マフィン型の選び方 使い捨てタイプやくっつかないものも!
マフィン型の選び方を見ていきましょう。ポイントは下記のとおり。
【1】素材
【2】タイプ
【3】サイズ
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】シリコンや紙など素材で選ぶ
マフィン型の材質は、シリコン製、紙製のほか、アルミ、ステンレス、ブリキなどよく焼ける金属製の型があります。
シリコン製|取り出しやすくお手入れもかんたん
シリコン製は型に油をぬる手間が省けるので、そのまま生地を入れて焼くことができ、時短やカロリーダウンにもなります。そのうえお手入れもかんたんで取り出しやすく、収納もかさばらず、何よりも軽いというメリットがあります。
アルミ・ステンレス・ブリキ製|熱伝導が高く本格派におすすめ
アルミやステンレス製の型はプリンカップとしても使用することもでき、100円ショップなどでリーズナブルに購入できるのもうれしいポイントです。
ブリキ製の型は、シリコンや紙のタイプよりも熱伝導がよいため、ムラなくきれいな焼き色がつき、ふっくらとしたおいしそうなマフィンを作ることができます。しかし、サビやすくお手入れが難しいというデメリットもあります。
フッ素加工が施されているものなら、お手入れがかんたん。生地がくっつかないので、取り出しやすいというメリットもあるのでおすすめです。
紙製|デザインが豊富! 焼いたらそのままプレゼントに
紙でできたマフィン型は、焼きあがりをそのまま包装してプレゼントできる手軽さが魅力! かわいいデザインも多く選ぶのも楽しいですよ。手軽に使えるのでお菓子作り初心者にもおすすめです。
【2】プレートタイプかカップタイプかで選ぶ
マフィン型には、一度に複数個作れるプレートタイプとひとつひとつ作れるカップタイプがあります。
たくさん作るなら「プレートタイプ」
よくマフィンやお菓子を作る方なら、一気に流して焼くことができ、出し入れもかんたんなプレートタイプがおすすめ。一度に焼ける個数は6個、9個、12個などがあり、マフィンだけでなくチーズケーキやパン、キッシュなども焼けます。ひとつ持っているとなにかと便利です。
少ない数でも手軽に作れる「カップタイプ」
「マフィンを作るのははじめてで、頻繁(ひんぱん)に作るかどうかわからない」という方には、ひとつひとつ作れるカップタイプがおすすめ。シリコン製のカップや紙製の使い捨てタイプが便利です。
【3】マフィン型のサイズをチェック
マフィン型にはさまざまな大きさがあり、バリエーションが豊富ですので、購入する際はまず大きさを決めましょう。
一度にたくさん焼けるトレータイプの金属製の型の場合は、あらかじめご自宅のオーブンに入るかどうかをチェック。海外製の型は大きめにできていますので、オーブンの庫内に入らない場合があり、注意が必要です。
一方、ひとつずつ焼けるカップタイプにも、大中小のサイズがあり、サイズごとに焼き時間も変わってきます。カップが大きいと、焼き時間も長くなり失敗しやすいといえます。マフィン型をはじめて使用する場合は、上部の直径が6〜7cmくらいのサイズから選ぶとよいでしょう。
マフィン型のおすすめ8選
ここからは、マフィン型のおすすめ商品を紹介していきます!
▼使い捨てカップ(紙・アルミ製)
編集部の【ここが推し!】
海外のカラフルでかわいいお菓子が好きな人にはたまらない、WILTONのマフィンカップ。子どもたちや友人が集まるパーティーに、沢山作って持っていきたくなりますね♪ バタークリームでデコレーションすれば、海外っぽくてかわいいカップケーキが出来上がりますよ!
海外のデザインに気分も上がる♪
ベージュ、ホワイト、ブラウンの落ち着いた3色セット。無地のカップは、カラフルにデコレーションしたマフィンに、柄付きはプレーンなマフィンにピッタリです!
