浴室用防水テレビの選び方 家電コンシェルジュが解説!
家電コンシェルジュの松本レイナさんに、浴室用防水テレビを選ぶときのポイントを教えてもらいました。防水お風呂テレビを選ぶ際には、どのような点に注目するとよいのでしょうか?
実用的な防水性能があるかチェック
防水テレビで一番重要なのは、防水能力の高さです。水滴がつく程度であれば防水能力が低くても問題ありません。ですが、お風呂場での利用を想定しているのであれば、しっかりとしたモデルを検討しておくとよいでしょう。
防水能力はIPX○○とかかれた数字で判断することが可能です。数字が大きいモデルほど、防水能力が高いので、防水お風呂テレビを選ぶときに必ずチェックしておきましょう!
シャープ(SHARP)『12V型ポータブル液晶テレビAQUOS(2T-C12AF-W)』
うっかりバスタブに落としても安心なIPX7相当の防水性能があるため、お風呂場での使用はもちろん、屋外でテレビが見たい時にも重宝する。連続稼働時間が長めな点も優れたポイント。
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お風呂のような奥まったスペースや、マンションの電波が届きにくい場所で使用する場合。必ず「ワンセグ」対応か確認しておきましょう。
「フルセグ」は画質がよい分、地デジの電波をしっかりと受信できないと、遅延や画像のざらつき、受信不可になってしまいます。対するワンセグは、スマホや自動車のナビなどにも使用されており、電波が届きやすいのが特徴です。
フルセグ、ワンセグ両方対応か、もしくはワンセグ対応モデルを選ぶと安心ですよ。
録画した番組も観られると場所を気にせず楽しめます
最近の防水お風呂テレビの一部モデルは今やっている番組の視聴だけでなく、録画した番組の再生が可能なモデルも販売されています。
アニメやドラマを撮りだめして視聴したり、ニュースのチェックをお風呂でおこなったり。リラックスできるお風呂タイムをより楽しく、便利に活用できます。その分テレビ本体の価格が高くなりますが、お財布に余裕があれば録画機能があるモデルをおすすめします!
Panasonic(パナソニック)『プライベート・ビエラ(UN-10E8-W)』
高画質・高音質な防水お風呂テレビ。防水対応のテレビというと、スピーカー性能や画質の劣るモデルが多い印象。こちらはチューナーが別にあり送受信するタイプのため、映像も音も非常によい。
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ここまで紹介した浴室用防水テレビの選び方のポイントをふまえて、家電コンシェルジュの松本レイナさんに選んでもらったおすすめ商品をご紹介します。

Panasonic(パナソニック)『プライベート・ビエラ 防水モデル(UN-10N9)』
出典:Amazon
画面サイズ |
10V型 |
---|---|
連続使用可能時間 |
約3時間30分 |
防水能力 |
IPX6/IPX7相当 |
重さ |
0.92㎏ |
ワンセグ/フルセグ |
‐/〇 |
サイズ |
幅255mm×高さ179 mm×奥行き37.2mm |
スピーカー数 |
800mW+800mW |
お風呂で入って一緒に洗ってもOK
シャワーの水がかかっても動作するクラスの防水性能を備える防水お風呂テレビ。浸水も予防できるIPX7相当の防水性能があるので、入浴中だけでなく、シャワー使用時でも外に出す必要がありません。今日はゆっくりお風呂につかりたいなというときは、入浴剤で好みの香りを楽しみながら、テレビをのんびり眺めるのもいいものですよ。
シャワーで水をかけても耐えられるつくりになっていて、使用後はそのまま水洗いをすれば、いつでもきれいな状態で使用できます。蒸気や水垢などによる画面の汚れには、食器用の中性洗剤で洗えばオーケーです。
チューナーは内蔵型ではないため、キッチンやリビング、寝室などに持ち歩きも可能。10型と15型がありますので、お風呂で大画面の視聴も可能です!

SHARP(シャープ)『ポータブル液晶テレビ(2T-C16AP)』
出典:Amazon
画面サイズ |
16V型 |
---|---|
連続使用可能時間 |
約3時間40分 |
防水能力 |
IPX6/7相当 |
重さ |
1.36㎏ |
ワンセグ/フルセグ |
‐/〇 |
サイズ |
幅388×高さ258×奥行75mm |
スピーカー数 |
フルレンジ×2個 |
タッチパネルで選局や音量調整も手軽に
リビングで使用するテレビと違い、防水お風呂テレビは手が濡れている状態での使用がほとんどなので、リモコンで操作できないことも。こちらの商品はタッチパネルで操作できるため、チャンネルを変えたり音量調整も指先で変更できます。スマホ画面を使うときのように、左右上下のスワイプ、ピンチイン、ピンチアウトで操作もできます。
画面には撥水コーティングが施されていて、指で操作をしても指紋がつきづらいところもポイント。画面のお手入れがしやすいということは、食材や調味料が跳ねることのあるキッチンでの使用にも向いています。ふきんでささっと拭き取りやすく、気兼ねなく使用できる1台です。テレビ自体も軽いので、お風呂以外の場所でも活躍してくれますよ。

