商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | シリーズ | ボディシェイプ | サイド&バック材 | トップ材 | スケール長(インチ) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Martin『Standard Series D-28(2017)』 |
※各社通販サイトの 2024年08月11日時点 での税込価格 |
オールマイティな王道中の王道マーチン | スタンダード | ドレッドノート | イースト・インディアン・ローズウッド | シトカ・スプルース | 25.4” | |
Martin『Standard Series 000-18』 |
※各社通販サイトの 2024年08月11日時点 での税込価格 |
抱えやすく弾きやいコンパクトボディ | スタンダード | 000 | マホガニー | シトカ・スプルース | 24.9” | |
Martin『15 Series 000-15M』 |
※各社通販サイトの 2024年08月11日時点 での税込価格 |
オールマホガニーの個性派マーチン | 15 | 000 | マホガニー | マホガニー | 25.4” | |
Martin『X Series DXMAE』 |
※各社通販サイトの 2024年08月11日時点 での税込価格 |
初心者にもおすすめの低価格モデル | X | ドレッドノート | HPL | HPL | 25.4” | |
Martin『Road Series DRSG』 |
※各社通販サイトの 2024年08月11日時点 での税込価格 |
コスパ抜群、オール単板のエントリーモデル | Road | ドレッドノート | シリス | シトカ・スプルース | 25.4” | |
Martin『Little Matin LX1』 |
※各社通販サイトの 2024年08月11日時点 での税込価格 |
どこへでも持っていける小さなマーチン | Little Matin | - | HPL | シトカ・スプルース | 23” |
マーチンアコギの選び方 音楽ライターに聞いた
音楽ライターの田澤 仁さんのアドバイスをもとに、マーチンアコギの選び方を紹介します。ポイントは下記の3つ。
【1】ボディサイズ
【2】材質
【3】シリーズ
上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に自分に合うマーチンアコギを選ぶことができます。一つひとつ解説していきます。
ボディサイズはDタイプと4種類のOタイプ
音量や弾きやすさに影響するのがボディサイズ。マーチンではドレッドノートのDタイプと、小ぶりなボディのO(オー)からかなり大きめのOOOO(クアドラ・オー)までOタイプが4種類あります。その中で誰にでもおすすめできるのは、やはり標準サイズともいえるドレッドノート。OOOより少し大きいサイズで音量が出るし、低音も豊かに鳴ります。鳴らしきるには力強いピッキングが必要ですが、マーチンらしい音を出したいなら、ドレッドノートを選んでおけば間違いありません。
また、ドレッドノート以外のOがついたモデルはボディのくびれが深く、ドレッドノートに比べてブライト(明るめの音)で繊細な音になります。OOOまでのサイズは弦長もやや短く張りがゆるいので、弾きやすさを重視する人に向いているでしょう。中でもOOOは低音から高音までバランスよく鳴らせるので、指弾きで繊細な表現をしたい人におすすめです。
モデル名の数字で材質を確認
音色で選ぶなら、材質に注目しましょう。材質は、モデル名後半の数字でわかります。たとえば人気機種でよくある18や28はトップ材がスプルースというマツ科の常緑高木であることを示しています。そしてバックとサイドは18ならセンダン科の常緑高木であるマホガニーが使用されており、中音域に張りがあり、ブルースやロックに向いた音色になります。また28のバックとサイドはローズウッド材を使用しており、低音から高音までバランスよく鳴り、伸びやかな音なので人気があります。マーチンの代表機種である『D-28』もこのタイプで、オールラウンドに使えるモデルです。
ちなみにこのモデル名後半の数字は装飾の種類も表していて、数が大きくなるほど装飾が増え、ゴージャスで高価なモデルになります。たとえば40番台になるとアバロン貝のインレイ装飾が施されるなど、見た目もゴージャスになってきます。逆に装飾がない15などは低価格なので、できるだけ安くマーチンを手に入れたい人におすすめです。
ギターのシリーズもチェック
同じボディサイズや材質でも、シリーズが違えば価格も大きく違うことがあります。価格を重視するなら、シリーズを決めてから選びましょう。まずチェックすべきは定番のスタンダードシリーズ。人気のあるモデルがそろっていますし、マーチンらしさといえばやはりこのシリーズです。とくに理由がなければスタンダードシリーズを選んでおけば間違いなしです。より低価格なマーチンを狙うなら、ロードシリーズや圧縮合板材を使ったXシリーズがよいでしょう。小型のジュニアやリトルマーチンシリーズなどにも低価格モデルがそろっています。
また、ヴィンテージシリーズとオーセンティックシリーズは、歴史的な名ギターを復刻したもので、素材も作りも最上級。そのぶん高価ですが、一生ものの1本を手に入れたいなら、このシリーズもチェックしておきましょう。
マーチンアコギのおすすめ6選 音楽ライターが厳選
ここまで紹介したマーチンアコギの選び方のポイントをふまえて、音楽ライターの田澤 仁さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。