もちろん、生地を入れてオーブンでそのまま焼けますよ。ミニカップケーキやマドレーヌなど、マフィン以外のお菓子にも使ってみてください♪
編集部の【ここが推し!】
かわいい柄もいいけれど、シンプルで高級感のあるデザインだと、マフィンがより美味しそうに見えると思いませんか? こちらは、ちょっとしたプレゼントや手土産用のマフィンカップを探している方には、とってもおすすめの商品です♪ カップのひだを開くとお皿状になって食べやすいのもポイント!
プレゼントにおすすめ! 大人っぽいデザイン
使い捨てタイプの紙製マフィン型です。素材は食品グレードの紙を使用しており、安心して使えます。生地を入れて焼き上げると、シンプルなカラーにゴールドのラインがアクセントになってとってもおしゃれ!
ヒダがついた倒れにくい形状で、生地を流し込みやすくなっています。容量は100枚入りなので、コストパフォーマンスも良好! バラマキおやつを作りたいという方にもピッタリです。

エレガントなアルミ製の自立式ベーキングカップ
紙型のほかに、この商品のようなアルミ製の使い捨てカップもあります。自立式でそのまま焼ける強度があり、アルミの内側には紙が敷いてあるので取り出しやすく、食べるときも手を汚さず持ちやすいのが特徴。
ゴールドカラーで華やかさを演出してくれるので、持ち寄りパーティなどにとくにおすすめです。お誕生日やクリスマスなどの記念日を盛り上げてくれる、ゴージャスでエレガントなマフィンが焼けますよ。
また、シルバーやブラックといったほかの色もありますので、ぜひお好みの色を選んでみてください。
▼シリコン製

生地がくっつきにくいシリコン製は多用途で便利
やわらかさが特徴のシリコン製は、折り曲げたりたたんだりと、かんたんに扱うことができます。また、マフィンを焼いたときに、かんたんに剥がすことができ、取り出しやすいのも特徴です。耐熱温度は210度、耐冷温度は-40度なので、電子レンジや冷凍庫での使用もできます。お弁当の仕切りや調味料の器にしてもよく、キッチンにあるとなにかと使いやすい商品です。
庫内が小さいオーブンや、丸型のターンテーブルのオーブンをお持ちの方のなかには、四角いプレートの型が入らない場合がありますが、そんなとき、シリコン製は単品で配置できるのでおすすめ。庫内が小さいオーブンをお持ちの方も、置き場所を選んで配置すれば、上手に焼き上げることが可能です。
金属とはちがい、サビる心配もなく安心。軽くて重ねることができ、お手入れもかんたんなのがおすすめのポイントです。
1つのマフィントレイで12個一気に作れる
27.8×19cmの大型マフィントレイです。
素材はBPAフリーの食品グレードのシリコンです。ヒビが割れたり、異臭がしたりする心配がありません。オーブンや電子レンジはもちろん、食器洗い機や冷蔵庫でも使用可能です。
カラーチップをふりかけたようなポップなデザインです。見た目も華やかで、調理中も楽しくなりそうです。
▼金属製

使いやすくコストパフォーマンスがよい定番サイズ
マフィンを一度に6個焼けるプレートタイプの金属型。材質は鉄製で、熱のあたりもよくきれいに焼け、ハイクリーンコート仕上げで生地もこびりつかないので使用後のお手入れがかんたんです。
型にバターを塗って、直接生地を入れてもきれいに焼けますが、型に合わせた9号のグラシン紙を入れて焼くのをおすすめします。生地は8分目くらいまで流すとちょうどよくきれいに焼け、日本でよく見かける標準的なサイズのマフィンが焼けますよ。

かわいいミニマフィンが一度に12個焼ける
底面の直径32×高さ20mmの、プチサイズのマフィンが一度に12個焼ける型です。ケーキデコレーションでトップクラスのシェアを誇る、アメリカのウィルトン社の商品。材質は丈夫なスチールで焦げつきにくく、食洗機で洗うこともできます。
プチサイズのマフィンは、小腹がすいたときのおやつにぴったりで、お子さまのおやつにもちょうどよい大きさです。おつまみ用に、チーズやベーコン入りの塩味のマフィンを作るのもいいですね。
なかに敷く、ミニマフィン用ベーキングカップはカラフルなものが多いので、合わせて使うとかわいいマフィンが焼け、ホームパーティにぴったりです。
人気ブランドのマフィン型
お菓子作りツールを多く展開する人気ブランド、cotta(コッタ)のマフィン型です。勾配のないストレートマフィン型で、生地が垂直にあがることできのこのようなシルエットのマフィンができあがります。
また、カップとカップの間がしっかりあいているので、膨らんだ後も隣どうしがくっつきにくいのも特徴。イングリッシュマフィンを作ることもできますよ。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする マフィン型の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのマフィン型の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
マフィン型に関するQ&A
マフィン型について、よくある質問をチェックしてみましょう!