GREEN HOUSE(グリーンハウス)『9型フルセグTV内蔵 防水ポータブルDVDプレーヤー(GH-PDV9HWT-WH)』
出典:Amazon
画面サイズ |
9V型 |
---|---|
連続使用可能時間 |
約4時間(DVD再生時) 、約2時間30分(TV視聴時) |
防水能力 |
IPX7相当 |
重さ |
1.25㎏ |
ワンセグ/フルセグ |
〇/〇 |
サイズ |
幅267x高さ190x奥行50mm |
スピーカー数 |
2chステレオ(1W×2) |
お手頃な商品をお探しの方はこちらがおすすめ
高画質なフルセグ、電波の弱い場所でも受信しやすいワンセグの両方を搭載したモデル。電波状況に合わせて自動で切り替えてくれますので、ふだんはフルセグ、悪天候で受信環境がよくないときはワンセグと、幅広く使用できます。風呂場が奥まっている場合には、ワンセグの方が通じる場合が多いですよ。
10インチ以上のディスプレイを使用した商品が多いですが、こちらは9インチとひとまわりコンパクトな本体サイズ。近距離で使用する分には問題ありませんので、それほど気にならなりません。大画面で楽しみたい方には少し物足りないかもしれませんが、価格は魅力的ですので、コスパで選ぶならおすすめできる1台ですよ。

Panasonic(パナソニック)『プライベート・ビエラ 防水モデル(UN-15TD9)』
出典:Amazon
画面サイズ |
15V型 |
---|---|
連続使用可能時間 |
約3時間 |
防水能力 |
IPX6/7相当 |
重さ |
1.5㎏ |
ワンセグ/フルセグ |
‐/〇 |
サイズ |
幅382×高さ253×奥行36.1mm |
スピーカー数 |
800mW+800mW(8Ω) |
テレビを観ながら裏番組録画もできるモデル
外出中に放送されていた番組も観たいという方は、チューナーにハードディスクを搭載した本製品がぴったり。帰りが遅いという方も、外出中に放送された映画や歌番組などを観られます。録画予約はテレビ画面でタッチすればかんたんにおこなえますので、はじめて使う方でも戸惑いは少ないはず。
テレビを観ているときにもう1つ観たい番組がある場合も、チューナーをWで搭載していて、裏番組録画にも対応。CMの合間にチャンネルを変えなくても、あとで余裕をもって観られますよ。テレビをつけていないときは2番組まで録画できますので、ドラマをよく見るといった方や、兼用したい場合にもおすすめです。

YAZAWA(ヤザワコーポレーション)『2.3インチ防水ワンセグテレビホワイト(TV05WH)』
出典:Amazon
画面サイズ |
2.3V型 |
---|---|
連続使用可能時間 |
約3時間 |
防水能力 |
IPX6 |
重さ |
1kg |
ワンセグ/フルセグ |
〇/‐ |
サイズ |
幅116×高さ60×奥行14mm |
スピーカー数 |
口径30mm 1W 8Ω |
一覧表で「浴室用・防水テレビ」のおすすめ商品を比較する
通販サイトの浴室用防水テレビランキングを参考にする
Amazon、Yahoo!ショッピングでの浴室用防水テレビの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
防水テレビをお探しの方はこちらをチェック!
プロの家電販売員・たろっささんに聞く、お風呂やキッチンなどの水回りで便利に使える「防水テレビ」の選び方とおすすめ製品を紹介します。ひと口に防水テレビといっても種類は豊富。ぜひ本記事を参考に、製品を選んでみてください。
充電は水気をしっかり拭き取ってからおこないましょう 家電コンシェルジュの「ここがポイント」!
防水テレビであっても、家電製品ということを忘れてはいけません。防水パッキンやボタンに付着した水は、一応取り除いておくとよいでしょう。
そして、充電時には完全に乾いた状態でないと充電してはいけません。機器故障だけでなく、感電のリスクもあるため、乾いているのを確認するだけでなく、使用後に半日程度おいて充電する方が安全ですよ。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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カルチャー誌や家電誌、モノ系雑誌にてライター・リサーチャーとして活躍。 大ヒットとなった家電のプロモーションや、ガジェット探しなど、仕事内容は多岐にわたる。 一般的な家電から、ちょっとマニアックなものまで「イイモノはとにかく買って試す!」がモットー。 現在子育て中で、キッズガジェットや知育玩具、花火などレジャーグッズは子どもと一緒に愉しんでレビューしています。