。安全性の高い商品を選び、取扱説明書をしっかり確認して使用してくださいね。
この記事を参考に、あなたのペットにぴったり合うお気に入りのひと品を見つけて、寒い冬を乗りきりましょう。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
幼少期から動物と関わる仕事がしたいと夢みて、高校・大学と動植物について学ぶ。 大学2年生のときに保護犬を迎え、犬の行動学やアニマルセラピーなどを勉強。 OPDES公認ドッグトレーナー資格、動物介在教育アドバイザー認定資格を取得。 現在は、自身の経験から保護犬についての相談や家庭犬のしつけ・トレーニングをしている。