静音マウスの魅力とは いつでもどこでも使える!
夜中、会議中や図書館など静かな環境で作業していると、気になるのがマウスのクリック音。カチカチというクリック音は、意外と耳ざわりなものです。そこで用意したいのが、周囲の人を気にすることなく作業できる静音マウスです。
人間工学にもとづいて設計された疲れにくいデザインや、ミニマルなデザインなどさまざまな種類から選べます。場所や時間を選ばずに作業できる静音マウスをぜひ検討してみてください。
静音マウスのメリット
静音マウスののメリットはクリック音が鳴らないことで、クリック音によって集中力がそがれる方におすすめです。また、静かなオフィスや図書館など周囲の人に迷惑をかけてしまうなどの心配もいりません。
静音性が高いものであれば、深夜帯に作業しても家族の睡眠の妨げにもなりませんよ。
静音マウスのデメリット
通常のマウスでの作業に慣れている場合、心地よいクリック感を感じられないことが気になったり、違和感を感じる可能性があります。
クリックした感覚が少ないので、誤作動に繋がったり必要以上に力を入れてしまい本体の消費に繋がったりするかもしれません。
静音マウスの選び方 静かな環境で作業する人向け
静音マウスを選ぶときのポイントをご紹介します。
【1】静音性は口コミなどから情報収集して確認
音の大きさはデシベル(db)で示します。静音マウスは、30dB以下の商品を選ぶといいでしょう。30dBとは、「ささやき声」ほどの音で、20dBになるとほとんど聞こえなません。この20dbに迫る商品も実際に出回っています。
でも、静音マウスのデシベル(db)表示をしていないことも。そのような場合は、静音性を確かめられる動画を公開しているメーカーもあるので、チェックしてみてください。
【2】クリック感で選ぶ
静音性も大切ですが、実際に作業しているとクリックをした、というクリック感がないと物足りないことがあります。作業効率を落とさないためにも、「クリック圧」を残しました静音性を達成したモデルを選ぶことが大切です。
クリック感が弱いと使いにくいことがあるので、クリック圧についても配慮している商品をチェックするといいでしょう。
【3】接続方法で選ぶ
マウスは、有線タイプと無線タイプの2種類あります。
接続するだけで使える!追従性の高い有線タイプ
有線タイプを使うメリットは3つあります。有線マウスはケーブル接続のため、信号がしっかり伝わり追従性が高いのが特徴です。さらに、ペアリングという面倒な設定が必要なく、パソコンに接続するだけなので、購入したらすぐに使えます。
さらにバッテリー切れの心配がないのも大きなメリットでしょう。充電や乾電池の寿命を気にかけずに使い続けられます。
持ち運ぶならワイヤレスが便利。充電式や電池式も
マウスとパソコンを接続する方法には、Bluetooth接続する方法と、専用のレシーバーを使う方法があります。
Bluetooth接続:ペアリングの設定をするだけで手軽に使える点がメリットですが、ほかの接続タイプに比べて電池の消耗がやや早い傾向があります。
レシーバーを使う接続:マウスに付属しているレシーバーをパソコンのUSBポートに差し込んで使います。Bluetoothタイプでときどき発生する、ペアリングエラーで接続できないといったトラブルなく使える点がメリットですが、ポート数の少ないパソコンを使っている場合には、つねにポートがひとつふさがってしまう点がやや不便かもしれません。
また、そのほかに有線で接続するタイプもあります。
【4】マウスの形状で選ぶ
マウスの形状は、仕事や作業の効率にも関わってくるので重要です。使用頻度と合わせてチェックしてみましょう。
一般的で種類豊富な「スタンダードタイプ」
スタンダードタイプのマウスは、よくあるベーシックな形状でバリエーションが豊富です。シンプルな機能だけが揃っているものであればリーズナブルな価格で購入することもできるので、マウスを使う頻度が少ない方やどれを買うか迷った場合には、まずはスタンダードタイプのマウスを試してみるのもおすすめです。
長時間作業には人間工学にもとづいた「エルゴノミクスデザイン」
マウスを使用して長時間作業すると、腱鞘炎や手に疲れを感じることがあります。そういう人にぜひ検討してほしいのが、疲れにくいエルゴノミクスデザインです。人間工学にもとづいたデザインは、フィット感や使い心地がよく疲労感を軽減してくれます。
携帯性の高いコンパクトなマウスは、フィット感や使い心地は大きめのマウスよりいまひとつです。オフィスやテレワーク用なら、フィット感を優先して大きめを選ぶといいでしょう。
スペースに困らない「トラックボール」も
トラックボールがついているタイプのマウスは、スペースを使わないでマウス操作ができるので、狭い場所での作業でも問題ありません。マウス自体を動かさなくてもカーソルを移動できるので、長時間の作業にも便利です。腕を動かさずに作業したい方や、スペースを取りたくない方は、トラックボールの付いたマウスがおすすめですよ。
【5】センサーのタイプで選ぶ
マウスに搭載されているセンサーには、いくつかのタイプがあります。
現在主流となっているのが、青色LEDを使った「Blue LED」、赤色LEDを使った「光学式」です。Blue LEDは、読み取り精度が高く、光沢のある場所でも操作できるので場所を選ばずに使える点がメリット。
光学式マウスは、お求めやすい価格の反面、光沢面や白いテーブルの上では操作できないことが難点です。またそのほかに、レーザー光を使用する「レーザー式」や赤外線LEDを使用する「IR LED」などのタイプもあり、多くの商品が販売されています。
【6】サイドボタンがあると便利
マウスには、通常のクリック・右クリックボタンのほかに、サイドボタンが搭載されているものがあります。
サイドボタンでは、ブラウザの「戻る」「進む」の操作ができるほか、コピー、ペーストなどの操作を割り当てることが可能な機種も。そのため、よく使う機能を割り当てておけば、パソコン操作を効率化できます。
逆に、シンプルな操作のみ行なえればOKという場合には、サイドボタンのない「3ボタン」タイプを選んでもよいでしょう。
人気の主要メーカーをチェック! 耐久性抜群!
静音マウスを選ぶ基準として、メーカーで判断するのも1つの方法です。様々なメーカーが存在しますが、それぞれ特性や特徴があるので、自分のニーズに合ったメーカーの中から選んでみるのもいいでしょう。
ロジクール(Logicool)
パソコン周辺機器の製品では世界的に知名度を得ている「ロジクール」は、革新的な技術を使った製品が多いです。ロジクールの販売した静音マウスは、世界で初めてイギリスの騒音防止団体から認定されたほど、静かな操作を実現したものなのです。
エレコム(ELECOM)
大阪に本社がある「エレコム」は、パソコン周辺関連の商品で幅広い製品を展開しています。静音マウスのなかでも、省電力タイプやデザイン性の高いものなど、いろんな種類が販売されています。見た目にこだわりたい方にもおすすめです。
バッファロー(BUFFALO)
低価格な商品がそろっている「バッファロー」は、ストレージ製品を中心に販売しているパソコン周辺機器のメーカーです。価格を安く静音マウスを手に入れたい方におすすめのメーカーです。機能性は優れているので、使用感に関しても問題ありません。
静音マウスおすすめ4選【Bluetooth・レシーバー接続タイプ】 持ち運び可も!