オールマイティな王道中の王道マーチン
マーチンだけでなく、アコースティックギターの中でもっとも有名なモデルが『D-28』。永遠のスタンダードとして、世界中のプロミュージシャンから愛されているモデルです。ピックでコードストロークを弾けばふくよかな低音を味わえるし、フィンガーピッキングのソロならアタックの効いたフレーズが楽しめるという、まさにオールマイティなギター。幅広いギタリストにおすすめできるモデルです。
なお、スタンダードシリーズのD-28は2017年に仕様が変更されました。内部の補強材であるブレーシングがレスポンスのよい形式に変更され、ネックも薄めで弾きやすくなっているほか、外観もよりヴィンテージの雰囲気が強まっています。以前のモデルも並行して販売されていることがあるので注意してください。
シリーズ | スタンダード |
---|---|
ボディシェイプ | ドレッドノート |
サイド&バック材 | イースト・インディアン・ローズウッド |
トップ材 | シトカ・スプルース |
スケール長(インチ) | 25.4” |
シリーズ | スタンダード |
---|---|
ボディシェイプ | ドレッドノート |
サイド&バック材 | イースト・インディアン・ローズウッド |
トップ材 | シトカ・スプルース |
スケール長(インチ) | 25.4” |
抱えやすく弾きやいコンパクトボディ
ドレッドノートよりひとまわり小さい000サイズの製品。抱えやすいだけでなく、ネックが短いショートスケールなので弦の張力もゆるめになっています。手が小さい人でもチョーキングやビブラートがしやすく、とても弾きやすいモデルです。ボディのサイドとバックはマホガニーでやわらかいサウンドですから、指弾きの繊細なニュアンスも表現しやすいです。
000サイズで人気があるのはローズウッドの『000-28』ですが、これではちょっと音がかたいと感じる人には、この『000-18』のほうが向いているでしょう。立ち上がりがよく抜けのよい音は、バンドでも活躍してくれます。ふだんエレキを弾いている人が初めて持つアコギとしてもおすすめですよ。
シリーズ | スタンダード |
---|---|
ボディシェイプ | 000 |
サイド&バック材 | マホガニー |
トップ材 | シトカ・スプルース |
スケール長(インチ) | 24.9” |
シリーズ | スタンダード |
---|---|
ボディシェイプ | 000 |
サイド&バック材 | マホガニー |
トップ材 | シトカ・スプルース |
スケール長(インチ) | 24.9” |
オールマホガニーの個性派マーチン
定番のマーチンでは面白くない、という人におすすめの個性派モデルです。マーチンでも多くのモデルがスプルースをトップ材に採用する中で、オールマホガニーのボディ、バインディングなどの装飾も一切ないという渋いルックスはとても目立ちます。あたたかく甘みがあり、まとまりもよいサウンドは独特の魅力があるし、トップ、サイド、バックともにすべて単板なので響きも抜群です。
トップのフィニッシュ(仕上げ塗装)をグラデーション状に色が濃くなるようにして、さらに見た目を渋くヴィンテージのような風合いにした『000-15M BURST』もラインナップされています。
シリーズ | 15 |
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ボディシェイプ | 000 |
サイド&バック材 | マホガニー |
トップ材 | マホガニー |
スケール長(インチ) | 25.4” |
シリーズ | 15 |
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ボディシェイプ | 000 |
サイド&バック材 | マホガニー |
トップ材 | マホガニー |
スケール長(インチ) | 25.4” |
初心者にもおすすめの低価格モデル
マーチンのドレッドノートタイプが欲しいけれど、『D-28』などは高価で手が出ないという人は多いでしょう。そんな人におすすめなのがこの『DXMAE』です。HPLと呼ばれる圧縮合板材を使った低価格な製品をラインナップする、Xシリーズの製品です。
ボディだけでなくネックには木材を再構成して作る集積材、指板やブリッジには再生紙を樹脂で固めたリッチライトを使っていますが、音が安っぽくなることはなく、マーチンならではの音を鳴らしてくれます。音量はそれほど大きくありませんが、エレアコ仕様なのでライブでも便利に使えます。天然の木材をほとんど使っていないので、気候などの影響を受けにくいし、野外のライブでも思い切り弾けるところも魅力です。
シリーズ | X |
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ボディシェイプ | ドレッドノート |
サイド&バック材 | HPL |
トップ材 | HPL |
スケール長(インチ) | 25.4” |
シリーズ | X |
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ボディシェイプ | ドレッドノート |
サイド&バック材 | HPL |
トップ材 | HPL |
スケール長(インチ) | 25.4” |
コスパ抜群、オール単板のエントリーモデル