マフィン型の活用方法は?
マフィン型は、マフィンを焼く以外にも、さまざまな使い方があります。
たとえば、マフィン型に生地を入れて焼くだけで、ミニサイズがかわいいガトーショコラやベイクドチーズケーキ、スイートポテトもできます。
ほかにも、パン生地と具を詰めて焼き上げれば、ミニサイズのおかずパンに。パイシートを敷いて生地を流し入れれば、おかずやパーティーにぴったりなミニキッシュも作れます。
おかずからスイーツまで、アイデア次第でいろいろなメニューを楽しむことができますね。
マフィン型が無いときの代用方法は?
ネットでマフィン型を買っても、届くまでに時間がかかってしまいますよね。「今すぐ使いたいのに!」という方向けに、マフィン型の代用方法をご紹介します。
例えば、お弁当用のアルミカップを使う、ココット皿で代用するなど、もともとマフィン型に近い形をしているものを使う方法があります。また、クッキングシートを折って型をつくるという方法も、マフィンづくりの練習用としては便利ですね。
ちなみに、牛乳パックや紙コップを使ってオーブンに入れるのは発火などの危険性があるため避けましょう。
お菓子研究家からのアドバイス
手作りお菓子として人気のマフィン。マフィンを焼く型にはいろいろあり、用途に合わせて数種類をそろえたくなるアイテムです。
マフィン型はケーキやパンを焼くのにも使えますし、シリコン製のものならほかの料理に活躍させることも可能。
マフィン型の代用としては手持ちのプリンカップやココットも役立ちますが、よりきれいな焼き色や形を追求すると、やはり専用型がほしくなりますよね。
今や、紙の型もバリエーションが豊富なので、ぜひお気に入りを見つけてたくさんかわいいマフィンを作ってくださいね。
おすすめラッピンググッズ
ランチのおやつやバレンタインのプレゼントに、マフィンをかわいくおしゃれにラッピングしませんか? 通販で買えるおすすめのラッピンググッズをご紹介します。ボックスや袋でラッピングすれば、お店で買うようなおしゃれな見た目になりますよ。
バレンタインのラッピングならコレ!
バレンタインの友チョコやバラマキ用にたくさんマフィンを作るなら、いつもよりちょっとかわいくラッピングしませんか?
マチ付きのOPP袋にマフィンを入れたら、付属のタグをつけて口を閉じるだけ。たったひと手間で、人とは違うおしゃれなラッピングができます。
「マフィン型」のおすすめ商品の比較一覧表
あわせて使いたいお菓子作りツールをご紹介!
使いやすいマフィン型でお菓子作りを楽しく
この記事では、マフィン型の選び方とおすすめ商品をご紹介しました。味のバリエーションも多く、比較的簡単に作れるマフィンは、手軽に挑戦できるお菓子のひとつ。
お子さまとのおやつや、彼氏・友達へのプレゼントに、かわいくて使いやすいマフィンカップで素敵なマフィンを作りましょう♪
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
結婚後かねてから大好きだったお菓子・パンの研究をスタート。 専門書を片手にお菓子を作り続け、パティシエの講習会にも参加し、独自のレシピを開発。1998年よりお菓子・パン・料理教室を主宰。 スィーツファンを集めて都内の有名パティスリー巡りやフランスへのスィーツツアーを定期的に開催する一方で、毎年フランスで研修を重ね、リッツエスコフィエやベルエコンセイユで本格的に学ぶ。 現地のパティシエやマダムからの取材をもとにプロのテクニックと家庭菓子への造詣を深める。著書多数。