静音マウスおすすめ3選【Bluetooth接続タイプ】 専用ケース付も!

静音マウスおすすめ5選【レシーバー接続タイプ】 ボタンの機能割り当てができる

ELECOM (エレコム)『5ボタン無線静音マウス(M-FBL01DBXSRD)』
カスタマイズ可能!サイレントスイッチ採用ボタン
ホイールボタンと左右ボタン、「進む」「戻る」を含む5つのサイレントスイッチ採用ボタンで、押し心地はしっかり感じつつもクリック音を気にせず使える静音マウスです。シンプルなデザインとミディアムサイズが、手にしっくり馴染みます。本体の側面のサイドグリップは上質なレザー調で、手が滑りにくく作業の効率がアップ。
無料の専用ソフト「エレコム マウスアシスタント」をダウンロードすると、ボタンの割り当てをユーザーの好みの機能で設定できます。レシーバーは1円玉サイズ、ノートパソコンに挿したまま持ち運んでも気になりません。マウス本体に収納できるので失くす心配がないのも嬉しいですね。

静音マウスおすすめ3選【有線タイプ】 両利きに対応も!
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 静音マウスの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの静音マウスの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
静音マウスに関連する記事のご紹介
お気に入りのマウスを見つけて集中力をアップさせよう
マウスボタンのクリック音は静かな場所だと意外と気になってしまうものです。そんな悩みを解消してくれるのが静音マウスで、集中力を発揮したい時や静かなオフィスや図書館などでも気にせず作業したいときに活躍してくれます。いろんな種類やデザインがあるので、上記の選び方に着目してあなたにぴったりのマウスを見つけましょう。お気に入りのマウスが見つかれば、どんな場所やどんなシーンでも集中して作業することができますよ!
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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