単板の響きにこだわる人におすすめのモデル。ボディはすべて単板で、トップ材はスタンダードなスプルースですが、サイドとバックには、ローズウッドに特性が近いシリスという材質を使用しています。輪郭がはっきりしていてよく伸びる音も、ローズウッドにかなり似ていますが、それを低価格で手に入れられるのがこのモデルの魅力。高価なローズウッド使用モデルには手が出ないという人にもおすすめです。
ピックアップ内蔵のエレアコ仕様ですが、オール単板で生音の響きもよく、上位機種とほとんど変わらないマーチンらしいサウンドを楽しめます。
シリーズ | Road |
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ボディシェイプ | ドレッドノート |
サイド&バック材 | シリス |
トップ材 | シトカ・スプルース |
スケール長(インチ) | 25.4” |
シリーズ | Road |
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ボディシェイプ | ドレッドノート |
サイド&バック材 | シリス |
トップ材 | シトカ・スプルース |
スケール長(インチ) | 25.4” |
どこへでも持っていける小さなマーチン
小ぶりなボディで「リトル・マーチン」の愛称で親しまれている製品です。いわゆる「ミニギター」と呼ばれるサイズで、スケールはドレッドノートより6.5センチほど短い23インチ。このサイズなら手の小さい子どもでも弾きやすいですし、大人でも無理なく弾くことができます。ボディとネックはXシリーズ同様の合成材ですが、トップにはシトカ・スプルース材を使用していて、小さなボディからは想像のできないほどの音量を鳴らせるし、バランスよくまとまったサウンドで演奏できます。
小さくてもやはりマーチンの音なので、世界的に人気があります。イギリスのシンガーソングライターであるエド・シーランが使っていたのも、このモデルにピックアップを搭載したエレアコ版の『LX1E』です。
シリーズ | Little Matin |
---|---|
ボディシェイプ | - |
サイド&バック材 | HPL |
トップ材 | シトカ・スプルース |
スケール長(インチ) | 23” |
シリーズ | Little Matin |
---|---|
ボディシェイプ | - |
サイド&バック材 | HPL |
トップ材 | シトカ・スプルース |
スケール長(インチ) | 23” |
おすすめ商品の比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | シリーズ | ボディシェイプ | サイド&バック材 | トップ材 | スケール長(インチ) |
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Martin『Standard Series D-28(2017)』 |
※各社通販サイトの 2024年08月11日時点 での税込価格 |
オールマイティな王道中の王道マーチン | スタンダード | ドレッドノート | イースト・インディアン・ローズウッド | シトカ・スプルース | 25.4” | |
Martin『Standard Series 000-18』 |
※各社通販サイトの 2024年08月11日時点 での税込価格 |
抱えやすく弾きやいコンパクトボディ | スタンダード | 000 | マホガニー | シトカ・スプルース | 24.9” | |
Martin『15 Series 000-15M』 |
※各社通販サイトの 2024年08月11日時点 での税込価格 |
オールマホガニーの個性派マーチン | 15 | 000 | マホガニー | マホガニー | 25.4” | |
Martin『X Series DXMAE』 |
※各社通販サイトの 2024年08月11日時点 での税込価格 |
初心者にもおすすめの低価格モデル | X | ドレッドノート | HPL | HPL | 25.4” | |
Martin『Road Series DRSG』 |
※各社通販サイトの 2024年08月11日時点 での税込価格 |
コスパ抜群、オール単板のエントリーモデル | Road | ドレッドノート | シリス | シトカ・スプルース | 25.4” | |
Martin『Little Matin LX1』 |
※各社通販サイトの 2024年08月11日時点 での税込価格 |
どこへでも持っていける小さなマーチン | Little Matin | - | HPL | シトカ・スプルース | 23” |
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする の売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
音楽ライターからのアドバイス
イベント開催も要チェック!試奏して確認しよう
エレアコでは、生音とピックアップで拾った音のキャラクターが違うことがあります。マーチンでもモデルによっては音がかなり違うことがあるので、エレアコを試奏する機会があった場合は、アンプを通した音も忘れずに確かめてみてください。
また、日本各地の楽器店では多数のマーチン製品を展示するイベントも開催されています。通常は店頭に置いていないモデルも含めて試奏することができるチャンスですので、マーチンのギター購入を考えている方は、ぜひ足を運んでみてください。
マーチンアコギに関するそのほかの記事はこちら 【関連記事】
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